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Yamareco

記録ID: 1088701
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

オプタテシケ山(東尾根CO.1866)

2017年03月17日(金) 〜 2017年03月19日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
19:15
距離
27.2km
登り
1,659m
下り
1,616m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:47
休憩
0:00
合計
6:47
8:30
407
美瑛富士林道入り口
15:17
オプタテ東尾根CO.1100
2日目
山行
3:01
休憩
0:00
合計
3:01
8:15
181
天場
11:16
天場
3日目
山行
8:50
休憩
1:22
合計
10:12
5:59
86
天場
7:25
7:45
182
天場
10:47
10:47
76
オプタテ東尾根CO.1866
12:03
13:05
186
天場
16:11
美瑛富士林道入り口
GPSログは切れたり飛んだりしてます。ご容赦ください。
天候 曇、ガス、強風
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 連休でどこも宿泊客が多数いる様子だったので、白金温泉はパスして、東神楽町の「森の湯花神楽」へ。日帰り温泉650円。
両泉橋の手前、美瑛富士への林道入り口近くに工事現場があり、そこまで除雪が入っていたので、近くに駐車した。0℃。他に車が1台あったが、トレースは美瑛富士方向へ。
2017年03月17日 08:26撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/17 8:26
両泉橋の手前、美瑛富士への林道入り口近くに工事現場があり、そこまで除雪が入っていたので、近くに駐車した。0℃。他に車が1台あったが、トレースは美瑛富士方向へ。
両泉橋をついうっかり渡ってしまい、引き返し。その近くで先行者のトレースは分かれて、そこから先はラッセル。すね程度。
2017年03月17日 09:49撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/17 9:49
両泉橋をついうっかり渡ってしまい、引き返し。その近くで先行者のトレースは分かれて、そこから先はラッセル。すね程度。
CO.770で林道を外れて、樹林帯内をショートカット。
2017年03月17日 11:42撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
3/17 11:42
CO.770で林道を外れて、樹林帯内をショートカット。
水無川近くで再び、林道と合流。ポン水無川の橋は落ちていたが特段問題はない。さらに、その先へしばらく少し行ってから、オプタテ東尾根を登る。
2017年03月17日 13:29撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/17 13:29
水無川近くで再び、林道と合流。ポン水無川の橋は落ちていたが特段問題はない。さらに、その先へしばらく少し行ってから、オプタテ東尾根を登る。
タンネの森の中を登るが、久しぶりの重荷で腰が痛み、ペースが上がらない。
2017年03月17日 14:30撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/17 14:30
タンネの森の中を登るが、久しぶりの重荷で腰が痛み、ペースが上がらない。
もっと上まで行きたかったが、CO.1100辺りでテントを張った。夕刻に少し雪が降った。降雪量5cm程度か。夜は全く音がしない中、時折、遠くで風が通り過ぎる音や、雪がテントに降り積もる音を楽しむ。
2017年03月17日 16:00撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
5
3/17 16:00
もっと上まで行きたかったが、CO.1100辺りでテントを張った。夕刻に少し雪が降った。降雪量5cm程度か。夜は全く音がしない中、時折、遠くで風が通り過ぎる音や、雪がテントに降り積もる音を楽しむ。
2日目。早朝起きて準備するが、ガスが濃く、雪が降ったりであまり天気が良くないので時間待ち。その内、下から晴れてきたので、とりあえず、コスマヌプリを目指して歩き始めてみる。
2017年03月18日 08:41撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
3/18 8:41
2日目。早朝起きて準備するが、ガスが濃く、雪が降ったりであまり天気が良くないので時間待ち。その内、下から晴れてきたので、とりあえず、コスマヌプリを目指して歩き始めてみる。
CO.1300近くまで高度を上げてから、オプタテのコル(・1404)を目指してトラバース開始。帰りの事も考えて、アップダウンが無い様にしようとするが、ゆるい沢型が何度でも出てきて難しい。
2017年03月18日 09:16撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/18 9:16
