記録ID: 1028051
全員に公開
ハイキング
中国
岡山県岡山市 矢坂山〜野殿山〜大野山〜魚見山 ロックガーデン！
2016年12月18日(日) [日帰り]
Machapuchare
その他1人
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 03:47
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 319m
- 下り
- 309m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:06
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 3:46
7:42
21分
スタート地点（北向八幡宮駐車場）
8:03
8:05
23分
三本杉登山口（三本杉祖師堂）
8:28
8:37
3分
矢坂山頂上（富山城二の丸址）
8:40
8:45
18分
富山城本丸址
9:03
9:07
22分
野殿山十字裂石
9:29
9:33
13分
太然寺
9:46
9:46
13分
大野山登山口
9:59
10:03
8分
大野山見晴し台
10:11
10:12
8分
法事古墳
10:20
10:20
1分
すべり山
10:21
10:25
5分
めおと岩
10:30
10:31
18分
魚見山展望岩
10:49
10:49
9分
魚見山登山口
10:58
11:04
24分
若宮古墳
11:28
ゴール地点（北向八幡宮駐車場）
矢坂山のロックガーデンコース
歩行距離8km、歩行時間3時間、歩行数14,000歩
歩行距離8km、歩行時間3時間、歩行数14,000歩
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
登山口が10以上ありますが、自動車を停められる場所がごく限られています。今回は北向（きたむき）八幡宮の駐車場＜写真01＞を利用しました。 ＜電車＞ JR岡山駅から吉備線に乗り、一駅目の「備前三門（びぜんみかど）」駅か二駅目の「大安寺」駅で下車すると、それぞれ近くに登山口があります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
全体的にこの山域は蜘蛛の巣状に道が入り組んでいます。比較的人がよく使う道はよく整備されており、分岐で道標もついていますが、マイナーなコースは途中、道が不明瞭となり、気が付けば道から逸れてプチヤブコギしていることも・・・目的地を明確に決めている場合は地形図やコンパス、あるいはGPSナビが必要となるでしょう。ただし、小さな山域ですので、宝探しをするかのごとく、適当に歩くのも楽しいです。季節がら、大量の落ち葉が積もって滑りやすくなっています。岩の上も歩くので、運動靴よりも軽登山靴のほうがいいでしょう。 三本杉祖師堂＜写真06＞から林に入り、山口県岩国城の苗木＜写真07＞を少し過ぎたところで前方に倒竹が見えました。くぐって通れそうでしたが、スタート早々にヤブコギしたくなかったので引き返し、踏み跡を辿るとすぐにコンクリート道に出ました。採石場の作業道のようでしたが、幸い、休日で、無人の道は標高50m過ぎで行き止まりになりました。引き返すと短い草が生えた土の道があり、下から続いているようでした。そこからはきれいに整備された道でした。 十字裂石＜写真23＞から南下し、太然寺＜写真26、27＞へ下ろうと西に延びる鉄塔巡視路に入ると、鉄塔から道が不明瞭になりました。竹の間を適当に下り、途中から木の枝を手でよけながら進むと、急にきれいな土の道に出ました。お墓がいくつかあり、最後は大量の落ち葉の上を下って太然寺の帝釈堂＜写真26＞に着きました。 若宮古墳＜写真45＞から墓地の土の細道を北上すると、途中でまたしても道が不明瞭になり、木の間を適当に歩いているとアスファルト道に合流できました。これも採石場の作業道のようですが、吉備人出版の「操山・半田山・楢津山・矢坂山登山詳細図」ではコースの一部になっており、地元の方も採石作業のないときは入ってもよいと認識されているようです。そのまま北上して北向八幡宮＜写真01＞に戻りました。 |
