尾白川渓谷から天空ビーチへ（日向山）

2017年05月07日(日) [日帰り]

• GPS: 06:07
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,230m
• 下り: 1,226m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:55
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:05

10:47 尾白川渓谷駐車場
10:55 10:55 竹宇駒ヶ岳神社
11:02 11:21 千ヶ淵
12:07 12:20 三の滝
12:29 12:35 旭滝
12:51 12:52 百合ヶ淵
13:09 13:09 神蛇滝
13:48 13:58 不動滝
14:33 14:35 錦滝
15:01 15:01 日向山・鞍掛山分岐
15:08 15:13 錦滝分岐
15:18 15:18 雁ヶ原
15:22 15:34 日向山（山頂標識）
15:38 15:38 日向山
16:22 16:22 矢立石登山口
16:45 16:47 竹宇駒ヶ岳神社
16:52 尾白川渓谷駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場を利用。
駐車台数：100台（無料）
綺麗なトイレも併設されています。

コース状況／危険箇所等

「尾白川渓谷駐車場 〜 不動滝」
尾白川渓谷沿いはハイキングコースではなく、滑落を伴う危険な登山道です。
滑りやすい岩場、鉄梯子や階段・狭い登山道が続きます。
神蛇滝 〜 不動滝の一部で崩落個所があり、通行禁止になってます。
（小規模の崩落なので5m程上部へ迂回して通行できます）

「不動滝 〜 錦滝」
渓谷とは離れ一気に高度を上げていきます。
途中の鉄階段などは歩きやすいが、細尾根の登り区間は歩き難いので慎重に。
錦滝への林道も崩落個所があるので要注意。

「錦滝 〜 日向山」
ハイキングコースと呼ばれていますが、急登の細尾根で本格的な登山道。
要所に階段やフィックスロープが設置されているが、全体的にザレ馬なので滑りやすい。

「日向山 〜 尾白川渓谷駐車場」
子供も歩けるようなハイキングコース。
全体的に緩やかで道幅が広い。

※ 日向山ハイキングコースは崩落などによる通行禁止箇所が幾つかあります。

その他周辺情報

【道の駅 はくしゅう（ほくとナビ）】
http://www.hokuto-kanko.jp/guide/roadside_station_hakushu
四季折々の野菜や郷土料理、南アルプス天然水を給水できます。

【シャトレーゼ 白州工場】
https://www.chateraise.co.jp/enjoy/02factory.php
和菓子・アイス・ケーキの工場見学、無料でアイス数種類の食べ放題もあります。

【サントリー 白州蒸溜所】
http://www.suntory.co.jp/factory/hakushu/
様々な工場見学コースがあり、親子で楽しめます。
・南アルプス天然水ガイドツアー（無料・試飲）
・白州森香るハイボール体験（有料：500円・要予約・試飲）
・シングルモルトウイスキー白州の物語（有料：2,000円・要予約・試飲）
・白州蒸溜所ツアー（有料：1,000円・要予約・試飲）

