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Yamareco

記録ID: 1110031
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

廃村八丁<ダンノ峠から廃村八丁、品谷山>

2017年04月20日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:20
距離
15.9km
登り
1,074m
下り
1,058m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:03
休憩
0:17
合計
7:20
9:45
62
菅原バス停
10:47
10:55
137
13:12
13:19
97
14:56
14:56
99
16:35
16:37
28
17:05
菅原バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(京都バス)京阪電車出町柳駅ー菅原バス停
(京都バス)菅原バス停ー北王路駅バス停
復路出町柳駅方面へのバス便は、17時25分が最終便である。
コース状況/
危険箇所等
コースルート
・菅原バス停ーダンノ峠ー廃村八丁ー品谷峠ー品谷山ーダンノ峠ー菅原バス停
危険状況
・道標:道標は少ないので、慎重にルートファインディングする必要がある。 今回は何度も、大小いくつか、道迷いを経験しました。 まばらに取り付けられた赤、黄色の枝に取り付けられたカラーテープぐらいしか、目印はない。 尾根道、沢が二俣になった箇所等特に要注意。 文字で書かれた道標はあまり見当たらなかった。
・刑部谷への尾根からの下り山道:かなり、勾配が急な斜面上にあり、雨の後などでぬかるんでいるとかなり危険である。滑落注意。
・渡渉:仏谷、刑部谷、スモモ谷、どの谷も頻繁に渡渉が必要、沢幅は結構広い。 谷の両岸は、ネコヤナギ(と思われる)の灌木群が繁茂しており、掻き分けて歩く必要がある。 澤の遡行に時間がかなりかかる。
京阪出町柳駅から京都バスにて1時間50分乗車、菅原バス停で下車。
2017年04月20日 09:46撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 9:46
京阪出町柳駅から京都バスにて1時間50分乗車、菅原バス停で下車。
バス停前に架かっている橋を渡る、橋の手前に遭難事故多発故、登山届を必ず提出するよう警告の看板。
2017年04月20日 09:46撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 9:46
バス停前に架かっている橋を渡る、橋の手前に遭難事故多発故、登山届を必ず提出するよう警告の看板。
ホトケ谷の堤を遡行する、尾根道と谷道の分岐標識。やがて合流するとのガイドブックの説明あり。 
2017年04月20日 10:07撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 10:07
ホトケ谷の堤を遡行する、尾根道と谷道の分岐標識。やがて合流するとのガイドブックの説明あり。 
谷道を行く。
2017年04月20日 10:07撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 10:07
谷道を行く。
所々に残雪。
2017年04月20日 10:08撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 10:08
所々に残雪。
谷道の途中で、(少し不安を感じたので)合流を待たずに尾根道にトラバース、斜面にイワウチワが咲いていた。
2017年04月20日 10:24撮影 by  DSC-WX100, SONY
1
4/20 10:24
谷道の途中で、(少し不安を感じたので)合流を待たずに尾根道にトラバース、斜面にイワウチワが咲いていた。
尾根道に上がる。
2017年04月20日 10:31撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 10:31
尾根道に上がる。
尾根、斜面はシャクナゲ、馬酔木が多い。よく見ると、木の根元にイワウチワの可憐な花。
2017年04月20日 10:31撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 10:31
尾根、斜面はシャクナゲ、馬酔木が多い。よく見ると、木の根元にイワウチワの可憐な花。
コブシの白い花も多かった。
2017年04月20日 10:35撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 10:35
コブシの白い花も多かった。
イワウチワ
2017年04月20日 10:38撮影 by  DSC-WX100, SONY
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4/20 10:38
イワウチワ
ダンノ峠に到着。 八丁(廃村八丁のこと?)方面へ進む。
2017年04月20日 10:49撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 10:49
ダンノ峠に到着。 八丁(廃村八丁のこと?)方面へ進む。
北側の品谷山方面への道標(帰りはここから下ってくるはず)。
2017年04月20日 10:50撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 10:50
北側の品谷山方面への道標(帰りはここから下ってくるはず)。
廃村八丁、四郎五郎峠方面で向かう(行きたいのは刑部谷側で四郎五郎峠方面ではないので少し戸惑い)。
