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Yamareco

記録ID: 1090714
全員に公開
ハイキング
箱根・湯河原

箱根早春賦 仙石から金時山往復〜湿生花園〜大涌谷

2017年03月23日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.1km
登り
961m
下り
575m

コースタイム

日帰り
山行
3:45
休憩
3:08
合計
6:53
7:06
3
7:09
7:17
25
7:42
7:42
26
8:08
8:08
22
8:30
10:00
18
10:18
10:18
17
10:35
10:38
22
11:00
11:05
6
11:11
11:11
4
11:15
12:30
15
箱根湿生花園
12:45
12:45
19
13:04
13:05
6
13:11
13:14
12
二番通り案内板
13:26
13:28
11
姥子駅前T字路
13:39
13:40
19
13:59
13:59
0
13:59
大涌谷バス停
天候 曇り。金時山頂では雪がパラパラ舞う。大涌谷では僅かに青空。
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
START……小田原駅から箱根登山バス・湖尻または桃源台ゆきで仙石下車。
GOAL……大涌谷から伊豆箱根バスで小田原駅へ。
コース状況/
危険箇所等
*危険なところは基本的にありません。

*矢倉沢峠から金時山へ登る途中、かつては田んぼ状態だったところも、整備のおかげでだいぶ歩きやすくなっています。但し赤土で滑りやすいので注意。
*金時山頂上直下の岩場ゾーンは三点支持で確実に歩けば問題なし。

*箱根湿生花園の入場料は大人700円です。

*仙石高原バス停から温泉荘バス停まで、及び姥子バス停から大涌谷までの車道歩きは、路側帯がほとんどない中スピードを出した車が多数通りますので、ある意味で極めて危険です。道路横断時は左右要確認!

*大涌谷火山規制の現状……県道の大涌谷入口T字路から大涌谷までは歩行者でも通行できますが、T字路の開門は午前9時、閉鎖は午後4時40分となっています。日中を除いて、大涌谷滞在は禁じられています。また、姥子〜大涌谷〜神山方面および早雲山方面のハイキング路、および玉子茶屋への散策路は当面立入禁止です。

*土日の大涌谷は最近、観光客の集中が凄まじく、大涌谷入口T字路から駐車場まで1時間以上かかることが珍しくないようです。その場合、大涌谷を経由するバスも著しく影響を受けることになりますので、土日の大涌谷訪問はロープウェイ利用が無難です。4月上旬までは設備改良工事のため、早雲山〜大涌谷間が運休で、代行バスも運行されていますが、箱根ロープウェイとしては土日の場合いったん桃源台まで行ってからロープウェイで大涌谷へ行くことを推奨しています。
01. 仙石の金時山登山口からテクテクと登ります。左奥が目指す金時山です。
2017年03月23日 07:16撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
2
3/23 7:16
01. 仙石の金時山登山口からテクテクと登ります。左奥が目指す金時山です。
02. 矢倉沢峠。ここの周辺に広がる笹の原の雰囲気は本当に好きです。真夏の青空の日に来てみたいのですが……。
2017年03月23日 07:45撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 7:45
02. 矢倉沢峠。ここの周辺に広がる笹の原の雰囲気は本当に好きです。真夏の青空の日に来てみたいのですが……。
03. 登るほどに仙石原と大涌谷・神山の大展望が広がって行きます。しっかし……曇ってしまった。
2017年03月23日 08:01撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 8:01
03. 登るほどに仙石原と大涌谷・神山の大展望が広がって行きます。しっかし……曇ってしまった。
04. こういう雰囲気の登山道、たまりません♪ 新緑時に合わせて再び歩いてみたいところです。
2017年03月23日 08:03撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 8:03
04. こういう雰囲気の登山道、たまりません♪ 新緑時に合わせて再び歩いてみたいところです。
05. 丸岳から金時山に至る稜線と斜面は、冬色の中にいつの間にか新芽を宿しつつあります (山が膨らんでいるように見える)。
2017年03月23日 08:21撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 8:21
05. 丸岳から金時山に至る稜線と斜面は、冬色の中にいつの間にか新芽を宿しつつあります (山が膨らんでいるように見える)。
06. 『山と高原地図』コースタイムの約7割の時間で金時山到着〜。
2017年03月23日 08:33撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 8:33
06. 『山と高原地図』コースタイムの約7割の時間で金時山到着〜。
07. 確か4度目の金時登頂ではじめて富士山を眼にしました。それでも霞んでいるということで、何度でも要リベンジです (汗)。
2017年03月23日 08:38撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 8:38
07. 確か4度目の金時登頂ではじめて富士山を眼にしました。それでも霞んでいるということで、何度でも要リベンジです (汗)。
08. しかも運が良いのか悪いのか、到着から15分後には次第に雲隠れしてしまいました。早めに着いてラッキーでした。
2017年03月23日 08:37撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 8:37
08. しかも運が良いのか悪いのか、到着から15分後には次第に雲隠れしてしまいました。早めに着いてラッキーでした。
09. 大涌谷方面アップ。しかし未だ凄い噴煙で、荒涼とした眺めです……。
2017年03月23日 08:56撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 8:56
09. 大涌谷方面アップ。しかし未だ凄い噴煙で、荒涼とした眺めです……。
10. 金時にゃんこをいくら待っても現れず、しかも小雪が舞うほどの寒さ……。風邪を引きそうなほど体の芯が冷え始めましたので、鉛色の空の下、にゃんこに会えなかった悲しみを感じつつ、下山することにしました。
2017年03月23日 09:56撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 9:56
10. 金時にゃんこをいくら待っても現れず、しかも小雪が舞うほどの寒さ……。風邪を引きそうなほど体の芯が冷え始めましたので、鉛色の空の下、にゃんこに会えなかった悲しみを感じつつ、下山することにしました。
11. 露出を絞ってトホホ過ぎる空模様を……。全然天気予報が当たらない……。
2017年03月23日 10:08撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 10:08
11. 露出を絞ってトホホ過ぎる空模様を……。全然天気予報が当たらない……。
12. 今度来るときはあの稜線を久しぶりに歩きたいものです。そのついでに金時猫さんに会えればラッキーというものでしょう。
2017年03月23日 10:21撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 10:21
12. 今度来るときはあの稜線を久しぶりに歩きたいものです。そのついでに金時猫さんに会えればラッキーというものでしょう。
13. 仙石の街の中を歩いて、湿生花園にやって来ました (入口駐車場で客を待つ箱根登山バス)。
2017年03月23日 11:18撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:18
13. 仙石の街の中を歩いて、湿生花園にやって来ました (入口駐車場で客を待つ箱根登山バス)。
14. 管理棟の入口で700円の入場券を買っていざ中へ。
2017年03月23日 11:19撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:19
14. 管理棟の入口で700円の入場券を買っていざ中へ。
15. 湿原植物だけでなく、花を咲かせるあらゆる山野草が集められ、早春から晩秋まで少しずつ様々な彩りを楽しめるようになっています。トップバッターはミスミソウ。
2017年03月23日 11:27撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:27
15. 湿原植物だけでなく、花を咲かせるあらゆる山野草が集められ、早春から晩秋まで少しずつ様々な彩りを楽しめるようになっています。トップバッターはミスミソウ。
16. めっちゃ小さくてカワイイ花です☆
2017年03月23日 11:25撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:25
16. めっちゃ小さくてカワイイ花です☆
17. ミズバショウは園内の何か所かにまとまって咲いています。
2017年03月23日 11:34撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:34
17. ミズバショウは園内の何か所かにまとまって咲いています。
18. 尾瀬ではないですが、そこそこ雰囲気は楽しめます。
2017年03月23日 11:36撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:36
18. 尾瀬ではないですが、そこそこ雰囲気は楽しめます。
19. 霜で痛んでいない個体がまとまっているのを探すのは一苦労。
2017年03月23日 11:39撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:39
19. 霜で痛んでいない個体がまとまっているのを探すのは一苦労。
20. 木道からアップで撮るには姿勢を低くする必要があり、汚れても良い登山姿はこういうとき便利。
2017年03月23日 11:50撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:50
20. 木道からアップで撮るには姿勢を低くする必要があり、汚れても良い登山姿はこういうとき便利。
21. フクジュソウがまとめられてズラリ!
2017年03月23日 11:42撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:42
21. フクジュソウがまとめられてズラリ!
22. 早春の花の定番として各地の草木園の常連ですが、何度見てもふくよかな気分になります。
2017年03月23日 11:41撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:41
22. 早春の花の定番として各地の草木園の常連ですが、何度見てもふくよかな気分になります。
23. ミツバノセリバオウレン(芹葉黄連)。日陰で小さく清楚な花を咲かせます。
2017年03月23日 11:45撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:45
23. ミツバノセリバオウレン(芹葉黄連)。日陰で小さく清楚な花を咲かせます。
24. 等倍マクロで撮ってさらにトリミング。マクロレンズを持って来て良かったです。
