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Yamareco

記録ID: 1036189
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

こもれび山荘泊で仙丈ケ岳

2016年12月30日(金) 〜 2016年12月31日(土)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:24
距離
30.7km
登り
2,234m
下り
2,235m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:13
休憩
0:11
合計
4:24
4:17
144
6:41
6:41
10
6:51
6:51
17
7:08
7:14
27
7:41
7:46
42
8:28
8:28
13
2日目
山行
6:53
休憩
0:58
合計
7:51
5:20
5:22
70
6:32
6:34
34
7:08
7:13
43
7:56
7:58
33
8:31
8:34
19
8:53
9:01
37
9:38
10:12
0
10:12
10:12
10
10:22
10:22
28
10:50
10:50
20
11:10
11:11
17
11:28
11:29
8
11:37
11:37
93
13:10
戸台登山口
1日目 駐車場→こもれび山荘 4時間27分(コースロスト40分含む)
2日目 こもれび山荘 →仙丈ヶ岳(2時間37分) →こもれび山荘(往復4時間20分)
    こもれび山荘 →駐車場 2時間50分
天候 1日目(12月30日晴れ 山頂は風速25mの暴風が吹き荒れ山頂アタック断念)
2日目(12月31日晴れ 山頂は風が強いものの行動には支障ないレベル)
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
12月29日18:00 茅野駅に着く レンタカーで移動+車中泊
12月31日16:00 レンタカー返却(ワゴンーR 15120円)
茅野駅から戸台駐車場まで50km 1時間半

