また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1026097
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

折原駅〜車山〜鉢形城〜寄居駅

2016年12月15日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:54
距離
5.9km
登り
156m
下り
181m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:46
休憩
0:08
合計
2:54
7:50
24
折原駅
8:14
8:21
99
10:00
10:01
43
10:44
天候 快晴。気温≒2℃〜7℃
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
【往路】HOME⇒(07:41)折原駅
【復路】寄居駅(11:04)⇒HOME
コース状況/
危険箇所等
◆トイレ並びに販売機◆
 JRの電車を下車した折原駅にはトイレ・水道・自販機は有りません。駅前に自販機が一台だけ有りましたが、駅周辺に売店や公衆トイレなどは一切有りません。史跡鉢形城手前の諏訪神社並びに鉢形城跡に公衆トイレが有ります。又、荒川に掛かる正喜橋を渡ると直ぐ右側にセブンイレブンが有ります。

◆コース概況◆
【折原駅〜車山登山口】
 駅を出て前の公道を北(右側)に進み、踏切の手前を左に曲がれば眼前に車山が見えます。そのまま進めば左側にソーラーパネル群を過ぎて直ぐの交差点に手書きの案内表示が有ります。

【車山登山口〜頂上】
 頂上の祠まできれいに切り払われた踏み跡があり、緩斜面にも関わらずに安全確保用のフィックス・ロープが、過剰なほどに張られており安心して頂上まで行けます。頂上に祠が有ったので地元の方が自分たちのために整備したのかも知れません。

【頂上〜東国寺分岐】
 主尾根上には明瞭な踏み跡があり迷う事は有りません。

【東国寺分岐〜東国寺】
 出来れば入り込まない方が良いと思います。最初は薄い踏み跡の滑りやすい斜面のトラバースが100mほど続き、直ぐに踏み跡が消滅して高さ2m以上の全く見通しが利かない、強烈な笹竹のヤブ漕ぎと成ります。写真のコメントにも書きましたが電子国土地理院地図の実線ルートは、東国寺南側から西北西方向に入る一本道だけだと思います。主尾根近くから描かれている実線ルートは有りませんでした。
 又、笹竹のヤブの中には電子国土地理院地図に表示されている溜池の東側にも、かなり大きな面積の人工的な泥湿地が有りました。私は笹竹のヤブ漕ぎに逆戻りして迂回して泥湿地を巻くのがイヤなので無理矢理に泥湿地を横断しましたが、足を置く場所によってはズブズブと深く沈み込んでしまいます。

