宝剣岳・縦走

2017年04月30日(日) [日帰り]

天候

晴れ（強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

4:30自宅➡5:30志野織部6:00➡7:15菅の台バスセンター7:45
➡8:30千畳敷9:00➡10:00乗越浄土➡11:00宝剣岳➡14:30極楽平
➡15:00千畳敷

コース状況／危険箇所等

快晴で三ノ沢岳や空木岳まで遠望できました。
風は強かったのですが気持ちの良い縦走でした。
パートナーもクライミングやってるだけあって、
雪山初めてにもかかわらず、余裕なようでした。
下山後は温泉に入り、念願の喫茶ガロにてソースカツ丼。
いつもの大満足コース。

菅の台バスセンター始発7:15（30分間隔で出発）
※今回は臨時便有り。7:15以前でもバス有り。

【メンバー】
　poco622、ritandesu
　山岳保険加入
　（レスキュー費用保険；日本費用補償少額短期保険（株）0120-970-510）

【装備】
　上：保温下着＋薄手セータ＋ヤッケ＋手袋（テムレス＋薄手手袋）
　下：保温下着＋ヤッケ＋厚手靴下
　顔：目出帽＋毛帽子＋ゴーグル＋（ヘルメット）
　登山靴：P:スカルパ/モンブランプロ、R:ボリエール/G1
　アックス：シモンズ/縦走用ピッケル＋ペツル/サミテック,
　アックス用のシュリンゲ,アックスのリーシュコード,アイゼン,
　シュリンゲヌンチャク(60cm×2),シュリンゲ+カラビナ(120cm×3),
　ペツル/ルベルソ,PAS,ハーネス,スノーバー×2,
　9.0mmザイル（60m）,8.0mm補助ロープ（20m）×1
　オーバーミトンン（スポーツデポ）,
　予備手袋（ブラックダイヤモンドオーバー手袋/毛手袋）,
　ヘッドランプ,電池（単4×7：残量があるか確認）,ダウン,
　着替え（上下着）,ツェルト, コンパス, ライター,ナイフ, リップ,
　バンドエイド,行動食,テーピング, ウェットティッシュ,
　コンタクトレンズ,トイレットペーパー,地図, お金, スパッツ,
　（火器）, （ガス小×1）,（コッヘル）, （箸）, （プラスチックスプーン）,
　（ストック）

※テムレス：一般縦走時は3L、登攀道具使用時はLLを使用。
※シモンズ/縦走用ピッケル：縦走のみであれば十分対応可能。
　シャフトがカーブしていない為、スノーバーの代替として支点に良い。
※ペツル/サミテック：ハンマーでピッケルやスノーバーを打ち込んだ。
※アックスのリーシュコード：シュリンゲで代用したが、扱い難い。
　専用のリーシュコードを使用した方が良い。
※ボリエールG1：R専用のインソールは使用しなかったが問題なし。
※180cmシュリンゲがあると岩に支点を作成しやすい。
※ペツル/ルベルソ：ザイル径が10.5mm以上だとザイルは流れ難くなる。
※20mザイルも携行したが、短く、使用せず。
※オーバーミトン：使用せず。

【行動食】
　朝食：パン×1、おにぎり×1
　行動食：パン×1（400kcalのパン；下山後に摂取）
　　　　 余剰分➡ドライフルーツ×1、500kcalのパン。
　水分（M携行分）：500mlミルクティー⇒実際の使用量:100ml

【コース状況】
・気温：-2℃（千畳敷）。稜線上は強風。
・千畳敷〜乗越浄土：宝剣岳直下の雪面が破断。雪崩発生の可能性有り。
　午前の早いうちの行動が良いと思う。
・乗越浄土〜宝剣岳：岩稜帯は少ないが雪壁部分はクラスト。
・宝剣岳〜極楽平：クサリはあるが岩稜帯で悪い。
　クサリ等人工物を使用せず登攀しない場合はそれなりに難しい。
　岩稜帯に慣れていない人はザイルを使用した方が良いと思う。
　極楽平直前に5m程度ではあるがナイフリッジ有り。強風時要注意。
・極楽平〜千畳敷：一部クラスト。傾斜30度程度。雪崩発生の可能性有り。
・喫茶ガロ：人気有り。5:30開店と同時に来店者多し。
　ヒレカツが美味しい。普通盛りで十分（大盛りは死ぬほど多い）。
　ソースカツ丼＝ヒレカツ×4
　ミックス丼＝ヒレカツ×2＋エビフライ×2。
　ソースカツ単体の注文も可（280円/枚）。

【その他】
・宝剣岳中央稜を登攀しているパーティー有り。
　1ピッチ目:中央稜末端からブッシュ帯を左上。
　　　　　　（夏期はブッシュとなり、登攀不可。左の壁から登るが難しい）
　2ピッチ目:夏期ルートと同様に凹角。
　3ピッチ目:ピナクルに向かう小ハングからオケラクラック。
　4ピッチ目：雪稜から宝剣岳頂上
　朝9:00頃から登攀していた模様であるが、
　困難なようでかなり時間がかかっていた。
・サギダル尾根：上部の雪壁のスラブは略岩やブッシュが露出。

写真

4/30 9:17

千畳敷から宝剣岳

4/30 10:17

乗越浄土から宝剣岳山頂へ

4/30 10:42

宝剣岳直下を直上。
クラストしていた。

4/30 11:20

宝剣岳山頂から
南尾根へ縦走開始

4/30 12:14

4/30 11:14

南尾根から空木岳

4/30 11:14

南尾根から三ノ沢岳

4/30 12:24

南尾根のナイフリッジ。
強風時注意。

最高の天気

喫茶ガロにて
ソースカツ丼・大盛り

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス