記録ID: 1120830
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雪山ハイキング
関東
草津白根山（本白根探勝遊歩道ルート，まだ雪山でした・・・。）
2017年04月30日(日) [日帰り]
群馬県
jun-ns
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 10:42
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 947m
- 下り
- 948m
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日帰り
- 山行
- 10:01
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 10:22
距離 14.3km
登り 947m
下り 948m
16:33
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
この時期、周りの峠道は雪で通行止めになることが多い。事前に状況を調べておいた方が良い。自分は調べずに滋賀草津道路を南下して現地入りを目指したが、約9km手前の渋峠で通行止めにあい往く手を阻まれた。118km迂回して浅間白根火山ルートを北上して、どうにか現地入りした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
当日、遊歩道はほぼ全行程において雪に覆われていた。ルートが全然見えず、前日、若しくはそれ以前の足跡を探しながら登って行った。直接的な危険は無かったが、ルートが殆ど見えない点は危なかった。 |
| その他周辺情報 | 登山口は万座温泉街の近くであり、山行後の温泉には困らない。 但し、温泉観光地であり、日帰り入浴で千円以上が殆どである。 自分は登山口から最寄りの豊国館（日帰り入浴500円）を利用した。 |
写真
01:14
登山口へ向けて滋賀草津道路を南下。道の両サイドは雪の壁だった・・・。
登山口へ向けて滋賀草津道路を南下。道の両サイドは雪の壁だった・・・。
01:31登山口手前9km地点（渋峠）でゲートが閉まっていた。「降雪の為、通行止め。」とのこと。朝8時にならないとゲートは開かないとの事で、引き返して迂回することにした。
1
4/30 1:31
01:31
登山口手前9km地点（渋峠）でゲートが閉まっていた。「降雪の為、通行止め。」とのこと。朝8時にならないとゲートは開かないとの事で、引き返して迂回することにした。
登山口手前9km地点（渋峠）でゲートが閉まっていた。「降雪の為、通行止め。」とのこと。朝8時にならないとゲートは開かないとの事で、引き返して迂回することにした。
03:40迂回すること約93km、浅間白根火山ルートの料金所。この時間帯、係員は居らず、フリースルー。登山口まで、あと約20km。
1
4/30 3:40
03:40
迂回すること約93km、浅間白根火山ルートの料金所。この時間帯、係員は居らず、フリースルー。登山口まで、あと約20km。
迂回すること約93km、浅間白根火山ルートの料金所。この時間帯、係員は居らず、フリースルー。登山口まで、あと約20km。
06:08
中央奥が登山口。写真手前には広いスペースがあり、車が停められる。この日は自分の1台しか停まって無かった。
中央奥が登山口。写真手前には広いスペースがあり、車が停められる。この日は自分の1台しか停まって無かった。
06:11「本白根探勝遊歩道入口」の道標。でも、その右隣りの階段部分は雪で塞がっていたので、左隣の小さな沢から登ることに・・・。
4/30 6:11
06:11
「本白根探勝遊歩道入口」の道標。でも、その右隣りの階段部分は雪で塞がっていたので、左隣の小さな沢から登ることに・・・。
「本白根探勝遊歩道入口」の道標。でも、その右隣りの階段部分は雪で塞がっていたので、左隣の小さな沢から登ることに・・・。
