西穂高西尾根(敗退)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,600m
- 下り
- 1,591m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:45
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:30
天候 | 11日曇り 12日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪自体の量はそれほどでもないが、締まり方は不十分。稜線上はブレーカブルククラスト。 第一岩峰の巻は積雪状況により危険。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
バイル
ストック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ナイフ
カメラ
シェラフ
マットヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
コッヘル
ファーストエイドキット
ポール
テント
テントマット
|
感想
「八ヶ岳の西壁は飽きた。行くなら北アルプスだ。」
最初の計画では、八ヶ岳でクライミングなんか楽しもうと思っていたのだが、当日の天気が予想外に良いので、つい色気が出て、西穂高西尾根、2日でやっつけてやろうと思った。幸いKENは八ヶ岳と穂高の違いもよくわからないようなので強引に方向転換したのだった。
予想通り新穂高に雪はほとんどなく、穂高平から適当に取り付いた。1940mピークまでは笹の上に雪が中途半端に乗っかっていて、下の笹で滑るので早々にアイゼンを着けた。笹を掴み、かき分けながら登る。
1940mから斜度は緩むが、雪は次第に増えてくる。わかんを着けるには微妙な感じ、最後のほうは常時ふとももまで埋まり、へとへとになって2034mのコルに着いた。14:45。まだ早いので第一岩峰までトレースを付けに行った。雪は結構ふかふか、明日が思いやられる。その晩は非常に寒く、シングルウォールを選んだのを後悔した。
第一岩峰までとりあえずラッセル。左右のルートが取れるが、小鍋谷側が意外にしまっていたのでそちらを選んだ。
広い斜面は、最初はそこそこ締まっていたが、やがて雪に潜るようになり、結局本気のラッセルをひたすら繰り返す展開になった。
やっとのことで第一岩峰のコルについてさあこれからと足を踏み出すと、モナカ雪のラッセルが待っていた。心が折れそうになりながら何とかジャンクションピークに着いたのは9時20分。テン場を出てから3時間20分立っていた。このペースではロープウェイの最終に間に合わなくなる恐れがある。この絶好の天気の中、引き返すのはとても辛い。頑張れば頂上に立てる。でも今日中に帰れなくなる。ダメだ。引き返そう。
あれから一日。ラッセルがどうとかモナカ雪がどうとか、結局のところ自分らが弱かっただけの事だという結論に達した。同じような状況でも登ってる奴らはいる訳で単純に彼らが俺らより強力だっただけのことだ。
行っていたら死んでいたと思います(*´∀`)♪
引き返すタイミングが絶妙でしたね
コメントありがとうございます。
サラリーマンなんで、下山が遅れるのはまずいんす。
でも登れる時にやっとかないとってのはありますね。
今回は悔いが残りました。
トレースまで付けに行ったのですね
嗚呼・・ワタクシさえパーティーに居れば。森田勝バリのラッセルを披露出来たものを
すみません、ウソです
そうか、俺にはまだ君という頼りになる相方がいたんだったな。
じゃあ今週末行くか?35%位は本気やぞ。
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