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Yamareco

記録ID: 1027282
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ハイキング
甲信越

【茅ヶ岳冬の陣・西茅作戦】茅ヶ岳〜金ヶ岳(女岩コース〜明野コース〜大明神コース〜尾根コース)【丙40.5】

2016年12月17日(土) [日帰り]
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GPS
06:02
距離
16.2km
登り
1,731m
下り
1,730m

コースタイム

日帰り
山行
5:17
休憩
0:45
合計
6:02
8:25
17
8:42
8:42
12
林道
8:54
8:55
13
水場
9:08
9:08
24
9:41
9:48
11
9:59
10:01
16
10:17
10:17
2
10:19
10:19
6
10:25
10:31
50
11:21
11:22
31
11:53
11:59
65
13:04
13:04
5
尾根道/千本桜分岐
13:09
13:29
4
13:33
13:33
40
尾根道/千本桜分岐
14:13
14:14
13
林道
14:27
深田公園
天候 基本晴れだが、南ア、八ケ岳、金峰山には分厚い雲がかかる。後に茅ヶ岳にも。
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
深田公園駐車場
コース状況/
危険箇所等
女岩まで:岩がゴロゴロしているが比較的歩きやすい。
女岩から:岩と落葉の急登
明野コース:金ヶ岳山頂から300mの間は足場悪い。日が昇って地面がぬかるみ始めさらに状況が悪化。
大明神コース:前半にかなりの傾斜の急登がある。下りで使わない方が良い。明野コースと同様、小まめなアップダウンあり。
尾根道コース:気温はそんなに高くないはずなのだが、あちこちぬかるんでおり滑る。乾いている所でお手つき1回。
韮崎駅前から冠雪の南ア前衛を望む。
2016年12月17日 07:57撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 7:57
韮崎駅前から冠雪の南ア前衛を望む。
既に10台以上の車が駐車し、登山準備の人で賑やかな深田公園を出発。
2016年12月17日 08:23撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 8:23
既に10台以上の車が駐車し、登山準備の人で賑やかな深田公園を出発。
やや広めの、石がごろつく道を緩やかに登る。
2016年12月17日 08:29撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 8:29
やや広めの、石がごろつく道を緩やかに登る。
林道を越えると、ころがる岩が大きくなってきた。
2016年12月17日 08:46撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 8:46
林道を越えると、ころがる岩が大きくなってきた。
女岩下の水場は立入禁止。少し手前に別の水場がある。
2016年12月17日 08:54撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 8:54
女岩下の水場は立入禁止。少し手前に別の水場がある。
立入禁止のロープが張られた女岩手前から右に転回して岩場の急登に移る。
2016年12月17日 09:08撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:08
立入禁止のロープが張られた女岩手前から右に転回して岩場の急登に移る。
上から女岩を覗うと、水の流れる音がする。
2016年12月17日 09:10撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:10
上から女岩を覗うと、水の流れる音がする。
日の射し込む所まで登ってきた。
2016年12月17日 09:14撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:14
日の射し込む所まで登ってきた。
落葉が膝下まで積もって歩きにくい。
2016年12月17日 09:21撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:21
落葉が膝下まで積もって歩きにくい。
明るい稜線に乗る。
2016年12月17日 09:29撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:29
明るい稜線に乗る。
深田久弥先生終焉の地
2016年12月17日 09:32撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:32
深田久弥先生終焉の地
その奥には金峰山と、
2016年12月17日 09:32撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:32
その奥には金峰山と、
奥千丈〜国師ヶ岳等の山々。手前は曲岳。
2016年12月17日 09:33撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:33
奥千丈〜国師ヶ岳等の山々。手前は曲岳。
山頂直前の岩上り
2016年12月17日 09:37撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:37
山頂直前の岩上り
車も結構止まっていたし、何人か山頂にいるだろう・・・ってあれ?誰もいない。
2016年12月17日 09:41撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:41
車も結構止まっていたし、何人か山頂にいるだろう・・・ってあれ?誰もいない。
茅ヶ岳山頂到着。背景は金ヶ岳南北峰と八ケ岳。
2016年12月17日 09:42撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/17 9:42
茅ヶ岳山頂到着。背景は金ヶ岳南北峰と八ケ岳。
南アルプスは分厚い雲に覆われている。
