湯船 柳島川↑-棚沢↑ すごい滝に出会うも巻きが大変

2017年05月12日(金) [日帰り]

• GPS: 05:11
• 距離: 11.9km
• 登り: 547m
• 下り: 538m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:16
• 合計: 5:11

距離 11.9km 登り 547m 下り 547m

7:53 山口橋
11:43 不老の清水
12:25 12:27 不老ノ滝
12:31 12:45 不老橋
13:03 山口橋
13:04 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

柳島川左岸の山口橋のスペースに駐車。（以前、峯坂沢を遡行したときににも、国道246から山中湖方面へ左折して、山口橋へ向かうも、途中で道を間違えたが、今回も間違えてしまった。）

コース状況／危険箇所等

（1）山口橋〜大棚：すぐの堰堤は右から超えたが、左に林道みたいのがある。次の395m付近の堰堤は左から超える。その間には斜滝が1カ所のみで、あとは広い川。堰堤の銘板は柳島川となっている。
（2）大棚：突如前衛に3m＋2mの小滝を持つ、20m近い直爆が410m付近に出てくる。今回は右から小さく巻いて越えたが、左からの高巻きも可能だと思える。
（3）大棚〜ゴルジュ地帯の堰堤：赤土の沢になる。土質が脆く、沢を深追いすると出られなくなるので注意。
（4）ゴルジュ地帯の600m付近のコンクリート堰堤：堰堤右に階段状の段差があるが、段差が高くて斜めになっており、ホールドもなく登れそうもなかったので、左のほぼ垂直な壁を木の根を探して掴みながら超えた。
（5）棚沢第一堰堤〜林道：第一堰堤もゴルジュの堰堤と同じ構造なので、左の斜面を登って超えた。後は小滝が現れるが、大したことはなく林道へ上がれた。
（6）林道〜世附峠分岐〜山口橋：林道。（途中で仕事車が通る。）