【東国寺〜鉢形城〜寄居駅】
 鉢形城史跡内部以外は舗装道路です。
その他周辺情報 飲食店は寄居駅市街地内にチラホラ。ただしアルコール飲料を購入するだけなら寄居駅前には有りませんので、正喜橋北側のセブンイレブンで購入するのが良いと思います。
7時41分に折原駅に到着。無人駅だろうとは思っていたがトイレや水飲み場が無い!開けっ広げの4人位しか入らない待合所があるのみ。トイレがある事を祈る気持ちで駅に到着しただけに真っ青になった…
2016年12月15日 07:53撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
7
12/15 7:53
7時41分に折原駅に到着。無人駅だろうとは思っていたがトイレや水飲み場が無い!開けっ広げの4人位しか入らない待合所があるのみ。トイレがある事を祈る気持ちで駅に到着しただけに真っ青になった…
駅前に有った唯一の自販機と郵便ポスト
2016年12月15日 07:53撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
4
12/15 7:53
駅前に有った唯一の自販機と郵便ポスト
歩き始めて直ぐに現れた二十二夜の如意輪観音
2016年12月15日 07:54撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
5
12/15 7:54
歩き始めて直ぐに現れた二十二夜の如意輪観音
なかなか歴史がある石仏が多い
2016年12月15日 07:54撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
4
12/15 7:54
なかなか歴史がある石仏が多い
車山が目の前に現れた
2016年12月15日 07:55撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
5
12/15 7:55
車山が目の前に現れた
奉納と自然保護との関連がイマイチ…
2016年12月15日 07:57撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
12/15 7:57
奉納と自然保護との関連がイマイチ…
手書きの案内表示が登り口に導いてくれる
2016年12月15日 07:59撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
1
12/15 7:59
手書きの案内表示が登り口に導いてくれる
笹の落ち葉の絨毯道。ロマンチック(?)だが滑りやすい道。しかしこの後にここに生えている笹よりもはるかに背が高くて密集した笹に痛めつけられるとは…
2016年12月15日 08:01撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
12/15 8:01
笹の落ち葉の絨毯道。ロマンチック(?)だが滑りやすい道。しかしこの後にここに生えている笹よりもはるかに背が高くて密集した笹に痛めつけられるとは…
最近の東電巡視路の蹴込板と止杭はプラスチックなんだ?初めて見た!
2016年12月15日 08:03撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
3
12/15 8:03
最近の東電巡視路の蹴込板と止杭はプラスチックなんだ?初めて見た!
お約束
2016年12月15日 08:05撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
3
12/15 8:05
お約束
アッと言う間に車山頂上に到着
2016年12月15日 08:15撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
10
12/15 8:15
アッと言う間に車山頂上に到着
車山三等三角点。緯度(dms)36:05:51.1472。経度(dms)139:11:18.1469。標高226.83m。コードTR35439111501。
2016年12月15日 08:15撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
5
12/15 8:15
車山三等三角点。緯度(dms)36:05:51.1472。経度(dms)139:11:18.1469。標高226.83m。コードTR35439111501。
祠に登頂御礼の二礼二拍手一礼!
2016年12月15日 08:16撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
7
12/15 8:16
祠に登頂御礼の二礼二拍手一礼!
葉が落ちた枝越に望む寄居町市街地と鐘撞堂山
2016年12月15日 08:22撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
8
12/15 8:22
葉が落ちた枝越に望む寄居町市街地と鐘撞堂山
この案内表示を信じて東国寺へ進む
2016年12月15日 08:24撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
12/15 8:24
この案内表示を信じて東国寺へ進む
尾根筋は快適な踏み跡が続く
2016年12月15日 08:26撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
1
12/15 8:26
尾根筋は快適な踏み跡が続く
尾根の途中で一ヶ所だけ見晴らしが良かった場所から寄居を再度望む
2016年12月15日 08:29撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
12
12/15 8:29
尾根の途中で一ヶ所だけ見晴らしが良かった場所から寄居を再度望む
写真左奥の案内表示に従って東国寺へ向けて右斜面を下りるが…
2016年12月15日 08:33撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
1
12/15 8:33
写真左奥の案内表示に従って東国寺へ向けて右斜面を下りるが…
トンデモ無い斜面のヤブ漕ぎトラバースが100mほど続いたと思ったら、見通しが利かない密集した高さ2メートル以上の笹竹と蔦の混合ヤブ漕ぎが待っていた。それに電子国土地理院地図に記載されていた主尾根直下からの実線の道はヤブの中を探しても無かった。おそらく”以前は”実線の道だったのだろう…
2016年12月15日 08:49撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
6
12/15 8:49
トンデモ無い斜面のヤブ漕ぎトラバースが100mほど続いたと思ったら、見通しが利かない密集した高さ2メートル以上の笹竹と蔦の混合ヤブ漕ぎが待っていた。それに電子国土地理院地図に記載されていた主尾根直下からの実線の道はヤブの中を探しても無かった。おそらく”以前は”実線の道だったのだろう…
厳しく跳ね返る笹竹のヤブ漕ぎと泥湿地通過でわずか350メートル進むのに35分もかかって新品のgoroブーティエルが(OMG!)… この農道(?)に出て周囲に誰も居ない事を確認してから(当たり前だ!)、強風で寒い中上半身裸になってシャツの襟から入り込んだ大量の笹の葉っぱを払った。当然ながら顔面はキズだらけでカーキ色ズボンは真っ黒に(涙)
2016年12月15日 09:09撮影
18
12/15 9:09
厳しく跳ね返る笹竹のヤブ漕ぎと泥湿地通過でわずか350メートル進むのに35分もかかって新品のgoroブーティエルが(OMG!)… この農道(?)に出て周囲に誰も居ない事を確認してから(当たり前だ!)、強風で寒い中上半身裸になってシャツの襟から入り込んだ大量の笹の葉っぱを払った。当然ながら顔面はキズだらけでカーキ色ズボンは真っ黒に(涙)
東国寺後方100メートルを目標に進んだのに東国寺後方約150メートルも西側に出て来た。見通しが利かなかったとは云えこんな狭いエリアで実にナサケ無い…
2016年12月15日 09:18撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
2
12/15 9:18
東国寺後方100メートルを目標に進んだのに東国寺後方約150メートルも西側に出て来た。見通しが利かなかったとは云えこんな狭いエリアで実にナサケ無い…
鉢形城西端にある諏訪神社の石鳥居
2016年12月15日 09:52撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
2
12/15 9:52
鉢形城西端にある諏訪神社の石鳥居
同、社殿で”楽しかった”ヤブ漕ぎの御礼をさせて頂く
2016年12月15日 09:54撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
6
12/15 9:54
同、社殿で”楽しかった”ヤブ漕ぎの御礼をさせて頂く
鉢形城本丸址付近から望む寄居市街地と鐘撞堂山
2016年12月15日 10:05撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
5
12/15 10:05
鉢形城本丸址付近から望む寄居市街地と鐘撞堂山
同、鐘撞堂山頂上付近をズームアップ
2016年12月15日 10:06撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
7
12/15 10:06
同、鐘撞堂山頂上付近をズームアップ
同、荒川沿いに結構立派な昭和初期から中期にかけて造られた、当時の高級木造建築物が何軒か見えた
2016年12月15日 10:08撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
3
12/15 10:08
同、荒川沿いに結構立派な昭和初期から中期にかけて造られた、当時の高級木造建築物が何軒か見えた
同、奥武蔵フリークには御馴染み山腹のサイン
2016年12月15日 10:09撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
6
12/15 10:09
同、奥武蔵フリークには御馴染み山腹のサイン
同、霞んで日光連山ファミリーが見えた
2016年12月15日 10:12撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
10
12/15 10:12
同、霞んで日光連山ファミリーが見えた
鉢形城入口の名称碑。今日は低温と強風なので穏やかな天気の時にのんびりと見に来たい
2016年12月15日 10:18撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
3
12/15 10:18
鉢形城入口の名称碑。今日は低温と強風なので穏やかな天気の時にのんびりと見に来たい
今日のハイクはイロイロと反省が有ったので川越駅西口の日高屋で一人昼食(?)で総括
2016年12月15日 12:06撮影
20
12/15 12:06
今日のハイクはイロイロと反省が有ったので川越駅西口の日高屋で一人昼食(?)で総括