2016年12月17日 09:42撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/17 9:42
南アルプスは分厚い雲に覆われている。
八ケ岳方面も雲。
2016年12月17日 09:42撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:42
八ケ岳方面も雲。
富士山方面は快晴。
2016年12月17日 09:43撮影 by  XQ2, FUJIFILM
2
12/17 9:43
富士山方面は快晴。
富士山の北側、御坂山地と大菩薩といったところか。
2016年12月17日 09:44撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:44
富士山の北側、御坂山地と大菩薩といったところか。
山頂からのパノラマ
2016年12月17日 09:45撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:45
山頂からのパノラマ
浅間山方面
2016年12月17日 09:46撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:46
浅間山方面
金峰山を中心とする奥秩父山塊
2016年12月17日 09:46撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:46
金峰山を中心とする奥秩父山塊
瑞牆山と左奥に小川山
2016年12月17日 09:46撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:46
瑞牆山と左奥に小川山
国師ヶ岳の辺り。来年再訪したい所の一つ。
2016年12月17日 09:47撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:47
国師ヶ岳の辺り。来年再訪したい所の一つ。
茅ヶ岳北面は風の通り道らしく、俄然、風の勢いが増す。
2016年12月17日 09:49撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:49
茅ヶ岳北面は風の通り道らしく、俄然、風の勢いが増す。
稜線上、奇岩怪石が連続する。
2016年12月17日 09:59撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:59
稜線上、奇岩怪石が連続する。
石門を潜る。
2016年12月17日 09:59撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 9:59
石門を潜る。
オーバーハング気味ながらも登れそうな気がするが、凍っているし、落ちたら死にそうだからやめておこう。
2016年12月17日 10:01撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:01
オーバーハング気味ながらも登れそうな気がするが、凍っているし、落ちたら死にそうだからやめておこう。
地面から突き出る太い霜柱
2016年12月17日 10:03撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:03
地面から突き出る太い霜柱
ここの岩なら上に昇れる。
2016年12月17日 10:05撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:05
ここの岩なら上に昇れる。
岩上から茅ヶ岳と富士山
2016年12月17日 10:05撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:05
岩上から茅ヶ岳と富士山
韮崎の街の向こう側は櫛形山等だろう。
2016年12月17日 10:07撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:07
韮崎の街の向こう側は櫛形山等だろう。
いよいよ金ヶ岳へ。
2016年12月17日 10:07撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:07
いよいよ金ヶ岳へ。
ここを上りきれば山頂か、
2016年12月17日 10:15撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:15
ここを上りきれば山頂か、
と思ったが、観音峠への分岐だった。
2016年12月17日 10:17撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:17
と思ったが、観音峠への分岐だった。
また下る。この直前に南峰を通過。
2016年12月17日 10:20撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:20
また下る。この直前に南峰を通過。
金ヶ岳山頂(北峰)到着。
2016年12月17日 10:25撮影 by  XQ2, FUJIFILM
2
12/17 10:25
金ヶ岳山頂(北峰)到着。
金ヶ岳から富士山
2016年12月17日 10:25撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/17 10:25
金ヶ岳から富士山
南ア方面は相変わらず。
2016年12月17日 10:26撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:26
南ア方面は相変わらず。
早くも地面が緩み始めている。
2016年12月17日 10:26撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:26
早くも地面が緩み始めている。
富士山と茅ヶ岳
2016年12月17日 10:29撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:29
富士山と茅ヶ岳
毛無山。盆地には薄っすらと靄が残る。
2016年12月17日 10:31撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:31
毛無山。盆地には薄っすらと靄が残る。
明野へは痩せた尾根を下る。
