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Yamareco

記録ID: 1100214
全員に公開
雪山ハイキング
東海

【徳山湖】半中〜青波【ワカン修行】

2017年04月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
ヤドカリ その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:04
距離
14.9km
登り
1,026m
下り
1,017m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:20
休憩
2:45
合計
11:05
6:14
23
駐車地
6:37
6:44
66
取付き
7:50
7:50
62
・748
8:52
9:02
52
・917
9:54
10:07
38
半中
10:45
10:45
50
・1006
11:35
13:42
67
14:49
14:57
142
半中
17:19
駐車地
山友からのワカン訓練がしたいという要望のため、踏み抜き覚悟のワカン山行。残雪歩行開始直後から結構な沈み込みありのコースタイムです。この日はスノーシューが圧倒的に有利な条件でした。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道303号で藤橋村→横山ダムより国道417号で徳山ダム方面→県道270号入口。
県道270号は4/28まで冬季通行止め(バリケードあり)。その入口路肩に駐車。
コース状況/
危険箇所等
登山道ではありませんので出かけられる際は自己責任でお願いします。
ネットでも記録が見つからなかった尾根でしたが、雪のなかった・748まではひどいヤブはありませんでした。・748からは基本広い尾根ですので、尾根芯を避ければヤブは回避できる状況でした。半中〜青波間は快適な雪原歩きでしたが、スノーシューが絶対有利だと思います。ワカンでは頻繁に踏み抜きました。
*あくまで山行当日の状況です。これから先雪が消えればシロモジのヤブ尾根となりますので、好きな人だけの世界へと変わります。私個人的にはそんな新緑期もおすすめですが。
その他周辺情報 道の駅 星のふる里ふじはし
http://www.ibikogen.com/michinoeki.html
道の駅敷地内に「いび川温泉・藤橋の湯」
http://ibigawafujihashisp.wixsite.com/987654321
県道270号入口に駐車。徳山湖につきものの朝のガス。
2017年04月02日 06:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/2 6:13
県道270号入口に駐車。徳山湖につきものの朝のガス。
県道は4/28まで冬季通行止めです。
2017年04月02日 06:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/2 6:15
県道は4/28まで冬季通行止めです。
岳洞山桜隧道へ。
2017年04月02日 06:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/2 6:16
岳洞山桜隧道へ。
ガスに包まれた五平能舞橋を渡る。
2017年04月02日 06:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 6:26
ガスに包まれた五平能舞橋を渡る。
確かにまだ雪があります。
2017年04月02日 06:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 6:31
確かにまだ雪があります。
取付きの尾根末端。こんなスムーズな取付きも珍しい。
2017年04月02日 06:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 6:37
取付きの尾根末端。こんなスムーズな取付きも珍しい。
いかにも徳山湖岸の尾根といった風情。
2017年04月02日 07:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 7:08
いかにも徳山湖岸の尾根といった風情。
標高700m過ぎると残雪が。良いタイミングです。
2017年04月02日 07:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 7:31
標高700m過ぎると残雪が。良いタイミングです。
すっかりガスが晴れて、ワカン歩行スタート。今日はなぜかワカン修行なんです。
2017年04月02日 07:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/2 7:34
すっかりガスが晴れて、ワカン歩行スタート。今日はなぜかワカン修行なんです。
地形図通りの広がりのある尾根。でもワカンで踏み抜きます^^;
2017年04月02日 07:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 7:54
地形図通りの広がりのある尾根。でもワカンで踏み抜きます^^;
馬坂峠にマサカの霧氷。
2017年04月02日 07:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 7:55
馬坂峠にマサカの霧氷。
実は同行の山だよ姉さんの希望によりワカンなのでした。
2017年04月02日 08:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/2 8:02
実は同行の山だよ姉さんの希望によりワカンなのでした。
あれに見えるは青波か?
2017年04月02日 08:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/2 8:05
あれに見えるは青波か?
いいブナも登場。
2017年04月02日 08:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 8:10
いいブナも登場。
時折雪が切れますがワカンで強行。
2017年04月02日 08:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 8:17
時折雪が切れますがワカンで強行。
・917へ。いい雰囲気のところ。
2017年04月02日 08:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 8:47
・917へ。いい雰囲気のところ。
・917は馬坂峠からの尾根が合わさるピークです。
2017年04月02日 08:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
4/2 8:50
・917は馬坂峠からの尾根が合わさるピークです。
あまりに気持ちいいのでおやつ休憩にしました。
2017年04月02日 09:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 9:01
あまりに気持ちいいのでおやつ休憩にしました。
半中が意外な三角形で感心。
2017年04月02日 09:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/2 9:06
半中が意外な三角形で感心。
緩やかな広い尾根は明らかにスノーシューフィールドなんですが。
2017年04月02日 09:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/2 9:08
緩やかな広い尾根は明らかにスノーシューフィールドなんですが。
小津三山の展望が開けます。
2017年04月02日 09:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
4/2 9:33
小津三山の展望が開けます。
素晴らしい白銀の山々が。
2017年04月02日 09:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/2 9:44
素晴らしい白銀の山々が。
アップ。金草岳〜冠山〜若丸山。
2017年04月02日 09:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
4/2 9:44
アップ。金草岳〜冠山〜若丸山。
半中はすぐそこ。
2017年04月02日 09:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 9:49
半中はすぐそこ。
いよいよ雪タップリに。
2017年04月02日 09:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 9:50
いよいよ雪タップリに。
展望を背に登ります。
2017年04月02日 09:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 9:52
展望を背に登ります。
半中に到着。
2017年04月02日 09:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 9:55
半中に到着。
こんな尾根を青波へ向かいます。
2017年04月02日 09:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 9:56
こんな尾根を青波へ向かいます。
屏風山を始め、高屋山〜大白木山など根尾の山々。
2017年04月02日 10:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 10:18
屏風山を始め、高屋山〜大白木山など根尾の山々。
昨年下った兎谷左岸尾根付近。
2017年04月02日 10:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 10:25
昨年下った兎谷左岸尾根付近。
そこからパラダイスの始まりです。
2017年04月02日 10:30撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 10:30
そこからパラダイスの始まりです。
ブナ林。
2017年04月02日 10:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 10:32
ブナ林。
だだっ広い尾根。
2017年04月02日 10:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 10:33
だだっ広い尾根。
まるで丘陵地のようです。
2017年04月02日 10:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 10:39
まるで丘陵地のようです。
去年はシロモジのヤブだったのに、こんな素敵なところに変身。
2017年04月02日 10:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 10:48
去年はシロモジのヤブだったのに、こんな素敵なところに変身。
八谷からの尾根分岐あたりから露岩帯。踏み抜き地獄の地雷原。
2017年04月02日 11:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 11:04
八谷からの尾根分岐あたりから露岩帯。踏み抜き地獄の地雷原。
やがて雪の安定したブナ林の尾根に。
2017年04月02日 11:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 11:17
やがて雪の安定したブナ林の尾根に。
ワカンで頑張る山だよ姉さん。
2017年04月02日 11:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 11:21
ワカンで頑張る山だよ姉さん。
最後は緩々の尾根を歩き。
2017年04月02日 11:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 11:29
最後は緩々の尾根を歩き。
白山も顔を出す。
2017年04月02日 11:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 11:33
白山も顔を出す。
青波に到着。
2017年04月02日 11:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 11:34
青波に到着。
西への尾根を少し散策。
2017年04月02日 11:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 11:36
西への尾根を少し散策。
お向かいの上谷山〜鏡山。このときユーザーさん一行が歩かれていたようです。その奥には奥美濃のいぶし銀の峰々。
2017年04月02日 11:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 11:38
お向かいの上谷山〜鏡山。このときユーザーさん一行が歩かれていたようです。その奥には奥美濃のいぶし銀の峰々。
そしてなんといっても能郷白山の展望がすごい。近いですから。
2017年04月02日 11:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 11:40
そしてなんといっても能郷白山の展望がすごい。近いですから。
近いだけでなく、角度が絶妙。
2017年04月02日 11:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 11:41
近いだけでなく、角度が絶妙。
見飽きることがありません。
2017年04月02日 11:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 11:43
見飽きることがありません。
もちろん小津三山も見えます。
2017年04月02日 11:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 11:46
もちろん小津三山も見えます。
山頂プレート。
2017年04月02日 11:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 11:52
山頂プレート。
こんな景色見ながらお昼の大休憩。
2017年04月02日 11:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 11:54
こんな景色見ながらお昼の大休憩。
さらに緩んだ雪道を下山開始。
2017年04月02日 13:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 13:49
さらに緩んだ雪道を下山開始。
いきなりハマった山だよ姉さん。この後何度も。
2017年04月02日 13:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 13:56
いきなりハマった山だよ姉さん。この後何度も。
登り返しもたくさんあります。
2017年04月02日 14:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 14:15
登り返しもたくさんあります。
登りと違うところを歩いて楽しみます。
2017年04月02日 14:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 14:21
登りと違うところを歩いて楽しみます。
ここはじっくり散策してみたい楽園です。
2017年04月02日 14:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 14:24
ここはじっくり散策してみたい楽園です。
個人的には展望以上にこのコースのハイライトでした。
2017年04月02日 14:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 14:27
個人的には展望以上にこのコースのハイライトでした。
セッピの安定したところもあれば。
2017年04月02日 14:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 14:59
セッピの安定したところもあれば。
絶対信用ならないところもあり。
2017年04月02日 15:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 15:09
絶対信用ならないところもあり。
登りはガスの中だった自然林も西日に輝いて。
2017年04月02日 15:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 15:48
登りはガスの中だった自然林も西日に輝いて。
雪がなくても美しい。
2017年04月02日 15:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 15:52
雪がなくても美しい。
下部でもまだこんなところがあります。
2017年04月02日 15:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 15:55
下部でもまだこんなところがあります。
基本平和な尾根でした。
2017年04月02日 15:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 15:56
基本平和な尾根でした。
最後は狙い通りに県道へ着地。
2017年04月02日 16:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 16:50
最後は狙い通りに県道へ着地。
あとは県道歩いて帰るだけ。
2017年04月02日 16:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/2 16:55
あとは県道歩いて帰るだけ。
青波や前山が輝いていました。
2017年04月02日 17:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/2 17:06
青波や前山が輝いていました。
撮影機器:

感想

本来なら根尾の山ということになるのでしょう半中・青波を徳山湖から歩いてきました。実際、半中・青波へは無雪期に根尾の八谷からそれぞれ別々に1度づつ登っています。
私がバイブルにしているガイド本では、半中を馬坂峠から登るルートが紹介されており、そちら側からも登ってみたいと思っていました。しかし馬坂峠へ向かう県道270号はいまだ冬季通行止め。
でもよく地形図を眺めてみると、馬坂峠へ降りる尾根とのジャンクション・917ピークから西へ緩やかな尾根が徳山湖へと延びています。取付きも問題なさそうなので、これで行ってみることにしました。

【駐車地〜取付き〜・748】
このルートを思いついてからは結構な楽しみになっていて、絶対一人でコッソリ出かけようと決めていたのですが、前日になって山友・山だよ姉さんからラインでとある山へのお誘いが入ります。それを丁重に?お断りすると、不審に思ったのか、どこへ行くんだと問い詰められ、ついには白状させられてしまい…^^; 案の定、山だよ姉さんも同行するという流れに。しかもそればかりか、ワカンの訓練がしたいとの仰せで、今回はスノーシューではなく、今年初のワカン山行ということになったのです。姉さん、マジですか〜(>_<)
というわけで藤橋の道の駅に集合、そこから徳山湖の県道270号への入口の路肩スペースに車を並べ、バリケード脇をすり抜けて取付きを目指して歩き出します。歩くと長い岳洞山桜隧道を抜け、ガスに包まれた五平能舞橋を渡り、南へしばらくで予定の尾根末端に到着しました。
奥美濃のヤブ山としては異例のスムーズな取付きで、雪もありませんがさしたるヤブもなく、徳山ガス?漂う尾根を黙々と登っていきます。高度を上げるとガスは晴れ、右手に徳山富士が望まれます。その尾根を目でたどると、馬坂峠周辺にはなんと霧氷が付いています。やがて両側斜面に残雪が現れ、急登を過ぎたあたりから尾根上にも雪が続くようになったところで実に久しぶりのワカンを装着。
しかし初めの一歩でスノーシューを持ってこなかったことを後悔することに。気温が高いせいか?雪は緩く、あっさりと沈むワカンに失望しながら・748に到着しました。