装備

個人装備
国土地理院地形図
1
寄居(H.25.2.1発行)
昭文社 山と高原地図
1
奥武蔵・秩父(2016)
シルバコンパス
1
Type-3
トレッキングポール
1
緊急シート
1
単眼鏡
1
カメラ
1
メモ帳
1
救急セット
1
健康保険証
1
ゴミ袋
1
飲料水
1
0.5L
ツールナイフ
1
ヘッドライト
1
予備電池
1
ショートスパッツ
1
GPS
1
携帯電話
1

感想

 寄居町の車山は一般的なハイキングコースでは無く、ガイドマップなどでも取り上げていないのでそれほど有名では無い。ここは寄居駅から南側に2kmほど離れた場所にあり、周囲を道路で囲まれた東西約1,500メートル、南北600メートルほどの実に小さな山塊である。しかし奥武蔵には珍しく頂上付近を含む東側半分は植林の針葉樹ではなく、自然の状態が残された落葉広葉樹林であった。頂上からは木々の葉が落ちた冬だったので思いのほか素晴らしい眺望を楽しめたし、超小粒ながらも実に味わいがある山だと感じた。【と、ココまでは真面目な感想】

 この山を知ったのは、登る前日の晩にパソコンで電子国土地理院地図を見ていたら、何気なく寄居町の車山が目に入ったので、マウスでズーム・インしてみたら尾根上に破線が有った。標高も低く小さい里山なので、何処か他の山と組み合わせて行くしか無いかと考えて、どうせなら20年以上も訪れていない鐘撞堂山と一緒に歩いてみようかと思い、前日深夜に決めて突然思い立った様に出向いてみた。

 しかしながら、あんな低山の里山で強烈な笹竹のヤブ漕ぎをさせられるとは全く思いもよらなかった。おかげさまで当日の気温の低さと冷たい北風の強さの中で、鉢形城まで来て本丸址付近から鐘撞堂山を眺めていたら、急激にココロの緊張が切れてしまい、継続してこのまま鐘撞堂山に行く気持ちがまったく失せてしまった。挙句には真っ昼間から川越駅西口の日高屋に逃避してしまいプハァ〜っと…(合掌)。

追記)、このレコをアップ後にサイト内を見たら、結構車山に登られている山レコさんが居たことに驚いた。それに皆様のレコを事前に学習して調べていれば、要らぬヤブ漕ぎなんかしなくても良かった。おそるべし山レコ!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2407人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら