日和田山・物見山・観音ガ岳・スカリ山・ユガテ
- GPS
- 06:39
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 641m
- 下り
- 624m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
西武「東吾野」駅(エンド) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的にはのどかなコースで特に危険個所もなく、標識もしっかりしている。 日和田山の男坂は初級者コースにしては少し急勾配で岩を掴む局面あり。 スカリ山へは北向地蔵から車道を西にゆき、2つ目の右側入口から(手書き標識あり)最初に到着するのは観音ガ岳(スカリ山東峰)で、スカリ山は2つ目の山頂。その先で道幅は狭く若干分かりづらくなるが迷うことはない。 |
写真
感想
訳あってほぼ1年ぶりの登山(ハイキング)。地震も少し落ち着いてきたので低山から鍛え直しだ。
朝5時半の千葉ニュータウンの駅発、西武「高麗」駅8時着。
軽く準備運動のあと、北側の日和田山へ向かう。
コース入口まで約20分の車道歩き。
入口に駐車場(有料)があるから車アクセスなら直行可能だ。
最初ジグザグの軽い登りを少し行くと、鳥居をくぐって男坂・女坂の分岐。少し迷ったがトレーニング兼ねて男坂で行くことにする。
すぐ水場があり、直後から急な登りとなる。岩場が出てきて両手を使う場面もあるが危険に感じることはない。ただ自分のバランス感覚が悪いのでストックでアシストせざるを得ない。本当はザックにしまいたいところだが体調上いたしかたなし。久々の急坂を楽しみつつしばらく行くとすぐに岩場終了。日和田山の肩にある神社の鳥居に到着だ。振り返ると、高麗の巾着田が綺麗に俯瞰でき、奥武蔵やら丹沢の大山、都内の高層ビルまで見渡せる。なかなかの景色。いや1年ブリだかやっぱり山はいいな、と実感。
景色を見ながら少し休憩の後、後ろの神社で安全を祈願して右裏手の山頂へ。
日和田山の山頂にも標識や石碑がある。都内から東方面が開けている。
山頂から西への降り口もあるが来た道を少し戻り物見山方面へ。気持ちのよい林間だ。しならく行くと高指山の電波塔が見えてくる。山頂は電波塔なので立ち入れないが鎖の外から写真をパチリ。小学校低学年の男の子がお父さんに連れられて、「中に入れないのぉ〜」と残念がっている。
少し車道を行くと、茶店と数軒の家が連なる村(山上集落)に出る。こういうところでのんびりお茶するのも悪くないかも、とか思いつつ先を急ぐ。しばらくすると右手に物見山への分岐看板。少し登山道を登るとあっという間に物見山だ。標識やイス数脚の置いている広場で小休止。山頂の三角点はここから3分の林の中。一応チェックに行くが眺望も無くとんぼ帰り。物見山から下り林間をしばらく行くと突然車道に出る。向かい側の登山道へ渡り、また林間を少し行くと北向地蔵だ。
北向地蔵は交通の要所になっており4方向の交差点でもある。しばし休憩のあと車道を西へ歩く。
右手に桜ほぼ満開の大木が見えのんびりムード満点。
右手に登り口が出てくるが、ここで皆だまされる話を読んでたので、2つ目の登り口まで車道歩き。2つ目にはちゃんと「スカリ山」の標識が出てくる(手書きだし小さいので要注意)。
右手に登山道を登ると5分ほどで山頂。多少木で遮られ360度とはいかないが、ここのサイトに書かれている通り眺望もよく人通りも少ないのでお勧め。ここでのんびりランチとする。狭い山頂直下でお湯を沸かしいつものシーフードカップヌードルと今回は手製のおにぎりをほおばる。40分ほどのんびりしただろうか。その間2人の単独男性が来たのみで静かな山頂である。「観音ガ岳」と小さく出ているのが気になっていたが、あとでそこは本当のスカリ山ではなく東峰(観音ガ岳)だったことに気づく。
