森沢を探索し笛吹峠へ

2017年04月28日(金) [日帰り]

• GPS: 03:40
• 距離: 7.2km
• 登り: 666m
• 下り: 654m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:37
• 休憩: 0:04
• 合計: 3:41

10:25 桧原苑
12:49 12:49 笛吹峠
12:59 13:00 丸山
13:11 13:14 笛吹峠・丸山峠分岐
14:06 桧原苑

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

森沢沿いの林道に入り桧原苑の先のスペースに駐車した。

コース状況／危険箇所等

森沢（※ヤマレコ初登録のルートです。整備された登山道はありません）：

・林道終点からしばらくは左岸沿いに作業道が付けられている。何箇所か崩れていて歩きにくかったので、初めから沢を歩いたほうが安全かもしれない。
・両岸が切り立ってくるところで仕事道は沢から離れるので沢床を進む。ごく小さい滝はあるものの、沢登りというほどでもない。
・再び沢は開け、右側(左岸）に間伐事業が行われた植林地、左側は自然林の明るい沢となる。
・最後のツメは急峻なザレ場で登れないので、手前右手の植林地に逃げれば一登りで笹尾根に出る。

全く悪場のない沢なので、沢登り志向の方にとって面白味はないだろう。探検気分で静かなルートを歩きたい方向きだ。

写真

4/28 10:28

桧原苑の先に駐車可能なスペースがある

4/28 10:33

林道は舗装されている

4/28 10:35

ワサビの花

4/28 10:36

林道から見る森沢は水流が少ない

4/28 10:43

広大な伐採地に出る。尾根の上まで道がありそうなので、下山はここを利用することに決定

4/28 10:51

林道は伐採地の先で通行止め

4/28 10:53

林道末端からは踏跡を辿る。少々薮っぽい

4/28 10:57

左岸の明瞭な仕事道を辿る

4/28 11:03

道が崩れて足元不安定な箇所がいくつかある(振り返って撮影）

4/28 11:08

こんな場所は沢靴では滑るのでチェーンスパイクを装着

4/28 11:18

両岸が切り立ってくると仕事道は沢筋から離れる。念のためヘルメットを装着

4/28 11:19

このあたりからが森沢の唯一の難所？というほどでもないですが

4/28 11:20

チドリノキ？

4/28 11:24

小滝。私的にネコノメの滝と命名

4/28 11:24

こんな所にも咲くんですね

4/28 11:26

二段ナメ滝

4/28 11:29

ゴルジュ終了、開けた谷になる。快適

4/28 11:31

右に枝沢を分ける。沢床の低い左を行く

4/28 11:33

森林再生間伐事業の看板

4/28 11:36

間伐の木は転がっているもののヤブがなく歩き易い

4/28 11:46

二俣。沢床が低い左へ

4/28 11:55

二俣。楽そうなので左へ

4/28 11:59

最後の二俣は右へ

4/28 12:05

ツメは急なザレで登れない。少し戻って右手の植林地を登るのが正解

4/28 12:20

植林地を登れば笹尾根が見えてくる

4/28 12:24

笹尾根の一般道に上がらず、北側の巻き道を歩いてみる。勘では笛吹峠に出るはず

4/28 12:29

芽吹き始めた緩斜面を進むと

4/28 12:37

予想通り笛吹峠のすぐ上に出た

4/28 12:46

スミレが多い

4/28 12:59

せっかくなので丸山のピークを踏む

4/28 13:06

笛吹集落への道を下ると広大な伐採地に出る。素晴らしい展望

4/28 13:06

三頭山

4/28 13:12

丸山の巻き道が合する。浅間尾根の向こうに御前山

4/28 13:14

伐採後は花粉の少ない杉を植えているようだ

4/28 13:16

浅間嶺。左奥は大岳

4/28 13:24

一般登山道と分かれて森沢へ下る枝尾根に入る

4/28 13:26

思った通り、重機が通れそうな林道が斜面を走っている。あれを下ろう

4/28 13:51

4/28 13:53

4/28 14:00

撮影機器：

PowerShot G5 X CANON

装備

個人装備

沢靴 GPS ヘルメット チェーンスパイク ロープ ハーネス 下降器

備考

念のため沢装備で登ったが、登山靴でも濡れずに登れると思う。

感想

hananao

森沢は南秋川右岸の支流のひとつでアクセスも良いのですが、遡行記録が見当たりません。滝場のないヤブ沢なので沢登りの対象とされていないことが理由として考えられます。でもそんな沢こそ手軽にバリエーションハイキングが楽しめるというもの。草木が茂り虫が出る夏場は不快になるだろうから、今のうちがベストシーズンと見極め、探検してみることにしました。

情報が全くないというのは、ワクワクすると同時に不安もあります。念のため沢のフル装備で出かけましたが、実際に登ってみると全くといってよいほど悪場がなく、確かに沢登りにはならないなーと実感しました。でもヤブはさほどではなく、思いの外明るく開けた谷だったので快適な登行を楽しめました。

帰路は丸山から笛吹に向う道に入り、途中から伐採地を下って再び森沢に降り立ちました。こちらは終始大展望が楽しめます。変化があり楽しい周回ルートを新規開拓できたので満足の半日でした。