2017年04月20日 10:50撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 10:50
廃村八丁、四郎五郎峠方面で向かう(行きたいのは刑部谷側で四郎五郎峠方面ではないので少し戸惑い)。
(少し不安を覚えながら)そのまま進む。
2017年04月20日 10:59撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 10:59
(少し不安を覚えながら)そのまま進む。
澤沿いに進む、次の目印は二俣分かれる分岐とその分岐の右側にあると思う同志社の新心荘があるはず・・・。
2017年04月20日 11:09撮影 by  DSC-WX100, SONY
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4/20 11:09
澤沿いに進む、次の目印は二俣分かれる分岐とその分岐の右側にあると思う同志社の新心荘があるはず・・・。
澤は枯れて、細いシナゴソウな芽がまだ出ていない低灌木がずっと繁茂している。
2017年04月20日 11:10撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:10
澤は枯れて、細いシナゴソウな芽がまだ出ていない低灌木がずっと繁茂している。
廃村八丁への道標。
2017年04月20日 11:12撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:12
廃村八丁への道標。
廃村八丁への道標、半分壊れている(方向が不安)
2017年04月20日 11:12撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:12
廃村八丁への道標、半分壊れている(方向が不安)
上部がとれた巨大な枯れた大木、背後に同志社の新心荘の小屋が見えてくる。
2017年04月20日 11:13撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:13
上部がとれた巨大な枯れた大木、背後に同志社の新心荘の小屋が見えてくる。
この山小屋、まだ使われているんでしょうか。
2017年04月20日 11:15撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:15
この山小屋、まだ使われているんでしょうか。
正面、けっこう雰囲気を感じます。
2017年04月20日 11:16撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:16
正面、けっこう雰囲気を感じます。
刑部谷、四郎五郎峠の分岐。刑部谷の渓谷美が素晴らしいとのことで刑部谷へ。
2017年04月20日 11:18撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:18
刑部谷、四郎五郎峠の分岐。刑部谷の渓谷美が素晴らしいとのことで刑部谷へ。
シャクナゲ。
2017年04月20日 11:23撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:23
シャクナゲ。
イワウチワ(イワウチワが結構多い、一番良い時期に来た見たい)。
2017年04月20日 11:24撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:24
イワウチワ(イワウチワが結構多い、一番良い時期に来た見たい)。
尾根道は行き止まりに見え左側を見ると、急斜面の下に(かなり下だ)刑部谷が見える。
2017年04月20日 11:27撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:27
尾根道は行き止まりに見え左側を見ると、急斜面の下に(かなり下だ)刑部谷が見える。
かなりの急斜面。
2017年04月20日 11:27撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:27
かなりの急斜面。
トラロープが張られています。
2017年04月20日 11:29撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:29
トラロープが張られています。
倒木の向こうに渓谷。
2017年04月20日 11:35撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:35
倒木の向こうに渓谷。
雪が残っている。
2017年04月20日 11:35撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:35
雪が残っている。
残雪、大きく固まって残っている。
2017年04月20日 11:37撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:37
残雪、大きく固まって残っている。
二段の滝、特徴から見て刑部滝。
2017年04月20日 11:40撮影 by  DSC-WX100, SONY
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4/20 11:40
二段の滝、特徴から見て刑部滝。
澤の横を流れ廃村八丁に向かって下って行く積り。
2017年04月20日 11:46撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:46
澤の横を流れ廃村八丁に向かって下って行く積り。
次の滝、先程より少し小さい滝。
