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Yamareco

記録ID: 1028416
全員に公開
山滑走
谷川・武尊

平標山 ヤカイ沢 BCスキー

2016年12月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:40
距離
9.4km
登り
1,023m
下り
1,024m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:27
休憩
0:13
合計
6:40
7:33
230
スタート地点
11:23
11:36
157
14:13
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
火打峠の小学校前の路肩が広がっているところに停めました。
7時着でほぼ埋まっていました。
コース状況/
危険箇所等
まだヤカイ沢下部のヤブがひどいです。
登るのも下るのも一苦労でした。
ほぼ満車です。
別荘地はギリギリ雪が繋がっています。
別荘地はギリギリ雪が繋がっています。
除雪終点。
そんなに雪は多くありません。
除雪終点。
そんなに雪は多くありません。
橋を渡ると少し傾斜が増します。
橋を渡ると少し傾斜が増します。
すぐにゲートが現れます。
ヤカイ沢はここを左に行きます。
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すぐにゲートが現れます。
ヤカイ沢はここを左に行きます。
ノートレースでした。
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ノートレースでした。
渡渉があります。
板を履いたまま渡ります。
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渡渉があります。
板を履いたまま渡ります。
ここも水流が出てます。
右側を登りました。
ここも水流が出てます。
右側を登りました。
ここまでが快適な広い道でした。
ここまでが快適な広い道でした。
さて、どうしたものか。。
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さて、どうしたものか。。
ときどき視界が開けます。
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ときどき視界が開けます。
ヤカイ沢をアップで。
コルの下を中心にY字状に見える左側で雪崩が発生しました。
この時点で日当たりがいいことが分かります。
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ヤカイ沢をアップで。
コルの下を中心にY字状に見える左側で雪崩が発生しました。
この時点で日当たりがいいことが分かります。
だいぶ開けてきました。
しかしここからが登りの本番。
急登をジグザグ登ります。
だいぶ開けてきました。
しかしここからが登りの本番。
急登をジグザグ登ります。
尾根に到着。
まだ笹が出ています。
尾根に到着。
まだ笹が出ています。
最後のヤブヤブ帯。
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最後のヤブヤブ帯。
ヤブヤブ帯が終わると比較的快適に登れます。
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ヤブヤブ帯が終わると比較的快適に登れます。
富士山が見えました。
霞んでたので肉眼だとかなり厳しい。
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富士山が見えました。
霞んでたので肉眼だとかなり厳しい。
山頂方面も快晴。
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山頂方面も快晴。
雪庇もそれほど発達してないので安心です。
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雪庇もそれほど発達してないので安心です。
振り返ってパノラマ。
2
振り返ってパノラマ。
苗場山。
白砂山らしい。
浅間山。
霧氷帯に入りました。
この辺から風が強くなってきたのでアウター着ました。
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霧氷帯に入りました。
この辺から風が強くなってきたのでアウター着ました。
トレースがありがたい。
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トレースがありがたい。
自分たちが登ってきたところを滑って行きました。
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自分たちが登ってきたところを滑って行きました。
平標山の家方面。
平標山の家方面。
あとちょっと。
平標山に到着。
風が強かった。。
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平標山に到着。
風が強かった。。
西ゼン方面。
シュプールがありました。
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西ゼン方面。
シュプールがありました。
松手山方面からも続々と登ってきます。
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松手山方面からも続々と登ってきます。
仙ノ倉山、谷川岳方面。
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仙ノ倉山、谷川岳方面。
ヤカイ沢を滑ります。
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ヤカイ沢を滑ります。
エントリーポイントから見た平標山。
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エントリーポイントから見た平標山。
雪崩が発生しました。
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雪崩が発生しました。
発生点の観察。
硬い斜面の上に吹き溜まりのように積もったようです。
中央部分が1mを超えて落ちてます。
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発生点の観察。
硬い斜面の上に吹き溜まりのように積もったようです。
中央部分が1mを超えて落ちてます。
なるべく日当たりが弱いところを滑ります。
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なるべく日当たりが弱いところを滑ります。
デブリで埋まったヤカイ沢。
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デブリで埋まったヤカイ沢。
ヤカイ沢を水流まで降りてしまい、シールを貼ってヤブ漕ぎしながらトラバースしてなんとか戻ってこられました。
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ヤカイ沢を水流まで降りてしまい、シールを貼ってヤブ漕ぎしながらトラバースしてなんとか戻ってこられました。
駐車場から見た平標山。
1日中晴れてました。
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駐車場から見た平標山。
1日中晴れてました。

