弥彦山（田ノ浦）〜里山徘徊・・・海抜0mから登る、Spring ephemeral 開花状況偵察山歩‼〜

2017年04月05日(水) [日帰り]

• GPS: 05:07
• 距離: 8.4km
• 登り: 698m
• 下り: 679m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:55
• 休憩: 1:04
• 合計: 4:59

10:42 弥彦山田ノ浦登山口
11:28 11:36 明神沢の滝
12:30 13:09 弥彦山九合目分岐点
13:20 13:22 弥彦山
13:32 13:38 弥彦山九合目分岐点
14:42 14:48 明神沢の滝
15:37 15:40 弥彦山田ノ浦登山口
15:41 ゴール地点

天気予報で、気温も上がり、お山歩日和。
さて、何処に行きましょうか？。
角田の灯台も考えたけど、混むだろうし・・・。
弥彦山田ノ浦コースへ、行ってみましょう。
三年前に一度、登った事はあるけど、下りが怖くて、裏参道に回って、
一時間も海を見ながら、車道を歩いた記憶が有ります。
さて、今回は、ど〜なる事やら・・・。

天候

晴れ、この季節にしては、暑い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

Google Mapsで「田ノ浦海水浴場」「海華亭かわい」でヒットします。
今日は海水浴場駐車場を利用しました。
水洗トイレ有り。

コース状況／危険箇所等

危険でないところも危険！(hamburg教訓)
気付いていない、油断と慢心が、一番の危険‼（kantaro　経験談）
ただいまと、出かけた姿そのままに、帰って来るのが自己責任‼。
自信満々にウソを書く。間違いが有ったら、是非、ご指摘ください。

トレッキングガイド（新潟県三条地域振興局　監修）
http://www.pref.niigata.lg.jp/sanjou_kikaku/1332363687497.html

その他周辺情報

宿泊、日帰り、足湯などの温泉施設、
ワイナリー、ジェラード、鮮魚専門店、
ゴルフ場、クレー射撃場、サーキット場、
競輪場、海水浴場、キャンプ場、パラグライダー施設、
パワースポット、即身仏。・・・何でもありです。
最近、MTBコースも出来ました。

