愛鷹山(呼子岳〜越前岳〜黒岳)

2017年03月12日(日) [日帰り]

• GPS: 06:57
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,039m
• 下り: 1,031m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 0:57
• 合計: 6:41

8:59 須山愛鷹登山口
9:29 9:33 大沢橋
10:58 11:20 割石峠
11:29 11:35 呼子岳
11:47 11:47 高場所尾根への分岐
12:28 12:31 愛鷹山
13:17 13:17 富士見台
13:43 13:45 鋸岳展望台
14:10 14:10 富士見峠
14:35 14:40 黒岳展望広場
14:44 14:50 黒岳
14:56 14:56 黒岳展望広場
15:05 15:14 富士見峠
15:19 15:19 愛鷹山荘
15:40 須山愛鷹登山口

割石峠分岐で間違えて鋸岳方面に進んでタイムロスしています。(割石峠に22分滞在したことになっているが実際は進んで引き返している）
また、割石峠手前の沢登は足場の悪さもあってなかなか辛かったです。ここのダメージは呼子岳〜愛鷹山(越前岳)のペースにも影響を与えました。

あまりハッキリと「道」になっていない場所を歩く場面も多いので、怪しいと思ったら立ち止まって周りを確認するなり、GPS付きのアプリ地図で調べるなりした方が良いと思います。
また廃道に至る分岐もちょこちょこあり、そういうところは基本ロープや看板で表示されていますが、油断すると迷い込む可能性もあるので曲がる分岐の位置は事前にしっかり確認しておくことをお勧めします。

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山神社駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

大沢橋〜割石峠：後半はひたすら石だらけの沢(水なし)を歩く。雪はほぼ問題なし。
割石峠〜越前岳〜富士見台周辺辺りまで：残雪あり。場所によってはかなり滑るので軽アイゼン必須。

その他周辺情報

山神社駐車場に簡易トイレあり。比較的綺麗。
避難場所：富士見峠すぐ下の愛鷹山荘。無人・無料。水場なし。一応トイレあり。
温泉：裾野ヘルシーパーク(大人520円)、他日帰り入浴できる旅館あり。

写真

3/12 8:54

469号から林道に入り少し進むと山神社駐車場に到着。かなり広いです。

3/12 8:54

ルートマップ。今回は注意区域を通行予定。

3/12 8:55

出発前に山神社で安全祈願。

3/12 8:56

クマに会いませんように。
ちなみに奥に見える階段が最後戻ってくるところです。

3/12 9:04

最初はちょっとだけ舗装路。

3/12 9:05

大沢を渡る。

3/12 9:06

ここから約2時間、林道＆沢(水なし)登りです。

3/12 9:10

杉林は途中から天然林へ。

3/12 9:16

(先週の知識で)ブナっぽいなと思っていたらやっぱりブナでした。

3/12 9:26

大沢橋。この辺の雪は適度に湿っており、逆にクッションになってくれて歩きやすかったです。

3/12 9:39

ごつい鉄骨に思わず見とれ、そして考える。
この堰？を作る前はどうなっていたのか。
右側の石はわざと積んだのか、自然に堆積していったのか。
そもそも何のためにこれはあるのか。(答えは調べない)

3/12 9:44

であい。

3/12 9:45

シンプルながら的確な情報を示す看板。

3/12 9:53

苔むす岩々。

3/12 9:53

ふっかふか。

3/12 10:00

ここがわかりにくかった。倒木を跨いで沢の左側へ。

3/12 10:06

先ほどの場所に限らず、一本道なのに油断するとすぐ道を見失うので、

3/12 10:26

木に結ばれた目印のテープや、

3/12 10:33

雪に残った先人の足跡を頼りに進みました。

3/12 10:44

大沢登りも終盤。もう完全に沢が道。

3/12 10:52

至る0分。（至ってはいない）

3/12 10:57

至りました。割石峠。

3/12 10:56

その名の通り、石を割ったような細く深い谷がすぐ目の前に姿を見せます。なかなかのインパクトでした。

3/12 11:02

ここで道を間違え、うっかり反対方向の鋸岳方面へ。面白そうな看板が目に留まり寄り道。

3/12 11:03

ほんの少しだけ稜線を歩き、

3/12 11:05

隠れ家的な小さな広場へ。天狗の畑とは洒落たネーミングです。

3/12 11:13

天狗のおかげで道を間違えていたことに気づき、割石峠まで引き返して正規ルートへ。この辺りから道がかなり狭くなり、残雪の量も増えたので軽アイゼンを装着しました。

3/12 11:31

経由地、呼子岳。標高は看板によると1313m。

3/12 11:31

かわいらしいお地蔵さまが迎えてくれます。

3/12 11:36

引き返して手前の分岐を越前岳方面へ。

3/12 11:36

ロープ＆ガチガチ雪道。軽アイゼン大活躍。

3/12 11:42

（たぶん）富士方面。この辺りは稜線歩きなので展望は良いのだけど、今日はあいにくの天気で遠くはほとんど見えなかったです。

3/12 12:09

振り返って愛鷹の山々を。左の高いところが位牌岳だと思います。

3/12 12:28

本日の最高地点、越前岳に到着。標高1504m。

3/12 12:30

相変わらずの天気で富士山がどっちにあるのかも分かりませんでしたが、周辺の山々を見下ろす眺望が楽しめました。

3/12 12:31

呼子岳と同じお地蔵様に再会。無事に着けました、ありがとうございます。

3/12 12:39

テーブルベンチでお昼ご飯。冬山で食べるカップ麺は最高ですが、ここは風がめちゃくちゃ冷たかった。。。

3/12 12:32

お腹は満ちたが体は冷えてしまったので休憩もそこそこに下山開始。山神社まで120分。

3/12 13:13

こちらの道の方が雪が深かったです。

3/12 13:18

少し下ると富士見台に到着。ここからの景色が五十銭紙幣の富士山の図案だそうですが、

3/12 13:18

本日は影も形も見えません。残念。

3/12 13:44

しばらく進むと、今度は鋸岳展望なる場所に到着。

3/12 13:45

言われてみれば確かに鋸。

3/12 13:47

しかしまあ、こちらの道も登りに負けず劣らず「どこが道？」状態で、

3/12 13:57

今までで一番「山」を歩いたような気がします。

3/12 14:08

富士見峠。下山は右ですが時間に余裕はあったので黒岳へ寄り道。

3/12 14:10

杉林の中を登り、

3/12 14:22

展望広場に到着。この時やたらパンパン響いていたので演習中かと思ってたら、正面の麓にクレー射撃場があったらしいです。通りで毎回2発ずつ聞こえたわけだ。

3/12 14:38

魔の山とは。。。当時は登山を楽しむなんて場所ではなかったのでしょうね。

3/12 14:45

平坦な道を少し歩いて黒岳山頂へ。

3/12 14:46

かなり広々とした山頂でした。晴れていれば富士山も目の前だったろうに残念。

3/12 15:08

先ほどの分岐まで戻り山神社方面へ。すぐに現れるのが愛鷹山荘。こういう避難小屋を見るのは初めてなのでお邪魔させてもらいました。

3/12 15:09

モグラめ、ゆるせん。

3/12 15:10

響きそうな看板。ナイスセンス。

3/12 15:10

山荘の入り口から。土間と部屋に分かれており、

3/12 15:11

部屋は4畳半程度のスペースにカーペット、毛布、テーブルが完備。

3/12 15:12

土間には囲炉裏がありました。うーん、泊まってみたい。

3/12 15:17

ずっと昔によくあんなちゃんとした小屋を建てたなあと思います。

3/12 15:27

その後は苔むす岩々を眺めつつ、

3/12 15:34

ひたすら杉林の中を下り、

3/12 15:38

無事にスタート地点の山神社裏手に下山しました。お疲れさまでした。

3/12 16:12

帰りは裾野ヘルシーパークへ。露天風呂やサウナもあってなかなか良かったです。

撮影機器：

Optio WG-2 GPS ペンタックス

Xperia X Performance SOV33 au SONY

感想

desmune

普段の生活圏から富士山とともにいつも見える愛鷹山。せっかくなので軽アイゼンを活かせる時期にと思いトライしてきました。
あまり手が入れられていない？登山道で、道を見失いかけることも多かったですが、これまでの登山より山の中を歩いている感じが楽しめたと思います。

せっかくの富士山が全く見えなかったのは心残りですが、地元なのでまた違う季節に違うルートで登ってみようと思います。