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Yamareco

記録ID: 1028374
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士と樹海と風穴と、そして大室山

2016年12月18日(日) [日帰り]
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kubo_daita その他1人
GPS
--:--
距離
6.8km
登り
575m
下り
558m

コースタイム

日帰り
山行
5:00
休憩
1:20
合計
6:20
10:45
10:50
25
11:15
11:15
75
ブナ広場
12:30
12:30
10
12:40
13:00
10
13:10
13:50
70
15:00
15:00
15
ブナ広場
15:15
15:30
10
15:40
精進口登山道−富士宮鳴沢線分岐
■駐車場〜本栖風穴
駐車場目の前のゲートは越えずに右手に進む。
すぐにもうひとつのゲートがあり先へ。
次第に左(南東)へカーブしながら樹海に侵入。
「本栖2」の看板で本線は90度左折だが、
まっすぐに細い道を進むと本栖第二風穴あり。
本線に戻り「本栖1」の看板に導かれると本栖風穴。

■本栖風穴〜ブナ広場
風穴から先(南東側)は大室山の西側末端。
樹海との際を眺めながら大室山沿いを北上するとブナ広場。

■ブナ広場〜大室山
大室洞穴方面ではなく斜面を南東方向へと登ります。
削られた涸れ沢のような場所に沿って登る感じ。
ある程度登りきり傾斜が緩くなったら南西に向け進路を取る。
御椀型で同心円を描く山なんでどこを進んでも良い。
ちらちらテープがあるも道はなきに等しい。
山頂が近づき笹が出てくると道らしき踏み跡が現れる。

■大室山
山頂(1,460m)は展望なし。手作りの標識あり。
更に南に進みましょう。
ピンクテープの場所で左へ道をそれると藪の中に三角点。
そして三角点の先へ進むと視界が開けます。
富士山ドカーンの大展望地。裾野の傾斜や寄生火山が目の前に。
圧倒されます。

