侮れない!三浦アルプス・仙元山ルート


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 598m
- 下り
- 578m
コースタイム
天候 | 薄曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路=京急田浦駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆京浜急行のホームページにあるコース案内には、「ハイキングコース」とありますが、とんでもない難路でした。特に観音塚から鉄塔までの、三浦半島の背骨部分は、アップダウンを繰り返し、ほぼ藪の中を歩きます。道も細く、指導標識もまったくありません。「ハイキング」という言葉に、装備を軽くしたり、事前の準備を怠ると、痛い目に遭います。 ◆田浦駅周辺にはめぼしい温泉、飲食店はありません。三駅先の金沢文庫駅に移動し、お風呂は「赤井温泉」、食事は「すずらん通り商店街」がいいでしょう。 |
写真
感想
・会長ご提案のちょっくら散歩がとんでもない誤解で、ハードな山歩きになりました。運動靴では無理です。
・三浦半島を西から東に山道を横断するコースです。高度はないが、アップダウンが連続して、僕の感じでは、ハードさ、距離など高柄山を歩くのと似ています。
・分岐がやたらと多いのに、標識がないのは閉口しました。葉山町管内はほとんどなし、横須賀、横浜に入って少し標識が設置されていますが、完璧ではありません。これまで、ずいぶん道迷いしたハイカーが多いのでは…。
・反省会で技術顧問と初顔合わせしました。経験に裏打ちされたアドバイス、さすがです。大変参考になりました。
・例によって半酩酊の会長、ちゃんと家にたどり着きましたか。なにを反省したか、まったく覚えていないのでは…。
◆京浜急行のコース紹介を見て、こんなに大変なコースだとは思えませんでした。気楽なハイキング、と考えていましたが、甘かった。
◆観音塚から最初の鉄塔までの2時間あまりがこのコースの核心部です。ちょうど三浦半島の背骨にあたります。手入れの入っていない樹林帯が続きます。さらに細かなアップダウンの連続で、平地はほぼありません。藪こぎのような箇所もあります。展望もなく、つらい行程となりました。
◆さらに難易度を上げているのが、ちゃんとした指導標識がまったくないことです。分岐が次々現れるのですが、どちらに行けばいいのか、まったく分からない。展望もないのでコンパスを使った位置確認も難しい。ですが、周囲を細かに観察すると、木に矢印が彫られていたり、山火事防止の看板に小さく手書きで方向が書かれています。見落とすと面倒なことになります。
◆特にひどいのは、仙元山から三十分ほど歩いた分岐です。道の正面が右に階段、左に登山路があり、どちらに行けばいいのか分からない。どちらに行っても合流するのですが、どちらも不正解。我々はここを直進してしまい、あっという間に住宅街に出てしまいました。正解は、分岐の左斜め後ろでした。左後ろを振り返ると、小さな登山路が分岐していました。普通は見落とします。京急のホームページには「分岐わかりづらい 戻るように左上に登る」とありますが、現地に行ってみるとまったく分からない。ただし、山火事防止の看板をよく見ると、手書きの方向案内がありました。我々はここで15分ロスしました。
道迷い遭難が起こる前に、地元自治体もしくはハイキングコースとして紹介している京浜急行が指導標識を整備した方がいいのではないでしょうか。
◆三浦半島の奥深い自然に触れることができました。横浜、横須賀という大都市がありながら、こんなに自然が残っているのは素晴らしいことだと思いました。
◆温泉は、金沢文庫駅から徒歩10分ほどの赤井温泉です。昼間と午後四時(正確な時間はご確認ください)からでは、入浴料金が違います。午後四時以降は銭湯料金で450円となります。
◆反省会には、山岳同志会出身の技術顧問が参加してくれました。経験に裏打ちされた話は大変勉強になりました。
同じアルプスでも、沼津とは随分違いますね。ヤブコギやルートファインディングの練習になりそう。子供のころ遊んだ函館山を思い出しました。涼しいうちに行ってみたいです。
行きましょう。暑くなったら大変なコースです。鎌倉アルプス、沼津アルプス、飯能アルプス、宇都宮アルプスと小規模地方アルプスの中でも、難コースでしょう。
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