| その他周辺情報 | 矢坂山から数分ほど、自動車で北東方面（国道53号線と合流する付近）はグルメゾーンです。徒歩圏にはむらさき（うどん）、リトファン（イタリアン）、えびめしや（洋食）、53号線に入ると、けん（ステーキ＆ハンバーグ）、ラッセン（パン）、しゃぶ葉（しゃぶしゃぶ）など、和洋中華などあらゆるジャンルのレストランがあり、アフター登山でおいしい食事を楽しむことができます。 |
写真
01北向八幡宮駐車場
今回、矢坂山の北にある北向（きたむき）八幡宮前の駐車場を出発点としました。
今回、矢坂山の北にある北向（きたむき）八幡宮前の駐車場を出発点としました。
02北向八幡宮本殿＆拝殿地元の有力な豪族であり富山城を築いた富山（とみやま）氏が社家を勤めています。本殿の右奥に富山家代々の先祖神が祀られています。
02北向八幡宮本殿＆拝殿
地元の有力な豪族であり富山城を築いた富山（とみやま）氏が社家を勤めています。本殿の右奥に富山家代々の先祖神が祀られています。
地元の有力な豪族であり富山城を築いた富山（とみやま）氏が社家を勤めています。本殿の右奥に富山家代々の先祖神が祀られています。
03笑塚1867年（慶応3年）に建立された松尾芭蕉の句碑です。「八九間空で雨降る柳かな」と彫られていました。矢坂東町集会所「茶屋」敷地内にありました。
03笑塚
1867年（慶応3年）に建立された松尾芭蕉の句碑です。「八九間空で雨降る柳かな」と彫られていました。矢坂東町集会所「茶屋」敷地内にありました。
1867年（慶応3年）に建立された松尾芭蕉の句碑です。「八九間空で雨降る柳かな」と彫られていました。矢坂東町集会所「茶屋」敷地内にありました。
04矢坂本陣跡
「矢坂本陣」の文字が彫られていますが、当時の建物はありません。背後の現代風の建物はデイケアセンターだそうです。
「矢坂本陣」の文字が彫られていますが、当時の建物はありません。背後の現代風の建物はデイケアセンターだそうです。
06三本杉祖師堂
日蓮上人を祀った祖師堂は周辺にたくさんあるそうです。脇の三本杉は真ん中の1本が大きく、左右はまだ若木でした。
日蓮上人を祀った祖師堂は周辺にたくさんあるそうです。脇の三本杉は真ん中の1本が大きく、左右はまだ若木でした。
08矢坂山西尾根の岩場＆祠周辺は採石場ですが、この日は休みのようでした。ゴロゴロしている岩群は採石の跡なのか自然のものなのかよくわかりませんでした。
08矢坂山西尾根の岩場＆祠
周辺は採石場ですが、この日は休みのようでした。ゴロゴロしている岩群は採石の跡なのか自然のものなのかよくわかりませんでした。
周辺は採石場ですが、この日は休みのようでした。ゴロゴロしている岩群は採石の跡なのか自然のものなのかよくわかりませんでした。
09富山城掘り切りの跡
このプレートの左右に溝があり、堀切の跡だとはっきりわかります。
このプレートの左右に溝があり、堀切の跡だとはっきりわかります。
10富山城入口？
この周辺だけ大岩がゴロゴロしていました。側面が平らなので人工的な物だろうと思います。石垣にしようと加工する途中だったのでしょうか。
この周辺だけ大岩がゴロゴロしていました。側面が平らなので人工的な物だろうと思います。石垣にしようと加工する途中だったのでしょうか。
11富山城二の丸址
富山城は仁和年間(885年〜889年)に富山重興によって築かれたといわれています。二の丸は本丸よりも高い所にあります。
富山城は仁和年間(885年〜889年)に富山重興によって築かれたといわれています。二の丸は本丸よりも高い所にあります。
12矢坂山頂上三角点
標高131.5mの矢坂山頂上三角点です。富山城址の掲示とは異なり、目立たないように設置されていました。
標高131.5mの矢坂山頂上三角点です。富山城址の掲示とは異なり、目立たないように設置されていました。
13二の丸より北東景観
大岩群の上から北東方面を望みました。ここから動画も撮りました。
大岩群の上から北東方面を望みました。ここから動画も撮りました。
14二の丸より東景観東方面に京山が見えました。上には元京山ロープウェイ遊園のシンボルだった京山タワーが見えます。現在は京山ソーラーグリーンパークといい、太陽光発電を利用した植物栽培などの研究施設となっています。
14二の丸より東景観
東方面に京山が見えました。上には元京山ロープウェイ遊園のシンボルだった京山タワーが見えます。現在は京山ソーラーグリーンパークといい、太陽光発電を利用した植物栽培などの研究施設となっています。
東方面に京山が見えました。上には元京山ロープウェイ遊園のシンボルだった京山タワーが見えます。現在は京山ソーラーグリーンパークといい、太陽光発電を利用した植物栽培などの研究施設となっています。
