甲武信ヶ岳(天気大荒・アクシデント連発)

2011年04月23日(土) 〜 2011年04月24日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,588m
• 下り: 1,584m

天候

1日目　大雨・強風
2日目　晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・徳ちゃん新道と近丸新道から先の尾根から積雪有り

・積雪部分の下には氷があり、朝などにはそのまま凍ってました

写真

4/23 7:07

西沢渓谷の駐車場には1台もおらず自分のみ

4/23 7:38

通行止めゲートにて

4/23 7:39

このザックが後々の体に突き刺さります

4/23 8:00

徳ちゃん新道入口にて

4/23 8:29

下はこんな感じの樹林帯、景色は秋です

4/23 10:47

雨で体温が奪われます。止まると寒いので休憩は最小限に

4/23 10:47

新道の合流地点

4/23 12:01

戸渡尾根は雪景色。今日は余裕のKMさん

4/23 12:01

重いザックのkurahutoさん、ホントにすみません。
この後天候大荒れで小屋までの間写真無しです。

4/23 14:45

甲武信小屋内のストーブ。kurahutoさんは軽い低体温でダウン。

4/23 15:16

復活し食後のkurahutoさん、今度は眠いそうです。

4/24 7:59

翌日は打って変わっての快晴

4/24 7:59

8時ですがまだ氷点下を指してます

4/24 8:05

朝食にてザック重量を軽くします

4/24 9:43

八ヶ岳

4/24 9:43

富士山。いつかこの時期に登りたい

4/24 9:44

富士山2

4/24 9:44

国師ヶ岳・金峰山

4/24 9:44

山頂直下の岩場

4/24 9:48

山頂。大事な所でいつも手が入ってしまうなあ

4/24 10:00

あとはひたすら下山

4/24 10:25

色々と大変ですが残雪期ならではの良さは白と青のコントラストですね

4/24 10:27

さらば甲武信ヶ岳

4/24 10:33

木賊山は見えません

4/24 10:33

2人は無視して下山中

4/24 10:34

昨日はここで苦しんだのに・・・

4/24 10:47

4/24 10:51

氷と雪のミックスをアイゼン効かせながら下りる

4/24 11:51

ここまで来たらもう暖かいです

4/24 12:28

KMさんは何故か余裕

4/24 15:42

Wさん、すみません

撮影機器：

docomo PRIME series SH-06A シャープ

感想

山の申し子

久々の登山となりましたが、どうしても泊まりで行きたくなり、kurahutoさんと

KMさんの3人で甲武信ヶ岳に行ってきました。


今回の行程は西沢から登り、徳ちゃん新道で甲武信ヶ岳山頂・笹平避難小屋で

1泊の後、破風山・雁坂経由の西沢下山予定でしたが、天気などの影響により

行程変更を余儀なくされました。



西沢渓谷駐車場に7時に到着しましたが、駐車場には自分たちのみで他の登山者

見当たらず。雨は小雨と普通の繰り返しでしたが、そのまま準備して7時半に

出発。

西沢山荘までの道のりは道路歩きでしたが、何やら足の調子がおかしい。18.5

kgの荷物でしたが数ヶ月ぶりの体にどんどんとこたえてきます。

山荘からはひたすら樹林帯の急登でしたが、近丸新道合流前に足に限界が来て

しまい、足が思うように動かなくなってしまった。

荷物を幾つか捨てようと思いましたが、kurahutoさんが「おれが持ってやるよ」

と優しい言葉をかけてくれたので、お言葉に甘えてザックを交換させてもらい

ました(それでも14kgありましたがこの4kgで助かりました)。


合流後の戸渡尾根からは雪がちらほらと出てくるので、途中でアイゼンを装着。

そしてこの付近から、天候が急激に悪化し始め、大粒の雨と強風にさらされる

事に。


戸渡尾根の中盤からは更に状況は悪化し、風速は20m/s以上?(あんなに強い

風は今まで体感したことが無い)はあったと感じました。木が無い所ではあっと

いう間に体は持っていかれ、前を見て立っていられませんでした。

木の無い所では、尾根の東斜面をトラバースし何とか風と雹をかわしながら前へ

進む。


木賊山手前の分岐で、笹平の避難小屋へ向かう予定だったのですが、天候の悪さ

と全員の体力消耗が激しかった為、予定を変更し甲武信小屋に泊まる事に。

そこからは誰も喋る事も無く、強風を気力と意地で何とかしのぎながら最後は

転がり込む様に小屋の中へ。


※続きは後で記入します