写真

5/7 10:46

尾白川渓谷駐車場からスタート。

5/7 10:55

駒ヶ岳神社にて安全登山を祈願。

5/7 10:56

名水百選の白州・尾白川。
南アルプスの天然水を製造している白州工場もすぐ近く。

5/7 10:57

吊橋を渡ります。

5/7 10:58

吊橋からは綺麗な渓流が望めます。

5/7 10:58

尾白川渓谷道へ進みます。

5/7 10:59

透明感が高い清流。

5/7 11:08

今日は三脚とNDフィルター16を装備して撮影。

5/7 11:17

一番最初の滝は千ヶ淵。
夏場は多くの子供達が、川遊びしているようです。

5/7 11:20

GW最終日でしたが、尾白川渓谷を撮影しに来ている方も多かったです。

5/7 11:21

ミヤマキケマンも沢山咲いていた。

5/7 11:23

千ヶ淵から先は滑落の危険を伴う登山道。

5/7 11:34

ニッコウネコノメソウかな？

5/7 11:35

これはヤマブキ。

5/7 11:44

渓谷沿いは見所が多く、なかなか前に進みません（笑）

5/7 11:52

タチツボスミレもひっそりと咲いていた。
NDフィルター装着したまま撮影していたので、ノイズが目立つ。

5/7 11:52

川魚も見かけました。

5/7 11:52

高い透明感でつい見入ってしまう。

5/7 11:57

この流れも見てて癒される。

5/7 12:00

ツルキンバイ？
ミツバツチグリ？

5/7 12:05

ヤマエンゴサク。

5/7 12:09

こちらは三ノ滝。
落差は低いが水量が多く見応え十分。
個人的にここが一番良かった。

5/7 12:18

三の滝 〜 旭滝の間にある無名滝。

5/7 12:22

先ほどの無名滝をもっと寄った位置から撮影。
落差が小さいが流れる水量が多かった。

5/7 12:29

無名滝の上部。
どこを見ても透明感あって美しい。

5/7 12:34

階段登って高度を上げていきます。

5/7 12:41

この辺りは鎖が設置されています。
渓谷側へ滑落したら、無事では済まない場所です。

5/7 12:49

岩場からちょっとだけ見えてるのは百合ヶ淵。

5/7 13:02

鎖や急坂を超えると、神蛇滝がお出迎えします。

5/7 13:08

これはミヤマカタバミ。
NDフィルター装着したまま撮影していたので、ISO6400で画質が荒い…

5/7 13:19

ヤマエンゴサクを真上から撮影。

5/7 13:21

小さく可愛いいヒゲネワチガイソウ。

5/7 13:32

ここが崩落箇所。
上部へ5m迂回してクリア。
トレースがはっきりしていたので、多くの登山者が通っている印象。

5/7 13:41

尾白川渓谷で一番大きい不動滝。

5/7 13:40

不動滝からの渓谷の流れ。

5/7 13:44

不動滝へはこの吊橋を渡って行きます。

5/7 13:51

不動滝まで30m付近。
この辺からでも迫力十分。

5/7 13:50

流れが早く水量も多いので、撮影し甲斐がある。

5/7 13:59

ロープを伝って大きな岩から見た不動滝。
滝まで10m程なので、水しぶきが激しい。

5/7 14:08

ツルキンバイだと思う…

5/7 14:18

細尾根を登って行きます。
この付近は登山道の劣化が進んでました。

5/7 14:23

この分岐から錦滝へは林道歩き。

5/7 14:30

林道と言っても至る所で崩落して草木も生えっぱなしの状態。

5/7 14:33

こちらが錦滝。

5/7 14:33

錦滝で男性の方としばし談笑。
滝つぼ付近では子供達が楽しそうに水遊びしていました。

5/7 14:39

錦滝から日向山へはハイキングコースと言われていますが、立派な登山道で細尾根の急坂を登ります。
推定角度70°はありそうな階段。

5/7 15:03

コース全体がザレ馬ですが、要所にフィックスロープが設置されています。
山頂まであと一息…

5/7 15:08

標高1,700m付近はビーチのような景観。

5/7 15:09

振り返ると鳳凰三山が見れます。

5/7 15:12

登って来た砂浜を振り返って。
傾斜がキツく非常に歩き難い。

5/7 15:15

霞んでいますが、富士山も見れました。

5/7 15:16

雁ヶ原から望む八ヶ岳と天空ビーチ。

5/7 15:17

北側斜面は吸い込まれそうな蟻地獄なので、近づきすぎないよう慎重に…

5/7 15:20

日向山（1,660m）山頂と甲斐駒ケ岳（2,967m）

5/7 15:19

今年こそ登って見せるよ甲斐駒ケ岳。

5/7 15:21

ビーチから大好きな八ヶ岳を望む。

5/7 15:22

蓼科山 〜 編笠山まで八ヶ岳全貌が見れます。
雪解けもかなり進んだ印象。

5/7 15:22

日向山ビーチの麓にあるサントリー白州工場。
下山後の観光に最適です。

5/7 15:27

ビーチでかなり遅い昼食。
風が強く砂がトッピングされたが、多少の事では動じません。
(｀・ω・´)シャキーン

5/7 15:52

矢立石登山口までは非常に歩き易いハイキングコース。

5/7 16:14

鮮やかなピンク色のミツバツツジ。

5/7 16:22

矢立石登山口に到着。
カップルがイチャイチャしていたので、脇目も振らず降下。

5/7 16:27

途中舗装路を200〜300m進みます。
コーナーミラーで記念撮影。

5/7 16:40

濃い赤色が特徴のヤマツツジ。

5/7 16:51

無事に尾白川渓谷駐車場に到着。

5/7 16:57

本格的な夏山に備えて、プロテインで肉体改造中。

5/7 23:21

下山メシは自宅で。
GWは楽しい登山で大満足。
明日からの仕事頑張ります！

撮影機器：

iPhone 6 Apple

EOS 80D ボディ CANON

装備

個人装備

ザック： MILLET　KHUMBU35ℓ 登山靴：adida　TERREX™ FAST R low ソフトシェル：Haglofs LIZARD II JACKET ボトム：Haglofs　LIZARD II PANT ドライレイヤー：MILLET　ドライナミック メッシュ ゲイター：THE NORTH FACE　Hyvent Gaiter MID 時計： CASIO カシオ PROTREK プロトレック 「Color Display Series」 カメラ：Canon EOS80D NDフィルター：Kenko NDフィルター PRO1D ND16 三脚：Velbon UT-43 ショルダーストラップ：COTTON CARRIER STRAP SHOT EV1 携帯：Apple iPhone6 モバイルバッテリー：Anker PowerCore 10000mAh

感想

はるきち

GW最終日に選んだのは日向山。
ヤマレコのオススメで紹介されていて、気になっていました。
昨年も訪れましたが、今回は尾白川渓谷も織り交ぜながら山行しました。

尾白川渓谷は名水百選の一つで、有名な「南アルプス天然水」もこの付近の地下深くから採られてます。

透明感が高く綺麗な尾白川渓谷ですが、渓谷道は滑落を伴う厳しい登山道もあるのでちゃんとした登山装備が必要。
GW期間中も小学生が滑落死したようです。
ご冥福を祈ります。

尾白川渓谷・日向山ハイキングコースの数カ所で、崩落による通行禁止区間があるので下調べは念入りに。
（今回のコースは通行禁止区間を通ってしまいました…反省）

錦滝から日向山への登り道はハイキングコースのようですが、完全に登山道で特に下りは要注意。
降って来た方と話しましたが、「思ったより厳しい下りでキツかった…」と言っていました。
ザレた細尾根なので、この区間は登りが無難だと思います。

日向山山頂付近は真っ白な天空ビーチが広がっています。
ビーチから望む鳳凰三山・甲斐駒ケ岳・八ヶ岳は素敵の一言。
当日は雲が多かったので青空は少なかったが、砂浜と青空のコントラストが絵になる素敵な山頂なのでオススメです。

今回は尾白川渓谷を含む周回にしましたが、もっと気軽に楽しめる矢立石登山口からのピストンもあります。
ただ矢立石登山口付近の駐車台数は10数台程度なので、週末の駐車は厳しいかも…