2017年03月23日 11:46撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:46
24. 等倍マクロで撮ってさらにトリミング。マクロレンズを持って来て良かったです。
25. こんな感じでミズバショウが咲いています。
2017年03月23日 11:54撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:54
25. こんな感じでミズバショウが咲いています。
26. このまとまりはキレイですが、既に終わりつつある花も多く、開花情報の見極めはギャンブルです (汗)。
2017年03月23日 11:56撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 11:56
26. このまとまりはキレイですが、既に終わりつつある花も多く、開花情報の見極めはギャンブルです (汗)。
27. 冬色の景色を破って白と黄緑の柔らかい盛り上がりを見せるからこそ、多くの人が魅了されるのでしょう。
2017年03月23日 12:16撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 12:16
27. 冬色の景色を破って白と黄緑の柔らかい盛り上がりを見せるからこそ、多くの人が魅了されるのでしょう。
28. アセビの花は盛りから終盤へ (?)。4月以後は高い稜線で見頃になりますね。
2017年03月23日 12:01撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 12:01
28. アセビの花は盛りから終盤へ (?)。4月以後は高い稜線で見頃になりますね。
29. 湿原復元中ゾーンから望む金時山。
2017年03月23日 12:10撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 12:10
29. 湿原復元中ゾーンから望む金時山。
30. 明らかにプチ尾瀬を狙った雰囲気?
2017年03月23日 12:10撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 12:10
30. 明らかにプチ尾瀬を狙った雰囲気?
31. 台ヶ岳の姿が至仏山に似ている?
2017年03月23日 12:12撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 12:12
31. 台ヶ岳の姿が至仏山に似ている?
32. 出口で咲いていたふきのとうを撮り、大涌谷までの舗装路赤線延ばしに踏み出しました。
2017年03月23日 12:19撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 12:19
32. 出口で咲いていたふきのとうを撮り、大涌谷までの舗装路赤線延ばしに踏み出しました。
33. 野焼きで荒れ果てた雰囲気の斜面ですが、毎年見事なススキの原を再現するために必要な作業とのこと。
2017年03月23日 12:40撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 12:40
33. 野焼きで荒れ果てた雰囲気の斜面ですが、毎年見事なススキの原を再現するために必要な作業とのこと。
34. 仙石高原のバス停・交差点を通過。箱根登山バスの定期観光バスと鉢合わせになりました。
2017年03月23日 12:45撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 12:45
34. 仙石高原のバス停・交差点を通過。箱根登山バスの定期観光バスと鉢合わせになりました。
35. 車におびえつつ景色も良くない舗装路登りの途中、台ヶ岳の展望がひょっこり開けて癒されます。
2017年03月23日 12:58撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 12:58
35. 車におびえつつ景色も良くない舗装路登りの途中、台ヶ岳の展望がひょっこり開けて癒されます。
36. 温泉荘バス停のY字路から、姥子の別荘地エリアを登って行きます。
2017年03月23日 13:05撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 13:05
36. 温泉荘バス停のY字路から、姥子の別荘地エリアを登って行きます。
37. 別荘地を抜けると、箱根核心部の冠ヶ岳がいよいよ眼前に。ロープウェーの下をくぐります。
2017年03月23日 13:24撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 13:24
37. 別荘地を抜けると、箱根核心部の冠ヶ岳がいよいよ眼前に。ロープウェーの下をくぐります。
38. 姥子駅前T字路の自然研究路入口にはバリケードが……。撤去されて自由にハイキング出来る日は来るのだろうか……?
2017年03月23日 13:27撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 13:27
38. 姥子駅前T字路の自然研究路入口にはバリケードが……。撤去されて自由にハイキング出来る日は来るのだろうか……?
39. 台ヶ岳界隈の森は、車さえ来なければなかなか雰囲気上々です。
2017年03月23日 13:31撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 13:31
39. 台ヶ岳界隈の森は、車さえ来なければなかなか雰囲気上々です。
40. 呼吸器系が弱い人の立ち入り禁止を警告する看板……。
2017年03月23日 13:44撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 13:44
40. 呼吸器系が弱い人の立ち入り禁止を警告する看板……。
41. 大涌谷入口のT字路。夜間立入禁止のため頑丈な門が造られました。
2017年03月23日 13:39撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 13:39
41. 大涌谷入口のT字路。夜間立入禁止のため頑丈な門が造られました。
42. 大涌谷に到着。かなり枯れてます……。再び四季の彩りに包まれる日はいつになるのでしょうか?
2017年03月23日 13:56撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 13:56
42. 大涌谷に到着。かなり枯れてます……。再び四季の彩りに包まれる日はいつになるのでしょうか?
43. 今頃になって僅かに青空が。神山への登山道の脇で噴煙が激しく吹くようになっており、コースの再開は中長期的に厳しいのかも知れません……。
2017年03月23日 13:57撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 13:57
43. 今頃になって僅かに青空が。神山への登山道の脇で噴煙が激しく吹くようになっており、コースの再開は中長期的に厳しいのかも知れません……。
44. とにかく猛烈な噴煙と音。噴火によって地中の形状がかなり変わり、噴火前とは違うステージにあるのでしょう……。
2017年03月23日 13:59撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 13:59
44. とにかく猛烈な噴煙と音。噴火によって地中の形状がかなり変わり、噴火前とは違うステージにあるのでしょう……。
45. 朝方からずっと見えなかった愛鷹山もようやく姿を現しました。
2017年03月23日 13:57撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 13:57
45. 朝方からずっと見えなかった愛鷹山もようやく姿を現しました。
46. 観光客の数は、噴火前と比べて全然増えているように見えます (外国人だけでなく日本人も)。むかし、平日にはこんなに人はいなかったはず……。学生の春休みシーズンということもあるのかも。
2017年03月23日 14:00撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
4
3/23 14:00
46. 観光客の数は、噴火前と比べて全然増えているように見えます (外国人だけでなく日本人も)。むかし、平日にはこんなに人はいなかったはず……。学生の春休みシーズンということもあるのかも。
47. 赤線延ばし完了の余韻を味わう間もなく、30分間隔のバスが来ましたので、喧噪から逃れるためにさっさと乗ります。が……スゴイ長蛇の列! (半分乗ったあとのシーン。何だかんだで宿に近いバス停ごとにどんどん下車し、中強羅で座れましたが、乗車時は「まさか湯本まで寿司詰めかよ!」と戦慄しました……滝汗)
2017年03月23日 14:03撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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3/23 14:03
47. 赤線延ばし完了の余韻を味わう間もなく、30分間隔のバスが来ましたので、喧噪から逃れるためにさっさと乗ります。が……スゴイ長蛇の列! (半分乗ったあとのシーン。何だかんだで宿に近いバス停ごとにどんどん下車し、中強羅で座れましたが、乗車時は「まさか湯本まで寿司詰めかよ!」と戦慄しました……滝汗)

