涸沢岳西尾根〜奥穂高岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 2,388m
- 下り
- 2,388m
天候 | 12/24 曇り→晴れ 12/25 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
理由はわかりませんが、世間一般では12/24、25に妻を置いて一人で山に行くのは空気が読めない人間のする事だそうです。
はい、12/24〜25
一人で奥穂高岳へ行ってきました。
初日は新穂高温泉を出発して涸沢岳西尾根へ。
樹林帯から一人ラッセルで疲れましたが、森林限界を越えて蒲田富士に着くと、そこは降雪後まだ誰にも踏まれてない美しいナイフリッジとなっており、それを崩しながら前進するのはとても爽快でした。
蒲田富士を訪れるのは3度目ですが、南岳、滝谷、涸沢岳、奥穂高岳、ジャンダルム、西穂高岳に囲まれた景色が凄すぎて、ここでテント泊にしようかと迷いましたが涸沢岳に登って穂高岳山荘冬季小屋を利用。
暖かい寝床をありがとうございました。
穂高岳山荘は無人で、入口は雪で埋没してました。
翌朝、まだ薄暗い外に人の気配を感じる。
外は暴風が吹き荒れてるのに、一向に中に入る様子も無く小屋の周りを移動するその気配に、只ならぬ恐怖を感じました。
そして出発しようと外に出ると、雪洞の中から黒い物体が、、
クマか!
と、身構えたら、その正体はなんと尊敬する岳人・Mさん。
自分が入山したのを妻の投稿で知り、急遽ナイトハイクでここまでわずか7時間程で登ってきたようです。
入山を知ってから追いついてしまう健脚とフットワークの軽さに脱帽です。
MさんとはSNSでは6年程のお付き合いで、エクストリームな山行スタイルに加え写真のセンスも最高で、いつかお会いしたいと思ってました。
それからはカメラの話などをしながら一緒に奥穂高岳へ登り、夕方、新穂高温泉へ下山しました。
林道終点では西穂山荘から下りた後、寒い中1時間以上ゲート前で自分達を待ってた妻からの体重を乗せた強烈なタックル。
疲れた足にトドメを刺されました。
目指してはありませんでしたが、今回ので日本の標高の高い山上位5位までを冬に登ったことになりました。
富士山 3776m
北岳 3193m
奥穂高岳 3190m
間ノ岳 3190m
槍ヶ岳 3180m
さすがmo-manさんな山行ですね!
ラッセルからの新雪ナイフリッジ・・
山行もすごいし、
写真もホントかっこよすぎて、1枚1枚じっくり見させてもらいました。
絶景に、mo-manさんのピカイチのセンスの現像ときたら、ヤバイですね!
今年見たヤマレコの中で1番ドキドキしたかも♡
尊敬する人が追いかけてきてくれたなんて、嬉しすぎますね!
簡単に行けるところじゃないのにすごいなー。
ゆかりさんの強烈タックルにも愛を感じます(*^^*)
FEELさん>返信遅れてしまいました(>_<)
展望の無い樹林帯ラッセルは地味な作業で嫌になりますが、蒲田富士での穂高の山々を見上げながらのナイフリッジ歩きは、写真では伝えきれない程に壮大でとても気持ちが良いですね。
奥穂高岳からの景色も良かったですが、蒲田富士から眺める南岳、滝谷、奥穂高、ジャンダルムがどれも迫力あって最高でした。
今まで、一番好きな山は?と聞かれると蒲田富士か南岳かで迷ってましたが、今回の山行でやはり自分は蒲田富士が一番好きだと確信です。
写真のセンスは・・・実はあまり無く、ほとんどその山の景色に左右されてしまいますね。
自分は樹林帯ではほとんど写真を撮りませんが、本当に上手い方は樹林帯でも綺麗に撮れるので、そういう写真を見て感動する反面、よく自信を無くしてしまってます。。
今回はとにかく寒く、携帯の電源が落ちっぱなしで妻への連絡が疎かになり、心配をかけてしまいました。
新穂高では車の鍵を渡してたので車内で待ってるかと思ってただけに、夕闇から「ゆーちゃぁぁん!」と、ズドドドドと走って来た時には驚きました。
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