富士山御殿場太郎坊洞門歩き 赤岩館下部まで

2017年01月25日(水) [日帰り]

• GPS: 14:49
• 距離: 16.1km
• 登り: 2,006m
• 下り: 1,992m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:06
• 休憩: 1:44
• 合計: 14:50

3:40 スタート地点
4:12 4:15 御殿場口新五合目
4:29 4:29 大石茶屋
6:02 6:02 次郎坊
9:30 9:53 御殿場口新六合目
12:13 12:43 御殿場口七合目
14:36 14:50 御殿場口七合目
15:06 15:12 御殿場口六合目
15:36 15:51 御殿場口新六合目
16:55 17:04 次郎坊
17:50 17:53 大石茶屋
18:02 18:03 御殿場口新五合目
18:30 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

赤岩館下部にて敗退
全ては自分の山力不足ゆえの結果

最近ここにきて予想外の状況下が増えてきたので 最悪の状況下をもっと自覚しなくてはいけない

−20度をこえる予報だったので　この気温で締まって モナカ状態はほぼないだろうと思ったていたが　下部はズボっモナカ

上部は 平均気温−25℃　に　朝の吹き降ろしの冷風が加わり　6合目より上部は ガチガチの　ガチなアイスバーン

写真

1/25 1:21

今回は7.9合目赤岩館間近まで
全ては今の自分の山力不足
この地点ですでに−9℃
念のため布チェーンを装備

1/25 3:40

少しの仮眠のつもりが疲れてて目覚まし気づかず
軽が1台　BMWが1台　ジュークが1台　先行者がいるようだ
この時間から獣道スタート

1/25 3:41

最初からグリベルの12本爪装備
さらにニューアイゼン　ペツルのリンクスもザックへ
さらに25日は−20℃超え予報なので上部で使用

1/25 4:14

2礼2拍1礼　
ここまで　モナカや歩きにくい箇所は無かった
風はすでに吹いている　吹き降ろしの風が11時頃まで続いた

1/25 6:45

夜明け
次郎坊〜旧2.8小屋跡地〜ブル道　
気温が低い予報だったので　踏み抜きやモナカがこんなにあるとは思わず苦戦　ワカン無し　

1/25 6:45

ブル道沿いに
上部新6合目小屋に3人組の登山者ヘッデン　テント泊？

1/25 6:45

相変わらず吹き降ろしの風
雪煙が出るほどの雪は この日までに飛ばされつくされた感

1/25 6:48

御来光

1/25 6:48

紅く染
モルゲンロート

1/25 6:56

地盤が辺り一面に見えているが　そこを歩くと隠れモナカ

1/25 6:56

どこを歩いてもほぼ同じ
隠れズボ隠れモナカズボ

1/25 6:56

吹き降ろしの風を知らない慣れていないのか　この方　下山してしまった
下部からの登山者さんも下山
だいぶ先のテント泊？3人組も赤岩館間近で　撤退

1/25 7:56

ペットボトルの水分が凍ってしまっている写真
ここまでの吹き降ろしの冷風は予想外だった

1/25 8:05

1/25 8:05

またしてもズボっ地獄再開

1/25 8:14

地味に腰にくる

1/25 9:47

新6小屋で休憩

1/25 9:47

今回は気温が低いから雪アイスは締まりもっと歩きやすいと思っていたがモナカ　予想外

1/25 9:47

ルートをどのようにとろうか

1/25 10:23

この辺りから上部の吹き溜まりは ガッ!と締まって歩きやすい

1/25 10:23

岩場目ざして

1/25 10:57

けっこう硬い箇所が増えてきた
考えながら行動

1/25 10:57

気温が低く7合下部は最悪そうなので 登山道よりさらに東側からまわりこんで標高を稼いでいる

1/25 10:57

山中湖

1/25 10:57

素晴らしい斜度
ワンミスで滑落 この世サヨナラコース

1/25 11:36

今回の気温で登山道東側もガツンガツンの箇所が多く　さすがに厳しくなってきたので　ニューアイゼン装備
ペツルのリンクス

1/25 11:49

アイゼンを新しく変えたことで不安が減った

1/25 12:04

宝永山より高く

1/25 12:04

今の富士山で　刃先が短いアイゼンでの行動はやめたほうが良い

1/25 12:21

7合目　日ノ出館　屋根

1/25 12:36

3人組は赤岩館手前で撤退していったが・・・

1/25 12:36

上部平均気温は−25℃

1/25 13:03

砂走館を左下手に

1/25 13:03

1歩1歩考えながらの歩き

1/25 13:03

次は あの巨大岩まで

1/25 13:26

3人組登山者さんらはなぜ撤退していったのかも 考えながら

1/25 13:27

せめてあと5℃違えば…せめて-20℃くらいならば…1歩1歩を探りながらの行動
ここでは せめて〜や 〜ならばの言い訳はきかない

1/25 13:36

巨大岩に到着
ここまでの行動に随分 神経を使わされた

1/25 13:36

宝永山 砂走館
