安達太良☆山スキー
- GPS
- 05:51
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 690m
- 下り
- 755m
コースタイム
天候 | 1400m位から上はガス。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | スキー場に併設の温泉あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
先週会社の同僚と岩原にゲレンデスキーに行くことのに合わせて、スキーを購入。どうせやるなら山スキーを揃えようと、目白の○○で新調したの機会に、今週は久しぶりに(30数年振り)山スキーへと行ってきました。
昔は、登山靴にジルブレッタのビンディングだったので、電車を使って行くのも問題なかったのでが、この頃はほとんどスキー靴と変わらないプラスチックブーツのため、必然的に車で行くのが前提となるため、私の場合、レンターカーを借りるか、我が家に戻り水戸から自家用車で行くこととなります。
そんなわけで、今回は水戸から行ける手軽な場所として安達太良山へ行ってきました。手軽と言えども、冬山ですし、天気もそれほど望めなかったので(天気予報では上部はガス)、結構な身支度となりました。前日にスキー靴用にオバーズボンも新調しました。(それまでは、冬山でも雨具のズボンで間に合わせ)
朝5:00の出発と決めていたのですが、いつもの事ながら車だと時間厳守がルーズになり、出発は6:00に、スキー場へは8:30の到着、さらに準備に30分を要し、駐車場は9:00出発となり、その上強風のため上部のリフトが運休となってました。結局、最初のリフトで降りてシールを張り付け出発した時は当初の予定より1時間以上遅れの9:40となってしまいました。
安達太良山は冬季も山小屋が営業しているため、冬山の入門コースとして人気が高いため、この日もたくさんの登山者がおり、リフトを降りたところでも山スキーの講習会らいしき高齢者の団体がいましたが、頂上まで目指すものは、少なく薬師岳(ロープウェイの終点)あるいは姿勢平あたりまでのスノーシューでの雪山ハイク客が多いのでしょう。特に今日は風も強く、ガスっていたので頂上までの行程中行き交う登山者は10人程度でした。
さて、リフト頂上駅を過ぎ登山道に入るとスノーシューによるトレースははっきりしており、正直言ってスキーで登る山ではなくスノーシューの選択がベストでしょうが今回はスキーの使い心地を試すことが目的だったので、その目的のためには安達太良頂上までスキーで登った経験は収穫でした。登りで感じた事は、まずスキー板・スキー靴の重量は知らず知らずのうちに結構脚に堪え、なんとか頂上直下まで登り切ることができましたが、登山靴に比べ格段の体力消耗なります。(使う筋肉が異なるため、翌日の疲労度が違った)無理せず細目に休息そして冬場でも適切な水分補給をする事が大切だと改めて認識しました。今回は出発が遅れたこともあり頂上まで1ストップで登ってしまったのでが、スキー登山の場合は休憩は1時間以内を目途にとるべきでしょう。
一方下りですが、これは想像以上に快適です。苦労してスキーで登った事もこの下りを経験すれば十二分に報われます。ただし、この下りも適度な斜度だからこそ快適なので、急斜面となれば横滑りだけorスキー板を外すことも必要となりその場合はスキーは邪魔でしょうがない道具となるので、スキー登山に向いている山(適度な斜度が長く続く)を選ぶ事が重要です。ただ、どの山でも下部の樹林帯をスキーで下るのは結構苦労するだろうなと感じました。このような場所では、無理をせずキックターンを繰り返してスピードを殺して樹林間を縫い降りることが必要となるでしょう。
体力的には、登りほどではありませんが下りもかなりの脚力が必要となります。ある程度の脚力がないと、スキー制動が自由にできないため、スピードの出し過ぎ転倒につながり結構危険です。ですから上りでの体力温存そして下り前の十分な休憩とストレッチが重要な事がよくわかりました。
安達太良山の場合は、頂上直下で若干岩が露出している部分が滑りにくいですが、姿勢平までは快適な滑降が楽しめました。下部の樹林帯に関しては、林道を選択すればもう少し快適に滑降できたかなと思いました。(地図を良く見なかったので樹林帯の急斜面をキックターンをしながら、転びながら滑降)
今回は、スキー以外にも新調したGPS(エプソン製の腕時計)についてもどの程度役立つのか試してみました。事前にルートを機器に読み込み、それに対してルートのナビゲーション状態をチェックしましたが、結果は良好でかなり頼りになりました。今回は、ガスっていたので(10m程度の視界はあったが)途中ルート確認のためにナビで方向を確かめましたが、ほぼ完璧にナビゲーションしてくれました。基本は目視でしょうが、利用価値は高いです。標高もほぼ正確ですので、上り途中で引き返すかと思ったときに、頂上まで後100mと表示されたの見て、頑張れたので助かりました。
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