CO.1300近くまで高度を上げてから、オプタテのコル(・1404)を目指してトラバース開始。帰りの事も考えて、アップダウンが無い様にしようとするが、ゆるい沢型が何度でも出てきて難しい。
沢型は良いオープンバーンになっていて、滑ると楽しそうだった。
2017年03月18日 09:19撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
3/18 9:19
沢型は良いオープンバーンになっていて、滑ると楽しそうだった。
下の方は見えるようになっていた。
2017年03月18日 09:30撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/18 9:30
下の方は見えるようになっていた。
先へ行くに従い、ガスが濃くなってきた。
2017年03月18日 09:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
3/18 9:55
先へ行くに従い、ガスが濃くなってきた。
ガスが濃くなり、ホワイトアウトに近い状態になった時に、雪面にクラックを発見。じっと目を凝らして見ると、小さな尾根形に雪庇か雪板が形成されているみたい。視界があれば楽に避けられると思うが、ほとんど何も見えない状態でウロウロするのはやばそうなので、引き返す事にした。
2017年03月18日 10:29撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2
3/18 10:29
ガスが濃くなり、ホワイトアウトに近い状態になった時に、雪面にクラックを発見。じっと目を凝らして見ると、小さな尾根形に雪庇か雪板が形成されているみたい。視界があれば楽に避けられると思うが、ほとんど何も見えない状態でウロウロするのはやばそうなので、引き返す事にした。
帰りはトレースをたどって。
2017年03月18日 10:49撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
3/18 10:49
帰りはトレースをたどって。
天場へ到着。午後はテントでゆっくりと過ごした。時折、軽い雪が降っていた。
2017年03月18日 11:28撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3
3/18 11:28
天場へ到着。午後はテントでゆっくりと過ごした。時折、軽い雪が降っていた。
3日目。朝起きるとトレースに新雪が10~20cmほど積もっていた。夜に降っていた様だ。再び、オプタテコルを目指したが、トレースは埋まっている処が多く、たどるのが容易ではなく、昨日よりずっと手前でホワイトアウトになったので諦めて、オプタテ東尾根を登ることにした。
2017年03月19日 07:53撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/19 7:53
3日目。朝起きるとトレースに新雪が10~20cmほど積もっていた。夜に降っていた様だ。再び、オプタテコルを目指したが、トレースは埋まっている処が多く、たどるのが容易ではなく、昨日よりずっと手前でホワイトアウトになったので諦めて、オプタテ東尾根を登ることにした。
タンネの間を登っていき、CO.1250で尾根に上がったところで、新しいトレースと合流した。
2017年03月19日 08:25撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/19 8:25
タンネの間を登っていき、CO.1250で尾根に上がったところで、新しいトレースと合流した。
その後はトレースをたどって、登る。
2017年03月19日 08:50撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/19 8:50
その後はトレースをたどって、登る。
上に行くに従い、ガスは濃くなり、風も強くなってきた。
2017年03月19日 08:59撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/19 8:59
上に行くに従い、ガスは濃くなり、風も強くなってきた。
CO.1550辺りから雪面が硬くなりはじめ、風もかなり強くなってきた。これ以上は無理して上げても滑れそうにないので、CO.1580でシーデポした。先行者もアイゼンに履き替えた様だが、スキーが見当たらないので担いでいるのだろう。-9℃。胸ポケットに入れていたゼリーが凍っていた。
2017年03月19日 09:58撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
3/19 9:58
CO.1550辺りから雪面が硬くなりはじめ、風もかなり強くなってきた。これ以上は無理して上げても滑れそうにないので、CO.1580でシーデポした。先行者もアイゼンに履き替えた様だが、スキーが見当たらないので担いでいるのだろう。-9℃。胸ポケットに入れていたゼリーが凍っていた。
シーデポより少し上から尾根が狭くなり、岩が出始めた。とは云え、間を普通に歩けるので、何でもない。
2017年03月19日 10:00撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/19 10:00
シーデポより少し上から尾根が狭くなり、岩が出始めた。とは云え、間を普通に歩けるので、何でもない。