ドン風も少なく絶好の登山日和だが 登頂日和と言う言葉は どうだろうか

1/25 13:36

赤岩館が見られる
3人組の登山者さんらが何故 早々と撤退していったのか…

1/25 13:36

山頂と長田尾根は目の前

1/25 13:37

日差しで表面が とけかけてはいる が いつもより気温が低いので下の硬いアイスはやわらかくならず その上にヌルヌルの油をまいた感 ツルッと滑りやすいのだ

1/25 13:47

ドン風も少なく穏やか
一気に行けないこともない
が 問題は下山時のアイゼンワーク

1/25 13:48

冷静にいろいろ思案しながら

1/25 13:48

この後 時間が経てば経つほど 気温は下がっていく 更に今よりもアイスは硬くなる

1/25 13:48

下山時の 不安材料しか思い浮かばない
問題は今回の気温と冷風
自分の今の能力では 下山がかなり難しい感

1/25 13:48

吹き溜まりに見えるが モナカにさえならない硬い箇所ばかり
このあたりに12月20日や1月10日のような吹き溜まりは全く無い

1/25 13:49

赤岩館は目の前
3人組の登山者さんらが何故早々と撤退していったのか…ここで初めて理解できた

1/25 13:51

下山時の不安材料しか思い浮かばない
今の自分の山力 能力では登り良くとも下山無理を理解
なので今回は ココをサミットとした

1/25 14:43

1歩1歩慎重に行動し 確実に標高を下げ 日ノ出館

1/25 14:43

大きなお日様

1/25 14:43

気温はドンドン下がってる
岩場は避け 沢筋を歩いて標高を下げたい

1/25 14:50

富士の芸術

1/25 14:57

撤退していった3人組のトレースだろうか

1/25 15:21

1/25 15:21

富士の芸術

1/25 15:21

宝永山と同じ高さ

1/25 15:24

アイゼン刺さりが良くなってきた

1/25 15:42

新6合小屋にて
アイゼンを変更

1/25 15:57

再び沢筋に戻る

1/25 16:15

影富士

1/25 16:16

この辺りで モナカに右足をとられて スネを強く打ち悶絶
ココから歩行速度がかなり落ちる

1/25 16:16

日が宝永山に隠れ

1/25 17:02

次郎坊にて

1/25 17:03

ズボっ地獄

1/25 17:26

冷え冷えした富士山

1/25 17:26

外界イルミネーション

1/25 18:03

まだ終わりではないが 2礼2拍1礼 感謝

1/25 18:31

右スネ痛足を引きずりながら ようやく洞門
今回の山行を終えた

情けない自分の山力 能力を認め 次に繋げたい

皆様に良いことがありますように

午前の吹き降ろし冷風はあったが登山日和
そのため実際の現地気温はもっと低かった感

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

装備

備考

全ては自分の山力不足

感想

フジサクヤ

情けない自分の山力を認め 次に繋げたい

コメント

カネノキ

写真見てビビリました！
17日より更にアイスも吹き溜まりも締まって見えます！
加えて−25℃の吹き下ろしとか…地獄絵図ですよ
次の積雪あるまで様子見た方がいいですね
無事の生還お疲れ様でした！

踏み抜いてバランス崩してアイスがスネに刺さり、そのままスネを支点にピタッと止まって転ぶ事さえ許されないアレは辛いですよね

フジサクヤ

Re: 写真見てビビリました！
こんばんは
テント泊?先行者?の３人組さんら以外は皆さんなぜか撤退しちゃったんですが、昨年末笠雲歩きの12月20日ほどではなかったんですよね(^_^;

ただ低温と冷風で 思ったよりも6上部から今回のサミットまでが硬い箇所が多くて 考えながら歩かないとマズい気がずっとしてて 終わっちゃいました(+o+)

ワカンはスネ打ち防止のためにも やはり常に携帯しておいたほうが良いみたいです

とはいえ 今日みたいな日に富士山現地歩きができても あまり達成感が無い気がするので やはり強烈な悪環境下の歩きのほうが自分には適してる感がしました

ありがとうございます

Yokotin

fujisakuyaさん こんにちは（＾＾）
大分下まで邪悪なアイスが張ってますか…
うへ〜〜・・・

17日は下のブル道の最中を踏み抜いて1回転回って転びました
ペツルのリンクス、縦爪がカッコイイ〜

フジサクヤ

Re: fujisakuyaさん こんにちは（＾＾）
こんばんは
今回の低温と冷風はたまたまですよ〜
6上部からは常に考えながら行動してました

7からは神経張り詰めハンパじゃなかったです
登山道に向かいたかったけども１歩１歩のトラバースが恐ろしい しかもニューアイゼンなのに安定感が少ない…下山か やはりほぼ直登しか選択肢がなかったです(+o+)

アイスクライミングやってる人ならば平気なのかもしれないですね

でも今日みたいな良い天候よりも 多少厳しい状況下での歩きのほうが おらには向いてるようです(^_^;

ペツルのリンクスは下山時にも役に立ちますよー 縦爪が滑りを低減してくれるのでオススメですよー

ありがとうございます