感想

 毎年残雪の季節となりますと、むかし学生だった頃に訪れた水芭蕉の尾瀬を思い出すものです。しかし、今や仕事の関係やら何やらで、尾瀬の水芭蕉シーズンに神奈川県から出掛け、好天の2〜3日を確保して最高のハイキングをするのは、かなりギャンブル的な世界の話です。

 とはいえ、近場の植物園の類いにも水芭蕉はないわけではなく、金時山を正面に望む箱根湿生花園では、高原的な雰囲気の中に咲く水芭蕉を楽しむことが出来ます (もちろん、尾瀬のような圧倒的咲き方ではないですが)。ただ、開花シーズンはちょうど花粉真っ盛り地獄ともぶつかりますので、これまでは訪問をためらっておりました。

 しかーし!ヤマレコ赤線延ばしに狂奔し (^^;)、新陳代謝が良くなって来ますと、これまで花粉症のシーズンともなれば引きこもっていた頃と比べて、症状の出方が明らかに緩和したのを感じます (薬の向上のためかも知れませんが)。そこで、「病は気から」とも申しますし、敢えてスギ花粉地獄の箱根であっても、余り深く気にせずに訪れてみようと思ったのでした。

 もっとも、箱根湿生花園だけを訪れるというのは、ヤマレコをやっている者として面白いことではありません。そこで、まずは金時山に往復したのち、My赤線網の中で孤立した状態になっている大涌谷まで舗装路赤線延ばしをしようと計画しました。