寺泊が近いです。
ご褒美でピザは如何ですか？。
ラ ポルタブルー （LA PORTA BLU）
http://www.la-porta-blu.com/

写真

4/5 10:25

出発前のオヤツは、大阪屋の「万代太鼓いちごクリーム」。仏壇から失敬してきました。・・・オヤジ、ゴメン。マァ、良く言えば、おさがりです。

4/5 10:30

今日のプランは、角田山灯台コースの向こうを張って、海抜0mから山頂を目指します。・・・先ずは、波打際で影自撮り。（笑）

4/5 10:31

海岸です。イイネ‼。・・・でも、シーズンオフなので、ごみは散らかっているし、少し残念。

4/5 10:31

パノラマタワーが見えます。右の鉄塔群の先辺りが山頂だけど、尾根の陰に隠れているかナ‼。・・・さて、行きますか。GPSログは、ココからスタート。

4/5 10:40

一度、駐車場に戻って、お馴染の看板。3番の青線ルートです。

4/5 10:51

・・・なるほど、なるほど。

4/5 10:52

林道から分かれて、進みます。砂防ダムの管理車両が入るのか、よく整備されています。

4/5 10:53

オクチョウジザクラ（奥丁子桜）が咲いています。

4/5 10:55

早速、花達がお出迎えしてくれます。

4/5 10:57

キブシの日本海側型はケキブシ（毛木五倍子）。

4/5 11:02

Spring Ephemeral 、カタクリ（片栗）。

4/5 11:02

Spring Ephemeral 、キクザキイチゲ（菊咲一華）の白。

4/5 11:02

ナントカスミレ・・・？。スミレサイシン、タチツボスミレ・・・迷っています。

4/5 11:04

Spring Ephemeral 、キクザキイチゲ（菊咲一華）の青。

4/5 11:05

ヤマネコノメソウ（山猫の目草）。

4/5 11:08

ナニワズ（難波津）。春の花の定番が、続々登場。

4/5 11:09

イイネ、イイネ。

4/5 11:10

こんなキレイな道標、三年前はあったかナ。

4/5 11:11

カタクリ、イチゲの白、青が沢山咲いています。

4/5 11:12

この道標も新しいですネ。三年前は、踏み跡と、ピンクリボンを探しながら歩いたけど、整備が進んでいるのかナ。

4/5 11:14

Spring Ephemeral 、ミチノクエンゴサク（陸奥延胡索）にしておきます。

4/5 11:14

トレッキングガイドに載っている、花の名前に準じます。・・・エンゴサクはMysterious Girl。

4/5 11:15

ミヤマカタバミ（深山片食）は、今年初めて。

4/5 11:16

トレッキングガイドに載っているスミレは、ナガハシスミレ、オオタチツボスミレ、スミレサイシン、アカネスミレの4種類。・・・スミレサイシンにしておきましょう。

4/5 11:16

雪割草です。・・・虫さんもお仕事中です。

4/5 11:18

イト〜シゲラテ〜。

4/5 11:20

キクバオウレン（菊葉黄蓮）。

4/5 11:21

イナバウアーは、カタクリの専売特許？。いえいえ、雪割草やイチゲも、思いっ切り、イナバウアーをしています。

4/5 11:23

キクサキイチゲの青。

4/5 11:23

キクサキイチゲの白。

4/5 11:24

スミレサイシン（菫細辛）で、イイですよネ。

4/5 11:25

明神沢の滝が見えて来ました。この滝の左側を巻いて登ります。どんな場所にも危険は潜んでいますけど、ココは目に見えて危険箇所。

4/5 11:28

ストックを片付けて、両手を使えるようにして、登ります。ココはクサリに沿ってでは無く、木の所の手前、左のロープに沿って、上に登りつきます。

4/5 11:28

ロープにつかまった、その目の前に・・・。思わず、カメラを出してしまった。

4/5 11:31

無事、通過。写真の右側から出てきました。・・・帰りの方が、怖いナ〜。

4/5 11:34

暫し、雪割草をご覧ください。

4/5 11:35

イチゲは無くなりましたけど、雪割草はマダマダ続きます。

4/5 11:36

麓に比べると、花がフレッシュですネ。

4/5 11:37

イイネ。

4/5 11:38

鮮やかな赤です。

4/5 11:39

虫さんが動けるようになる気温だから、花びらを開くのか・・・。

4/5 11:40

虫さん、頑張って。

4/5 11:40

見事なイナバウアー。

4/5 11:41

雪割草ギャラリーでした。

4/5 11:42

キクバオウレン（菊葉黄蓮）も沢山咲いています。両性花。

4/5 11:42

ジャノヒゲ（蛇の髭）、別名、竜の髭。

4/5 11:43

雪割草。

4/5 11:48

キクバオウレン（菊葉黄蓮）の雄花。

4/5 11:54

コレも、雄花ですネ。

4/5 11:58

キクバオウレン（菊葉黄蓮）がニョキニョキ。

4/5 11:58

キクザキイチゲ（菊咲一華）が、また顔を見せてくれます。

4/5 11:59

雪割草。

4/5 12:02

エンレイソウ（延齢草）。

4/5 12:05

明神沢立坑・・・危険入るな。

4/5 12:08

花が少なくなりました。咲いているショウジョウバカマ（猩猩袴）。蕾がほとんどでした。

4/5 12:09

パノラマタワーが近くなりました。

4/5 12:09

尾根に出れば、もうすぐですけど、急登が続きます。

4/5 12:24

スカイラインが見えて来ました。スカイラインを左に少し行って、再び一登りすると、表参道九合目に出ます。

4/5 12:30

この辺りのカタクリは、まだ蕾です。標高差が600m近く有ると、季節が違いますネ。

4/5 12:31

イチゲも背が低いです。

4/5 12:33

ナニワズも咲き始めです。

4/5 12:48

今日のランチは、レストハウスで「越後もち豚カレー」金870円也。・・・ココでゴールにしようとも考えたけど・・・

4/5 13:07

・・・せっかく、海抜0mから登って来たし、神様にお願い事も有るので、山頂の奥宮に向かいます。

4/5 13:08

雪解け水が、登山道を川のように流れています。

4/5 13:12

今年は雪が多く残っていますネ。

4/5 13:19

下界は霞んで見えます。いつものように、国上山と信濃川。・・・長岡の鋸山すら見えません。

4/5 13:21

お詣りは済ませました。山頂奥宮、海抜634m、東京スカイツリーを登り切りました。・・・スカイツリーはテッペンまで登れないだろう・・・と、いきがっています。

4/5 13:21

奥宮の鳥居、多宝山、角田山。その奥、日本海と空の区別がつきません。

4/5 13:43

レストハウスまで戻って、早速、ご褒美。

4/5 13:45

・・・オヤ‼？。・・・パンダがいない。

4/5 13:55

コレから、あの、赤い屋根の所まで、下りなければいけません。メンドクサイ。

4/5 14:10

オオカメノキ（大亀木）がシュワッチ。

4/5 14:20

マルバマンサク（丸葉満作）が咲いています。わかりにくいですネ。

4/5 14:29

キブシの花が、陽を浴びて、かんざしみたいにキラキラしていました。

4/5 14:32

この雪割草は、一緒にもう一輪咲いていましたけど。某オジサンがいじって、抜けてしまいました。・・・オジサン、何を考えて、何をするつもりだったのだろう・・・。オイラはオジイサンです。孫はいないけど・・・。

