比良山/三舞谷左俣(やってもうた!)



- GPS
- 06:59
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 948m
- 下り
- 902m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
35年ぶりの沢登り。ロープの結び方もすっかり忘れてしまっている。ロープワークを勉強し直し、ヘルメットとハーネスを新調し、いざ出陣。
きょうはSさんという強力な同行者がいる。堰堤群を左岸から越え、小滝を登ると二俣。すかさず左俣に。しばらくはゴーロだが徐々に滝が現れ始める。両岸に岩が見えだすといよいよ大滝間近。登るにつれ右岸岩に隠れていた滝がその姿を現してくる。新緑とヤマツツジの中、圧倒的な迫力でそれは飛び込んできた。きょうは水量もそこそこあって素晴らしい景観。あこがれの大滝にようやく念願叶って対面する事ができた。左岸高巻き途中から見下ろす姿も高度感たっぷりでまたいい。
大滝上の大崩壊地を左手に見る次の滝も美しい。この滝も左岸を巻く。途中素晴らしいスギの巨木を発見。せまいゴルジュの上で谷におり小滝をひとつひとつ越えていく。
調子よく登っていたが、5m程の小滝で気が緩んだのか、判断ミス。木をつかんで体重をかけたところ岩もろともすっぽり抜けてしまった。1mほど滑り落ち、尻餅をついてひっくり返った先が滝頭。一気に3m程転落。右肘と右脇腹を強打したようだ。右手に力を入れると激痛がはしる。
このまま溯行は無理と判断。さて登るか下りるか、地形図を見て検討。ここは標高900m地点まできているため登り切って登山道に出る方が賢明。下りはスリップの危険性がある。右手の小さな尾根に取り付き急斜面を登る。さして難所もなく30分ほどで西南稜に飛び出す。そこはワサビ峠からひと登りした武奈ヶ岳西南稜のピークだった。
昼食をとっていると外したスパッツの下から巨大なヤマビルが這い出してきた。献血してしまったのか。しかし転落したときのケガ以外の出血はなさそうで安心。たまたま他の登山者か鹿などの動物からポロリと落ちたヒルの上でおにぎりをほおばっていたようだ。さて昼食後、武奈ヶ岳に行こうとするが歩き出してまもなく今度は足がつる。急斜面を右手を使えないので左手と両足でぐいぐいと登ったので、ちょっと足が悲鳴を上げている様子。仕方なく御殿山コースを下って坊村へ。
下り着いた頃には右肘に加え右脇腹も痛くなってきた。車を走らせ家に着くころには痛みがさらにひどくなってしまった。結局、右肘粉砕骨折&肋骨骨折で手術入院と相成りました。チャンチャン
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