吾妻連峰 東大巓〜大沢コース
- GPS
- 05:49
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 330m
- 下り
- 1,673m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:49
10:18 中大巓東1951m 10:25 -> スキー滑降
10:44 人形石-藤十郎コル 10:52 -> シール登行
11:49 東大巓 12:02 -> スキー滑降
13:22 林道合流 13:34 -> シール登行
13:48 砂盛コル 13:56 -> スキー滑降
15:36 大沢駅入口
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場:無料 ロープウェイ+リフト×3:セット料金1900円 【下山口】大沢駅 車1台デポ。駅入口に3台分のスペース |
その他周辺情報 | 小野川温泉 やな川屋旅館 日帰り入浴400円 米沢 まるぶん 牛鍋定食2060円 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] ELAN:KARAKORUM('12) / Voile:Switchback X2 / Scarpa: T2('13)
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感想
昨日の西吾妻山若布平コースに続き、今日は東大巓の大沢コースを滑ることにしました。古くから知られるクラシックルートですね。
車1台を下山口の大沢駅にデポし、昨日と同様に天元台スキー場のゲレンデトップからスタート。
まずは人形石稜線へ。中大巓は巻こうと思っていたのですが、登りやすそうなところを選んでいたら結局は中大巓のすぐ横に出ることになりました。
ここでいったんシールを外して藤十郎コルまで滑走。しかし運悪くこのタイミングでガスに巻かれ、切れ間を待って少しずつ滑ることに。標高差100mちょっとのおまけのような斜面とはいえ、この大雪原を一気に滑れなくて残念です。
最低コルでシールを付け、引き続き緩やかな雪原を藤十郎へ。この頃にはガスも完全に切れ、気分良くノンビリ歩くことができました。
東大巓は必ずしも登る必要はなく、弥兵衛平から直接明月荘に向かえるのですが、天気もいいので登っておくことにしました。分岐点からの標高差は50m程度で、たいした手間ではありません。
東大巓でシールを外し、まずは明月荘まで滑走。この区間は傾斜が緩くてシュカブラも目立ち、滑り自体はそう面白いわけではありません。ただ、眼下に広がる広大な弥兵衛平湿原、そしてその先に浮かぶ朝日岳・月山・蔵王といった山々に向かっての滑走はなかなか気持ちよかったです。
明月荘の脇で昼休憩。先行していた10名ほどの団体さんがいるのはわかっていましたが、休んでいる間に次々と後続パーティーがやってきて大賑わいに。何度もこのコースを滑っているという方が、こんなに人が多いのは初めてだといっていました。
そして運悪いことに、休憩終了のタイミングが団体さんや他の幾つかのパーティーと一緒。東大巓までの静かな山行とは一転、歓声を上げまくるパーティーと入り交じって滑ることになってしまいました。通称「クジラの大斜面」と呼ばれる素晴らしい斜面なのに残念。まぁ他のパーティーも同じように思っていたのでしょうが。
しょうがないのでノートラックの斜面は諦め、しばし休んで他のパーティーが見えなくなってから滑降を再開。
さいわい他のパーティーはみんなツアー標識のある尾根を外れ、西側の沢のほうに滑っていった様子(先頭パーティにみんな着いていったのだろう)。すぐにノートラックの斜面を滑れるようになりました。この尾根は針葉樹林帯ならでは素晴らしい林間パウダーを味わうことができ、さらには通称「忠ちゃん転ばし」の無木立急斜面もあるので、ここを独占できたのはラッキーでした。
いったん林道に合流し、渋川右岸に渡ったところで林道を離れて砂盛南側のコルへ登り返し。先行トレースはそのまま林道をたどっていたので、ここも我々だけです。
砂盛コルからの急斜面も雪が良くて楽しめました。ただ途中で狭い沢に入ったのは失敗だったかも。支尾根上を滑ったほうがより楽しめたかもしれません。
再び林道に合流したら、あとはショートカットを交えながらずっと林道沿い。ここからの先行シュプールは2本。以前滑った時は降雪後で、大沢までの長い道のりをほとんど下りラッセルで進むことになりました。しかし今日の雪なら大丈夫。多少腐れ気味ながらも表面はザラメ状で、トレースに乗らなくても板がよく走ります。
途中の牧場の広大なスロープも直滑降で進み、やがて大小屋・大沢の分岐点へ。先行トレースはそのまま林道を大小屋へ向かっています。大沢は駅があるというだけで、実は大小屋までのルートのほうがラクなのかもしれませんね。というのは大沢分岐から先はほとんど滑れず、ストック漕ぎや逆ハの字でなんとか進むことになったので。
いい加減あきあきしたところで大沢駅に到着。後半の林道はともかく、最後の大沢分岐から先でだいぶ印象が悪くなってしまいました。
とはいえ振り返ってみるとなんだかんだでやはり面白いコース。米沢までは遠くてここしばらく足が遠のいていたけど、多少無理してでも来る価値があると再認識させられました。
コメント
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はじめまして。
同じ日に大沢下りを楽しんでおりました4人組です。
思ったより穏やかで素晴らしい展望が楽しめる1日でしたね・・・・。
ところで、「先頭パーティにみんな着いていったのだろう」・・・の先頭に居たのが私です。某山岳会の団体さんのトレースを避けているうちに忠ちゃん転ばし方面を大きく反れて立岩に行ってしまいました。
詳細をこちらに書きましたので、もし、ご興味があればどうぞご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/raccojp/archives/5359549.html
raccojpさん、こんにちは。
ブログ、とても興味深く拝見しました。なるほどそういう状況になっていたのですね。
他のパーティーの行動に左右されないのは鉄則とはいえ、団体さんがいると逆に避けたくなり、行動を乱されがちになりますよね。
我々はファーストトラックを諦めて自分らのペースで滑ったのが良かったのかもしれません。
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