尾根が再び広くなったところで、一瞬、ガスが切れたが、またすぐにガスに包まれた。
2017年03月19日 10:10撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2
3/19 10:10
尾根が再び広くなったところで、一瞬、ガスが切れたが、またすぐにガスに包まれた。
CO.1750辺りで、降りてきた先行者とすれ違った。CO.1800あたりで風が強くなり引き返してきたとのこと。
2017年03月19日 10:24撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
3/19 10:24
CO.1750辺りで、降りてきた先行者とすれ違った。CO.1800あたりで風が強くなり引き返してきたとのこと。
風は非常に強いが、ガスが時折切れるようになり、ガスと風が上がるのではと期待感を抱かせたが、一向にその気配がないまま、結局またガスに閉ざされた。CO.1860辺りで倒されそうな強風に遭遇した。多分、谷で集中した風が抜けているための局地風と思われる。これに耐えながら、ピークまで往復するのはしんどいので引き返す事にした。まあ、未踏ルートでもないので、無理することもないかなと。
2017年03月19日 10:57撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
3/19 10:57
風は非常に強いが、ガスが時折切れるようになり、ガスと風が上がるのではと期待感を抱かせたが、一向にその気配がないまま、結局またガスに閉ざされた。CO.1860辺りで倒されそうな強風に遭遇した。多分、谷で集中した風が抜けているための局地風と思われる。これに耐えながら、ピークまで往復するのはしんどいので引き返す事にした。まあ、未踏ルートでもないので、無理することもないかなと。
帰りは、北風による向かい風となったが、シーデポまで駆け降りると楽になった。下はすっかりガスが晴れて、周りの様子が見える様になっていた。天場からオプタテコルまでトラバースルートを見たところ。
2017年03月19日 11:47撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/19 11:47
帰りは、北風による向かい風となったが、シーデポまで駆け降りると楽になった。下はすっかりガスが晴れて、周りの様子が見える様になっていた。天場からオプタテコルまでトラバースルートを見たところ。
コスマヌプリ、三川台の方向を見たところ。
2017年03月19日 11:47撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
3/19 11:47
コスマヌプリ、三川台の方向を見たところ。
CO.1400辺りまで降りて、上を振り返ったところ。向かって左が私のもので、右が先行者のもの。
2017年03月19日 11:52撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2
3/19 11:52
CO.1400辺りまで降りて、上を振り返ったところ。向かって左が私のもので、右が先行者のもの。
もっと軽いパウダーを期待していたのだが、意外に重い。あまりスピードが出ない。
2017年03月19日 11:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
3/19 11:55
もっと軽いパウダーを期待していたのだが、意外に重い。あまりスピードが出ない。
テントまで戻って、荷物を回収して下山。帰りはシールを付けたり、外したり。
2017年03月19日 12:01撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/19 12:01
テントまで戻って、荷物を回収して下山。帰りはシールを付けたり、外したり。
到着。先行者は既に下山したようだ。もう1台車があったが、オプタテ中央稜に取り付いていたパーティのものだろう。0℃。
2017年03月19日 16:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/19 16:12
到着。先行者は既に下山したようだ。もう1台車があったが、オプタテ中央稜に取り付いていたパーティのものだろう。0℃。

装備

個人装備
スキー(Explorer 95_177cm+Vipec12) クトー アイゼン ピック付きストック ストック シール
共同装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 ブーツ ザック スコップ 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯電話 時計 サングラス ツェルト ナイフ カメラ 無線機 ミラー メタ コッヘル ガスストーブ テント シュラフ マット

感想

連休は、静かな森で過ごそうとテントを担いで十勝へ。折角なので、出来れば、未踏のコスマヌプリを登ろうかと。生憎の天候と体調のため、コスマヌプリはおろか、オプタテにも立てなかったが、久しぶりのテント生活は楽しかった。また、何処かにテントを担いで出かけようかな。但し、今度は腰に負担を掛けない様に林道の短い処にしよう。

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