右手西側から下山開始。一旦下って登り返したところが「スカリ山」だ。観音ガ岳から西に少し高い山頂が見えていたがきっとそれだ。山頂にはベンチがいくつかあり、先の男性一人が弁当中。挨拶交わしならが、周囲の写真をパチパチ。西へ下る道をたどる。この辺から先は踏み跡が少し薄い箇所もあるので要注意。といって尾根筋なので迷うこともない。幾つか山頂を通り過ぎるが疲れてきたので巻き道へ。道幅が細く左がかなりの急坂(がけに近い)なので慎重に。自分のバランスも良くないのでストック様命!である。ちょっとした平均台を渡ってる感じ(?)。
若干ガレ場で踏み跡が見えづらく道が北斜面方向に回り込んでいる気がしてきたのでGPS(Garmin)と地図で位置確認。もうすぐ「エビガ坂」みたいなので安心して先へ。下りきったところが「エビガ坂」。越上山まで足を延ばそうかとも考えたが、1年ぶり登山でもあり今日はここまでとする。
ユガテ方面へ下りしばらく行くと、ほぼ満開の桜。ユガテ到着だ。ユガテは桃源郷とも言われているらしいが、さすがに綺麗に花が咲きそろい、この時期のんびりムード満点だ。
幾つも花の写真を撮ったあとユガテを離れアップダウンを繰り返しながら尾根筋を下る。トレーニング不足とバランスの悪さから、下りがきつい。登りはほぼ標準タイムだったのに、下りはゆっくりな上に休憩が多すぎて約2倍近くかかっている。疲れを感じてきた頃やっと福徳時のお墓が下に見えてくる。しばらく下るとすぐ福徳寺だ。ここからのんびりと車の少ない川沿いの車道を行けばすぐ東吾野駅だ。
駅前の商店でアイスクリームを買って、今日一日の自分にご褒美。久々の山行はここまで。意外と普通に歩けたな。と妙に安堵感を覚える山行だった。
西武秩父線に乗り飯能で準急乗り換え武蔵野線JRで帰る予定が爆睡で池袋経由となってしまった。場違いな登山姿のまま池袋のこじゃれた喫茶店で一服の後、千葉ニュータウンの自宅へ。
(あとがき)
昨年6月の武甲山翌朝に倒れ、3ヶ月入院生活後リハビリにいそしんでいたので1年近くぶりの登山(ハイキング)である。バランスが万全ではないので低山からトレーニングし直し。本当は3月12日に友人と高水三山〜棒ノ折山に行く計画であったが地震のため延期。少し落ち着くのを待っての単独だ。平地では毎週末10km〜20km、時には30km歩いたりしていたが、登り・下りで自分がどういう状態になるか不明のため最初は低山で計画。不安なら即下山することを念頭に計画した。
思ったより普通に歩けたことに感謝・感激!入院中はもう山はあきらめかけていたのでここまで復活した自分を誉めてやりたい。登りはフラフラしながらもストックでバランスをとってそれなりに歩けたし、下りはやっぱりバランスの悪さから2倍近く時間かかったがまあ当面は仕方ない。半年すれば少しはよくなってくるだろう。
帰宅当日は疲れ切って早めに寝たが、翌日は筋肉痛もなく、バランスも相当よくなった。リハビリ効果絶大である。また1ヶ月に1回は山に行きたいものだ。。。100名山目指して復活にがんばります!
ShuMaeさん、こんばんは(^^)
ユガテの美しい春の景色のレコありがとうございます。まるでユガテに行ったような気分を味わえました。
No.11の写真の「伊豆ヶ岳?」ですが、おそらく奥多摩三山の大岳山ではないかと思います。日和田山から伊豆ヶ岳を望むとすれば、武甲山の近くに見えるはずですね。
ではまた(^^)/
#11は伊豆ヶ岳ではなく、大岳山ですか・・・ちょっと北側に見えたような気がしたのとトンガリ山なので、てっきり伊豆ヶ岳かな、と思ってしまいました。よく考えれば、日和田山から巾着田を向いて右100〜110度くらいだったので、方角的にも大岳山方面かもしれませんねね。コメントありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する