2016年12月17日 10:35撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:35
明野へは痩せた尾根を下る。
痩せた尾根上には大きな岩が鎮座。
2016年12月17日 10:35撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:35
痩せた尾根上には大きな岩が鎮座。
金ヶ岳を振り返る。
2016年12月17日 10:39撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:39
金ヶ岳を振り返る。
金ヶ岳から300m地点は要注意。足がかりとすべき所がぬかるんで滑る。
2016年12月17日 10:40撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/17 10:40
金ヶ岳から300m地点は要注意。足がかりとすべき所がぬかるんで滑る。
要注意箇所だが、展望は頗る良い。
2016年12月17日 10:42撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 10:42
要注意箇所だが、展望は頗る良い。
危険箇所を過ぎて歩きやすくなる。
2016年12月17日 10:55撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/17 10:55
危険箇所を過ぎて歩きやすくなる。
明野に下山。
2016年12月17日 11:21撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 11:21
明野に下山。
暫くは林道歩き。こちらにも雲が迫ってきたようだ。大丈夫かしら。
2016年12月17日 11:24撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 11:24
暫くは林道歩き。こちらにも雲が迫ってきたようだ。大丈夫かしら。
南ア方面は若干雲が晴れたような・・・。
2016年12月17日 11:38撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 11:38
南ア方面は若干雲が晴れたような・・・。
大明神から茅ヶ岳へ上り返す。
2016年12月17日 11:39撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 11:39
大明神から茅ヶ岳へ上り返す。
日の当たる所はぬかるむが、日陰には乳白色の氷。
2016年12月17日 11:42撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 11:42
日の当たる所はぬかるむが、日陰には乳白色の氷。
暫くはダートの道を歩く。
2016年12月17日 11:51撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 11:51
暫くはダートの道を歩く。
だだっ広い所に出た。ここが千本桜か。
2016年12月17日 11:55撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 11:55
だだっ広い所に出た。ここが千本桜か。
展望台があったが、崩壊しており、こちらも立入禁止。
2016年12月17日 11:58撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 11:58
展望台があったが、崩壊しており、こちらも立入禁止。
最初はだだっ広い道
2016年12月17日 11:59撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 11:59
最初はだだっ広い道
その後、道はすぐに細くなる。
2016年12月17日 12:05撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 12:05
その後、道はすぐに細くなる。
それにしても、物凄い急傾斜なのに道がストレート。ここは本当に道なのか?
2016年12月17日 12:09撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 12:09
それにしても、物凄い急傾斜なのに道がストレート。ここは本当に道なのか?
途中、軌跡が尾根を外れているのは、他にまともな道があるのではないかと敢えて探しに行った結果。
2016年12月17日 12:28撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 12:28
途中、軌跡が尾根を外れているのは、他にまともな道があるのではないかと敢えて探しに行った結果。
徒労に終わって本来の道に戻る。
2016年12月17日 12:32撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 12:32
徒労に終わって本来の道に戻る。
落葉の海を掻き分けて進む。
2016年12月17日 12:44撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 12:44
落葉の海を掻き分けて進む。
大明神ルートも山頂直前まで来た。
2016年12月17日 13:00撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:00
大明神ルートも山頂直前まで来た。
深田公園(尾根道)方面分岐
2016年12月17日 13:04撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:04
深田公園(尾根道)方面分岐
女岩コースで追い越した人達と擦れ違いで山頂へ。
2016年12月17日 13:06撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:06
女岩コースで追い越した人達と擦れ違いで山頂へ。
茅ヶ岳に再登頂。
2016年12月17日 13:09撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/17 13:09
茅ヶ岳に再登頂。
金峰山に雲の隙間から日が当たるようになった。
2016年12月17日 13:09撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:09
