房総小糸川水系三間川


- GPS
- 05:06
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 563m
- 下り
- 561m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スリップ、泥はまりに注意 |
その他周辺情報 | 入浴:ロマンの森共和国・白壁の湯 https://onsen.nifty.com/kisaradu-onsen/onsen001400/ 夕食:木更津・食事処やまよ https://tabelog.com/chiba/A1206/A120602/12007446/ |
写真
装備
共同装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
着替え
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
ロープスリング
タイブロック
アングルハーケン
渓流シューズ
トポ
ルート図
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感想
沢初め。
まだ水に漬かるのは寒いな〜ということで、冬季が適季という房総の沢へ。
昨年先輩に計画して頂くも行けずにいた三間川。
●アプローチ〜左俣入渓
林道の二俣は「この先通り抜け不可」という看板の方へ。
「開墾場の滝」を示す看板は倒れていて運転者からは見えなくなっているので要注意(←最初間違えた)。
林道終了点の民家正面のスロープを下ればすぐ入渓。
沢下降で戻ってくる予定なのでアプローチシューズも不要。今日は身軽です。
●ウォーターウォーキング
関東の冬は降水少なめ。しかもここ最近は雨無し。
入渓点では記録よりかなり水が少なく「すぐに水無くなってしまうかも?!」とドキドキ。
水は少ないですが、中々のゴルジュ地形。
両岸が思いのほか高かったり、所々に人工の穴があったり、丹沢などとはまた違った様相。
3mの滝。左岸から巻きました。
8mの滝。CLにロープを出してもらい、水流脇を突破。ホールドもスタンスもありますが、もろく苔むしています。
古い堰堤2つは中央突破(笑)。
水に漬かってもせいぜいふくらはぎ程度。
楽しいウォーターウォーキング♪・・・なのですが、泥沼に足を取られコケたのも、下降時にナメ床の苔で滑って尻餅をついたのもワタシです(^^;
horitくんが、沢初めてのSixteenさんに沢での読図や本流・支流の見分け方等をレクチャー。
さすが! 横で遊んでいてごめんなさい(^^;
高低差なく蛇行し似たような地形が続きますが、尾根も顕著で読図も難しくなく、急傾斜を詰めて予定通り東山林道に到着。
香木林道から本流下降の予定でしたが、水が無い分疲れてしまっていたので(私だけ?!)、林道を下山。
●開墾場の滝
林道脇に小さい「開墾場滝上」の看板があり、そこから三間川本流へ。
おぉ!さすが本流!遡上した左俣より(若干ですが(笑))水があり、ナメが綺麗です。
が!
水流が穏やかすぎるため藻が発達しており、めちゃくちゃ滑ります。
そっと足を置いただけで、スケートリンク状態。
人工的に堀った穴から流れ落ちる開墾場の滝。
滑らないよう下ばかり見ていたのですが、後から写真を見返してみると両岸に面白い地層があったり、人工穴があったり。
ナメなのに所々にいきなり深い穴があったりと何とも不思議な沢下降。
平坦な分沢山歩いた感じで、無事入渓点に到着。
●おまけのアナゴ!
沢から少し離れていますが、ここまで来た甲斐がありました。
大きくて、ほくほくで大満足!
今回は希望を聞いてもらってありがとうでした!
