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Yamareco

記録ID: 1129655
全員に公開
雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

エビ山〜三壁山(野反湖西岸周回コース)

2017年05月04日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:00
距離
14.5km
登り
758m
下り
778m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:31
休憩
1:29
合計
8:00
9:45
9:51
7
9:58
10:01
76
11:17
11:23
50
12:13
12:23
64
13:27
14:31
67
15:56
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87
17:23
17:23
0
17:23
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野反湖へのアクセス道路は、通常GW前に通行可能となるようです。
長野市側からアプローチする場合、万座温泉〜草津温泉を経由するルートと、鳥居峠を経由するルートがあり、前者の方が短距離にはなるものの、後者の方が走りやすいので、結果的にはさほど所要時間は変わらないと思われます。
なお、前者のルートを選択する場合、白根山の噴火規制のため、万座温泉から先の国道292号線が8〜17時までしか通行できないので注意が必要です。
野反湖南岸には十分な駐車スペースが用意されています。
コース状況/
危険箇所等
エビ山までは夏道が露出している部分もありましたが、エビ山より先はほぼ全面積雪状態でした。
エビ山直下と三壁山直下に急斜面がありますが、残雪期は軽アイゼンがあれば十分だと思います。この日はツボ足でも大丈夫でした。
最後に湖畔西岸を歩いて戻る場合、残雪のため結構時間がかかるので、東岸の車道を歩いた方が早いと思われますが、水位の下がった湖畔歩きの魅力も捨て難いものがあります。
湖畔東側の八間山、白砂山方面に向かう人達が多く、西側の山域に入山する人はかなり少ないようです。
基本的に道迷いの心配は少ないルートですが、三壁山から湖畔への下りで進路の尾根筋を間違えやすそうな印象を受けました。下手に沢筋を進んでルート修正を図ろうとすると、スノーブリッジの状態次第では進退に窮するリスクがありますので、逆コースの方がより安全だと思います。

