伯耆大山（一ノ沢右岸稜〜夏山道）

2017年02月25日(土) [日帰り]

• GPS: 06:42
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,094m
• 下り: 1,080m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:28
• 休憩: 0:09
• 合計: 6:37

5:21 枡水登山口
6:29 6:37 大山一ノ沢 治山林道口
9:20 9:21 大山頂上避難小屋
9:35 9:35 大山頂上碑
11:01 11:01 夏山道登山口（大山寺橋側）
11:58 桝水登山口

合計時間： 6時間42分
合計距離： 10.52km
累積標高（上り）： 1144m
累積標高（下り）： 1129m

天候

曇り
標高1,400mより上はガス、風雪
高度1,500m付近の気温−7.3℃、風速8.1m/s（09:00時点,「tenki.jp」より）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桝水原駐車場に駐車。
終日無料。
駐車場トイレは冬季閉鎖。
スキー場トイレは使用可能。

コース状況／危険箇所等

積雪期の登山です。
一ノ沢右岸稜はバリエーションルート。
要事前準備、装備適宜。
地図、コンパス必携。
クラストする地形のため、
アイゼン、ピッケル携行推奨。

基本的には尾根通しのルートだが、
時期的に風下に雪庇が発達する。
踏み抜きに注意されたい。
（風下は一ノ沢の崩落地）

写真

2/25 5:24

桝水スキー場を出発。

2/25 5:32

先行と思しきトレース。
スノーシューを履く。
沈み込みは浅く、スピードが出る。

2/25 5:48

大ノ沢ロックシェッド。
ここから横手道へ右岸を上がる。

2/25 6:01

横手道の大ノ沢出合。
先行のトレースはここで終了。

2/25 6:15

環状線に合流。
この日は比較的歩きやすい雪質。

2/25 6:29

一ノ沢治山道路を上がって行く。

2/25 7:00

治山林道から目的の尾根へショートカット。

2/25 7:21

森林限界を超える。
クラスト気味なのでアイゼンとピッケルに持ち替え。
上部はかなり濃いガス。
晴れないか期待するが...。

2/25 7:33

一ノ沢を見降ろす。
遠くの山々は観えているが、
上部へ行くに連れてガスと風雪が強まってくる。

2/25 8:04

北側から風と雪が吹き付けてくる。
視界の右側、おそらく雪庇が出来ている。
何箇所か亀裂が見られた。

2/25 8:09

小さめモンスター。

2/25 9:08

右岸稜最後の雪壁（？）。
クラストしていたが刺さりは良かった。
実際の視界もこのくらい。

2/25 9:15

頂上台地に到着。
ホワイトアウトしている。
GPS様を頼りに避難小屋を目指す。

2/25 9:21

時間にしては僅かだったと思うが、
長い間彷徨った感覚。
ぼんやりと避難小屋が観えてくる。

2/25 9:21

ようやくほっと一息。
中には数名居られた。後からも続々やって来る。

2/25 9:44

出入り口は掘り出してある。
白湯を飲み少し掃除して下山にかかる。

2/25 9:46

山頂碑に立ち寄る。

2/25 9:56

ポールは僅かに視認出来る。
これが無ければお手上げだろう。

2/25 10:07

草鳴社ケルンにて。

2/25 10:20

こんな天候でも後から後から登山者がやってくる。

2/25 10:22

六合避難小屋にて。
ここにも多くの方々が居られた。

2/25 10:31

山の神さんにご挨拶。
無事を感謝。

2/25 11:05

環状線まで降りた。
舗装路歩きはソールの硬い靴には堪える。

2/25 11:57

桝水原駐車場より望む大山。
上部のガスは最後まで取れなかった。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough オリンパス

感想

とる

13年冬季に登った一ノ沢。
その時も視界不良だったが、
この回は更に荒れた。

下山は大ノ沢を予定していたが頂上台地はホワイトアウトで
夏道を歩くので精一杯。
奇しくも13年と全く同じルート取りではあったが、
久々にごうごうと唸る大山の風を感じられ、
恐ろしくも楽しい山行となった。