今年は沢山沢に行きたいので、また御一緒してください〜。
今年度の内に体験しておきたいと考えていた沢登り。
チャンスを逃し諦めていた所、horitさんの募集を聞き乗せて頂いた。
本格的に山を始めて「沢筋には入らない」という誓いを守る事5年。
それを初めて破る沢遡行で期待半分怖さ半分の状態。
一方で2か月山から離れた為か少々メンタルが軟弱になっていた(汗)
最初の数分先頭を歩く。。。。
沢靴で水を足に漬けると、、、指先の感覚が無くなりそうな冷たさ。
やはり3月は水が冷たい。
これは大丈夫なのか?、とたじろぐ私の傍をさくさくと進む先輩方。
歩くうちに足が温まり水に入っても平穏で居られるようになった頃、
2連の滝が私の心を折りにやってきた。
1つ目は高巻きしてパス。
2つ目の8m滝をフリーで登るCLからアドバイス
「(岩が)脆いから、上から抑えるように持ってね」
更には2か月サボって増量中のSixteenを見て、
「落ちないでね(ハート)」
はい、恐らく今日のメンバー中最も重たいと思う(汗)
16が落ちるとビレイヤーのCL諸共滝壺へ行く事になるはず。
心して8m滝に取り付く、が・・・
ホールドは沢山あるが沢靴では足元が心もとない。
ついついホールドを掴む腕に力が入る。
「あっ・・・」
次の瞬間、右手で掴んだホールドが壁からごっそり剥がれた。
剥がれ落ちる岩が嫌にスローモーションに見える。
走馬灯の様な何かが頭をよぎった。
・
・
・
滝壺に岩が落ちる大きな音で現実に立ち返った。
思わず「おおお」とうめき声をあげる。
イヤに冷静な頭の中を、kamogさんの
「沢は山の総合格闘技なんだよ」
という言葉がリフレインしていた。
その後は迷路のような地形を読図しながら進む。
とにかく似た地形が多く現在地の把握がままならない。
そんな訳で本谷から逸れる分岐を間違え右俣へ行ってしまう。
続々とでてくる倒木や人工物(汗)を躱しながら進むと
やがて左手に道路の路肩が見えてきた。
あ、左手か・・・コースアウトしたな、と薄々思いながら
最後の急斜面を詰めて遡行完了。
良い経験致しました。
初沢がここで良かったー。
次回はもっと余裕持って歩けそう。
皆様ありがとうございましたー
horitさんの「水に入らない沢」募集に参加し三間川。
昨年「何回か沢に入っておきたいな」と思っていましたが色々予定を入れている内にシーズンが終わってしまい…。1年半振り位の沢登り。
水の深さは主に足首。深いところでは脛まで浸る部分も(積極的に行ったら泳げる所も)枯れ枯れの部分もアリでした。
豪快な倒木があったり、上流付近は林道が近いからか不法投棄の大型家電が転がっていたりします。それは残念な光景でした…。
読図が…。
沢の方角と、見える尾根でココかなとあたりをつけるも大体皆さんとズレてました。苦笑
沢なので…ハーケン打ち込む練習しようと思っていたのですが
ココ、地質が泥と言うか砂と言うか…。向かない沢だった。
horitさんが持ってきてくれたイボイノシシ借りてガンガン打ってみましたが、あっさり手で抜けます…。(^^;
とりあえず、倒木とか地面とかも打ってました。アゴの向き注意。
入りきらなかったらハーケン根元にスリングタイオフして使うんだよとか。遠い記憶の片隅にある事を思い出せました。。ありがとうございました。
ハーケン持ってる人数が多かったので歩くとハーケン同士打ち合って大合唱。。
滝はもう少し水量があったら見た目綺麗かな…。脇を懸垂下降。
ベストな水量の時期はいつ頃なのでしょうね。。
藻が滑るもので油断ならない。ソローリソロリの沢下降でした。
こちらの方が地層がよく見えていたので、好きな人には嬉しいかも(笑)
日当たりがとても良かったので遡行中感覚の無くなっていたつま先復活。グルっと回って入渓点に戻りました。
のんびりした楽しい沢登りでした。
皆さまどうもありがとうございました。
コメント
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もう少し、水量が多いと良かったですね!
房総は地図読みが難しいですよねー。。。
t-hirotaさん
コメントありがとうございます
水量もっと多いと寒くて震えていたかもなので、遡上してる時はあの程度で良かったかも。。でも、滝はもう少し…と都合の良い事を考えてしまいます(笑)
読図はわたしだけ残念なヒトになっていたような…(キライではないのですが…笑)
房総は去年ハイキングでも来たのですが良いところですね。また歩きに来たいです(*^^*)
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