新緑・・はまだ早い、高水三山〜棒ノ嶺を行く
埼玉県
東京都
takumaku
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,301m
- 下り
- 1,277m
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| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
復路： さわらびの湯バス停〜東飯能駅 16:25~17:02 国際興業バス利用 東飯能〜拝島〜八王子 JR利用 ※：さわらびの湯からのバスからJR八高線乗り継ぎの場合、バス終点の飯能駅は 西武線の駅の為、手前の東飯能駅で下車となります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
御嶽〜高水三山〜棒の嶺までは特に危険な個所はありません。 棒の嶺〜有間ダムの間、権次入峠からの下りの木の階段が壊れ気味で足元注意 岩茸石から白谷沢コースは、一部渓谷沿いを進む形で下りは特に足元注意（一部クサリ・ロープあり） |
| その他周辺情報 | 下山後のバス停近くに「さわらびの湯」あり ※：今回は時間の関係で立ち寄らず |
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百�涼祺阿�どこか分からないけど
感想
○○三山と聞くと、ついまとめて登ってみようと思うのは私だけでしょうか？
しかしながら、この三山ものを一度に制覇しようとすると、意外（というか当然）に割と辛いことになります。
考えてみれば、今まで三山系で一度に達成できたのは鳳凰三山くらいで、それもルート的に降り口（夜叉神峠）に車を置いてから登り口（広河原）までバスで移動してスタートしたために、辛かろうがなんだろうがエスケープは許されなかったのです。
奥多摩には奥多摩三山というものもあり、こちらはを以前トライした際には、鼻息荒くスタートしたものの三頭山から御前山にたどり着いた時点で時間的にも体力的も厳しくなり、さっさと奥多摩湖へエスケープを決めてしまい、後日（1年後くらい）残りの大岳山のみ登って強引に達成と見なしました。 南アルプスの白峰三山に至っては、最初からまずは北岳と間ノ岳の2山のみから始めるつもりが北岳で疲れてしまい、1山で下山した始末です（本日現在未達成）。
こんな私ですが、今回、めっきり暖かくなってきた中、どこか軽い春山に登ろうかと思案していたところ、このところご無沙汰でありました奥多摩に「高水三山」の名前を発見しました。調べてみると、御嶽駅から登ることもあり奥多摩の入門コースの山として位置づけられているらしいことが分かりました。となると私の三山欲は無駄に掻き立てられ、行き先が決まりました。ここだけだと少し物足りなそうなので、こちらも名前だけは知っていた棒ノ嶺と繋げて歩いてみることにしたのです。
御嶽駅を出て、左手に進み指導標に従って踏切を渡って駅の反対側のお寺の横の登山口から登り始めます。駅前のインフォメーションセンターには熊の目撃情報が複数掲示してあり、反対側の人気の御岳山はもとより、今回のルート上でも昨年末に目撃情報があり多少ひるみますが、熊鈴をお守りがわりに歩を進めます。
登山道はよく整備されており、それほど急な登りもなく、気持ち良い木漏れ日の中、
高水三山の一座目の惣岳山に到着しました。頂上には小さいながらしっかりとした社があり、建物の木彫がなかなか見事でしたが、周囲が厳重にフェンスに囲ってあり見づらかったのが残念でした。
調子も出てきたので、そのままの勢いで二座目の岩茸石山に向かいます。山頂直下の僅かな斜面を登り切ると、そこは素晴らしく開放的な眺望が春の爽快な青空のもとに広がっておりました。
腰を下ろし、心地よい春の陽気の中、しばし風景を満喫しておりましたが、行程としてはまだ半分も来ていないことを思い出し、取り急ぎ三座目の高水山へと向かうことにします。個人的には、同じ道を行って帰るピストンは好きではないのですが、ルート上仕方ありません。
高水三山の名前のベースになっている高水山なので、岩茸石山が中々良かったので
ラスボスはどれほどかと密かに期待をしておりましたが、残念ながら木立に囲まれてあまり眺望はなく、山頂の山桜も散っており、多少拍子抜けのまま、そそくさと来た道を戻ります。
しかしながら、これで「高水三山」はコンプリートということで、今日の大目標は無事に達成したことに気を良くし、次の目的地である棒ノ嶺に向かいます。
棒ノ嶺は、埼玉側からのアクセスが良く、あちらでは人気のお山らしいという認識くらいしかありませんでしたが、調べてみると、開放的な眺望を持つ広い山頂には大きな山桜の木があり、登山道の一つである白谷沢コースは短いながらも渓谷美の楽しめるルートということで期待が持てそうです。
岩茸石山から黒山を経て棒ノ嶺への道は、地味にアップダウンはありますが、あまり標高差も感じずに気持ちよく歩け、ほどなく本日の最高点でもある彼の山頂に到着しました。奥多摩側から見ると、植林帯側の緑の山肌しか見えなかったのですが、埼玉側ではカヤトに囲まれた広い山頂が開かれており、平日にも関わらず、多くの方が奥武蔵の山々の眺望を楽しんでおられました。
残念ながら、山頂の桜はまだ開花しておりませんでしたが、穏やかな雰囲気の中、
人の少なくなってきた午後の山頂で昼食＋お昼寝をしたのち、のんびりと下ることにします。
件の白谷沢コースは、最初は普通の沢で、これがいつ渓谷になるのかと思いながら下っておりましたが、途中からは評判の通り両側に岩がそそりたつ中をいくつもの小滝を見ながら歩く、ちょうど良いボリュームの沢下りを楽しむことができ、無事に名栗湖まで降り立ったのでした
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