登山口に登山ポストとトイレが設置されています。
携帯電話(au)は全域で通信可能です。
その他周辺情報 野反湖付近にもいくつか温泉がありますが、鳥居峠方面に帰る場合、途中にある道の駅六合の応徳温泉(400円)の泉質が非常に良いのでお勧めです。
野反湖南岸からスタートします。最初に目指す弁天山が左に見えています。
2017年05月04日 09:23撮影 by  KYV35, KYOCERA
1
5/4 9:23
野反湖南岸からスタートします。最初に目指す弁天山が左に見えています。
登山口から望む半分氷結したこの時期ならではの野反湖の眺めです。
2017年05月04日 09:23撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 9:23
登山口から望む半分氷結したこの時期ならではの野反湖の眺めです。
程なく弁天山に着きました。南半分の眺望が優れており、横手山や昨日登った草津白根山などが近くに見えます。
2017年05月04日 09:45撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 9:45
程なく弁天山に着きました。南半分の眺望が優れており、横手山や昨日登った草津白根山などが近くに見えます。
今日も浅間連峰と浅間隠山がよく見えます。肉眼では浅間隠山の上辺りに富士山の頭が出ているのも分かりました。
2017年05月04日 09:46撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 9:46
今日も浅間連峰と浅間隠山がよく見えます。肉眼では浅間隠山の上辺りに富士山の頭が出ているのも分かりました。
弁天山の山頂標識です。
2017年05月04日 09:46撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 9:46
弁天山の山頂標識です。
次はエビ山を目指します。
2017年05月04日 09:47撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 9:47
次はエビ山を目指します。
北を向くとエビ山〜三壁山の稜線が一望できます。
2017年05月04日 09:48撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 9:48
北を向くとエビ山〜三壁山の稜線が一望できます。
高台から見下ろす野反湖はいい眺めです。
2017年05月04日 09:48撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 9:48
高台から見下ろす野反湖はいい眺めです。
エビ平にいったん高度を下げました。
2017年05月04日 10:22撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 10:22
エビ平にいったん高度を下げました。
ここから右のエビ山まで急坂が続きます。登山道が所々融雪で小川状になっており、やや歩きにくかったです。
2017年05月04日 10:23撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 10:23
ここから右のエビ山まで急坂が続きます。登山道が所々融雪で小川状になっており、やや歩きにくかったです。
急登をこなして広いエビ山山頂に躍り出ました。
2017年05月04日 11:18撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 11:18
急登をこなして広いエビ山山頂に躍り出ました。
北に続く三壁山方面の稜線です。
2017年05月04日 11:18撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 11:18
北に続く三壁山方面の稜線です。
西は志賀高原へと稜線が続いています。
2017年05月04日 11:18撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 11:18
西は志賀高原へと稜線が続いています。
横手山を中心とした志賀の山々です。
2017年05月04日 11:18撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 11:18
横手山を中心とした志賀の山々です。
草津白根山と浅間連峰も入れて。
2017年05月04日 11:21撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 11:21
草津白根山と浅間連峰も入れて。
弁天山を振り返ると、左に八間山が大きく見えます。
2017年05月04日 11:21撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 11:21
弁天山を振り返ると、左に八間山が大きく見えます。
奥にちょこっと白砂山も見えているのでしょうか。
2017年05月04日 11:21撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 11:21
奥にちょこっと白砂山も見えているのでしょうか。
白砂山よりもさらに北方の未知の奥深い稜線も望めます。
2017年05月04日 11:21撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 11:21
白砂山よりもさらに北方の未知の奥深い稜線も望めます。
次は高沢山を目指します。
2017年05月04日 11:26撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 11:26
次は高沢山を目指します。
せっせと標高を稼いで高沢山に到着しました。展望がない割に、立派な山頂標識があるのがちょっと意外でした。
2017年05月04日 12:18撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 12:18
せっせと標高を稼いで高沢山に到着しました。展望がない割に、立派な山頂標識があるのがちょっと意外でした。
いよいよ本日の最高峰三壁山を目指します。
2017年05月04日 12:18撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 12:18
いよいよ本日の最高峰三壁山を目指します。
三壁山手前のピークに登り返す途中で、西の大高山へと続く稜線が段々重ねのように望めました。
2017年05月04日 12:41撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 12:41
三壁山手前のピークに登り返す途中で、西の大高山へと続く稜線が段々重ねのように望めました。
白い平原はカモシカ平でしょうか。今度はこちら側の方も歩いてみたいです。
2017年05月04日 12:42撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 12:42
白い平原はカモシカ平でしょうか。今度はこちら側の方も歩いてみたいです。
小ピークから奥に三壁山をはっきり捉えました。快適な稜線歩きですが、雪庇も発達しているところです。
2017年05月04日 12:50撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 12:50
小ピークから奥に三壁山をはっきり捉えました。快適な稜線歩きですが、雪庇も発達しているところです。
野反湖と白砂山、八間山が実にいい眺めです。
2017年05月04日 12:55撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 12:55
野反湖と白砂山、八間山が実にいい眺めです。
左端に烏帽子岳の巨岩がどかーんと見えてきました。初めて見たのでちょっと感激しました。
2017年05月04日 12:57撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 12:57
左端に烏帽子岳の巨岩がどかーんと見えてきました。初めて見たのでちょっと感激しました。
岩菅山の一帯が見え始めると一気にテンションが上がります。
2017年05月04日 13:05撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 13:05
岩菅山の一帯が見え始めると一気にテンションが上がります。
そしてようやく三壁山にたどり着きました。いくら探しても山頂標識がないのが摩訶不思議ですが、ここからの眺めは今日一番です。ますは北側の奥地へと続く稜線を眺めます。
2017年05月04日 13:31撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 13:31
そしてようやく三壁山にたどり着きました。いくら探しても山頂標識がないのが摩訶不思議ですが、ここからの眺めは今日一番です。ますは北側の奥地へと続く稜線を眺めます。
白砂山を中心に。さすがに今日の最高峰からは、はっきり同定することができます。
2017年05月04日 13:31撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 13:31
白砂山を中心に。さすがに今日の最高峰からは、はっきり同定することができます。
野反湖と外輪山の眺めがとにかく素晴らしいです。
2017年05月04日 13:31撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 13:31
野反湖と外輪山の眺めがとにかく素晴らしいです。
野反湖をセンターに据えて。
2017年05月04日 13:32撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 13:32
野反湖をセンターに据えて。
ちょっと樹木に邪魔されますが、純白の岩菅山一帯の稜線が間近に迫ってきています。ぜひとも登ってみたいと思わせる魅力的な山容です。
2017年05月04日 13:45撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 13:45
ちょっと樹木に邪魔されますが、純白の岩菅山一帯の稜線が間近に迫ってきています。ぜひとも登ってみたいと思わせる魅力的な山容です。
山頂部は樹木に囲まれていますが、ちょっと下っただけで素晴らしい展望台に早変わりです。山頂標識もない地味な佇まいですが、間違いなく野反湖西岸の山のハイライトです。
2017年05月04日 14:32撮影 by  KYV35, KYOCERA
5/4 14:32
山頂部は樹木に囲まれていますが、ちょっと下っただけで素晴らしい展望台に早変わりです。山頂標識もない地味な佇まいですが、間違いなく野反湖西岸の山のハイライトです。
三壁山からの下山路は、途中からやや北寄りの尾根に間違えて乗ってしまい、スノーブリッジと格闘しながら何とか沢筋を抜け出て湖岸に到達しました。三壁山からの下りは地形確認必須だと思います。
2017年05月04日 15:36撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 15:36
三壁山からの下山路は、途中からやや北寄りの尾根に間違えて乗ってしまい、スノーブリッジと格闘しながら何とか沢筋を抜け出て湖岸に到達しました。三壁山からの下りは地形確認必須だと思います。
残雪に覆われた湖岸歩きは予想以上にしんどいですが、その分西日を受けた東岸の眺めは最高です。
2017年05月04日 16:03撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 16:03
残雪に覆われた湖岸歩きは予想以上にしんどいですが、その分西日を受けた東岸の眺めは最高です。
この半分氷結した頃合いがまた絶品です。
2017年05月04日 16:31撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 16:31
この半分氷結した頃合いがまた絶品です。
鏡のように八間山を映します。
2017年05月04日 16:54撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 16:54
鏡のように八間山を映します。
これぞ野反湖ブルー!
2017年05月04日 16:55撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 16:55
これぞ野反湖ブルー!
逆光のシルエットになっているのが今日登った西岸の山々です。
2017年05月04日 17:07撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 17:07
逆光のシルエットになっているのが今日登った西岸の山々です。
ようやく登山口に戻ってきました。朝方とは全く印象が異なる眺めです。
2017年05月04日 17:22撮影 by  KYV35, KYOCERA
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5/4 17:22
ようやく登山口に戻ってきました。朝方とは全く印象が異なる眺めです。
撮影機器:

感想

野反湖畔の山では、8年前の秋に東岸の白砂山、八間山に登って、自然度が高い眺めに感激した記憶がありますが、今回は登り残していた西岸の山を縦走してきました。
野反湖は今がまさに雪解けの最中で、各ピークから俯瞰した青と白が入り混じった湖の静かな情景は、この時期ならではの美しい風物詩だと思います。
特に三壁山からの眺めは絶品ですので、山頂標識すら見当たらない地味極まるこの寂峰を単体で登るだけでも十分価値があると思いました。

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