東西天狗岳・硫黄岳、桜平第一駐車場より、オーレン小屋冬季泊
- GPS
- 25:37
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,744m
- 下り
- 1,730m
コースタイム
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 11:00
ひとたび根石岳まで出ると激風なので、みかぶり山の看板の所でシェルやアイゼンを装着するのが定番だと思います。
根石山荘から東天狗に至る途中の鉄橋前あたりが要注意、ここだけはピッケル・アイゼンが無いと怖すぎます。
天候 | 【1日目】 晴れ、夕方より曇 【2日目】 早朝より雪、昼から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「夏沢鉱泉」「唐沢鉱泉」(唐沢鉱泉、桜平分岐看板あり)等で検索していくといいと思います。 ファイナルコンビニは25キロ前の交番の隣にあるセブン。チキンレースに失敗し、今回は朝食用のお弁当買い逃しましたorz |
コース状況/ 危険箇所等 |
そもそもの車のアクセスが、桜平は積雪期通行不可のアナウンス。 今回はチェーン積載の4WDの軽自動車でしたが、車高的に第一駐車場でもギリアウトぐらいでした・・・。(軽く底擦ったような気がします)帰りは写真参照ですがかなり降り積もっていたのでチェーン装着して帰りました。 と言うか冬季は対向車来ないでとお祈り状態で、下手するとすれ違いの為に1キロ近くバックする羽目になりそうです。(唐沢鉱泉分岐から桜平第一まで、積雪により横に逃げられずカーブの所しかすれ違えないので) |
写真
装備
個人装備 |
テルモスL(1)
コンパス(1)
SIM無しiPhone(1)
ストクル下(1)
水(1)
固形燃料(2)
フリース(1)
ダウン(1)
寝袋(1)
スリーピングマット(1)
グランドシート(1)
ストーブ(1)
1/25
000地形図(1)
地形図(1)
食料(8)
ツエルト(1)
細引き(2)
簡易救急キット(1)
Esbitメタ(1)
ヘッドランプ(1)
ライター(1)
小型ナイフ(1)
小型ライト(1)
|
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備考 | 水はナルゲン500ml、テルモス900+300ml、プラティパス1000ml持っていきましたが微妙に足りなくて雪溶かしました。 オーレン小屋の前の川で汲もうと思ってましたが、利用者が居ない為沢まで新雪ずぶりでラッセル?しなければいけない為断念しました。 |
感想
行こう行こうと思いつつも、2週間連続になった天狗岳への挑戦ですが、4月になると忙しい(&厳冬期とは言えなくなるので)半ば無理矢理行って来ました。
天気予報は初日は晴れ、2日目は雪から雨で決して良く無かったので予定は巻き気味で、雪上幕営装備で冬季休業中のオーレン小屋をベースキャンプでの山行ですが。車が4駆仕様にした普通の軽自動車(ダイハツ ウェイク)の為、車高が高く無い為に底を擦りそうでヒヤヒヤしながら【写真参照】、最近出来た桜平新駐車場(第一駐車場)に辛うじて到達出来ました。
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オーレン小屋 八ヶ岳だより より
http://www.o-ren.net/news/
桜平登山口駐車場が新しくなりました!
桜平駐車場(上)(20台 既存)ゲートまで300m 特徴:ゲートに近い。早朝入山者向け。
桜平駐車場(中)(60台 新設)ゲートまで600m 特徴:ゲートに近い。広いメイン駐車場。
桜平駐車場(下) (70台 新設)ゲートまで3.5km 特徴:週末の緊急用。
※上部の駐車場(上)、(中)が満車の時に利用してください。桜平ゲートまで約1時間30分かかります。
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冬の幕営装備で1時間30分(無雪期)・・・。
とぼとぼと歩いていたら、4台くらい車に抜かされて悲しかったですが、第二駐車場【写真参照】を通過しなんとかゲート前に。夏沢鉱泉のキャタピラカーにテンション上げつつ、夏沢鉱泉(桜平登山口登山ポスト)にて登山届を提出。気持ちいい森林帯歩きで駐車場から3時間ほどでオーレン小屋へと到着しました。
朝ごはんがまだだったので、オーレン小屋の冬季避難小屋をお借りして朝食作り。窓から入る冬季小屋初体験に胸が高鳴りました(笑)吹雪等で避難してきた人の為に毛布や非常食、簡易ながらも机も準備してくれてある有り難い施設なので、お礼に非常食スペースにソイジョイ2本寄付しておきました。
今回はピッケル・アイゼンの必要(になるだろう)初の冬山なので、念の為オーレン小屋の冬季避難スペースにも、登山届に「翌日天気が崩れそうなので東西天狗から余裕があれば硫黄岳行く予定です」「本日は第一(一番遠い駐車場)0610出発0900小屋着のペースでした」「幕張り済なのでギリギリまで行動する予定ですが、明らかに遅かったらお手数ですが警察にご連絡を」とメモを残し、メイン荷物はデポしてアタックザックにて出発。
閑話休題。
箕冠山山まではほとんど特記事項の無い山行で、ほとんどトレース有りで2回位しか膝まで埋まりませんでした。箕冠山頂は雪に埋もれていた為に、そのまま根石岳山荘周辺まで降りてしまったら激風。慌ててシェルを着込んで、バラクラバやヘルメットを装備して、ストックをピッケルに持ち替えました。風が弱い今回でもかなりきつかったので、やはり基本通りみかぶり山で装備変更した方が良かったと反省しました。
天狗岳は東の鉄橋手前の岩の部分が怖く、家族にもヤマレコmapで写真とともに「滑落するならここ!」と洒落にならないメッセージを送りましたが、なんとかクリア。ほぼ無風だったので無事通過出来たので感謝です。西には直下で下がってそのまま登り返し。
記念撮影をして、(幕営装備で体力消耗したのか思いの外ペースが上がらなかったので)そのままベースキャンプに戻りふて寝しようかと思い、まわりに挨拶をして下山しかけた所。中津川からきた紳士と淑女の方に、金ちゃんヌードルと煮卵を御馳走して頂きました!
正直朝もオーレン小屋で食べたので、あんぱんとソイジョイで我慢しようと行動食+水とテルモス300mlしかアタックザックに入って無かったので嬉しかった! 美味しかった!
お陰で気力回復して、硫黄岳に向かいましたが。やっぱり朝一のペースがオーバーペースだったのか、ヒュッテ夏沢以降の登りが1時間半もかかり16時に。
天気も崩れ気味で、慌ててオーレン小屋まで戻りましたが、当然到着は17時を過ぎてしまいましたorz 結果的にはなんとかなりましたが、山を舐めるなタイムですね・・・。
翌日はしんしんと雪の降る音で起床、慌てて朝食作り6時半に撤収。
いや、マジで、このままだと駐車場に閉じ込められてしまう(涙)
ゲートまではいいペースだったのですが、ゲート以降は轍を外して中心の吹き溜まりを歩いてもアイスバーンだったりして2回尻餅を着き、自分の車に着いて唖然。【写真1枚目の最後参照】
ワイパー立て忘れた、と言うか単純にこの量の雪降り積もっているんだと不安感に襲われながらチェーンを装着して帰りましたが、なんとかスタックせずに帰れて・・・本当に良かったですorz
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