写真

5/12 7:52

柳島の山口橋を渡ったスペースに駐車。

5/12 7:55

新しい堰堤は右から超える。右岸にはきれいな道ができているが、渡れないので右から超えた。

5/12 8:03

越えてから、降りるところは急斜面。でも大丈夫です。

5/12 8:08

その先は、農業用水路のようなコンクリートの川。

5/12 8:12

左岸に堰堤群が合わさる。

5/12 8:17

2番目の堰堤。遠くから見ると左から超えられそうなので、早めに川を渡って左から超える。

5/12 8:17

堰堤の銘板は「柳島川」となっている。どこから棚沢になるのだろう？

5/12 8:19

堰堤の先は広い河原。

5/12 8:22

右岸には連爆が合わさる。

5/12 8:27

依然として広い河原模様。

5/12 8:31

やっと沢らしくなってきた。連続した斜爆。水流中で問題ない。

5/12 8:33

これは？

5/12 8:37

明るい河原。

5/12 8:38

2m＋2mの連爆。問題ない。

5/12 8:39

小滝。問題ない。

5/12 8:41

二股は右へ。

5/12 8:44

狭くなってきた。

5/12 8:46

オーッ！！！すごい滝が出てきた。これがshin2014さんのレコで、懸垂下降した大滝みたいだ。

5/12 8:48

前衛に3m＋1m、その後ろに20m弱かな。水量もある見事な直爆です。これが棚沢たる所以か！

5/12 8:51

左は多分高巻きなので、右の窪状からトライするも、途中に3mの小滝が出てきた。積もった枯葉を取り除いて登る。結構大変！！

5/12 8:59

一段落したので、巻途中の写真を撮る。shin2014さんはこの木を支点にしたのかな？遠いので長いロープが必要だな！

5/12 9:00

大滝の落ち口。

5/12 9:01

その上は平和。

5/12 9:04

ほぼ壊れた石積堰堤が出てきた。

5/12 9:13

二股。左へ行く。

5/12 9:14

この釜は膝くらいなので大丈夫。魚影はないです。

5/12 9:22

土質が赤土になってきた。このあたりが地図で520mと記載されている所。ピークじゃないのに何故、標高が記載されているのだろう？？

5/12 9:23

赤土の沢に変身！！丹沢ではあまり見かけない光景！

5/12 9:25

ウーム！アンテロープキャニオンみたいだ。（アメリカ旅行の時に行きました。自慢！）

5/12 9:25

オット！行き止まりだ！左から巻きます。

5/12 9:29

降りるところが、まるでサーカスみたいに倒木を綱渡り。

5/12 9:33

その先もまだ赤土。

5/12 9:33

二股は右へ。

5/12 9:36

下手をするとこんなところに落ち込みそう。落ちたら上がれないかも？

5/12 9:48

右岸から流れが。。。

5/12 9:48

その支沢には堰堤が見える。

5/12 9:50

左岸に湧水地帯が出てきた。

5/12 9:51

これも面白い！左岸から湧き出ている。

5/12 9:51

水流を上がっているときに、上の木がリュックに引っかかって、ジタバタした。

5/12 9:52

右岸から滴り落ちている。

5/12 9:56

これは直登で問題無いです。

5/12 9:56

左岸の支沢から樋状の20m近い滝が落ちている。

5/12 9:59

再び、ゴルジュっぽくなってきた。。。

5/12 10:00

アッ！！まずい！ゴルジュの中で堰堤が出てきた！

5/12 10:01

様子を見る。手前の滝は水流を上って問題ないが。。。

5/12 10:04

ウエーツ！！

5/12 10:04

右の階段状は段差が大きすぎて、おまけに斜めになっており、ホールドがなさそう。どうも登れない感じ。左は問題外。

5/12 10:07

7mほど戻って、右岸のほぼ垂直な壁を選択。壁に木の根っこがあり、丈夫そうなのでここを上る。

5/12 10:15

これもかなり危険で大変だった。（こんなことをしていると、いつか遭難するぞ！！）

5/12 10:23

その先にも堰堤があるが、これは大丈夫そう。

5/12 10:24

右には同じような段差があり、やはり無理みたい。

5/12 10:24

この堰堤には「棚沢」の銘がある。しかも第1堰堤とある。上から順に数えているのか？

5/12 10:25

左のザレ斜面を登って越える。

5/12 10:28

登った先にはクワガタソウがあった。癒される。

5/12 10:30

その先は多少の倒木地獄。でも馴れているので大丈夫。

5/12 10:30

これは？？ネコノメソウの類かな？

5/12 10:35

まだ小滝も水量もある。

5/12 10:36

こんなものもあった。堰堤の壊れたものか？

5/12 10:37

まだ小滝もある。

5/12 10:40

真新しい林道の壁が見えてきた。これで今日の沢は終わりです。

5/12 10:42

林道を超えてさらに沢は続いている。水量もまだかなりある。ここでランチ。その後、林道を歩いて帰ります。

5/12 11:13

以前、湯船林道からここを上がり、本州製紙の看板のある、石のテーブルのところに出たことがあります。

5/12 11:31

世附峠−山口橋を結ぶ山ルートです。いつか歩いてみようかな？

5/12 11:35

世附峠への分岐点です。以前、簡易トイレがあったのだが。

5/12 11:42

右は以前歩いた湯船側の峯坂沢です。

5/12 11:57

唯一、開けた場所に来ました。

5/12 11:59

タニウツギ？

5/12 12:00

白いウツギ。

5/12 12:02

シロヤシオ？(ヒメウツギらしい）

5/12 12:09

変な斑入りの葉っぱ。（ミズヒキらしい。）

5/12 12:17

十分すぎる補修。

5/12 12:19

ガクウツギ？

5/12 12:20

これは？キジムシロに見えるが、ヘビイチゴらしい。

5/12 12:23

以前、峯坂沢を歩いたとき、不老橋では工事だったので、ここから降りました。

5/12 12:27

不老滝。今日は遠くからで、近くにはゆきません。戻るのが大変です。

5/12 12:31

？？葉の形はオニタビラコ。

5/12 12:31

ゲート。

5/12 12:32

不老橋の石積堰堤。その上を見てみます。

5/12 12:35

きれいな堰堤ですね。左股の土止めですね。

5/12 12:39

この堰堤も段差の大きな石積だ。ステップの方が良いのにな−！

5/12 12:43

ツツジが一輪咲いていた。

5/12 12:45

涼しそうなのと、虹が出ていたので撮ったが、よく見えないな！

5/12 12:52

どうなると、ここだけ、このように枯れるのかな？？

5/12 13:01

山ルート分岐。
今日も無事に歩けました。ありがとうございました。

地図

撮影機器：

DMC-TZ35 Panasonic

感想

old-diver

湯船の棚沢（柳島川）を歩いてみました。この沢の情報はshin2014さんのレコがあるのみで（https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-779694.html）
ほとんど様子がわかりませんので、今日歩いてみました。棚沢というだけあって、すごい滝を見ることができました。大滝の巻きとゴルジュ中の堰堤の巻きが大変でした。当初、沢を詰めた後に、別の尾根で下ろうと計画していましたが、今日は林道で戻りました。沢には魚影はありませんでした。
沢の途中で膝をぶつけて痛めたので、まあいいでしょう。

コメント

風太郎

old-diverさん、こんにちは。

このレコ、覚えています。実は最初はこの沢を登ろうと思ったのですが、レコを探して見つからなくって峯坂沢を登りました。拍手はしていたのですが、お気に入りに登録していなかったのが失敗でした。この沢、面白そうなので上ってみます。
因みに懸垂で大滝を下ったレコも見たのですが、shin2014さん達のとは違った様な。。。

old-diver

多分、shin2014さん達は世附の湯の沢（面白くない）を上がり、稜線を越えてからこの滝を下ったと思われます（あまり詳しく書かれてない）。大滝の落ち口の左岸上に大きな木があって、40m以上のロープがあれば、懸垂で下れます。最も下からこの滝を巻き上がるときには、左岸にある溝状をあがってから落ち口へ巻けます。それよりも、その先のコンクリート堰堤の巻きの方が大変だった気がしてます。