15二の丸より南景観岡山市の中心部が手前に見えます。その町をベールで覆うように雲海が広がり、その上に標高403.4mの金甲山（きんこうざん）が見えました。
2
15二の丸より南景観
岡山市の中心部が手前に見えます。その町をベールで覆うように雲海が広がり、その上に標高403.4mの金甲山（きんこうざん）が見えました。
岡山市の中心部が手前に見えます。その町をベールで覆うように雲海が広がり、その上に標高403.4mの金甲山（きんこうざん）が見えました。
16二の丸北東景観
北東方面には見晴らしの効く岩群が広がっていました。背景に岡山一宮高校など楢津（ならづ）や津島方面の景観を楽しむことができます。
北東方面には見晴らしの効く岩群が広がっていました。背景に岡山一宮高校など楢津（ならづ）や津島方面の景観を楽しむことができます。
17二の丸北覗き岩二の丸の北の岩の下は崖状態になっており、下を覗くと恐怖心をあおられます。北からは絶対に攻めて来られないでしょう。足元から動画を撮りました。
1
17二の丸北覗き岩
二の丸の北の岩の下は崖状態になっており、下を覗くと恐怖心をあおられます。北からは絶対に攻めて来られないでしょう。足元から動画を撮りました。
二の丸の北の岩の下は崖状態になっており、下を覗くと恐怖心をあおられます。北からは絶対に攻めて来られないでしょう。足元から動画を撮りました。
18二の丸北西岩場
北西には大きな岩盤が広がっていました。頂上にこれだけ大きな岩盤があるところも珍しいです。
北西には大きな岩盤が広がっていました。頂上にこれだけ大きな岩盤があるところも珍しいです。
19富山城本丸址二の丸よりさらに北に進んだ所に本丸址がありました。二の丸との位置関係からすると、南から来る敵に備え、北の端に本丸、その南に二の丸を設けたのでしょう。
1
19富山城本丸址
二の丸よりさらに北に進んだ所に本丸址がありました。二の丸との位置関係からすると、南から来る敵に備え、北の端に本丸、その南に二の丸を設けたのでしょう。
二の丸よりさらに北に進んだ所に本丸址がありました。二の丸との位置関係からすると、南から来る敵に備え、北の端に本丸、その南に二の丸を設けたのでしょう。
20本丸東立岩大きなお墓のように見えました。この形で上の平たい石が今まで、よくぞ風雪に耐え、立ち続けていたものだなあと感心しました。立岩と勝手に名付けさせていただきました。
20本丸東立岩
大きなお墓のように見えました。この形で上の平たい石が今まで、よくぞ風雪に耐え、立ち続けていたものだなあと感心しました。立岩と勝手に名付けさせていただきました。
大きなお墓のように見えました。この形で上の平たい石が今まで、よくぞ風雪に耐え、立ち続けていたものだなあと感心しました。立岩と勝手に名付けさせていただきました。
21本丸より北北東景観
手前に笹ヶ瀬川、楢津（ならづ）の町並み、背後に楢津山や坊主山などが見えました。動画も撮りました。
手前に笹ヶ瀬川、楢津（ならづ）の町並み、背後に楢津山や坊主山などが見えました。動画も撮りました。
23野殿山十字裂石古代祭祀の跡でメインの岩は東西南北両面から二つに大きく割れています。吉備の代表的な磐座（いわくら）だそうです。ストーンサークル状に大きな岩が取り囲んでいます。ここだけ開けており、不思議な空間でした。
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23野殿山十字裂石
古代祭祀の跡でメインの岩は東西南北両面から二つに大きく割れています。吉備の代表的な磐座（いわくら）だそうです。ストーンサークル状に大きな岩が取り囲んでいます。ここだけ開けており、不思議な空間でした。
古代祭祀の跡でメインの岩は東西南北両面から二つに大きく割れています。吉備の代表的な磐座（いわくら）だそうです。ストーンサークル状に大きな岩が取り囲んでいます。ここだけ開けており、不思議な空間でした。
24十字裂石東西方向
見るアングルによって様々な見え方のする不思議な岩です。これを流行り言葉で“神っている”というのでしょうか。
見るアングルによって様々な見え方のする不思議な岩です。これを流行り言葉で“神っている”というのでしょうか。
25十字裂石中央
パワーを授かるために、通り抜けを敢行しました。動画も撮ってみました。
パワーを授かるために、通り抜けを敢行しました。動画も撮ってみました。