感想

日曜日は天気が良さそうなので前日まで積雪のあった平標山に行って来ました。
小学校裏からなんとか雪が繋がっていたので最初からシールで登りました。
でも、まだまだ雪が少ない。

先行者の人達はスキー、スノーシュー含め全て小屋方面から登っていました。
ヤカイ沢を登っている人はいませんでした。
最初は登山道並みの広い道なんですが、大きな倒木の広場からは猛烈なヤブヤブ帯が始まります。
ヤブの薄いところ、あまり傾斜のないところを探しながら慎重に進みます。
尾根に登る急登に近付くとだんだんヤブがなくなり登りやすくなりました。
しかし、急登。毎回しんどい思いをします。
40分ほどもがいて尾根に乗りました。
しかし、この後もヤブヤブ帯の厳しい登りが続きます。
これを超えると森林限界に出て絶景が広がります。
風もそんなに無かったのでフリースでも暑かったくらいでした。
あとは尾根沿いにシールを効かせながら登るだけです。
1箇所ハイマツ帯を越えるのに苦労した程度で小屋からの尾根に合流です。
すでにたくさんの人達がのどっているようでトレースはバッチリでした。
ただ風が強くなりだして寒くなってきたのでアウターを着ます。
山頂からは多少霞んでいたけど、周りの山々はよく見えました。

写真を撮り終えたらシールを剥がしたりヘルメットを被ったり滑走準備をします。
ヤカイ沢を登った3人パーティーがヤカイ沢を滑るとのことなのでご一緒させてもらいました。
いったん山頂から降りて、エントリーポイントに向かいます。
北側の方が笹が少ないのでそちらを滑ります。
しかし、1人目が滑り始めたところ、その50mほど下から雪崩が発生。
ひとつ間違えば大惨事でした。。
雪崩を目の当たりにすると雪山の怖さを実感します。
帰ってきて登った時の写真で雪崩ポイント御確認しましたが、朝の時点から日が当たってました。
かなり緩んでいたんでしょうね。
少し北側に移動し、なるべく日当たりが弱い斜面を滑りました。
ヤカイ沢は途中までデブリで覆われて滑り降りるのも一苦労。
発生直後で柔らかくなんとか滑れました。
雪崩終点からはヤブヤブ帯の始まり。
藪が薄く、滑りやすそうなところを滑っていたら降りすぎて沢の手前まで来てしまいました。
ちょっと登り返してシールを貼りトラバースして朝登ってきたトレースを探します。
ヤブを掻き分け、倒木を乗り越えなんとかと朝のトレースを発見できました。
GPSが頼りになります。
あとは、木に気を付けながら滑ります。
別荘地の林道もギリギリ雪が繋がっていて小学校まで滑り降りられました。

今まではアバランチセットを持っていても雪崩には遭遇したことが無かったので意識はしていたけど、少し考えが甘かったようです。
これからは一層気を付けたいと思います。

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コメント

危なかったですね。
雪崩、誰も巻き込まれなくて良かったですね。
私も以前雪崩で人が流されてくのをすぐ近くで目撃したことがありますが、雪崩発生前の羽パウが大きな硬いブロックのようになって、こんなのに飲まれたら窒息の前に圧死しちゃうと思いました。
(流された人は助かりました)
シーズン始まって早々のヒヤリでしたね。
気をつけて、今シーズン楽しみましょうね(^^)
2016/12/19 17:44
Re: 危なかったですね。
junpieさん
バックカントリーをやってる以上、巻き込まれる可能性はありますもんね。
本当に誰も巻き込まれなくて良かったです。
デブリもさっき流れたばかりなのに硬く締まってました。
埋まったらひとたまりも無いですね。
雪崩の危険を再認識できました。
お互い気をつけましょうね!
2016/12/19 20:09
初めまして
写真に写っている、滑ってるのは私だと思います(レコ上げてませんが…)
雪の状況教えて頂き、ありがとうございましたm(__)m
樹林帯の中は、少しだけパウダー滑れました^^
ヤカイ沢は雪崩ましたか。暖かかったですからね〜。
2016/12/19 17:46
Re: 初めまして
kera40さん
あまりにも颯爽と滑って行かれたので写真を撮ってしまい載せてしまいました(笑)
尾根の北側はいい雪質でしたね。
登るのが大変でした。。
下のヤブは大変でしたね。
kera40さんのトレースに合流したのに見失って水流が出るところまで降りてしまいました。
ルーファイが甘かったようです。。
お疲れさまでした!
2016/12/19 20:19
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