白山白川郷ホワイトロード【新緑の渓谷美】

2017年05月07日(日) [日帰り]

• GPS: 05:04
• 距離: 15.8km
• 登り: 1,076m
• 下り: 1,028m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:40
• 休憩: 1:40
• 合計: 5:20

10:42 白山白川郷ホワイトロード中宮ゲート前
12:23 12:42 ふくべの大滝
13:17 14:38 蛇谷園地
16:02 白山白川郷ホワイトロード中宮ゲート前

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中宮料金所前の空き地に駐車しますた。

コース状況／危険箇所等

雪はほとんど消え路肩に残る程度で全面アスファルトが出ていました。
ただ道路脇の斜面にはまだ雪が残っているところも随所にあり気温上昇により落雪の心配がございます。
それと並行して大小さまざまな落石も多く見受けられましたので注意が必要です。

その他周辺情報

中宮温泉旅館の日帰り入浴がおススメよ。
是非お立ち寄りくだちゃいませ。

写真

白山白川郷ホワイトロード

有料区間の中宮ゲート前までやってきた。
自動車専用道路でありますこちらはまだ冬季閉鎖中よ。
当然辺りは閑散としちゃっているもんだと思ったら蛇谷の沢で渓流釣りを楽しむアングラーたちで賑わっていたわ。
「みなさん釣れますかっ！（無理無理…）」。

残雪

さぁ、ゲートを破壊してホワイトロードを出発するわよ。
（おいおい…）
道はアスファルトがほぼムキ出しよ。
雪は道路脇に残っている程度で歩く分には問題ないわね。
ただガードレールを兼ねたワイヤーロープが外され道路上に置かれた状態となっているので不用意に崖側（谷側）へは近寄れないわ。

せせらぎSHOW TIME

道脇斜面には雪解け直後の小さな沢がいくつも存在し、その都度心地いい音色を楽しむ事ができたわ。

癒して萌えて

秋の紅葉時期もいいけれど春のフレッシュグリーンもいいね〜。

カタクリさん

道路脇にチラホラと咲いていたわ。
ちょいと花占いでもやってみようかしら。
「好き、嫌い、好き、嫌い、好き、嫌…、」。
うっ、うううう…。（号泣）

ZOOM

しりたかの滝

知りたかった滝。
決してダジャレなんかじゃね〜です。
ほんと言うと道路脇には滝の案内版が設置してあるハズなんだけど雪崩損壊対策として外されておりますねん。
だからこの滝の名前が分からなかったのよ。
ウチの百科事典で調べたら載っていたわ。

清流と新緑の宴

清流がエメラルドグリーンで綺麗キレイ。
だけど雪解け水量がめっちゃ多くてtouryouさんのお好きな沢登りを楽しむにはリスク高過ぎやと思うで。

赤石の滝（あかちのたき）

チョロチョロ、サラサラとした清らかな流れが趣ある風情と思うべきか、はたまた迫力不足の頼りない滝と思うべきか？

岩底の滝（かまそこのたき）

典型的な「これぞ滝！」ってな滝だわ。
この水量だと修行僧になりたくはないわ。
水に打たれた瞬間に首ポッキリいっちゃうわね。

迫力重低音

直瀑滝の流れ落ちる水音が凄まじいわ。
「ダァーーーーっ!!!」なんだもん。

雪崩の巣

この辺りだけ残雪が車道を埋め尽くしていたわ。
明日からGW明けとなるので除雪も急ピッチに進むことでありましょう。
ちなみにこんなのを目の当たりにすると厳冬期には近寄れやしないね。

高度感満点

こうして見ると結構高い場所に架けられているな〜。
バンジーをするにはもってこいなシチュエーションじゃないかしら。。

ぷち雪の大谷

ここだけ立山気分が得られる。
ちなみに雪壁の高さは3m強ってなところかしら。
中国人観光客がいない分リラックスできるわ。

蛇谷大橋（じゃたにおおはし）

この橋を渡ると直ぐ左手に「かもしか滝」が現れんの。
だけど今現在は汚れた雪がその全容を殆ど覆いつくしビジュアル的にはNO GOODだったので割愛したわ。

気になるお山は？

大橋上から蛇谷を望むと奥に堂々たる山容をしたお山が目に留まる。
おそらくそれはコース角度的に考えると三方岩岳だと思うねん。
今ではヒュイーンとお気楽登山を楽しめますが、その昔、この道が無かった頃にはかなり遠い遠い秘境のお山だったって感じるシーンね。