2017年04月20日 11:46撮影 by  DSC-WX100, SONY
4/20 11:46
次の滝、先程より少し小さい滝。
廃村八丁への道標。
2017年04月20日 12:23撮影 by  SO-01G, Sony
4/20 12:23
廃村八丁への道標。
見えた、廃村八丁の四角錐の小屋。
2017年04月20日 12:41撮影 by  SO-01G, Sony
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4/20 12:41
見えた、廃村八丁の四角錐の小屋。
やっと着きました、ここで昼食をとって品谷山へ、
2017年04月20日 12:41撮影 by  SO-01G, Sony
2
4/20 12:41
やっと着きました、ここで昼食をとって品谷山へ、
昼食後、品谷山方面への道標を調べるが、小屋横の木にぶら下がった「品谷峠45分」の木の看板のみ。方向の向こうは澤と澤向こうの丘。他は材料なし(難しい!)。
2017年04月20日 12:42撮影 by  SO-01G, Sony
4/20 12:42
昼食後、品谷山方面への道標を調べるが、小屋横の木にぶら下がった「品谷峠45分」の木の看板のみ。方向の向こうは澤と澤向こうの丘。他は材料なし(難しい!)。
最初、すもも谷と思い、苦心して沢を渡ったが、八丁川を遡行したみたい、引き返してスモモ谷に沿って進む)。
2017年04月20日 13:36撮影 by  SO-01G, Sony
4/20 13:36
最初、すもも谷と思い、苦心して沢を渡ったが、八丁川を遡行したみたい、引き返してスモモ谷に沿って進む)。
一応、正しい方向に戻ったようだが、倒木が行く手を阻む。
2017年04月20日 13:50撮影 by  SO-01G, Sony
4/20 13:50
一応、正しい方向に戻ったようだが、倒木が行く手を阻む。
途中、ほとんど標識らしきものに気がつかない、澤が二俣になった場合、判断が難しい(しばらく進んで行くと、GPSの表示で方向が正しいか、どうか判断し、誤っていればもとに戻ってもう一つの方向に進む)。
2017年04月20日 14:00撮影 by  SO-01G, Sony
4/20 14:00
途中、ほとんど標識らしきものに気がつかない、澤が二俣になった場合、判断が難しい(しばらく進んで行くと、GPSの表示で方向が正しいか、どうか判断し、誤っていればもとに戻ってもう一つの方向に進む)。
品谷峠への標識(なかなかお目にかかれません)。
2017年04月20日 14:02撮影 by  SO-01G, Sony
4/20 14:02
品谷峠への標識(なかなかお目にかかれません)。
偶然、足下を見ると、バイカオウレンの白い花。
2017年04月20日 14:16撮影 by  SO-01G, Sony
4/20 14:16
偶然、足下を見ると、バイカオウレンの白い花。
バイカオウレン、今日は花だけはついていそう!
2017年04月20日 14:16撮影 by  SO-01G, Sony
4/20 14:16
バイカオウレン、今日は花だけはついていそう!
やっと澤が詰められ、品谷峠か。
2017年04月20日 14:22撮影 by  SO-01G, Sony
4/20 14:22
やっと澤が詰められ、品谷峠か。
ロープあり、かなり疲労。
2017年04月20日 14:25撮影 by  SO-01G, Sony
4/20 14:25
ロープあり、かなり疲労。
この斜面を上がって(澤を詰め終え)、右にいけば峠のはず。
2017年04月20日 14:32撮影 by  SO-01G, Sony
4/20 14:32
この斜面を上がって(澤を詰め終え)、右にいけば峠のはず。
すぐそこが品谷山、ここからそれほど標高差なし。
2017年04月20日 14:36撮影 by  SO-01G, Sony
4/20 14:36
すぐそこが品谷山、ここからそれほど標高差なし。
品谷山890.7m到着、あまり感激性なし。
2017年04月20日 14:56撮影 by  SO-01G, Sony
1
4/20 14:56
品谷山890.7m到着、あまり感激性なし。
さあ、ダンノ峠へ戻ろう、この後、大苦戦して時間ギリギリで菅原バス停に到着(バッテリ残量が気になるのと余裕もないので写真撮影中止しました。)
2017年04月20日 16:07撮影 by  SO-01G, Sony
4/20 16:07
さあ、ダンノ峠へ戻ろう、この後、大苦戦して時間ギリギリで菅原バス停に到着(バッテリ残量が気になるのと余裕もないので写真撮影中止しました。)

感想

 前から行ってみたかった廃村八丁、日も長くなり、蛭がまだ活動しないタイミングを選び、少し不安はあったが決行した。 やはり、予想通り京都北山の難所、今までで、一番の苦戦だった。 
1 渡渉の頻度と難度が予想以上に大きかった
澤幅は跨いだり、飛石伝っても難しい箇所が多かった。渡渉せず済ませるため、岸の崖をつたったり、腕、脚を疲労させた。
2 谷の低灌木の繁茂(ネコヤナギ?)のため、遡行速度がかなり鈍った
3 澤が二俣に分かれた場合の遡行 カラーテープの目印がない場合は全くお手上げ、しばらく進んでGPSで正しいかどうか確認する行為の繰り返し(しばらく動き続けないとGPSではトレースがし示されず判断できない)。 時間的余裕がなくなり、ルートファインディングが難しい時には、GPSにほとんど依存してしまった。 もっと、地形をよむ訓練が必要を感じた、コースからもっと、勉強して来い、と言われたような気がした。 でも、廃村八丁の回顧的なノスタルジアを感じさせる雰囲気、それと、山中、至る所で見えたイワウチワは素晴らしかった。 もっと、ルートファインディングをブラッシュアップし、チャレンジしたい。

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