26太然寺帝釈堂太然寺の発祥は遠く奈良時代にさかのぼり、南都五大寺の一つ奈良大安寺の荘園を管理する支院として創建されたものと推定されています。帝釈堂は1807年17世日逢上人の代に再建されたものです。庚申堂とも呼ばれ、猿の石像があります。
26太然寺帝釈堂
太然寺の発祥は遠く奈良時代にさかのぼり、南都五大寺の一つ奈良大安寺の荘園を管理する支院として創建されたものと推定されています。帝釈堂は1807年17世日逢上人の代に再建されたものです。庚申堂とも呼ばれ、猿の石像があります。
太然寺の発祥は遠く奈良時代にさかのぼり、南都五大寺の一つ奈良大安寺の荘園を管理する支院として創建されたものと推定されています。帝釈堂は1807年17世日逢上人の代に再建されたものです。庚申堂とも呼ばれ、猿の石像があります。
27太然寺本堂＆鐘楼堂本堂は1848年第18世日静上人の代に再建され、中には284枚の絵が天井に描かれているそうです。鐘楼堂は1889年第25世日照上人の代に建立されました。
27太然寺本堂＆鐘楼堂
本堂は1848年第18世日静上人の代に再建され、中には284枚の絵が天井に描かれているそうです。鐘楼堂は1889年第25世日照上人の代に建立されました。
本堂は1848年第18世日静上人の代に再建され、中には284枚の絵が天井に描かれているそうです。鐘楼堂は1889年第25世日照上人の代に建立されました。
28大安寺岡山市の大安寺という地名は、奈良時代から大安寺の荘園であったことに由来しています。笹ヶ瀬川が矢坂山（当時は石木山）の西で海に注ぎ、入り江となっていた東岸の原野（長江原）50町歩が大安寺領とされていました。
28大安寺
岡山市の大安寺という地名は、奈良時代から大安寺の荘園であったことに由来しています。笹ヶ瀬川が矢坂山（当時は石木山）の西で海に注ぎ、入り江となっていた東岸の原野（長江原）50町歩が大安寺領とされていました。
岡山市の大安寺という地名は、奈良時代から大安寺の荘園であったことに由来しています。笹ヶ瀬川が矢坂山（当時は石木山）の西で海に注ぎ、入り江となっていた東岸の原野（長江原）50町歩が大安寺領とされていました。
29松山長昌寺地蔵石仏大きな花崗岩の自然石に彫られた延命地蔵で、本来この近くの崖の上部に彫ってあった磨崖仏でしたが、1836年の地震で転落して横倒しになっていたのを、幕末（1850年頃）に地元の人々が引き起こして現在のようになったといわれています。岡山県の重要文化財に指定されています。
29松山長昌寺地蔵石仏
大きな花崗岩の自然石に彫られた延命地蔵で、本来この近くの崖の上部に彫ってあった磨崖仏でしたが、1836年の地震で転落して横倒しになっていたのを、幕末（1850年頃）に地元の人々が引き起こして現在のようになったといわれています。岡山県の重要文化財に指定されています。
大きな花崗岩の自然石に彫られた延命地蔵で、本来この近くの崖の上部に彫ってあった磨崖仏でしたが、1836年の地震で転落して横倒しになっていたのを、幕末（1850年頃）に地元の人々が引き起こして現在のようになったといわれています。岡山県の重要文化財に指定されています。
30大野山見晴し台落ち葉が大量に積もった土の道を歩いていると、不意に大きな岩が見えてきました。団体でもゆっくり過ごせます。上に立つと南方面が見えます。
30大野山見晴し台
落ち葉が大量に積もった土の道を歩いていると、不意に大きな岩が見えてきました。団体でもゆっくり過ごせます。上に立つと南方面が見えます。
落ち葉が大量に積もった土の道を歩いていると、不意に大きな岩が見えてきました。団体でもゆっくり過ごせます。上に立つと南方面が見えます。
31法事古墳西岩群
石を切り出そうとした跡なのでしょうか。均等に間が空いていました。動画に撮っている間、メジロが鳴いていました。
石を切り出そうとした跡なのでしょうか。均等に間が空いていました。動画に撮っている間、メジロが鳴いていました。
32法事古墳矢坂山西古墳群の14号墳で、6世紀後半の横穴式石室墳です。石室に出入りできるようになっていて、古墳を築造した家の人々が次々に葬られた代々の家族墓です。
32法事古墳
矢坂山西古墳群の14号墳で、6世紀後半の横穴式石室墳です。石室に出入りできるようになっていて、古墳を築造した家の人々が次々に葬られた代々の家族墓です。
矢坂山西古墳群の14号墳で、6世紀後半の横穴式石室墳です。石室に出入りできるようになっていて、古墳を築造した家の人々が次々に葬られた代々の家族墓です。