蛇谷大橋を振り返る

実に絵になる良い眺めしてるわ〜。
ホワイトロードのパンフレットの表紙に使えそうね。

トンネル接近

トンネルが接近しているんじゃないわよ。
私がトンネルに接近してんの。
そうそうそうそう。

倉庫兼

あっ、道路標識やカーブミラーが仕事をさぼって寝ているわよ。
ちゃうちゃう。
冬期の間だけ外されてトンナル内にかたずけられるのよ。
好きで路上生活をしている訳じゃないのよ。

妙法山

「あっ?、ミョーフォーだ！」。
UFOだ！みたいに言うんじゃない。

どなたかの落とし物

思わずドキ！
も、もしや日本最強を誇る野獣がこの辺りにウロチョロしていたりして…。
しかしよく見ると落とし物にはわらが混じっているな。
つうことはこちらの落とし主はカモシカさんかホルスタインということになるな。
そう思うとちょっと安心したわ。

蛇谷園地駐車場

観光地に誰もいない不思議な光景。

姥ケ滝（うばがたき）

堂々の日本百名滝だ。
今日のお楽しみ中のお楽しみですたい。
ワクワクするね〜。
でも取り敢えず今はスルーしちゃって落差86mの名瀑へ向かうとするわよ。
メインディッシュは最後に食べるのがMiller流なの。

慰ヶ滝（じょうがたき）

ふりがなが無いと読めません。
名前の由来だって想像できません。
見て美しけりゃそれでええねん。

山肌

一見何でもないでしょ。
でもこういったシーンにもとても惹かれますねん。
「山の斜面に何かいないかな〜」ってな感じでじっくり見渡すようにしていると徐々にそのお山に引き込まれていく感じとなっちゃうの。

ポカポカ春の陽気

寒くもなく暑くもない。
ホントいい季節だわ。

瓢箪谷（ふくべだに）

ふくべの大滝

わ〜い、着いた着いた。
本日の最奥地点まで辿り着いたわよ。
でもやっぱ歩くなるとここまで遠かったわ。

静かな景勝地

良いものはやっぱり独占に限る。

飛瀑

カメラを構えていても水しぶきが凄まじく飛来しよんねん。
レンズ拭いてはパシャ！の繰り返し。
ついでに言うと私の顔もベチャベチャですわ。

折り返し地点

ふくべの大滝の写真を何枚撮っただろうか？
撮った画像を確認するとどれも同じやないか。
ホンマ何をしてんねん？
せやけど名残惜しくて仕方がないねん。
こんな事を繰り返していてもキリがないのでそろそろずらかるわ。
さぁこれより本日のメインイベント「蛇谷園地」に行っちゃうわよん。

DANCE DANCE DANCE[[audio]]

またもや誘惑。
「お兄さん、ちょっとだけ遊んでいかない？」。
えっ？私？
ぐっふっふ、いいの？
悩ましいレディーにめっぽう弱い50歳独身男の悲しい現実。
道端にこんな素敵なお花が咲いていると真っ直ぐ歩けやしないよ。

ゴォォォォォー

ホントこのコースは至る所に滝があるので渓谷＆滝FANのお方にはたまらないわね。

X-file MODE

トンネル内に謎の公衆電話ボックス。
「ジリリリリリリ〜ン！」。
前を通りかかったら電話のベルが鳴った。
「えっ⁉マジ？」。
おもむろに受話器を取ってみた。
「あ〜モシモシ、俺だけどぉ。実はさぁ、会社の100均の貯金箱を割っちゃって弁償しなくちゃいけなくなっちゃたんだよ。父ちゃん、悪いけど100円工面してくんね〜かな？」。
…。
貧乏くさいオレオレ詐欺でんな…。

