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Yamareco

記録ID: 1059414
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

玉置山、宝冠ノ森など 〜 From 熊野本宮大社 To 折立 〜

2017年02月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
11:08
距離
29.0km
登り
2,504m
下り
2,415m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:07
休憩
1:02
合計
11:09
4:30
77
スタート地点
5:47
5:47
22
6:09
6:09
20
6:29
6:29
12
6:41
6:41
6
6:47
6:54
42
7:36
7:43
9
7:52
7:52
48
8:40
8:40
8
8:48
9:00
21
9:21
9:21
34
9:55
9:55
8
10:03
10:12
47
10:59
11:08
31
11:39
11:46
11
11:57
11:57
54
12:51
13:02
49
宝冠ノ森
13:51
13:51
108
15:39
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
◇折立バス停から熊野本宮大社前バス停まで路線バスを利用。
・運賃:1040円。
・折立バス停通過予定時刻:15:55のバスに乗車。
コース状況/
危険箇所等
【熊野本宮大社→備崎橋】
◆舗装路歩きです。
【備崎橋→七越峰】
◆先ずは、備崎橋の袂にある大峰奥駆道の案内板手前から延びている舗装路を堤防まで歩きます。堤防に出てからは、大峰奥駆道「七越峰1.4km」標識が設置されている地点まで北上します。
◆登り始めは足場が少し悪い道です。
【七越峰→玉置山】
◆こまめにアップダウンがあります。
◆五大尊岳の前後を除けば、概ねゆったりとしたアップダウンが続きます。五大尊岳南峰への登りは急登です。
◆一定間隔で標識が設置されており、ルートでない尾根に迷い込みそうな地点には侵入防止のロープが張ってあるなど対策が取られており、道迷いの恐れは低いです。
▼残雪は標高1000m以上にチラホラありましたが、アイスバーンになっている所もなく、滑り止めを着用する必要はありませんでした。
【玉置山⇔宝冠ノ森】
◆1057mピークから宝冠の森までは、鎖やロープが設置された岩場、急斜面があり、最低限の注意は必要です。鎖やロープは木に括り付けられているものが多く、利用する場合は、事前に体重を預けても問題ないか確認してからの方が無難です。
◆「山と高原地図」では破線ルートとなっていますが、踏み跡は明瞭についています。
▼この日は、着雪があり、少しスリップし易そうな所もあったため、慎重に歩きました。
【玉置山→折立】
◆舗装路に出るまでは、林道と登山道を交互に歩きます。林道を横切る地点には標識が設置されているので、道迷いの恐れは少ないです。
◆少しザレ気味で、歩きやすい道ではありません。
◆一ヶ所倒木(伐採された木?)で登山道がふさがれている所がありました。
その他周辺情報 ☆湯ノ口温泉で入浴。
・大人540円。
・無色透明で、非常に良質なナトリウム塩化物泉です。
・施設は綺麗です。石鹸類さえ充実していれば完璧。
熊野本宮大社からスタート。
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熊野本宮大社からスタート。
参拝するつもりでしたが…。
参拝するつもりでしたが…。
夜明け前の静かな門前町を歩いていく。
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夜明け前の静かな門前町を歩いていく。
備崎橋の袂にあるこの案内板の前の舗装路を、橋を潜って、堤防まで歩きます。
何処が登山口か分からず、少しうろうろしてしまいました。
備崎橋の袂にあるこの案内板の前の舗装路を、橋を潜って、堤防まで歩きます。
何処が登山口か分からず、少しうろうろしてしまいました。
堤防を歩き、この標識から取り付きます。
ここからは踏み跡バッチリでした。
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堤防を歩き、この標識から取り付きます。
ここからは踏み跡バッチリでした。
史跡の案内板
ここで濃い踏み跡と合流。
舗装路を横切ってからメインルートを外してしまっていたようです。
そこそこハッキリした踏み跡を辿っていたので、全く歩かれていない道ではなかったようですが…。
ここで濃い踏み跡と合流。
舗装路を横切ってからメインルートを外してしまっていたようです。
そこそこハッキリした踏み跡を辿っていたので、全く歩かれていない道ではなかったようですが…。
山在峠まで歩いてきました。
ここで休憩。
山在峠まで歩いてきました。
ここで休憩。
舗装路を横切って、ほんの少し登ると、石塚(「宝経塔」)がありました。
舗装路を横切って、ほんの少し登ると、石塚(「宝経塔」)がありました。
伐採地から見た朝日に染まる山々と熊野川。
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伐採地から見た朝日に染まる山々と熊野川。
川の上に棚引く雲が幻想的です。
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川の上に棚引く雲が幻想的です。
陽の光があたり、明るい林の中を歩いていく。
冬とは思えない綺麗な緑です。
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陽の光があたり、明るい林の中を歩いていく。
冬とは思えない綺麗な緑です。
大黒天神に到着。
ここで休憩。
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大黒天神に到着。
ここで休憩。
金剛多和の石仏
五大尊岳南峰への登りは急登です。
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五大尊岳南峰への登りは急登です。
ロープがかかっている所も。
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ロープがかかっている所も。
五大尊岳南峰に到着。
ここから少し下り、北峰に登り返します。
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五大尊岳南峰に到着。
ここから少し下り、北峰に登り返します。
五大尊岳北峰に到着。
この少し先の日当たりの良い斜面で休憩しました。
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五大尊岳北峰に到着。
この少し先の日当たりの良い斜面で休憩しました。
見える山々の名前は全く分かりませんが、山の連なりに癒されます〜 ( -_-)旦~ フゥ...
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見える山々の名前は全く分かりませんが、山の連なりに癒されます〜 ( -_-)旦~ フゥ...
木々のトンネルを抜けていく。
青々とした緑が目に沁みます。
木々のトンネルを抜けていく。
青々とした緑が目に沁みます。
奈良県に入りました。
奈良県に入りました。
大水ノ森に到着。
大水ノ森に到着。
大森山に到着。
ここで休憩しました。
寒さが気になったので、ニット帽とオーバーグローブを着用。
大森山に到着。
ここで休憩しました。
寒さが気になったので、ニット帽とオーバーグローブを着用。
ここから林道歩き?
この手前から登山道と林道が並走していましたが、登山道が崩れ気味だったので、もっと手前から林道を歩いた方が良かったかもしれません。
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ここから林道歩き?
この手前から登山道と林道が並走していましたが、登山道が崩れ気味だったので、もっと手前から林道を歩いた方が良かったかもしれません。
玉置辻まで林道歩きです。
玉置辻まで林道歩きです。
玉置辻から眺めた玉置山。
一番左のピークが玉置山本峰。真ん中のピークが1064mピーク、右のピークが1057mピーク。
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玉置辻から眺めた玉置山。
一番左のピークが玉置山本峰。真ん中のピークが1064mピーク、右のピークが1057mピーク。
少し視点をずらして宝冠ノ森まで。
右端の尖がりピーク付近が宝冠ノ森です。
ポカポカ陽気で、眺めも良かったので、設置されていたベンチで休憩しました。
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少し視点をずらして宝冠ノ森まで。
右端の尖がりピーク付近が宝冠ノ森です。
ポカポカ陽気で、眺めも良かったので、設置されていたベンチで休憩しました。
この鳥居を潜って、玉置山の山域に入ります。
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この鳥居を潜って、玉置山の山域に入ります。
邪を払う霊峰の力が具現化したような美しい緑です。
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邪を払う霊峰の力が具現化したような美しい緑です。
犬に化身した玉置山の神様(神霊?)が、遠吠えして、村人を救ったという伝説がある檜の株が奥に見えています。
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犬に化身した玉置山の神様(神霊?)が、遠吠えして、村人を救ったという伝説がある檜の株が奥に見えています。
立派な杉の巨木の脇を登っていきます。
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立派な杉の巨木の脇を登っていきます。
玉置神社の境内には雪が残っていました。
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玉置神社の境内には雪が残っていました。
玉置神社に参拝。
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玉置神社に参拝。
神社の裏手に夫婦杉があります。
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神社の裏手に夫婦杉があります。
神代杉。
夫婦杉の近くにあります。
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神代杉。
夫婦杉の近くにあります。
三柱稲荷の脇を抜けて山頂に向かいます。
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三柱稲荷の脇を抜けて山頂に向かいます。
先ずは山頂に向かいます。
先ずは山頂に向かいます。
杉の大木の間を九十九折に登っていく。
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杉の大木の間を九十九折に登っていく。
独特の雰囲気があります。
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独特の雰囲気があります。
自然と手を合わせてしまいました。
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自然と手を合わせてしまいました。
三つの霊石
玉置山に到着!
遠くに熊野灘が見えました。
少し霞がかっていて写真では分かりにくい。
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遠くに熊野灘が見えました。
少し霞がかっていて写真では分かりにくい。
宝冠ノ森に向かいます。
宝冠ノ森に向かいます。
木々のトンネルを抜けていく。
木々のトンネルを抜けていく。
この標識手前を右手に下っていきます。
この標識手前を右手に下っていきます。
ここが最長の鎖です。
写真は下った所から振り返って撮影。
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ここが最長の鎖です。
写真は下った所から振り返って撮影。
すぐに登り返します。
すぐに登り返します。
お助け鎖がある急斜面を下る所もあります。
お助け鎖がある急斜面を下る所もあります。
宝冠ノ森に到着!
ここから少し下ると展望地があります。
宝冠ノ森に到着!
ここから少し下ると展望地があります。
木々の間から冠雪した山々を拡大。
中央部分の尖ったピークが釈迦ヶ岳でしょうか???
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木々の間から冠雪した山々を拡大。
中央部分の尖ったピークが釈迦ヶ岳でしょうか???
展望地でゆっくりしました。
遠くに熊野灘が見えています。
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展望地でゆっくりしました。
遠くに熊野灘が見えています。
青空に映える木々の緑が目に沁みる。
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青空に映える木々の緑が目に沁みる。
それでは、玉置神社に戻ります。
それでは、玉置神社に戻ります。
着雪しているので、スリップしないように慎重に下ります。
着雪しているので、スリップしないように慎重に下ります。
ここの下りがこの日一番神経を使いました。
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ここの下りがこの日一番神経を使いました。
山頂をトラバースするルートで玉置神社まで戻ります。
山頂をトラバースするルートで玉置神社まで戻ります。
途中斜面が崩れている所もありました。
途中斜面が崩れている所もありました。
玉置神社まで戻ってきました。
玉置神社まで戻ってきました。
玉置神社からは下るだけかと思っていたのですが、玉置神社から駐車場まではしばらく登っていきます。
玉置神社からは下るだけかと思っていたのですが、玉置神社から駐車場まではしばらく登っていきます。
林道に出てから少し歩くと、左手から下っていく道があったので、下っていきます。
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林道に出てから少し歩くと、左手から下っていく道があったので、下っていきます。
すると、玉置辻から登ってくる道と合流してしまいました。
道間違いしてしまった orz
せっかくなので、見逃していた大杉を見物してから、引き返しました。
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すると、玉置辻から登ってくる道と合流してしまいました。
道間違いしてしまった orz
せっかくなので、見逃していた大杉を見物してから、引き返しました。
なんとか駐車場に辿り着きました。
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なんとか駐車場に辿り着きました。
ここからは下るだけです。
ここからは下るだけです。
林道を何度も横切ったり、歩いたりしますが、林道に出る地点と林道から登山道に復帰する地点には、きちんと標識が設置されていました。
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林道を何度も横切ったり、歩いたりしますが、林道に出る地点と林道から登山道に復帰する地点には、きちんと標識が設置されていました。
途中、道がふさがれている所が一ヶ所ありました。
斜面を高さ2〜3mほど無理やり下って、突破しました。
途中、道がふさがれている所が一ヶ所ありました。
斜面を高さ2〜3mほど無理やり下って、突破しました。
十津川まで下ってきました。
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十津川まで下ってきました。
バス停に到着。
バスはほぼ時間通りにやってきました。
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バス停に到着。
バスはほぼ時間通りにやってきました。

感想

健康診断でコレステロール値や肝機能の値で引っかかってしまったため、前日再検査を受ける羽目に。
再検査の結果は予想通り問題なかったのですが、採血した影響が出るといけないので、マイペースで安全にゆったりと登ることができる山に登ることにしました。
行先は、前々から行ってみたかった玉置神社のある玉置山にしました。
玉置山に登るだけでは物足りないので、熊野本宮大社から歩いてみることにしました。

さすがに標高が1000mを超えると、所々に雪も残り、冬らしい寒さでしたが、標高が1000mを越えている所を歩く時間は短く、概ね、ポカポカ陽気の中、楽しく歩き通すことができました。
玉置山は、山頂から熊野灘を望めるため、「沖見岳」とも呼ばれているそうです。
この日は、天気が良く、山頂からバッチリ熊野灘を眺めることができ、「沖見岳」の謂れを確認することもできました。

下山後、(ここも)前々から行ってみたかった湯ノ口温泉に立ち寄り、良質なお湯で山行の疲れを癒すことができ、大満足の山旅となりました。

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訪問者数:1065人

コメント

参考にさせていただきました
はじめまして。
近々、折立〜玉置山〜本宮まで行こうと思っています。
コースや写真、感想等、非常に参考になりました。
2017/2/20 13:40
Re: 参考にさせていただきました
jsbx100さん、はじめまして。
拙いレコのため、実際に歩いてみたら、「ちょっと違うんじゃない?」ってことになるかもしれませんが、少しでも参考になるなら幸いです。
ただ、充実した山行だったという点に嘘、偽りはありません。
折立から本宮までは、紀伊半島の山深さ、自然を存分に堪能できる、実に素晴らしいトレイルでした。
折立→本宮の山行を楽しんできてください!
2017/2/20 19:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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