金峰山に雲の隙間から日が当たるようになった。
瑞牆山、小川山。左奥は御座山か。
2016年12月17日 13:09撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:09
瑞牆山、小川山。左奥は御座山か。
大菩薩、御坂山地
2016年12月17日 13:10撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:10
大菩薩、御坂山地
予想外に雲が出たものだ。
2016年12月17日 13:10撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:10
予想外に雲が出たものだ。
南アと富士山の間はあまり行けていないが、来年何峰か歩いてみるか。
2016年12月17日 13:11撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:11
南アと富士山の間はあまり行けていないが、来年何峰か歩いてみるか。
富士山、午後の展望
2016年12月17日 13:13撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:13
富士山、午後の展望
南アはちょっとだけ雲が減った。
2016年12月17日 13:13撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:13
南アはちょっとだけ雲が減った。
瑞牆山は雲が取れてまずまずすっきり。
2016年12月17日 13:14撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:14
瑞牆山は雲が取れてまずまずすっきり。
国師ヶ岳周辺
2016年12月17日 13:15撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:15
国師ヶ岳周辺
奥は浅間山だと思うが、とすると、左は蓼科山?あんな形だったっけ?
2016年12月17日 13:15撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:15
奥は浅間山だと思うが、とすると、左は蓼科山?あんな形だったっけ?
金峰山頂、五丈岩
2016年12月17日 13:15撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/17 13:15
金峰山頂、五丈岩
今回は富士山よりも金峰山の陰陽に非常に魅せられた。
2016年12月17日 13:27撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/17 13:27
今回は富士山よりも金峰山の陰陽に非常に魅せられた。
最後に奥秩父連山を改めて見納める。
2016年12月17日 13:27撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:27
最後に奥秩父連山を改めて見納める。
富士山と毛無山も見納めて、
2016年12月17日 13:29撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:29
富士山と毛無山も見納めて、
風も強くなってきたので下山に移る。
2016年12月17日 13:29撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:29
風も強くなってきたので下山に移る。
道標となり得る大岩。他にも辺りには岩がゴロゴロ。
2016年12月17日 13:34撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:34
道標となり得る大岩。他にも辺りには岩がゴロゴロ。
落葉のこんもり積もった斜面を降りていくが、
2016年12月17日 13:38撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:38
落葉のこんもり積もった斜面を降りていくが、
落ち葉の下には泥濘が潜んでおり、軽くスリップする。
2016年12月17日 13:38撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:38
落ち葉の下には泥濘が潜んでおり、軽くスリップする。
その上、傾斜が急な所もあり、気を抜けない。
2016年12月17日 13:42撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:42
その上、傾斜が急な所もあり、気を抜けない。
小さな岩の切通しを抜けると、
2016年12月17日 13:46撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 13:46
小さな岩の切通しを抜けると、
程無くして防火帯らしき所に出る。
2016年12月17日 14:00撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 14:00
程無くして防火帯らしき所に出る。
柵のところで左転回すると、
2016年12月17日 14:10撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 14:10
柵のところで左転回すると、
林道に下る。
2016年12月17日 14:13撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 14:13
林道に下る。
林業作業中。
2016年12月17日 14:14撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/17 14:14
林業作業中。
陽光を受けて輝くススキの間を抜けると、
2016年12月17日 14:24撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/17 14:24
陽光を受けて輝くススキの間を抜けると、
静かな深田公園に帰着する。
2016年12月17日 14:27撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/17 14:27
静かな深田公園に帰着する。

