鳥海山(鉾立から外輪山・伏拝岳まで)
- GPS
- 07:24
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,129m
- 下り
- 1,122m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 7:24
七高山のピークを目指したものの、伏拝岳でタイムアップ。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■鳥海ブルーラインは凍結の恐れがある間は、8:00〜17:00の通行。 ■8時前にゲートには行列ができていて、吹浦口の駐車スペースは満車でした。 ■我々が鉾立に到着した頃には、駐車場は9割方埋まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■危険箇所は特になし。 ■2年前の同じ時期と比べると雪はかなり多い。 ■外輪山の登山道はほとんど雪で埋まっていました。 |
その他周辺情報 | ■入浴施設「あぽん西浜」に立ち寄り。 ■鶴岡ICの勘太郎で寿司を食べて帰りましたが、激混みでした。 |
写真
感想
今年のGWは残雪期の鳥海山に登ろうと思っていた。当初は5/3〜5/4に湯の台から避難小屋泊まりで・・と考えていたが、1日2日と仕事が忙しく、4/30の小朝日周回の疲れも残っていて、とても3日に出発する気にはなれなかった。そこで4日に日帰りで行くことにしたのだが、湯の台から日帰りするのは自分の体力的に無理なので、祓川か鉾立もしくは大平から入ることにした。祓川は登山口までが遠いしな・・と考えると鉾立か大平だが、いずれにしてもブルーラインを利用することになるので、ブルーライン内で宿泊しない限りはタイムリミットが付きまとうのだ。
さて2年前の同じ時期には鉾立から七高山へ登れたので、今回は大平から入るつもりで家を出た。向かう途中スッキリした青空の下、豊富に残雪を抱いた鳥海山が望めた。8時前にブルーラインに入ると駒止ゲートから開門を待つ車の行列ができていた。車が動き始めたのは8時10分頃。上がっていくと既に大平付近の駐車スペースは満車で路駐組も出ている。トイレにも寄りたかったので素通りして鉾立へ行くが、ここの駐車場もほぼ満車に近い状態だった。
準備をして登り始めたのが8時50分頃。山に登るにはちょっと遅い時間だ。この日の内に駒止のゲートを出るには7時間半後にはここに戻って来なくては。2年前に登っているし無数のトレースもあるのでルートで迷うことはないが風が強い。止むことがない風を受けての登りが脚に疲労を蓄積させていく。七五三掛でアイゼンを着けピッケルを持って外輪山に向かう。外輪山上がり文珠岳〜伏拝岳と過ぎた辺りでかなりの疲労感を感じていた。ここから七高山まで30分、往復で1時間かかる。この時点で下山のタイムリミットとして設定した14時まで残り30分。どっちみち新山に登るには時間が足りないし今日のところはここまで。
自分の体力不足を痛感しながら下山を開始した。往路はアゲンストの上りで復路はフォローの下り。七五三掛でアイゼンを外して足は軽くなったはずなのに、高い気温でグズグズになった雪に足を取られペースは上がらず。御浜小屋の陰で遅い昼食を摂った。強風にさらされ休む場所がなく、エネルギー補給がうまくできなかったのも疲労がたまった原因だと感じた。あとは駐車場まで一気に下るが、高度が下がると風も和らぎ暑い暑い。汗だくで駐車場に到着した。
今回の山行は出発した時点では七高山は踏めると思っていたが、結局外輪山の伏拝岳までで敗退した。もうそう若くはないのだから自分のコンディションは万全で望まないとなかなか厳しいと痛感した山行だったのだ。来シーズンは湯の台から小屋泊まりで新山のピークを目指してみたい。(TONO)
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