黒斑山〜鋸岳 噴煙上がる浅間山を眺めながら
- GPS
- 06:40
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 706m
- 下り
- 697m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 6:39
天候 | 晴れのち曇り 蛇骨岳から先は強風で極寒 駐車場マイナス11℃ 黒斑山山頂マイナス13℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
火口から4kmは自己責任、2kmは立入禁止。 当日は噴煙がご機嫌に上がっていた。不気味。 黒斑山〜蛇骨岳トラバース地帯での踏み抜き注意 |
その他周辺情報 | 高峰温泉で高見の見物 |
写真
感想
まともに登山へ行ったのは、先月22日の谷川岳天神尾根。
日々のトレーニングは欠かさず、ハイキング程度では登ってはいたが、脚は鈍っている。休日と好天候が折り合わないのは仕方ない。
13日も上越の山岳はガスの中。どうしても西へ向かわざるを得ない。
浅間サンライン、チェリーパークラインは融雪剤が散布してあり凍結が少なかった。高峰高原ビジターセンターに朝7時半に駐車するが、誰もいない。
装備している最中に3台ほどやってきた。駐車場の気温はマイナス11℃。
登山道入り口から50mも進まないうちに、いきなり新雪地帯、ノートレース。
前日の降雪と風により吹き溜まったようだ。蛇骨岳までこのような箇所が数か所あった。アイゼン履いて何歩も歩かないうちにスノーシューに履き替え。
しかし吹き溜まり箇所以外は圧雪され、道筋があり歩きやすかった。
本日最初のトレースを付けて歩んでいく。
ガレ場に出ると南方面の八ヶ岳、富士山が美しかった。ただ北アルプスはガスがかかり、穂高岳が唯一見ることができた。その北アルプスからひっきりなしに雲が流れてくる。
トーミの頭に着くが、ガスが浅間山にもかかっている。よく見ると火口から噴煙が多く北西からやってくる雲と融合していた。その雲は軽井沢を抜け秩父方面へ。
黒斑山山頂も当然誰もおらず、暫し眺めて蛇骨岳へ。
樹林帯内もトレースがあり歩き易いが、深い箇所も多く、踏み抜き注意。またトラバース地帯で幅が狭いところもあり、スノーシューでも踏み外しに注意する。滑落すれば賽の河原まで一気に行けるが…
蛇骨岳を過ぎると、トレースは無くなった。そして白ゾレからは北西の極寒強風が襲いかかってくる。風に煽られながら仙人岳に到着。虎の尾は岩場の露出と雪面はクラストされておりスノーシューだと歩きにくかった。
Jバンド手前の急下りは、新雪の吹き溜まりだったが、スノーシューのままだったのでガシガシ進んでいった。鋸岳は岩場が露出しており、スノーシューも脱いでノーマルで山頂へ到達。
山頂の気温マイナス13℃。極寒の風に吹かれて体感温度はマイナス20℃以下だろう。日差しが出ると多少はよい。先日の丸沼高原などそよ風で暖かいほうだ。
噴煙が多い浅間山を目前にして昼食。この距離だから噴火したら私など跡形もなく消え去るだろう。火口まで1800mの鋸岳山頂を一人で貸し切り。強風が吹く音を聞きながら白い煙を眺めていた。
下山は中コースで。何年か前の拙レコには、頭に枝が当たるので避けながら下ったと書いてあった。今年は昨年よりはあるが、堀のような登山道が積雪で埋まるほどはない。やはり少雪。途中からはシリセードしたり、スノーシューで近道したりして遊びながら下山した。
足慣らしなので距離は短かったが、とても楽しく歩けたのは良かった。
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