感想

数年前に甲斐駒ヶ岳からの下山後、むかわの湯という温泉でソフト整体に掛かり、背中の痛みが劇的に改善した(※1)ことから、年に何回か、むかわの湯に行くようになった。前に行ってから結構間が空いたので、今回、茅ヶ岳山行を行い、その汗をむかわの湯で流すこととする。

(※1)http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-235290.html

しかし、いつもと同様に「温泉はオプションであり、山行が優先する」という思想で計画を立てると、下山後むかわの湯に行き、温泉に入って整体を受け、取って返して車を返却するということを時間内にできるかどうか非常に微妙と言うか、ギリギリのものとなってしまった。果たしてこれで良いのだろうか。電車に揺られながら考えるもなかなか結論が出ない。
茅ヶ岳山頂到達時刻が計画に対してどの程度早いかによって東側に周回するかどうか判断するということも考えたのだが、それではタイムトライアルだ。時間ばかり気にして山行を楽しむどころではなくなるだろう。天気予想では土曜より日曜の方が穏やかということで、日取りを誤ったという思いもあり、あまり長時間の山行は避くべしと東側周回の矛は収める。ただ、単に行って帰ってくるだけではやはり面白みに欠けるので、西側に回りこむこととした。これを冬の陣とし、東側周回は夏の陣でというわけだ。

【女岩コース】
日も昇って賑やかな深田公園を出発。最初は、かつての林業作業道だったのだろうか、広めで緩やかな道を歩く。とは言っても岩がゴロゴロ転がって歩きやすいというわけではない。女岩も岩下は立入禁止ということなので、結構落石があるということなのだろう。
少し離れた所にある代替の水場で咽喉を潤し、女岩手前から尾根へ向かって岩の合間をガンガン登る。茶色く染まった葉がまだ枝に残っている辺り、この谷は風が普段から強くないということを意味するが、そのために落葉が膝下まで積もっており、非常に歩きにくい。下がどうなっているのか分からないので足を大きく上げたりするのだが、かえってバランスを崩しそうになる。

【深田久弥と日本百名山を思う】
尾根に上がって暫く行くと深田久弥終焉の地である。彼の百名山については、今までも折に触れて言及してきた(例えば※2)が、やはり人々が山行をする上での一定の目安となっていることは間違いない。しかし、昭和39年の百名山が深田本人にとっては飽くまでもその時点での百名山に過ぎなかったことは明らかだ。踏破する山が増えれば増えるほど、既定の百山の地位は脅かされる。深田が茅ヶ岳で没していなければ深田百名山の見直しはきっとなされたことだろう。
我々は幸いにして先人が選んでくれたものを一種の指標として歩けるわけだが、百名山が即席にできたものではなく、何千もの峰を歩いた先人が、その中からどの山を選定すべきか苦心惨憺して絞り込んだものであるということは心に留めておきたい。と同時に、深田百名山とそれ以外の百名山では、微妙にノミネートされる山が異なる点にも注目したい。となれば、我々が感ずる百名山も深田百名山と微妙に異なることになるはずだ。
そういう意味では深田その他の百名山は私にとって「端緒」或いは「目安」とはなり得ても最終的な「目標」とするには足らない。むしろ、百名山を「目標」に据えると、選者が惜しみながらも最終的に選から外したような名山が見えなくなってしまうのではないかと危惧する。
ついでに、現在言われているところの「百名山」に対する私の思いも書いておくと、深田の事跡として尊重する気持ちはありつつも、「原則1,500m以上」と標高で足切りしている時点で私の感覚と合わない。だが、これに関しては、標高で足切りしなければ100に絞り込めないほど1,500m未満の名峰が数多くあったということを暗示しているとも解釈できる。
しかし、それはおくとしても深田の選定から既に半世紀以上が経っている。その間、山の状況が大きく変わった山もある。中には観光地化して「山霊のすみかがなくなっている」ような山もあるのではないか。また、今では登頂できない山も少なからずある。事なかれ過保護主義と日本列島域の火山活動が高まりを見せつつある当世において、この規制が緩和されることは望み薄だが、規制線を強行突破して登頂する者もいると聞く。これも対象山が百名山とされているが故に敢えて蛮勇を奮うのだろう。
登頂できなくても山容の美しさや文化・歴史の面において十分名山と言える山もあるので軽々には切り捨てられない心苦しさはあるが、猫も杓子も山に登る世の中だ、どうせ過保護を極めるのなら、「登頂できないような山は百名山に非ず」としてしまった方が良い。或いは、当世に合った百名山を新たに選定し、実績ある登山家によるオーソライズ、メディアを使ったプロパガンダをバンバンやって、そちらをメジャーにしていく運動をした方が良い。
最後にTV、出版等のメディアにも注文をつけておくと、いつまでも深田百名山をなぞってばかりではなく、いろいろと新たにコンセプトを立てて山にフォーカスしていっていただきたいものである(その点では、NHKBSプレミアムの『にっぽんトレッキング100』はなかなか良い)。

