雨乞岳西尾根【満開の霧氷に迎えられて】
onetotani
- GPS
- 16:00
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,000m
- 下り
- 977m
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| 天候 | 晴れ 午後より曇り（小雪） 【気温】甲津畑避難小屋：−1℃ 東雨乞岳：−1℃ 蓮如上人旧跡：0℃ 登山口：2℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
永源寺グリーンランドへの案内板で林道・甲津畑線へ→藤切川に架かる 鳴野橋の手前路肩のスペースに駐車。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
積雪は多くて20cmでしょうか。雨乞岳一帯の笹原が雪に 埋まっておらず南雨乞岳へは断念しました。 【甲津畑避難小屋】 ・パイプからは溢れるほど水が出ていました。 ・少し汚れていましたが2〜3名の宿泊は可能かと思います。 【西尾根】 �，匹Δ笋藕杙垣廚両貊蠅魎�違いしていたようで、 道標の「向山鉱山跡」と思い込みうろついた結果、 裏手から谷の左岸に張り出した小尾根に取り付き、 950m辺りで合流する一本東側の急尾根を上がりましたが、 下る場合は厳しいと感じました。 （下山時に確認した場所から再度登ってみよう。） �∪照�根に合流後も殆どテープなどの目印も有りませんでした。 尾根が分岐する度、高度・方角を確認しながら進みました。 |
写真
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奥には御池〜釈迦へと続く稜線が。
感想
onetotani
雨乞岳西尾根を上がり、奥の畑谷を下る計画が1週間遅れで
年末になってしまったが、登り納めに相応しい山行になるだろうか？
16時下山を目標に、暗闇の林道を出発する。
アニマルトレースを追って蓮如上人旧跡に着く頃夜が明けたので、
予定通りここで未知の尾根に備え、装備を整え新雪を踏んで
取りつき点を探しながら山道を進む。
吊橋を渡る手前で直接尾根へ取り付く記録が大半だが、
鉱山跡＝吊橋を渡った向山鉱山跡と思い込み
辺りを探してみるが尾根は深い谷の対岸だ。
眺めて見ると何とか取り付けそうな小尾根が張り出している。
地形図で確認すると、どうやら1本東の尾根に乗れそうなので
徒渉して幹を掴んで急斜面を攀じる。
やがて痩せて明確な尾根筋に出るが、とにかく急な傾斜だ。
ストックを収めて、両手をフル稼働して身体を高みへ運ぶ。
汗ばむ前に体温調整の小休止を取り、再び登り続けるとやがて
右から立派な尾根が合流する。やっと西尾根に乗る事ができたようだ。
(おかげでノーマルなルートとは違う尾根を見つけた事になるのかな？）
しっかりした歩き易い尾根に変わり、小さなピーク？を越え平坦地
（ここが三本杉の窯跡のようだが？）に出ると
まろやかな広い尾根に変わるので凸面を忠実に辿る。
梢の隙間から覗ける隣の尾根はびっしりと霧氷に飾られている。
これは期待できそうだ。
しばらくすると足元にはササが現れ、雰囲気が変わって来る。
一旦樹林が途切れた笹原の好展望地に出ると素晴らしい眺めだ。
背後にはどっしりした綿向山が聳え、対峙する南側・P1048の西向きの
尾根には輝くような霧氷の林。
初めての西尾根で恵まれた幸運にテンションも上がりっぱなしだ。
笹の尾根を上がり、合流した尾根を南下すると霧氷の眺めも最高潮に
達する。背景の青空とのコントラストに脚が進まない。
やがて雨乞岳山頂部の一角に出ると、膝下ほどの笹の海となり、
雪に凍った笹が歩きを妨げるが、一段と広がった展望と相まって、
雨乞岳とは違う山に迷い込んだような錯覚に陥る。
やっとの思いで笹の抵抗に抗って雨乞山頂に出るが、
この丈の笹でこの手強さでは、南雨乞までの笹原は相当手こずるだろう、
清水頭を踏んで奥の畑谷を下るには時間がかかりそうなので、
諦めて杉峠経由で下る事に変更しよう。
深い笹に風が遮られた穏やかな山頂を充分楽しんだ後、
好展望の尾根を杉峠へ下る途中、登ってくるグループに道を譲り、
目をやるとなんとdさんとの対面だ。
短い時間だったが今年のお礼と新年の再開を約束して急な尾根を下り、
杉峠からクマシデ、ミズナラの大木を眺めながらゆっくりと甲津畑へ
戻る。
【正規な？ルートではなかったが、西尾根から雨乞岳に上がる事が
でき、素晴らしい霧氷にも恵まれた。
更に思わぬ出逢いで今年のお礼を告げる事ができ、
下山時にノーマルな取付き地点の様子も確認でき、
