釈迦ヶ岳 （杠葉尾から不老堂〜水木野，白滝谷を経由して周回）

2017年04月23日(日) [日帰り]

• GPS: 08:49
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,540m
• 下り: 1,526m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:05
• 合計: 8:50

5:55 神崎川林道入口
6:53 6:55 不老堂
7:47 7:49 水木野
8:40 8:50 T字路
8:59 8:59 中峠登山口
9:25 9:27 八風中峠
10:08 10:12 釈迦ヶ岳
10:15 10:45 大蔭
11:02 11:02 猫岳
11:30 11:31 白滝谷分岐
12:33 12:45 白滝谷出合
13:30 13:31 瀬戸峠
14:04 14:05 瀬戸峠入口
14:45 神崎川林道入口

天候

快晴！
朝5時半すぎに，石榑トンネルの滋賀県側で1℃でした。
吹く風は，この時期にしては冷たかったように思います。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R421の神崎川林道入り口に駐車。5〜6台は駐められます。
（182K）

コース状況／危険箇所等

■登山口から不老堂，水木野を経て林道に出るまではバリエーションルート。
　水木野までは明瞭な尾根道で，ピンクテープも多くわかりやすいですが，
　水木野から林道までは地形も不明瞭でテープも少なく，
　ひんぱんにGPSで進む方向を確認しながら歩きました。

■林道〜中峠〜釈迦ヶ岳〜白滝谷〜瀬戸峠は，ほぼメジャールートで，
　とくに危険箇所もありません。

■今回，もっとも苦労したのは瀬戸峠〜瀬戸峠登山口。
　ルートをほとんど確認できず，
　ルートを探してあちらこちらへ登ったり下りたりしました。
　結局は適当に道なき道を歩いて，登山口へ。最後に一番疲れました。

写真

4/23 5:56

神崎川林道入口に駐車。この「東近江市鈴鹿10座認定」の看板は最近設置されたのかな？

4/23 5:57

神崎川を渡って…。

4/23 5:59

この階段から入って，尾根に取り付いて登っていく。

4/23 6:24

ピンクのタフロープの目印を追っていけば大丈夫です。

4/23 6:53

不老堂（845m）に到着しました。展望はまったくありません。

4/23 7:11

不老堂〜水木野の稜線上にある大岩。右手を下ってきました。

4/23 7:20

ところどころ細い岩尾根もあります。

4/23 7:25

水木野への登りからふり返ると，不老堂が見えました。

4/23 7:39

シャクナゲにおおわれた水木野の最高点。

4/23 7:48

水木野の三角点（899m）に到着です。

4/23 7:58

その先は地形が不明瞭で，とてもわかりにくい。目印になるテープも見当たらない。GPSで確認しながら進む。

4/23 8:16

あまり使われてなさそうな林道に出ました。

4/23 8:17

林道がきれいにえぐれて，細くなっているところもある。

4/23 8:23

林道を歩いていると，今日はじめて展望のきく場所に出ました。釈迦ヶ岳や国見岳が見えます。今日は最高の天気です！

4/23 8:39

八風谷からの林道に合流。

4/23 8:51

右に曲がって，中峠登山口をめざします。

4/23 8:59

中峠への登り口。

4/23 9:00

仙香谷にそって登っていく。

4/23 9:06

ここもピンクのタフロープが，これでもかとつけられてます。

4/23 9:12

明るくて気持ちのいい谷間ですね。

4/23 9:27

登り切ると，県境稜線の中峠に出ました。

4/23 9:27

三池岳。

4/23 9:29

こちらは釈迦ヶ岳。

4/23 9:34

釈迦ヶ岳へ向かって歩いていく。ふり返ると，三池岳の向こうに竜ヶ岳。

4/23 9:46

釈迦ヶ岳への稜線。

4/23 10:09

釈迦ヶ岳山頂（1092m）に到着。

4/23 10:09

遠くにうっすらと，御嶽山や乗鞍岳が見えていました。いいお天気です。

4/23 10:16

釈迦ヶ岳最高点へ。

4/23 10:25

ここでお昼ごはん。お湯を沸かして，いつものカップラーメン。

4/23 10:45

最高点からのイブネ・クラシや雨乞岳。まだ雪が見えますね。

4/23 10:45

最高点からの御在所岳。

4/23 10:57

釈迦ヶ岳から猫岳へ向かう稜線。

4/23 11:03

猫岳からの釈迦ヶ岳最高点と大蔭のガレ。

4/23 11:07

県境稜線からの不老堂と水木野。あの緑の森の中をさまよっていたんだな。

4/23 11:08

釈迦ヶ岳から南へ向かう稜線は，鈴鹿でも有数の気持ちいい稜線だと思います。

4/23 11:24

908mPからふり返って釈迦ヶ岳。

4/23 11:31

ここから白滝谷を通って，杠葉尾へ下っていく。

4/23 11:39

白滝谷の上部も明るい谷で気持ちいい。

4/23 11:43

バイカオウレンですか？

4/23 12:06

白滝谷の右岸から左岸への渡渉点。

4/23 12:10

崩れた小屋。林業関係の小屋だったんだろうか。

4/23 12:33

神崎川の白滝谷出合まで下ってきました。

4/23 12:35

神崎川の河原。気持ちいいところですね。

4/23 12:37

渡渉はいつもドキドキ。この石伝いに無事に渡りました。(^_^;)

4/23 12:58

しばらく神崎川にそって歩いていくと，先は淵になっていて道がない。左を見ると，上のほうにトラロープが見えた。これを登っていく。

4/23 13:22

きれいに舗装された神崎川林道を横切って，瀬戸峠へ向かう。

4/23 13:30

瀬戸峠を通過する。あと少し下っていけば終了と思った。ところが…。

4/23 13:54

その後の下り道がまったく見当たらなくなり，右往左往。結局はもう道なき道を下っていきました。

4/23 14:05

それでも一応，瀬戸峠の登山口へ下りてくることができました。

4/23 14:06

あとは風越谷林道を歩いていくだけ。

4/23 14:28

ヤマザクラが咲いている。山はまだまだ春が始まったばかりです。

4/23 14:44

神崎川林道入口の駐車スペースに戻ってきました。ああ，よく歩いた。ホントにお疲れ〜でした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX300 SONY

装備

MYアイテム

ひさやま

重量：-kg

感想

ひさやま

少し前から，マイマップを見るたびに，
石榑トンネルの滋賀県側，R421と釈迦ヶ岳と銚子ヶ口に囲まれた山域が，
ぽっかりとマイ踏み跡の空白地域になっていることが気になって，
ヤマレコでときどき記録を調べていました。

するとどうやら，この山域には神崎川沿いと白滝谷，
それに八風谷や仙香谷にルートがあるほかは，
ルートらしいルートはなさそうです。
それでも，不老堂とか水木野といったピークを歩いておられるレコもあるし，
杠葉尾からこれらをつなぐコースを計画して，歩いてみることにしました。

歩いた結果，このコースで印象的だったのは，
釈迦ヶ岳から白滝谷分岐までの県境稜線の気持ちよさと
仙香谷や白滝谷の上部の明るい谷でした。
う〜ん，結局はメジャーな部分が印象に残ったのか…。

それにしても，山の上は「まだ春が始まったばかり」という感じでした。
アカヤシオの花は見当たらず，まだまだ桜の花が咲いていました。
来週はもうゴールデンウィーク。
お天気を見計らって，また鈴鹿のお山へ出かけることにしましょう。