【春山闊歩】遠見尾根〜白岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,131m
- 下り
- 1,113m
コースタイム
天候 | 15日 日本の北を通過する気圧の谷の影響で大気不安定 雨 16日 高気圧圏内から寒冷前線の接近 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ところどころ大きな雪庇が出ている箇所あり クラックも見られた |
その他周辺情報 | 十郎の湯 |
写真
感想
天気やらでいろいろあって、ほぼ1ヶ月ぶりの山となってしまった。
今回は遠見尾根から五竜を目指す。
下界の天気予報は晴れだが山は大気不安定のせいか微妙な感じ。
とりあえず現地判断と恵那峡SAで仮眠を取りつつ白馬村へ。
15日 スキー場停滞
スキー場の駐車場に着くと雨が降ったりやんだり。
とりあえず濡れないように準備して、ゴンドラに乗り込んで上までいくも、雨がザーザー降ってて激萎え。
今日は 行動時間はそんな長くないので様子見することにして、レストハウスでうだうだ。
そんなこんなで昼過ぎまでうだうだするも、雨は強くなったり弱くなったりでやむ気配はない。
明日も天気図は今日と変わらないので晴れる確信は持てないが、とりあえずスキー場のトップから少し歩いたところに泊まるということで、意を決して出発。
微妙に雨の降る中、上を目指す。途中きれいに虹が見えたりしながら地蔵の頭の先のコルに行き、テント設営。
なかなか風雨が強くびしょびしょになるが、ブロックを積んでいるうちに雨も止み、服も乾いた。
晩御飯はキーマカレー。今年の会行事山行はどうしようかなどを話す。
明日は2時起床なので早めに沈。
寒冷前線の接近だが持つだろうか...
16日 快晴の遠見尾根闊歩
2時起床、星や月が出ている。よし行ける!
生暖かい南風が低気圧の接近を感じさせるが、棒ラーを掻き込んで3時半出発。
久しぶりのラテルネ行動だが、月がとても明るく、月明かりの尾根を歩いていくのはいい感じだ。
中遠見に差し掛かったあたりで、日の出。
主稜線はまだガスガスだが、白い山々が赤く染まり、紫、橙へと変化していく。
何回見ても飽きることのない最高の時間だ。
大遠見から西遠見までの尾根は広くて気持ちいい。
主稜線のガスも取れはじめ、西遠見に着く頃は五竜も鹿島槍も姿を現す。最高だ。
西遠見には、何組か幕営している人たちもいた。
さて、ここまでは緩やかに登ってきたが、白岳までは急登になる。
西遠見先の大きな雪庇を適当に交わして、白岳を目指し登っていく。
白岳とはよくいったもので、本当に真っ白だ。
息を切らしながアイゼンを効かして登っていき、稜線へ飛び出すと黒部側が見えた。毛勝のあたりだろうか。
振り向けば、妙高、火打、戸隠、高妻が、唐松方面もよく見える。
そして、目の前には五竜がどっしりと構えている。
ピーク手前の岩稜は夏道どおりトラバースして巻くのだろうか。
今回は時間や天気の関係もありここで引き返し。
わりかし五竜は狙いやすいと分かったので、またノーマルルートなり、G0なりでまた目指そう。
ひとしきり景色を堪能して下り始める。何回振り返ってみても飽きることはない。
のんびり尾根を歩く。
大遠見から中遠見以降も行きはガスガスで見えなかったが、鹿島槍、五竜、白馬の大パノラマが望むことができ本当に最高だ。何度も何度も振り返って写真を撮る。
多少、斜度のあるところは尻セードしながら下っていき、10時半ごろにテントへ到着。
燦々と降り注ぐ陽光が暖かい。のんびり撤収して、ゴンドラ駅まで歩いて下山。
本当に気持ちのいい山行だった。
下山後は十郎の湯で汗を流し、信濃大町駅の近くでとろろ蕎麦に舌鼓を打ち、いーずらで酒なんぞお土産をたくさん購入して、京都への帰路についた。
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