金精トンネル-温泉ヶ岳-根名草山-加仁湯-奥鬼怒湿原


- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 2,001m
コースタイム
2日目 加仁湯 - 奥鬼怒
天候 | 曇り/小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
温泉岳の笹ヤブこぎ、根名草山下りのガレ、奥鬼怒途中での倒木への激突。。 温泉、熊の刺身、鹿肉。。 極楽、極楽。 |
写真
感想
日光、鬼怒川地区の最深部に行って参りました。
今回↓のプランに参加しました。
http://www.naf.co.jp/kaniyu/plannenakusa2006.stm
普通ではなかなかアクセスが厳しい、金精トンネルの登山口まで無料で送ってくれるという素晴らしいプラン!
7:30 池袋駅発 鬼怒川温泉行き スペーシア
JR乗り入れのスペーシアは便利!
9:20 下今市駅 加仁湯のマイクロバスでピックアップしてもらう
日光駅、東照宮前、いろは坂、中禅寺湖、湯元を抜けて金精トンネル(10:30)
明智平からの男体山。
霧ってるーーー
金精トンネル〜温泉ヶ岳〜念仏平避難小屋(13:30)
遠くに中禅寺湖。ながめはいいけど・・・
登りがきつい!
足場が悪い!
こわい・・・
我慢して、1時間ほど登ったところで第一の目的地、温泉ヶ岳(ゆせんがたけ)の頂上到着。
足場が悪い道が多かったです。
笹を薙ぎ払って拓いた道の表面は、笹の切り株が谷の方向にささくれてて、油断すると踏んだ瞬間、谷の方に体が持ってかれます。超こわいナチュラルハザードです。
1時間ほど歩いて辿り着いた念仏平避難小屋で昼飯。
立派な小屋です。
左のほうの階段の上に出口が・・・雪がここまでくるということでしょう。
6月中旬ぐらいまで、ここの周辺には残雪があるそうです。
念仏平〜根名草山〜日光沢温泉(17:00)
第二の目的地、根名草山山頂に到着。
山頂らしくない。。。六畳ぐらいしかない!
ひたすら下り続け、つま先の感覚がなくなってきたころ、ゴールの加仁湯に程近い日光沢温泉に到着。
日光沢温泉から約10分で最終目的地、加仁湯に到着!
奥鬼怒温泉郷は、一般車が入れない林道を、宿に送迎してもらうか、短くとも1時間半歩かねば辿り着けない場所にあります。
奥鬼怒温泉郷には四つの温泉があります。
手白沢温泉、八丁湯、日光沢温泉、そして今回泊まった加仁湯です。
立派な建物です。
山奥なのに、建物が立派過ぎる、なんていう批判もネット上にありましたが、そんなの贅沢ってものでしょう。
奥鬼怒にはいろいろな泉質のお湯が出るそうですが、ここは硫黄臭な白濁したお湯。気温と気圧によって白濁具合が変わるそうな。
二日目は朝6:30起床、8:00にチェックアウト。
朝食も量が多い。山菜がこれでもかと。
早起きして向かうは、日光鬼怒川地区の最深部、鬼怒沼です。
一山越えれば尾瀬湿原。
群馬県、栃木県、福島県、新潟県の四県の県境にあります。
日本で一番標高が高い湿地帯で(尾瀬より高い)、鬼怒川の源流。
地上の楽園、という噂を聞いていたので行きたいとは思ってましたが、加仁湯から鬼怒沼まで2時間半の登り坂。
14:30に加仁湯から帰路のバスが出るので、時間的に厳しいと思われましたが、強行しました。
鬱蒼とした森の中を行く登り坂。
距離は5km程度なのに、700m近く登らねばなりません。
地図に「急な登りが続く」と書いてあったとおり、1時間近く休む間もない登り・・・きつかった。
たどりついた湿原はまさに地上の楽園!
帰路のバス前に気合で駆け下り、超ワイルドな沢温泉に入浴。
泉質が異なる2つのかけ流し露天温泉なんて、贅沢すぎです。
14:30 加仁湯から送迎バス出発
16:45 下今市駅着
17:10 下今市発スペーシア
19:00 池袋着
こうして見ると移動時間長い・・・
でも、それだけの価値は間違いなくありました。
値段も実はリーズナブル。送迎がタダということを考えると、間違いなく安いと思います。
また世間の諸事に疲れたときは、ここに逃げ込みたいです・・・
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