33法事古墳石室内石室は遺骸を安置する玄室と入り口の�嫺擦�らなり、玄室が長さ4.2m、幅1.8m、高さ1.8m、�嫺擦�長さ2.5m、幅1.8mです。
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33法事古墳石室内
石室は遺骸を安置する玄室と入り口の�嫺擦�らなり、玄室が長さ4.2m、幅1.8m、高さ1.8m、�嫺擦�長さ2.5m、幅1.8mです。
石室は遺骸を安置する玄室と入り口の�嫺擦�らなり、玄室が長さ4.2m、幅1.8m、高さ1.8m、�嫺擦�長さ2.5m、幅1.8mです。
34すべり山その名の通り、天然の滑り台のようでした。近所の子供たちが段ボールで滑って遊ぶのだそうです。ザラついた砂地なので上って戻ってくるのが大変そうですが。
34すべり山
その名の通り、天然の滑り台のようでした。近所の子供たちが段ボールで滑って遊ぶのだそうです。ザラついた砂地なので上って戻ってくるのが大変そうですが。
その名の通り、天然の滑り台のようでした。近所の子供たちが段ボールで滑って遊ぶのだそうです。ザラついた砂地なので上って戻ってくるのが大変そうですが。
36めおと岩岡山県の埋蔵文化財の地図には夫婦岩遺跡と載っています。磐座だそうですが、詳細は不明です。ここを中心に東西に延びる尾根上は矢坂山山頂遺跡と呼ばれ、弥生土器などが出土しています。弥生時代の墳墓だそうです。ここから動画も撮ってみました。
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36めおと岩
岡山県の埋蔵文化財の地図には夫婦岩遺跡と載っています。磐座だそうですが、詳細は不明です。ここを中心に東西に延びる尾根上は矢坂山山頂遺跡と呼ばれ、弥生土器などが出土しています。弥生時代の墳墓だそうです。ここから動画も撮ってみました。
岡山県の埋蔵文化財の地図には夫婦岩遺跡と載っています。磐座だそうですが、詳細は不明です。ここを中心に東西に延びる尾根上は矢坂山山頂遺跡と呼ばれ、弥生土器などが出土しています。弥生時代の墳墓だそうです。ここから動画も撮ってみました。
37めおと岩より北北東景観
2つの岩の間には小さな岩があり、途中までは登れます。岩の間から岡山一宮高校の背後に楢津（ならづ）山が見えます。
2つの岩の間には小さな岩があり、途中までは登れます。岩の間から岡山一宮高校の背後に楢津（ならづ）山が見えます。
38魚見山展望岩魚見山の頂上を過ぎて南下していると、平たい大きな岩盤がありました。南方面がよく見えるので、勝手に展望岩と名付けさせていただきました。動画も撮りました。この後くらいだったと思いますが、コンクリートの砂防壁のようなものがあり、左右の端に折りたたんだ脚立と木製のはしごが立てかけてありました。脚立は少しグラつきました。はしごのほうがよかったかもしれません。
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38魚見山展望岩
魚見山の頂上を過ぎて南下していると、平たい大きな岩盤がありました。南方面がよく見えるので、勝手に展望岩と名付けさせていただきました。動画も撮りました。この後くらいだったと思いますが、コンクリートの砂防壁のようなものがあり、左右の端に折りたたんだ脚立と木製のはしごが立てかけてありました。脚立は少しグラつきました。はしごのほうがよかったかもしれません。
魚見山の頂上を過ぎて南下していると、平たい大きな岩盤がありました。南方面がよく見えるので、勝手に展望岩と名付けさせていただきました。動画も撮りました。この後くらいだったと思いますが、コンクリートの砂防壁のようなものがあり、左右の端に折りたたんだ脚立と木製のはしごが立てかけてありました。脚立は少しグラつきました。はしごのほうがよかったかもしれません。
39魚見山南尾根岩場1道からは多少逸れますが、少し岩場を下れます。ここから魚見山南尾根岩場5＜写真44＞まではちょいちょい道を逸れて岩場を楽しみました。
39魚見山南尾根岩場1
道からは多少逸れますが、少し岩場を下れます。ここから魚見山南尾根岩場5＜写真44＞まではちょいちょい道を逸れて岩場を楽しみました。
道からは多少逸れますが、少し岩場を下れます。ここから魚見山南尾根岩場5＜写真44＞まではちょいちょい道を逸れて岩場を楽しみました。