(※2)http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-805208.html

【茅ヶ岳〜金ヶ岳】
茅ヶ岳からは富士山おび富士山の東西に広がる山梨の山々、南アルプス、八ケ岳、浅間山、奥秩父の連山をぐるっと見渡すことができる。惜しむらくは冬の晴れ間にも関わらず、結構雲が出ている。もしかしたら日曜に来た方が良かったのかなと思ったりする。
幸い、風は予想よりも大したことないなと思ったのも束の間、茅ヶ岳から金ヶ岳へ向けて足を踏み出すと、遠くからザザザザザと音がして寒風が襲い掛かってくる。どうも風の通り道らしく、しかも北側なので寒いことこの上なし。
深田公園に結構車が止まっていたわりには茅ヶ岳山頂に人はいなかった。その後すぐ金ヶ岳へ行ってしまうのだろう、金ヶ岳への道中、何人かと擦れ違う。金ヶ岳に着いた際も誰もおらず。車と山行者の数が合わないような気がしなくもないが、寒風吹きさらしの中、長居するのを避ける人が多いのかもしれない。

【明野コース】
金ヶ岳山頂にいる頃からして早くも地面が緩んできたなあと思ってはいたが、下山に入ると地面の泥濘が結構障害となる。しかも痩せた、岩の多い尾根は小まめなアップダウンが連続する。そして風が強い。風が強いため、落葉が道にたまらないのは女岩コースと大きく違う所だ。
クライマックスは山頂から概ね300m地点。大きく崩れて少なくとも3mくらいの段差ができている所を下りる際、足を乗せられる僅かなスペースがぬかるんでおり、滑るので全く足場にならない。張ってあるトラロープや近傍の木の幹を掴むなどしてようやく下りる。ここは危険ではあるが、八ケ岳高原の展望はピカイチである。
この難所を過ぎれば徐々に道は収まっていく。

【大明神コース】
ダートの林道を暫く上っていくと、やけにだだっ広い所に出る。後で千本桜というところだと知ったが、壊れた展望台が殺風景な様を強調して何だか物寂しい。春に桜が咲けば華やかになるのだろうか。桜の花見に来るのはありだな。
だだっ広い道もすぐに狭くなり、それだけでなく、尋常でない急登になる。普通、これだけの急傾斜であれば、道をジグザグに造ったりするものだが、ずっとストレート。途中で「今歩いているのは本当に道なのだろうか?」と他に道が無いか探しに出る騒ぎとなった。が、結局、元々歩いていた所が正規の道ということで非常に驚いた所である。前述の通り、この道は下りには不適と思う。

【尾根道コース】
茅ヶ岳の山頂も午後になると完全にぬかるんで、山頂を訪れた人によって周りの岩も泥だらけである。そんな中、辛うじて腰を下ろせるところを見つけて昼食をとった後下山に移る。尾根コースは「天狗の庭」と呼称されても良いほど岩があちこちに転がっており、その合間を縫ってやや急な傾斜を下っていく。足元は落葉や泥濘で非常に滑りやすくなっているので要注意だ。
歩く尾根が防火帯らしきところに差し掛かって空間が広くなれば間もなく女岩コースと合流、深田公園に到る。

【総括】
この茅ヶ岳が締めになるのかどうか分からないが、甲府盆地の中に屹立して360度の展望を得られるこの山は、まさに締めに相応しいと言える。雲が多めだったのが若干惜しまれるところではあるが、また来年以降、良い時期に再訪することとしよう。
何はともあれ、今年1年は体調や天気に難儀することも多々あったが、何とか無事に収めることができそうだ。これだけ長く歩いていると、増上慢にもなりかねないところだが、それこそ重大事故のきっかけとなる。今後も謙虚且つ慎重に山と向き合っていくこととしたい。

〜おしまい〜

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