栗駒山
- GPS
- 02:35
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 523m
- 下り
- 512m
コースタイム
- 山行
- 2:03
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 2:34
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂直下以外は夏道はほぼ出ていて、そちらを使っての登山も可能。夏道以外を撮ることで、山スキーも藪が多いがまだできる。傾斜は全般的に緩いので、余程雪質が硬くない限りはアイゼンもピッケルも要らないし、実際に持参している人も見なかった。ストックで十分行動できると思う。 |
写真
感想
以前から行ってみたいと思っていた栗駒山を好天の日を狙って訪問した。天気良くスキー向けの斜面もあるが、スキーをするにはそろそろ賞味期限切れかもしれない。
登山口であるいわかがみ平に通じる道路は、夜間通行止めでゲートが開かないと入れない。8時30分頃にゲート前に到着。予想通りに同業者の車が多数待っていた。開門まで少し間があるので日焼け止めを塗ったりザックの荷物を整理したりして待つ。定刻の9時より少し早く開き、クルマが一斉に動き始める。雪壁は高くない。いわかがみ平に到着後、シールを貼りブーツを履いて出発。地図と気温を考慮して、今日はアイゼンはクルマに残置した。ストックもウィペットではなく普通の登山用にした。道具の選定は気を遣ったが、地図はあまり見なかった。初めての山なのに、ろくに回りも見ないで歩き始めてしまう。これは大失敗だった。歩き始めは雪があったがじきに消えて夏道が見えるように。スキーは無理か?とも思ったがそうではなくて、単純に自分が雪のないところを歩いていただけだった。仕方ないので板を背負って歩く。ブーツで夏道を歩くのも3日連続なので慣れたものである。今日も青空快晴で天気良く、歩いていると暑いが、下が普通の登山道なので照り返しは雪面ほどきつくはない。そうこうしているうちに山頂直下の斜面にぶつかり、スキーヤーが沢山登って来るのが分かった。こちらがスキー向けの正規のルートだったようだ。この斜面から快適なシール登高を始めるが、既に山頂までの標高差は100メートル程度なので大した時間はかからない。景色を楽しみながらのんびりチンタラ歩いて30分ほどで山頂に到着。駐車場を出てからも1.5時間程度だった。歩いた時間は短いけれど眺めは良い。山頂付近も既に雪がなく、地面が露出していた。座って休憩するところがないので少し下がって雪面がきれいなところでスキーを敷いて座って休む。歩き始める前、2時間程度で登れると思っていた栗駒山だが、それ以上に早く到着してしまった。これでさっさと下ってしまうのもさすがにもったいないので、自分としては珍しく、山頂付近で長い時間を潰す。登りがごく短時間だったので、消耗して足が攣るようなことも全くなかった。それでも景色は良いし、空気は美味しいので時間をかけて休憩する。が、下山後に大渋滞の中帰宅しなければならないので適当なところで切り上げて滑る準備を始める。アイゼンを持ってこなかった分軽いはずだが、簡単に登れてしまったので水も食料も全然減っておらず、重さは変化は感じられなかった。シールを剥がしヘルメットを念の為被りスタート。雪は重いかと思ったがそうでもなく、ターンがし易い。良質なザラメだった。特別な急斜面もなくて、自分のようななんちゃって山スキーヤーでも滑り易い。一気に滑るのも勿体ないし、何より行きは夏道を歩いてきたので帰りは良く周りを見ないと全然明後日の方向に行ってしまいそうなので、きょろきょろしながら先に進む。山頂直下から滑り出してしばらくは斜度も雪質も適当で快適だったが、それも長くは続かなかった。斜度は相変わらず緩いのだが、例によって藪が出てきた。藪をこなしつつ先に進むしかない。自分が降りて行く時間でも続々と登りの登山者・スキーヤーは多く見られた。スキーヤーは多かったが、ボーダーは見なかったように思う。藪を敬遠したためだろうか。時に藪に行き先を阻まれ、行きつ戻りつをしながら登山口のいわかがみ平の駐車場に到着。滑りが遅いし、途中何度も止まって写真を撮ったり周りを確認しても30分程度しかかからなかった。雪の状態が良いときに真面目に降りたら10分もかからないのではないか?というか、積雪がもう1メートルあったら最高なのに、と思った。山頂での滞在を含め3時間かからないお手軽スキーツアーで、ちょっとというか、かなり物足りないが、この後何時間も運転して帰るので良しとした。そして実際に家に帰るまでに9時間くらいかかった。運転で疲労困憊したのは言うまでもない。
5月の連休を利用して東北の山をスキーで登り滑ったが、今年に関しては、一部雪が消えてない箇所があって、どこでも快適というわけにはいかなかった。あるいは、5月の東北は大体このような感じなのかもしれない。
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