40魚見山南尾根岩場2
展望岩として利用しようと思いましたが、無理をせずに見るだけにしました。
展望岩として利用しようと思いましたが、無理をせずに見るだけにしました。
41魚見山南尾根岩場3手前の岩は三角形で面が斜めになっているので、濡れていると滑りそうです。これは下ってから振り返ったところです。どの岩も大きいだけでなく、奇岩で周囲の植物とうまく調和しています。
41魚見山南尾根岩場3
手前の岩は三角形で面が斜めになっているので、濡れていると滑りそうです。これは下ってから振り返ったところです。どの岩も大きいだけでなく、奇岩で周囲の植物とうまく調和しています。
手前の岩は三角形で面が斜めになっているので、濡れていると滑りそうです。これは下ってから振り返ったところです。どの岩も大きいだけでなく、奇岩で周囲の植物とうまく調和しています。
42魚見山南尾根岩場4岩場3＜写真41＞から見下ろすとタイヤが見えたので近寄ってみました。反対側（写真右端）にはなぜか人気漫画のイラスト入りのバッグもぶら下がっています。遊具？
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42魚見山南尾根岩場4
岩場3＜写真41＞から見下ろすとタイヤが見えたので近寄ってみました。反対側（写真右端）にはなぜか人気漫画のイラスト入りのバッグもぶら下がっています。遊具？
岩場3＜写真41＞から見下ろすとタイヤが見えたので近寄ってみました。反対側（写真右端）にはなぜか人気漫画のイラスト入りのバッグもぶら下がっています。遊具？
43魚見山南尾根岩場4観音様岩場4＜写真42＞のタイヤの横の岩のくぼみをのぞきこむと、小さな観音像がありました。背後の石碑には「比島戦死者慰霊」と刻まれています。子供の遊び場ではありませんでした。
43魚見山南尾根岩場4観音様
岩場4＜写真42＞のタイヤの横の岩のくぼみをのぞきこむと、小さな観音像がありました。背後の石碑には「比島戦死者慰霊」と刻まれています。子供の遊び場ではありませんでした。
岩場4＜写真42＞のタイヤの横の岩のくぼみをのぞきこむと、小さな観音像がありました。背後の石碑には「比島戦死者慰霊」と刻まれています。子供の遊び場ではありませんでした。
44魚見山南尾根岩場5魚見山はまるでロックガーデンのようでした。南北に延びる尾根には矢坂山東古墳群があります。亀裂の入った岩が多いのも、この山域の岩の特徴ですが、もしかしたら古墳に使うつもりで切り出そうとした跡なのかもしれません。正規の道にも多少岩盤を下るところがありました。アスファルト道に出て路地を抜けていきます。
44魚見山南尾根岩場5
魚見山はまるでロックガーデンのようでした。南北に延びる尾根には矢坂山東古墳群があります。亀裂の入った岩が多いのも、この山域の岩の特徴ですが、もしかしたら古墳に使うつもりで切り出そうとした跡なのかもしれません。正規の道にも多少岩盤を下るところがありました。アスファルト道に出て路地を抜けていきます。
魚見山はまるでロックガーデンのようでした。南北に延びる尾根には矢坂山東古墳群があります。亀裂の入った岩が多いのも、この山域の岩の特徴ですが、もしかしたら古墳に使うつもりで切り出そうとした跡なのかもしれません。正規の道にも多少岩盤を下るところがありました。アスファルト道に出て路地を抜けていきます。
45若宮古墳普通に歩いていると気づきません。小さな墓地をうろうろして探すと、地形図上にある山道を少し東に逸れた所にありました。住宅地が目の前にありましたが、そちら（東）からのアプローチはできないようでした。天井石がとても大きいです。石室の全長は6m、幅は1.5mあります。
45若宮古墳
普通に歩いていると気づきません。小さな墓地をうろうろして探すと、地形図上にある山道を少し東に逸れた所にありました。住宅地が目の前にありましたが、そちら（東）からのアプローチはできないようでした。天井石がとても大きいです。石室の全長は6m、幅は1.5mあります。
普通に歩いていると気づきません。小さな墓地をうろうろして探すと、地形図上にある山道を少し東に逸れた所にありました。住宅地が目の前にありましたが、そちら（東）からのアプローチはできないようでした。天井石がとても大きいです。石室の全長は6m、幅は1.5mあります。
46若宮古墳側面石室の側面が完全に露出しています。墳丘は全く残っていません。麓側から古墳を見ると石舞台状態でした。石室の作りを観察するには絶好の素材です。ところどころに隙間があり、内部がのぞけそうでした。