■大室山火口
山頂は北峰で三角点や展望地は南峰。
南方から北西方面の傾斜を下ると右手に火口が見えてきます。
壁に囲まれたような窪地は神聖な別世界のよう。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富士宮鳴沢線と精進口登山口が交わる所。富士風穴入口に数台の駐車スペース。
トイレや登山ポストはない。
精進口登山口のゲート。我々はゲートを通らず右に。本栖風穴方向へ進みます。
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精進口登山口のゲート。我々はゲートを通らず右に。本栖風穴方向へ進みます。
すぐにある二つ目のゲートを通過。
2016年12月18日 09:23撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 9:23
すぐにある二つ目のゲートを通過。
樹海の中の道を進みます。
2016年12月18日 09:48撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 9:48
樹海の中の道を進みます。
最初は何のことか分からず通過しちゃった看板。本栖第二風穴を表してます。
2016年12月18日 09:52撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 9:52
最初は何のことか分からず通過しちゃった看板。本栖第二風穴を表してます。
何だか分からないままに登った石塚山。山頂に鹿の骨。
2016年12月18日 10:08撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 10:08
何だか分からないままに登った石塚山。山頂に鹿の骨。
戻って本栖第二風穴。2コマ前の看板の場所を来た道から真っ直ぐに細い道へ進むと辿り着けます。
2016年12月18日 10:30撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 10:30
戻って本栖第二風穴。2コマ前の看板の場所を来た道から真っ直ぐに細い道へ進むと辿り着けます。
ってことは案内に沿って進むと・・・
2016年12月18日 10:43撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 10:43
ってことは案内に沿って進むと・・・
本栖第一風穴。
2016年12月18日 10:46撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 10:46
本栖第一風穴。
あまりにも巨大。上から覗くnanachiが小さい。
2016年12月18日 10:49撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 10:49
あまりにも巨大。上から覗くnanachiが小さい。
本栖風穴からすぐ。大室山にぶつかります。樹海の溶岩より古い大室山は溶岩の被害を受けませんでした。
2016年12月18日 10:57撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 10:57
本栖風穴からすぐ。大室山にぶつかります。樹海の溶岩より古い大室山は溶岩の被害を受けませんでした。
なので、大室山は広葉樹が、樹海には針葉樹が育つ環境に。
2016年12月18日 11:01撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 11:01
なので、大室山は広葉樹が、樹海には針葉樹が育つ環境に。
これがその際。右は溶岩が流れた場所。左の斜面は溶岩の被害を受けなかった大室山。
2016年12月18日 11:12撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 11:12
これがその際。右は溶岩が流れた場所。左の斜面は溶岩の被害を受けなかった大室山。
巨木がたくさん。明るい雰囲気のブナ広場。
2016年12月18日 11:17撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 11:17
巨木がたくさん。明るい雰囲気のブナ広場。
結構見かける「やまなしの森林100選」
2016年12月18日 11:21撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 11:21
結構見かける「やまなしの森林100選」
ブナ広場から大室山へ。チラチラとテープも見えますが、道はなく適当に登ります。
2016年12月18日 11:40撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 11:40
ブナ広場から大室山へ。チラチラとテープも見えますが、道はなく適当に登ります。
等高線の間隔はほぼ同じ。結構疲れる登り。
2016年12月18日 12:13撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 12:13
等高線の間隔はほぼ同じ。結構疲れる登り。
山頂直下で笹が出てくると踏み跡がくっきり。
2016年12月18日 12:23撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 12:23
山頂直下で笹が出てくると踏み跡がくっきり。
前回の山行に続き、またも「大」の字。山頂は展望ありませんが、ここで戻らずに先に進みましょう。
2016年12月18日 12:27撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 12:27
前回の山行に続き、またも「大」の字。山頂は展望ありませんが、ここで戻らずに先に進みましょう。
しばらく進み、少し薮の中を進むと二等三角点。さらに先には・・・
2016年12月18日 12:40撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 12:40
しばらく進み、少し薮の中を進むと二等三角点。さらに先には・・・
ドドーンと富士山が大迫力。めっちゃ近く感じます。
2016年12月18日 12:43撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 12:43
ドドーンと富士山が大迫力。めっちゃ近く感じます。
裾野には寄生火山がポコポコと盛り上がってます。長尾山・天神山・イガドノ山・弓射塚・片蓋山・鹿の頭(猪ノツブレ)・栂尾山(鹿の頭)
2016年12月18日 12:49撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 12:49
裾野には寄生火山がポコポコと盛り上がってます。長尾山・天神山・イガドノ山・弓射塚・片蓋山・鹿の頭(猪ノツブレ)・栂尾山(鹿の頭)
山頂は風が強そう。
2016年12月18日 12:52撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 12:52
山頂は風が強そう。
次回はあの野尻草原や寄生火山たちを歩いてみたい。
2016年12月18日 12:57撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 12:57
次回はあの野尻草原や寄生火山たちを歩いてみたい。
大迫力の景色をパノラマで。
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大迫力の景色をパノラマで。
展望地を離れて大室山の火口を目指します。途中、木々の間から白根三山。
2016年12月18日 13:06撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 13:06
展望地を離れて大室山の火口を目指します。途中、木々の間から白根三山。
竜ヶ岳の奥に赤石岳と荒川岳も確認!
2016年12月18日 13:07撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 13:07
竜ヶ岳の奥に赤石岳と荒川岳も確認!
火口に向けてちょっと強引に下ってます。
2016年12月18日 13:11撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 13:11
火口に向けてちょっと強引に下ってます。
辿り着いた火口は別世界。
2016年12月18日 13:13撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 13:13
辿り着いた火口は別世界。
先月登った方が打った杭。
2016年12月18日 13:23撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 13:23
先月登った方が打った杭。
少し寒かったけど静かな火口を堪能しました。
2016年12月18日 13:49撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 13:49
少し寒かったけど静かな火口を堪能しました。
南側の展望地から西側を望む。毛無山や竜ヶ岳の奥には南アルプス。赤石岳から甲斐駒までズラリ。
2016年12月18日 14:07撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 14:07
南側の展望地から西側を望む。毛無山や竜ヶ岳の奥には南アルプス。赤石岳から甲斐駒までズラリ。
富士山に別れを告げて戻ります。
2016年12月18日 14:10撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 14:10
富士山に別れを告げて戻ります。
なかなか良かった大室山。
2016年12月18日 14:26撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 14:26
なかなか良かった大室山。
帰り道の一コマ。
2016年12月18日 14:50撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 14:50
帰り道の一コマ。
巨木たちにも別れを告げ、
2016年12月18日 15:01撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 15:01
巨木たちにも別れを告げ、
精進口登山道まで戻って来ました。
2016年12月18日 15:06撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 15:06
精進口登山道まで戻って来ました。
最後に富士風穴に立ち寄ります。
2016年12月18日 15:12撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 15:12
最後に富士風穴に立ち寄ります。
風穴とは、溶岩の外側が固まった後、まだ熱い内側が外側に噴出した後の空洞。
2016年12月18日 15:13撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 15:13
風穴とは、溶岩の外側が固まった後、まだ熱い内側が外側に噴出した後の空洞。
とにかくでかい穴。タモリが潜ったのもここ?
2016年12月18日 15:17撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 15:17
とにかくでかい穴。タモリが潜ったのもここ?
風穴内部は夏でも氷が溶けないとか。氷柱がすごい。
2016年12月18日 15:23撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 15:23
風穴内部は夏でも氷が溶けないとか。氷柱がすごい。
蛇みたいにニョロニョロと凍ってる!
2016年12月18日 15:29撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 15:29
蛇みたいにニョロニョロと凍ってる!
いやー楽しかった!また違うコースで訪れたい場所です。
2016年12月18日 15:42撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 15:42
いやー楽しかった!また違うコースで訪れたい場所です。

感想

前から登りたいと思っていた富士の樹海の大室山。
登山道や道標もない樹海の山に少しビビるものの、
ググれば少なくない情報が得られるので予習に勤しむ。

登山半分、樹海の探検半分と言った感じでしたが、
天気も良く大室山からの眺めは圧巻でした。

目の前に広がる富士山と裾野の大迫力。
裾野自体に迫力を感じるなんて考えてもいませんでした。
大地が傾いてるって、間近で見ると驚きます。

その裾野には寄生火山や野尻草原、風穴とか氷穴とか。
色々と歩いてみたい所が他にもたくさん。
また訪ねたいと思わせるエリアです。

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利用交通機関:
技術レベル
2/5
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2/5

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