06:13
表面が凍っている石に足を預けるのは危険と判断し、流れる水下の石に足を置いて登っていった。
表面が凍っている石に足を預けるのは危険と判断し、流れる水下の石に足を置いて登っていった。
06:16
まだまだ雪だらけ…。沢の上の雪を踏み抜くのだけは避けなければならない。
まだまだ雪だらけ…。沢の上の雪を踏み抜くのだけは避けなければならない。
06:38
少し斜度が大きくなってきたので、アイゼンを装着！
残雪対策で持ってきたつもりだけど、殆どが雪だった。。。
少し斜度が大きくなってきたので、アイゼンを装着！
残雪対策で持ってきたつもりだけど、殆どが雪だった。。。
07:36
再び人の足跡が曖昧に・・・。とりあえず稜線上を進んでいく。
再び人の足跡が曖昧に・・・。とりあえず稜線上を進んでいく。
08:33「注意：本白根山麓には、硫化水素ガスの発生する危険箇所がありますので歩道以外は歩かないようにしてください。」
・・・って、そうしたいんだけど、歩道自体が見えない場合はどうすれば良いですか・・・？
4/30 8:33
08:33
「注意：本白根山麓には、硫化水素ガスの発生する危険箇所がありますので歩道以外は歩かないようにしてください。」
・・・って、そうしたいんだけど、歩道自体が見えない場合はどうすれば良いですか・・・？
「注意：本白根山麓には、硫化水素ガスの発生する危険箇所がありますので歩道以外は歩かないようにしてください。」
・・・って、そうしたいんだけど、歩道自体が見えない場合はどうすれば良いですか・・・？
08:33
途中の案内板。復路では道を外れて、この案内板を見れなかった。汗
途中の案内板。復路では道を外れて、この案内板を見れなかった。汗
08:42
万座温泉まで3.5km
あれ？さっきの看板と矛盾してるなぁ。。。
万座温泉まで3.5km
あれ？さっきの看板と矛盾してるなぁ。。。
08:46
「本白根山遊歩道 最高地点 2,150m」
本白根山の山頂は立ち入り禁止となっている。
「本白根山遊歩道 最高地点 2,150m」
本白根山の山頂は立ち入り禁止となっている。
08:50
誰も居なく、見回しても登ってくる気配が無かったので、右手を伸ばして自分撮影。
誰も居なく、見回しても登ってくる気配が無かったので、右手を伸ばして自分撮影。
09:02
雪が在るけど、両サイドの木製ガイドのお陰でルートははっきりしている。
今日の人の足跡は見えない。
雪が在るけど、両サイドの木製ガイドのお陰でルートははっきりしている。
今日の人の足跡は見えない。
09:24
リフト降り場が見えた！（この写真じゃ分かり難いけど。）
リフト降り場が見えた！（この写真じゃ分かり難いけど。）
09:25
目印（リフト降り場）が見えてるから進路はわかるけど、足跡が不明瞭・・・。
目印（リフト降り場）が見えてるから進路はわかるけど、足跡が不明瞭・・・。
09:29
ここを少し登って、リフト降り場へ。（リフトは乗らない。）
ここを少し登って、リフト降り場へ。（リフトは乗らない。）
09:35
リフト降り場
リフトは営業していて、観光客が何人も利用していた。
リフト降り場
リフトは営業していて、観光客が何人も利用していた。
09:50
リフトを使わずに足で下る。
「白根火山ロープウェイ 0.7km」
標識がやっと顔を出すくらいの積雪。1mくらい？
リフトを使わずに足で下る。
「白根火山ロープウェイ 0.7km」
標識がやっと顔を出すくらいの積雪。1mくらい？
09:57「入山禁止（告知）」
「これより先、入山禁止」
「これより先、徒歩による通行禁止」
一帯には規制線が張られ、湯釜へは行けなくなっている。
4/30 9:57
09:57
「入山禁止（告知）」
「これより先、入山禁止」
「これより先、徒歩による通行禁止」
一帯には規制線が張られ、湯釜へは行けなくなっている。
「入山禁止（告知）」
「これより先、入山禁止」
「これより先、徒歩による通行禁止」