 大涌谷は昔から何度も訪れていますが、ヤマレコを2013年秋に始めてからは一度だけ、泊まりがけの会合のついでにスーツ姿で (^^;) 雪見に訪れ、その模様をレコとしてアップしております。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-585568.html
 しかし周知の通り、2015年の噴火により、しばらく外界から大涌谷に赤線を延ばす術は絶たれておりました。その後、昼間限定で県道が開通し、歩行者が歩いても差し支えないことから (少なくとも神奈川県HPに、歩行者通行禁止という規定はなし)、舗装路赤線延ばしによって大涌谷を「赤線の孤島状態」から救おうと考えました (大袈裟な……^^;)。もっとも、途中の道は路側帯もロクにない中を車がガンガン走る恐怖に満ちていたり、展望もろくにない別荘地だったり、ロクなものではありませんが……。

------------------------
 ……とまぁこんな感じでいろいろ動機を並べて、所期の目的を果たす山行にはなりましたが、上記は全て表向きの話。裏の……いや今回最大の目的は「金時山の猫さんに会いたい♪」……これに尽きます (爆)。
 丹沢塔ノ岳に暮らす塔猫君を過去2回激写して以来、撮り猫マニアになってしまったのですが (^^;)、金時山の山頂で頑張って暮らす3匹の猫さんの画像を最近ネットで眺めるにつけ、会いに行って激励してやりたい思いは強まる一方でした……♡ 金時山は塔ノ岳に280m及びませんが、極めて寒冷で厳しい場所であることには変わりありませんので……。

 しかし……いなかった。来なかった。
 折角早い時間に登って、いっぱい相手をしてやろうと思ったのですが……。
 しかも、到着時には見えていた富士山がやがて雲の奥に消え、山頂は鉛色の雲と突き刺すような寒風に覆われ、やがて小雪がちらつき……。
 何なのか、この天気予報のハズレっぷり。もっと天気が悪いはずだった翌日 (24日) の方が一転して好天……。
 嗚呼……平日休みが23日ではなく22日だったら確実に会えていたのになぁ……。
 前日のレコでは、9時台には既に現れて日向ぼっこをしていたようですので、なおさらショック……。(もっとも、21日の夜には、塔ノ岳が見事に雪化粧したのをライブカメラで確認していましたので、22日が休みであれば塔ノ岳に行ってしまった可能性大ですが ^^;)
 結局、8時半から10時まで待ち、ついに寒さに耐えきれなくなり、諦めて下山しました。3匹分のまぐろかつおパックと小袋入りカリカリと水は、結局ウェイトになっただけでした……。

 とはいえ冷静に考えてみれば、塔猫君だって風が強く寒い日を嫌って山頂に姿を現さないことがあるのですから、金時猫さんだってそうなのではないかと……。
 人間も猫も所詮は気まぐれな生き物。いずれ、良く晴れた日に外輪山を縦走するときに、日向ぼっこをしている金時猫さんに出会えればラッキー!という程度の気持ちでいるのが一番良いのかも知れません。

 以上、天気もスッキリせずグダグダなレコになってしまいましたが、ご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m

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コメント

ノーニャンコでフィニッシュでしたか・・・
bobandouさん、こんにちは。

今回はお目当ての猫に会えず、残念でしたね。
色々な方のレコを拝見していても、金時山の三匹は塔君より出現率が低いようなので、次回の山行に期待ですね!

ちなみに、私は塔君にも金時山の猫にも会ったことがないので、まずは何度も登って「徳」を積みたいと思います(笑)
2017/3/26 9:50
>ardisiaさま
こんにちは、コメントどうもありがとうございます!
午前中から3匹でまったりと岩場やベンチでじゃれている光景を想像しながら登ってきただけに、ガッカリ感は半端なものではなかったですが、帰宅後念のため猫の行動様式一般をいろいろ検索してみたところ、やはり天気が悪く寒い日はなるべく暖かいところでじっとしているようですので、これは不安定な天気予報を見極めきれずに登った私の空振りということになります……。
また、麓との標高差が余りないため、その気になれば下界との往復も割と体力的にラクなのでしょう。それが出現率の低さにもつながるのかも知れません。
というわけで、天気の良い日に縦走するついでにいてくれたらラッキー! という程度の心構えで、一応猫飯は携えて行くようにしたいと思っています。

塔猫君は、あらゆる山頂猫の中でも最も遭遇出来る確率が高いように思いますが(塔ノ岳・大山・金時山を比較した場合)、やはり天気と人の多さと気まぐれに左右されるようです。気長に何度でも登っていれば、いずれ必ず会えるでしょう……。塔猫君も3〜4度目で初めてという方もいらっしゃるようですしcat
2017/3/26 10:15
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