46若宮古墳側面
石室の側面が完全に露出しています。墳丘は全く残っていません。麓側から古墳を見ると石舞台状態でした。石室の作りを観察するには絶好の素材です。ところどころに隙間があり、内部がのぞけそうでした。
石室の側面が完全に露出しています。墳丘は全く残っていません。麓側から古墳を見ると石舞台状態でした。石室の作りを観察するには絶好の素材です。ところどころに隙間があり、内部がのぞけそうでした。
47矢坂山東斜面さすがに採石場がある山です。削っても削っても、石が尽きないぐらい多いのでしょう。周辺は万成（まんなり）石という高級墓石としても人気のある花崗岩が採れます。ピンク色なので「桜御影」とも呼ばれています。
1
47矢坂山東斜面
さすがに採石場がある山です。削っても削っても、石が尽きないぐらい多いのでしょう。周辺は万成（まんなり）石という高級墓石としても人気のある花崗岩が採れます。ピンク色なので「桜御影」とも呼ばれています。
さすがに採石場がある山です。削っても削っても、石が尽きないぐらい多いのでしょう。周辺は万成（まんなり）石という高級墓石としても人気のある花崗岩が採れます。ピンク色なので「桜御影」とも呼ばれています。
48矢坂山北東斜面
もうこうなってくると、土の山なのか、岩の山なのかがよくわかりません(´・ω・`)
もうこうなってくると、土の山なのか、岩の山なのかがよくわかりません(´・ω・`)
49龍王堂磐座磐座（いわくら）です。後に日蓮宗の法華経の守護神である八大龍王を祀ったようです。水の神様でもあるため、雨の少ないこの地で五穀豊穣を願って勧請されたとも考えられます。ちなみに、この南北に流れている小さな川は竜王川といいます。
49龍王堂磐座
磐座（いわくら）です。後に日蓮宗の法華経の守護神である八大龍王を祀ったようです。水の神様でもあるため、雨の少ないこの地で五穀豊穣を願って勧請されたとも考えられます。ちなみに、この南北に流れている小さな川は竜王川といいます。
磐座（いわくら）です。後に日蓮宗の法華経の守護神である八大龍王を祀ったようです。水の神様でもあるため、雨の少ないこの地で五穀豊穣を願って勧請されたとも考えられます。ちなみに、この南北に流れている小さな川は竜王川といいます。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
防寒具
手袋（防水加工）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
ファスナー付クリアーファイル
筆記用具
携帯
時計（防水）
タオル
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（山使用可能）
eTrex30（GPSナビゲーター）
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感想
矢坂山は岡山駅より約3kmという岡山市の中心部に近い山です。今までは登山の対象とはしていなかった山ですが、吉備人（きびと）出版の「操山・半田山・楢津山・矢坂山登山詳細図」に掲載されていたので、関心を持つようなりました。他の山に比べて、標高も低く、面積も小さいのですが、岩場と古墳の多い冒険心をそそる山でした。山というよりも山城が築かれた岩の多い丘陵地というイメージです。
また、ここは矢坂山をはじめ、野殿山、大野山、魚見山、今回は行かなかった万成山と、名前がついている山が5つもあります。登山口も10以上ありますので東西南北どこからでもアプローチが可能です。写真でいくつか紹介していますように、どこの山にも岩場が多く、にわか展望地として、景色を楽しめるスポットが多くあります。岡山市の中心部や瀬戸内海方面が一望でき、山の周囲（徒歩圏）には、北に岡山一宮高校、東に関西（かんぜい）高校、創志学園高校、南に岡山大安寺中高一貫校など、学校が10校程度ある文教地区でもあります。こんな街の中に、これほど中身の詰まった魅力的な山があるのはサプライズでした。
小さな山なのに、今日一日（半日）では全てのコースを歩むことができませんでした。また、再訪し、まだ発見していない矢坂山の東部の魅力を探りたいと思います。
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