一帯には規制線が張られ、湯釜へは行けなくなっている。
10:17
東に迂回して鏡池に至るルートがある筈なんだけど・・・、見えない！！
東に迂回して鏡池に至るルートがある筈なんだけど・・・、見えない！！
10:23
リフト降り場があそこで・・・、ルートはそのかなり手前を左に・・・が見えない！全く見えない！
リフト降り場があそこで・・・、ルートはそのかなり手前を左に・・・が見えない！全く見えない！
10:41
あれ？なんか開けた道(?)に出たし。ルートの入り口を間違えたかな〜？ここを少し山側へ進んだ。
あれ？なんか開けた道(?)に出たし。ルートの入り口を間違えたかな〜？ここを少し山側へ進んだ。
10:48
・・・けど、スマホを見る限り、間違いに気付き、引き返した。
写真は、さっき左の斜面から出てきた自分の足跡。。。笑
・・・けど、スマホを見る限り、間違いに気付き、引き返した。
写真は、さっき左の斜面から出てきた自分の足跡。。。笑
10:51
少し進んで、またスマホ上の地図で誤りに気付いた。ここは清水沢コースだった。
改めて、また少し登り返した。
少し進んで、またスマホ上の地図で誤りに気付いた。ここは清水沢コースだった。
改めて、また少し登り返した。
10:59「分岐はこのあたりだろ・・・？」と1mくらいの雪壁を登り、ルートと思しきところを勝手に進んで行った。足跡等は全く無く、今シーズン未踏ルートであることは間違いなかった。
4/30 10:59
10:59
「分岐はこのあたりだろ・・・？」と1mくらいの雪壁を登り、ルートと思しきところを勝手に進んで行った。足跡等は全く無く、今シーズン未踏ルートであることは間違いなかった。
「分岐はこのあたりだろ・・・？」と1mくらいの雪壁を登り、ルートと思しきところを勝手に進んで行った。足跡等は全く無く、今シーズン未踏ルートであることは間違いなかった。
11:28
適宜、スマホと睨めっこをしつつ、ルートと自分の位置を確認しながら進んだ。
適宜、スマホと睨めっこをしつつ、ルートと自分の位置を確認しながら進んだ。
11:33「ブツッ」とアイゼンの踵のバンドが千切れた。(写真左)
靴にアイゼンが固定できなくなり、アイゼン無しで進むことになった。朝にこうなってしまったらヤバかったと思うが、この時間帯は雪が緩んで軟らかくなっていたので、アイゼン無しで問題無かった。
4/30 11:33
11:33
「ブツッ」とアイゼンの踵のバンドが千切れた。(写真左)
靴にアイゼンが固定できなくなり、アイゼン無しで進むことになった。朝にこうなってしまったらヤバかったと思うが、この時間帯は雪が緩んで軟らかくなっていたので、アイゼン無しで問題無かった。
「ブツッ」とアイゼンの踵のバンドが千切れた。(写真左)
靴にアイゼンが固定できなくなり、アイゼン無しで進むことになった。朝にこうなってしまったらヤバかったと思うが、この時間帯は雪が緩んで軟らかくなっていたので、アイゼン無しで問題無かった。
11:38
バイクツーリングのエンジン音が聞こえてきた。滋賀草津道路が正面に見えた。
バイクツーリングのエンジン音が聞こえてきた。滋賀草津道路が正面に見えた。
12:32
自分が登ってきた足跡。
「こいつ、どこから登ってきてんだよ…。」との声が聞こえてきそう。
自分が登ってきた足跡。
「こいつ、どこから登ってきてんだよ…。」との声が聞こえてきそう。
12:51
更に少し進んで、鏡池が見えた！
・・・けど、どう進めば良いの？鏡池へ下りるルートが無い。
更に少し進んで、鏡池が見えた！
・・・けど、どう進めば良いの？鏡池へ下りるルートが無い。
12:53
両足で雪を踏み抜いた。今回、片足・両脚、雪を何度踏み抜いたか分からない。汗
両足で雪を踏み抜いた。今回、片足・両脚、雪を何度踏み抜いたか分からない。汗
13:02
残雪のあるルートを進む。明らかにルート。スマホ不要でルートがわかるのは本当に安心する。
残雪のあるルートを進む。明らかにルート。スマホ不要でルートがわかるのは本当に安心する。
