天女が舞っていた 喜寿記念雪中テント泊


- GPS
- 58:08
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 1,796m
- 下り
- 1,788m
コースタイム
- 山行
- 14:48
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 15:04
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 6:47
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
主に、冬道のトレースを辿りましたが、道迷いのトレースがあり、 それにつられて、帰りには何回か道迷いしました。時間はかかるけど 位置確認をもっとすべきだったと反省しています。 |
写真
稲村ヶ岳は見る場所によって姿が変わり、おまけに見る距離によっても感じが全く違います。 道に迷った時にこれは困ります。やはり限りなく周りを歩くしかありません。
しかし、50年前ならともかく今はそうもいきません。大峰の山々には枯れ木や枯れ枝が満ち満ちています。50年前に大峰・大台に来た時には、化石燃料(ガス、灯油など)がなくなれば枯れ枝を燃やしました。そもそも夕食の準備にまずすべきことは枯れ枝集めでした。でも今や山中で枯れ枝を集めて火を焚くと煙が出ることは間違いなく、遭難救助信号になるかもしれないし山火事と判断されるかもしれないので携帯ガスコンロを使っています。5mのザイルをいざという時のために持っています。高齢者は1−2mの急斜面でも無理して飛び降りると怪我するかもしれないので必需品です。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
毛手袋
軍手2
アウターシェル
ダウンジャケット
ダウンズボン
笠
着替え
靴
ザック
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ペットボトル2(500ml)
シュラフ
防水袋(ポリ袋)
グローブ
予備靴ひも
行動食(チョコレート
飴
クラッカー
チーズ)
握り飯6個
いわしさんま缶詰
コーヒー
砂糖
食塩
味噌
塩
乾燥野菜
ソーセージ
かまぼこ
ガスカートリッジ
固形燃料
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
GPS
i-Phone
ファーストエイドキット
ロールペーパー
ナイフ
カメラ
雪用テント
テントマット
ごみ袋
傘
ピッケル
アイゼン
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感想
いつかは冬にテント泊をしたいと思っていた狼平に身体状態と雪山テントのテストを兼ねて出かけました。昨年喜寿を迎えたので、あとは天寿あるのみですが、大峰の魅力にとりつかれて出かけています。去年の10月には吉野から熊野大社を目指しましたが、食糧不足と天候不順のため8泊9日の末玉置山までで撤退しました。今年こそはです。
高齢者の登山で問題になるのは代謝能力の低下です。とりわけ冬山では、低体温症への対策が必要だと思います。これまで大峰山では11月のテント泊が最も寒い経験でしたが、快適な睡眠は得られませんでした。山歩きの衣食住で今回の山行きでいくつかわかったことがあります。
衣に関して:ウールの上下下着を持って行きましたが、ダウンのズボンがあれば十分。
食と水:氷を溶かして水を作るに必要な労力と燃料を考えると、水を運んだ方が楽である。狼平まで行けば水はあるので、夏場並みの水を持つべきでした。寒さでのどが乾かないので少ししか水を飲まず、脱水状態になり睡眠不足になったらしいです。
住:夏の大峰では二人用テントを使っています。少し重いが快適性を考えると冬も二人用テントにした方がよさそうです。今回テント内の最低気温はマイナス2℃で冷たい空気を吸うせいか咽喉が細くなるらしく、自分のいびきで目が覚めること度々でした。外気と体温との温度差が35℃を超えても安眠できるにはどうしたらよいのか思案中です。
非常用にもっていった固形燃料ですが、コンロ部分を持っていくのわすれ、缶詰の空き缶で代用しました。
帰路では2回道に迷いました。 大峰での道迷いは毎度のことなのですが、最後はGPSの力を借りました。地形図とコンパスだけではどうしても時間がかかるので、ルートファインディングの楽しさがなくならない程度にGPSを使うのもやむなしかなです。
道迷いの原因は安易に先行者のトレースやテープをあてにしたことでした。 いそがず、のんびりと、水を食糧を沢山持って歩くべきだと思いました。
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