【・748〜・917〜半中】
まだ時折雪が消えてしまう緩やかな尾根を、ワカンを履いたまま進みます。なかなか気持ちのいい自然林の尾根にはしっかりとした獣道があり、ヤブもほとんどなく無雪期でも問題なさそうな印象でした。
やがて地形図通りの広々とした尾根になり、雪のない尾根芯よりも雪原の方が気持ちよさそうにも見えます。そして少し急な斜面を登って丘陵地のような地形になり、・917に到着です。馬坂峠からの尾根と合わさるところで、素敵な雰囲気のピークでした。ここでザックを下しておやつ休憩としました。
ここから先は基本緩々で広い雪原尾根歩きとなります。目指す半中が意外にも三角形で関心しながら自然林一色の尾根をアップダウンしながら歩いていきます。ときおり展望が開ける箇所があり、右手には徳山富士から続く尾根の先には雷倉、そして花房山に小津権現山。貝月山にブンゲンも望まれます。そして左手には金草岳〜冠山〜若丸山。今日は遠望の利く、澄んだ空気感が漂っています。
尾根の真ん中が窪み、それがまたいい雰囲気を作る半中山頂直下から大展望を背にひと登りで無雪期とは別の山のような、スッキリとした雪の半中に到着です。木立越しの白い奥美濃の山々を望みながら小休止としましょう。

【半中〜・1006〜青波】
半中から広いセッピの尾根を進むとすぐに、今度は根尾の山々が姿をみせます。屏風山に高屋山〜大白木山。素晴らしい楽園の尾根景色と度々展開する展望に歓声を上げながら進めば、多少ワカンが踏み抜いても苦になりません?
昨年青波を登った時に下りに使った兎谷左岸尾根を過ぎたところから、・1006前後にかけての広大な尾根はまさにこのコースのハイライト。スノーシューだったらどんなに快適だったろうというブナ林の広がるパラダイスが続きます。時間をかけて歩き回ってみたいような楽園でした。
同じく昨年登りに使った八谷からの尾根を過ぎると、緩い雪の乗った露岩帯となり、派手に踏み抜く地雷原に。大汗かいてそこを通過すると、しっかり雪のブナ林の登りとなります。能郷白山がすぐ近くに迫り、遠く白山も姿を見せ始めました。
そして昨年とは全く違う姿の青波に到着しました。あの放射状に広がっていたシロモジのヤブはどこに?今はどこでも好きなように歩けるブナ林の雪原が広がっているのみです。
ここから西へ延びる尾根へ少し進んだところが能郷白山の展望地。なんといっても目の前なので、とてつもなくデカイ。遮るものなく、素晴らしい角度で存分に眺めることができるのです。
能郷白山の展望を満喫したら青波山頂へ戻ります。その途中、お向かいの上谷山〜鏡山、さらに蕎麦粒山など望める場所も(あとで知りましたが、このとき、この上谷山〜鏡山を某ヤマレコユーザーさん一行が歩いてみえました)。
そして屏風山、白山、高屋山〜大白木山を望む広い尾根上にザックをおろしてお昼の大休憩を楽しみました。ちなみに結局、今日もノートレースで誰にも出会わず。今シーズンはツイてます。

【青波〜半中〜駐車地】
アップダウンの多いコースなので早めに下山を始めなきゃいけないなと思いつつ、2時間越えの頂上滞在^^;
さて、登りよりも一段と緩んだ雪に踏み抜き連発でペースが上がらない下山となります。ただワカンは雪の腐った急斜面の下りではスノーシューよりも強いところを見せてくれました。
広い楽園尾根では登りと違ったところをまわって遊んだり、朝は徳山ガスにより楽しめなかった登りの尾根では午後の日差しを受けた美しい自然林を楽しんだりと、のんびり下山。そして雪が切れた下部ではトレースはないので尾根を外さないように慎重に下って無事県道へと着地。あとはこの県道を歩いて駐車地へと戻るだけ。朝はガスで何も見えなかった五平能舞橋からは、青波や前山が西日を受けて輝いていました。

昨年は3月中旬にもかかわらず、ほとんど雪のなかった青波でしたが、今日は雪たっぷりの広い尾根を楽しむことができました。稜線ではまだしばらくは残雪を楽しめそうですが、根尾の山は新緑期もいいんですよ。

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