コース状況/
危険箇所等
★夜間に戸台川に沿って登山道を歩いたがマークを見失いコースロストし40分ほど彷徨う。下山時に真っ暗になったらヘッデン歩行は危険そのもの。
帰り(もちろん昼間)マークリボン多数で道迷いすると思えなかった。
〇雪山なので日々変化します
◇小仙丈ケ岳〜仙丈ケ岳が森林限界を越し強風にさらされます。
ナイフリッジを2ヵ所通りますが、風が弱ければ容易に通過できるけど暴風なら無理・・  引き返した方が無難。
◇小仙丈ケ岳と仙丈ケ岳の2ヵ所ほど急斜面あります アイスバーンになっていることも多いらしいので行動注意です。
◇樹林帯の中は問題なし
その他周辺情報 仙流荘の日帰り温泉 600円
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
前日に確認 30日は暴風だろうか
ヤマテンにも歩行困難とコメントあり
前日に確認 30日は暴風だろうか
ヤマテンにも歩行困難とコメントあり
下山後に確認 強風ではあるものの問題ないレベル
元日登山はもっと良いのかもしれない。
下山後に確認 強風ではあるものの問題ないレベル
元日登山はもっと良いのかもしれない。
行きは普通列車で移動 高尾・甲府・小淵沢で乗り換え 遠かった。
2016年12月29日 17:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/29 17:58
行きは普通列車で移動 高尾・甲府・小淵沢で乗り換え 遠かった。
車中泊したのち4時目標で出発したが、15分遅れ・・
いちおう30日もアタックするする予定で計画を立てています
2016年12月30日 04:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 4:15
車中泊したのち4時目標で出発したが、15分遅れ・・
いちおう30日もアタックするする予定で計画を立てています
おっと渡渉 対岸に〇とマークされていたがすでに正規のトレースを外れていた。
2016年12月30日 04:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 4:43
おっと渡渉 対岸に〇とマークされていたがすでに正規のトレースを外れていた。
昼間なら何ら難しくない沢伝いコースも夜間はほぼ歩行困難
これが下山時だと思うとゾッとする。
2016年12月30日 05:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 5:49
昼間なら何ら難しくない沢伝いコースも夜間はほぼ歩行困難
これが下山時だと思うとゾッとする。
日が出てしまえばもう安心 川幅も狭くなり歩きやすい。
2016年12月30日 06:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 6:31
日が出てしまえばもう安心 川幅も狭くなり歩きやすい。
超危険な橋 滑ったら大変だあ
2016年12月30日 07:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/30 7:00
超危険な橋 滑ったら大変だあ
丹渓荘跡 南アルプス林道があれば不要になるのは明らか
ここから標高差500mの登山道
2016年12月30日 07:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 7:09
丹渓荘跡 南アルプス林道があれば不要になるのは明らか
ここから標高差500mの登山道
2016年12月30日 07:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 7:46
2016年12月30日 08:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 8:04
2016年12月30日 08:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 8:27
北沢峠こもれび山荘はまもなく
2016年12月30日 08:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 8:40
北沢峠こもれび山荘はまもなく
8時40分 山小屋到着!!
さあ山頂アッタクだ
2016年12月30日 08:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 8:40
8時40分 山小屋到着!!
さあ山頂アッタクだ
こもれび山荘には山頂は敗退組がたくさん 止めとけと言われた
小屋番さんも同意見でした
そこまで言われたらアタックは明日に延期します
2016年12月30日 12:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 12:04
こもれび山荘には山頂は敗退組がたくさん 止めとけと言われた
小屋番さんも同意見でした
そこまで言われたらアタックは明日に延期します
暇すぎ〜
2016年12月30日 13:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 13:14
暇すぎ〜
寝室はカーテンで仕切られた個室風
2016年12月30日 17:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/30 17:01
寝室はカーテンで仕切られた個室風
夕食です
2016年12月30日 17:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 17:11
夕食です
シチューはお代わ可
暖まります このような極寒の環境でシチューを提供するとは頭が下がります
2016年12月30日 17:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/30 17:11
シチューはお代わ可
暖まります このような極寒の環境でシチューを提供するとは頭が下がります
鶏肉と野菜のホイール包み 味噌味が効いてmoこれまた激旨ま!
2016年12月30日 17:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/30 17:11
鶏肉と野菜のホイール包み 味噌味が効いてmoこれまた激旨ま!
大晦日になりました
朝食は4時半から
2016年12月31日 04:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 4:31
大晦日になりました
朝食は4時半から
またしても出発に手間取り15分遅れ
2016年12月31日 05:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 5:16
またしても出発に手間取り15分遅れ
大滝の頭あたりで夜明け
踏み跡は明瞭でヘッテンでも問題なし
2016年12月31日 06:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 6:28
大滝の頭あたりで夜明け
踏み跡は明瞭でヘッテンでも問題なし
2016年12月31日 06:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 6:47
2016年12月31日 06:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 6:54
2016年12月31日 06:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2016年12月31日 07:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 7:08
雪山のモルゲンロートは間近でみたのは初めてかも
2016年12月31日 07:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 7:12
雪山のモルゲンロートは間近でみたのは初めてかも
仙丈ヶ岳 間近で見るときれいな山です。
一目惚れ
2016年12月31日 07:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 7:22
仙丈ヶ岳 間近で見るときれいな山です。
一目惚れ
山小屋で自炊していた女性に撮って頂きました。
この方は午前3時半に出発したそうな・・ 早やっ
2016年12月31日 07:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9
12/31 7:56
山小屋で自炊していた女性に撮って頂きました。
この方は午前3時半に出発したそうな・・ 早やっ
山梨百名山ゲット!
2016年12月31日 07:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 7:56
山梨百名山ゲット!
残念だけけれどお別れです
2016年12月31日 08:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12
12/31 8:19
残念だけけれどお別れです
小屋に戻ってきました 往復4時間半です。
雪山は手早く行動するに限ります。
2016年12月31日 09:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 9:39
小屋に戻ってきました 往復4時間半です。
雪山は手早く行動するに限ります。
きのう早朝に歩いて迷ったところ 昼間通ればマーク多く踏み後も明瞭。 なんで迷ったかわからないくらいです。
夜間は沢コースを通ってはいけない というのは常識でしょう
2016年12月31日 12:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 12:37
きのう早朝に歩いて迷ったところ 昼間通ればマーク多く踏み後も明瞭。 なんで迷ったかわからないくらいです。
夜間は沢コースを通ってはいけない というのは常識でしょう
ここも広くてどこを歩いていいのかわからないところです。
昼間なら大丈夫です
2016年12月31日 12:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 12:43
ここも広くてどこを歩いていいのかわからないところです。
昼間なら大丈夫です
あと1kmでゴール
2016年12月31日 12:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 12:50
あと1kmでゴール
甲斐駒です
2016年12月31日 13:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 13:00
甲斐駒です
2016年12月31日 13:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 13:02
今回のレンタカー 車中泊も快適でした。
2016年12月31日 13:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 13:08
今回のレンタカー 車中泊も快適でした。
仙流荘の日帰り温泉 600円
2016年12月31日 13:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 13:37
仙流荘の日帰り温泉 600円
あずさ号で帰宅  駅ホームの弁当は売り切れ・・  空腹のまま乗り込みます。
2016年12月31日 16:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 16:23
あずさ号で帰宅  駅ホームの弁当は売り切れ・・  空腹のまま乗り込みます。
甲斐駒がいつまでもお見送りしてくれます。
2016年12月31日 16:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 16:37
甲斐駒がいつまでもお見送りしてくれます。
立川駅で下車 大晦日なので誰もおらん
2016年12月31日 18:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 18:11
立川駅で下車 大晦日なので誰もおらん