13:03
「白根火山ゴンドラ山頂駅 1.4km
本白根山展望所1.0km」
「白根火山ゴンドラ山頂駅 1.4km
本白根山展望所1.0km」
13:08
鏡池に到着。
当初、湖畔まで下りて行く予定だったが、その気力が無くなっていた。
鏡池に到着。
当初、湖畔まで下りて行く予定だったが、その気力が無くなっていた。
14:56
最高地点からここまで30分も経っている。この間、道に迷っていた・・・。汗
最高地点からここまで30分も経っている。この間、道に迷っていた・・・。汗
14:59遊歩道両サイドのロープ張りの支柱が雪で徐々に見えなくなり、この後、ルートを見失った。スマホのバッテリーが残り少なくなり、節約のため、この後は地図アプリを見る以外、スマホを使わなくした。写真を撮るのも諦めた。
4/30 14:59
14:59
遊歩道両サイドのロープ張りの支柱が雪で徐々に見えなくなり、この後、ルートを見失った。スマホのバッテリーが残り少なくなり、節約のため、この後は地図アプリを見る以外、スマホを使わなくした。写真を撮るのも諦めた。
遊歩道両サイドのロープ張りの支柱が雪で徐々に見えなくなり、この後、ルートを見失った。スマホのバッテリーが残り少なくなり、節約のため、この後は地図アプリを見る以外、スマホを使わなくした。写真を撮るのも諦めた。
17:02スマホのバッテリーは下山途中で切れた。
16:33、どうにか無事に下山。車内でスマホを充電して、登山口の沢を撮影。朝より水量が増していた。
4/30 17:02
17:02
スマホのバッテリーは下山途中で切れた。
16:33、どうにか無事に下山。車内でスマホを充電して、登山口の沢を撮影。朝より水量が増していた。
スマホのバッテリーは下山途中で切れた。
16:33、どうにか無事に下山。車内でスマホを充電して、登山口の沢を撮影。朝より水量が増していた。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図（地形図）
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
|---|
感想
今年の登り初めの百名山として、草津白根山を選んだ。
残雪はあるだろうと思っていたが、残雪どころか、未だ完全に雪山だった。
加えて、降雪による通行止めで滋賀草津道路から直で登山口に来れなかったのも想定外(事前調査不足)だった。
天気は快晴に恵まれた。
登り始めの早朝は0℃くらいだったが、山行途中は気温も上がり、寒くはなかった。
写真にコメント付けした通り、雪でルートがわからない所が多かった。
スマホの地図アプリで自分の現在地を確認しながら進んだ。
スマホ様様だったが、そのスマホをカメラにとして使っていたし、GPSロガーとしても使っていた。
終盤、バッテリーを節約するため、地図アプリの確認を最小限にしたが、登山口付近が見えてきた所でバッテリーがが切れた。
危なかった・・・。
GPSロガーマップを拡大して見て貰えるとわかるが、途中、色々余計な動きをしている。
道を見失い、さまよっている状態だ。
また、登山口と遊歩道最高地点の間では往路と復路に大きな違いがある。
復路は往路で付けた自分の足跡を辿れば良いと高をくくっていたが、それが出来なかった。
自分の足跡すら見失う状態だった。
スマホが無かったら遭難していたかもしれない。
今回、結果的に無事に下山できたけど、一歩間違えば命の危険もあった。
と云うか、下山途中で少しそれを感じていた。
頼りのスマホのバッテリーが切れかかっていたからだ。
スマホ無しでは自分の現在地がよく分からなかったし、最悪、バッテリーが切れて遭難したら電話で救助も呼べなくなってしまうから・・・。
雪山、色々危険だね。
写真撮影用のカメラは別に持って、スマホ充電用外部バッテリーも持っていた方が良いね。
超今更ではあるけど、今回それを思い知らされた。
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