登り納めに相応しい山行で、今年を締めくくる事が出来た。】
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嶽不動で年始の、雨乞で登山締めの年末のご挨拶が出来て、とても恵まれた１年でした。どうも有り難うございました。
気力だけは在るんですが、コンパスも体力も大きく劣るので、onetotani さんの企画には同行出来ませんが、酉年も、山で遭遇しましたら、旧年同様、どうぞ、励ましのお声を下さいませね。
dedeppo5さん 今日は。
こちらこそ年末にお顔が見られて、挨拶ができるとは思いませんでした。
年の最後に見事な霧氷を見られていい山行が出来ました。
来年もいろいろ教えていただければ幸いです。
では、良い御歳をお迎えください。
こんにちはonetotaniさん
素晴らしいです！写真ですら美しいのですから、実際には息を呑む素晴らしさだったに違いありません
いつも鈴鹿の素晴らしさを発信して下さるonetotaniさんのレコ、来年も楽しみにしております。良いお年をお迎えください。
teppan2013さん 今日は。
やはり霧氷も青空とのコントラストが有ると、一段と美しいですね。
雨乞岳の直下でこんな景色に恵まれるとは新たな発見でした。
こちらこそ「近江鈴鹿」なる表現を好んで用いさせていただいております。
来年も更にステップアップできるような山行が出来ればと思っています。
こちらこそ広いエリアを歩かれる記録を楽しみにしています。
良い御歳をお迎えください。
西尾根の取り付き部分は難しいですね。
結局どこからでも尾根さえ乗ればＯＫなんですが。雪がたっぷりの時期に西尾根から登り、清水の頭まで歩ければと思っています。
来年も鈴鹿の素晴らしいコースを歩かれることを期待しております。
良いお年を
yoshikun1さん 今日は。
せっかくの情報を理解できず、勝手な思い込みからアルバイトを
強いられましたが、なんとか西尾根から雨乞に到達できました。
下山時に確認できた地点から、今度こそ予定通り、雨乞岳〜奥の畑谷と
周回したいと思います。
お互い、来年も良い山行を重ねられると良いですね。
では、良い御歳をお迎えください。
また年始の登山も気を付けてお出掛け下さい。
onetotaniさん、こんにちは。
素晴らしい霧氷ですね。
青空をバックに、白い木々、幻想的です
今回もonetotaniさんらしいルートですね。
積雪期にバリ尾根で登って、雪笹のヤブコギ
そのご褒美が、あの絶景だったんですね
いかにも玄人らしい鈴鹿通のonetotaniさんのレコ、毎回楽しく拝見させていただいております。
来年も期待しています。良いお年を！
totokさん 今晩は。
なかば予想通り(？)取付き地点を誤り、きついアルバイトの末、
西尾根にたどり着きました。
過去に踏んだ山頂にも、あれほど新鮮な眺めが広がっているとは・・・。
そうですね、「素晴らしいご褒美」としか言いようのない
景色が待っていてくれました。
まだまだ知らない魅力的な場所が潜んでいるんでしょうね。
来年もまた、一つでも多く発見できるような山行が出来ればと思います。
お互いに来年も良い歳にしたいですね。
onetotaniさん
こんばんは
登り納めの山としては大変満足いく山行だった事でしょう。
蒼と白の世界はやはり心踊らされますね。
鈴鹿の良さをいつものレコで拝見できて楽しませてもらっています。
来年は何処かでお会いできたらなとも思っております。
来年も宜しくお願いいたします❗
kazu97さん 今晩は。
素晴らしい景色に恵まれて満足できる登り納めになりましたが、
準備不足での計画変更という反省点も残りました。
これからは雪山での行動時間も制限され、更に計画、準備に注意して
楽しみたいと思います。
では、良い御歳をお迎えください。
雨乞岳の、滋賀県側からのルート、
先回、早起きして、狙いたかった箇所です。
やはり、滋賀県側のほうが、樹氷が
美しいですね。晴天と相まって
心行くまでの眺めで、何よりです。
今年、南アルプス、鈴鹿と
多々お世話になりました。
とてもよい思い出です。
来年も、よろしくお願いします。
komakiさん 今晩は。
取付く尾根を間違え(？)きつい登りになりましたが、
山頂周辺では素晴らしい霧氷に恵まれ大満足な登り納めができました。
今年も夏山の縦走、鈴鹿の縦走と楽しい思い出を有難うございました。
来年こそスノーハイク、福寿草、夏山と数多くご一緒したく思います。
こちらこそよろしくお願いします。
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