感想

仙丈ケ岳を本気に考え出したのは山梨百名山コンプリートの一環です
夏に登ってもいまいちインパクトなくならば厳冬期に・・ との安易な考え

やっぱり冬期登山は天気に左右されるので30日か31日どちらかで登れるように計画を立てた。
もちろん30日の方が気分的に楽なのでそちらが第一希望
ところがこもれび山荘に着くと敗退組が談話室で荷物を積みかえていた。
話を聞くと止めた方がいい。明日がいいと連呼され、小屋番さんも同じ意見だった。

たしかに八丁坂から見えた仙丈は雪煙が吹き荒れていた 北沢峠では全く感じないが・・ そうなれば諦めは早い
午前9時についたがきょうはやめてゴロゴロしよう  もう暇すぎてビールを飲みまくり。 眠くなったらねる 何をやっているのか。

翌日は4時起床 食事した後の5時出発にする。
予想通り15分ほど出発が遅れた まあ頑張って歩いてカバーするしかない。

出発すると思ったより寒くない 中間着に薄手のフリースを着ているがしばらく登ると暑くなってきた。
脱ぐのも面倒でそのまま着たまま登る
大滝の頭あたりでヘッデンを消す まもなく森林限界だろうか。

突然木々が無くなり森林限界を越す。
小仙丈ケ岳は目前だ。
ここでみた仙丈ケ岳は朝日のモルゲンロートのオレンジに染まり素晴らしい

10分もたてば普通の真っ白なカールをもつ仙丈ケ岳になってしまった。
午前5時過ぎに出発したのでファーストトラック狙い かなあと思ったら先に5〜6人がいるではないか。 これには驚いた。
山小屋で危険地帯を十分レクチャー受けているのでビビりも半分、期待も半分。

狭いナイフリッジ といわれていたが僕はそうは思わなかった。
こんなところ八ヶ岳にもあるしガチガチに硬いナイフリッジなんてないわけだから。
それより30〜40mはあろうかという急斜面が気になった。
小屋の人からは丸まったアイゼンでは歯が立たないことがあると言われていた。
いちおう出発前に研いておいたし大丈夫だろう。

急斜面をピッケルを突き刺して一気に登り切りそして頂上 やったー本当にうれしかった。 ここまで2時間40分だった。
写真を撮ってもらうと山小屋で自炊していた女性二人組だった。
午前3時半に出発したとこと・・ 早い 僕は寝てたわ。

そして僕よりちょっと早く出発した人も到着していた。

仙丈ケ岳を狙う人はやっぱり健脚ぞろいなんだろうか 僕もその端くれに入れればいいと思う。

下山は寒いのでとっとと下山 続々と登ってくる人を待ちつつあっという間にこもれび山荘。
小屋番の方に下山報告をしてコーヒーを頂き、戸台駐車場へ急いだ。


30日あまりにヒマでいろいろな人の話を聞くことができた。
登山を始めて数年だがベテランの人にはかなわない 僕は強風で敗退したがベテランの人は行けるのだろうか。 との問いに
ベテランの人はベテランの人は行かないよ 中断や続行の決断も早い

そうだよな 僕もそろそろベテランの域に入ってきたが正しい判断ができるかは分からない。
夜間の沢床歩きを舐めてかかり道間違いをした。 ぜんぜんなっていない。

これも経験のうちかとおもって温泉の湯船の中で悶々と考えた。

2016年 山登りも最高のうちの終えることができて本当に良い年でした。
皆さんよいお年を!








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