4/5 14:39

滝の上まで戻って来ました。慎重に下りましょう。

4/5 14:41

慎重に、ロープを使って、三点支持を意識して下ります。

4/5 14:43

落ちたらこんな所・・・。

4/5 14:57

砂防ダムまで下りて来ました。カタクリの写真を撮りたいと思って・・・

4/5 14:57

綺麗に咲いている花を探していたら・・・。オヤ、マァ、コシノコバイモ（越の小貝母）を見つけました。Spring Ephemeral です。

4/5 14:58

思わず、中まで覗き込んでしまった。

4/5 14:58

綺麗に咲いているカタクリ、み〜つけ。

4/5 14:59

このカタクリも綺麗と思ったら、もう一つ、コバイモを発見しました。

4/5 15:00

コバイモは、目立たない、奥ゆかしい娘です。

4/5 15:01

本家イナバウアー。

4/5 15:05

百花繚乱、千紫万紅。

4/5 15:07

二リンソウ（二輪草）を発見。登る時は見落としていました。この娘もSpring Ephemeral 。

4/5 15:08

今日は本当に、オールスター総出演ですネ。

4/5 15:14

何とかタネツケバナ、何とかハタザオ、よくわかりません。・・・ユリワサビにも似ています。

4/5 15:15

クロモジの日本海側型はオオバクロモジ（大葉黒文字）。・・・どこが違うのかネ。

4/5 15:17

オクチョウジザクラ（奥丁子桜）。

4/5 15:17

秋田県から富山県辺りまでが自生分布の中心で、「チョウジザクラ」の日本海側の積雪適応型・・・だそうです。

4/5 15:20

ナガハシスミレ（長嘴菫）。地上系が確認できました。

4/5 15:22

別名、天狗菫。・・・これだけ距が長いと、間違いはないでしょう。

4/5 15:24

ハコベ（繁縷）の仲間。雑草も可愛い物は、可愛いけど、名前までは知りません。・・・勉強不足。

4/5 15:25

コレは、誰でも知っている、ツクシ（土筆）。

4/5 15:26

間瀬銅山、路頭掘り跡。

4/5 15:28

コレが、オオタチツボスミレ（大立坪菫）ですネ。距もしろいです。

4/5 15:28

地上茎も確認できました。そうなると、No.13、24、31のスミレは、スミレサイシン（菫細辛）ですネ。・・・去年も悩んだので、少し思い出してきました。

4/5 15:36

ヒメオドリコソウ（姫踊り子草）、外来種です。

4/5 15:37

オランダミミナグサ（和蘭耳菜草）？。ヒメオドリコソウの中に咲いていました。オランダミミナグサも、ヨーロッパ原産の、外来種。

4/5 15:38

大きく撮ると、不気味な花です。（笑）

4/5 15:39

駐車場まで戻って来ました。お疲れ様でした。ダラダラと長いレコを読んで頂いて、ありがとうございます。

4/5 16:18

ウ〜ン、今日もカフェラテが美味しいです。

撮影機器：

EOS M3 CANON

感想

k-kantaro

危険箇所と言うのは、人によって違いますネ。
このコースはオイラにとっては、すごく怖いコースです。
一つ、携帯が圏外。何かあった時つながらない可能性が高いです。
登山者が少ない。登山者に助けてもらう事が、難しい時も有ります。
転倒による滑落の可能性が、かなり高いコースです。
里山ですけど、超危険なコースです。
・・・なんて思うのは、オイラだけかナ？。
那須の雪崩事故のニュースを見て、過信は恐ろしいですネ。
街を歩いていても、危険、リスクと隣り合わせ・・・。
危険を感じている時は、慎重になるけど、
危険を感じていない時が、過信、油断に繋がりますネ。

今日のお散歩は、85点にしましょう。
消費カロリーは、1,505kcalでした。（笑）

コメント

柚

田ノ浦コース
田ノ浦コースは上級者コースというだけあって、岩山で怖いですよね。
雨上がりは特に滑るし、あの一番の難所は落ちたらきっと発見されるのに時間がかかりそうです。
でも人があまり入らないので、お花の宝庫なんですねー。さまざまなお花の写真を撮りながら散策されて楽しそう♪
私は今年の１月２日に何十年振りかに行ったら、あまりに綺麗に整備されていてびっくりしました。
鎖も付けたばかりの様に新しいですし、道標も設置されていて、このコースもいずれ多くの人が歩くようになるんでしょうね。
０地点からのお山、お疲れさまでした。

k-kantaro

Re: 田ノ浦コース・・・chaco_chanさんへ
里山の山野草は春爛漫ですね。
でも、ビビリのオイラには怖いコースでした。
そこで一句、
「田ノ浦コース　みんなで行けば　怖くない」（笑）