FINAL STAGE

お待たせいたしました。
いよいよですね。
どうか私が行くまで晴れていてくださいね。

蛇谷園地へ

階段の鎖が外されていて下へ降りられるようになっていた。
良かった。
当初、この階段に雪がびっしりと付き危なっかしくて降りられなかったとしたら今日の企画の80％以上は「あ〜つまんない！」で終わっていた事でありましょう。
スケールのデカい姥ケ滝もワクワクしているが蛇谷園地のブナもめっちゃ楽しみだったんだよね。

蛇谷園地

感動200%。
このお天気でこの新緑、そすてこの静けさ。
これを贅沢と言わずして何て言う？

見事当てたゼ！

これより季節が進むと新緑とは言えなくなっちゃう。
って言うか、このアップが出る頃には常緑化しちゃっていると思う。
そういった意味では見たいものが見られたからめっちゃラッキーだわ。[[scissors]]

主

こいつが一番偉いブナです。
誰も逆らえません。

しばし酔いしれて…

残雪残る木漏れ日の森。
雪が残っていると雰囲気もいいし、何よりひんやり感があって気持ちいいの。

嬉しいお出迎え

丁度見頃を迎えたばかりのカタクリが群れを成して歓迎してくれたわよ。
ホント思いがけないサプライズでめっちゃ嬉しいわ。
ひゅ〜ひゅ〜[[heart]]

ブナ

ブナ

ブナ

ここはブナに尽きるわ。
ホントに期待を裏切らない素敵な場所で何度来ても癒されるわ。

親谷

親谷から蛇谷への流れ込み。

荒々しい蛇谷渓谷

こりゃ沢に降りてチャプチャプなんてのはおっかなくて出来ませんわ。
お婆さんもここでは洗濯無理ね。

キクザキイチゲさん

この一帯ではカタクリさんと美を競うように咲いていたわ。

ラスボス姥ケ滝登場

出た！日本一の滝よ。
何が日本一？とツッコまれそうですが私が今までに幾つかの滝を見た中では日本一よ。
と、言いながらも全国津々浦々まで網羅していませんが（するつもりもありませんが…）、とにかく姥ケ滝が日本一でいいの。
世界でもナイアガラ滝の次くらいに立派だわ。

今日のHIT賞

サラサラとした静かな流れがとても印象的な姥ケ滝。
気高さに加え雅やかさも秘めた優しい女性的な滝なの。
でも今日は…。
活発的な強い女性のイメージとなっているわ。
芽吹いたモミジとコラボさせると最高のシーンをゴチできるわ。

滝壺

シャッタースピードをスローにして糸が垂れるようなシーンを撮ってみたかったが光が強くて白トビしちゃうの。
きっといい裏技があるんだと思うけれど私のバカチョン「写るんです」カメラでは限界があるわ。

目に焼き付けて

紅葉の時期も最高だったけれど、如何せん人も多くてね。
今日みたいな弾丸新緑アタックで挑むととても静かに楽しめてGOOD！
これからはオータムコレクションとスプリングコレクションを年間行事に盛り込むとするわ。

ニリンソウさん

足湯付近の緑ではニリンソウさんが一番目を引いたわ。
これも御日様がSUNSUNとしないと開店してくれないから今日はホントついているわ。

さらばだ！

今度は画像に写るモミジが赤くなる11月初旬に訪れるわ。

ラピュタの砦

コンクリートでできた人口建造物なんだけれども不思議と景観とマッチしている。

クライマックス

再び蛇谷園地に戻ってきた。
ホント言うとお腹ペコペコなんだけど、こんな素敵なブナ林が展開していたらお腹も心も満たされるわ。
ホント飯どころじゃね〜っていうような素敵な瞬間なの。

下山開始

トンネル内はダッシュよ。
だって後ろから誰か走ってきそうなんだもん。

午後の蛇谷渓谷

試合終了

いやぁ、今日もごっそさんだわ。

感想

K-Miller

皆さま、こんぬつは。
ご機嫌いかがかしら？
私？
私はそうね〜、なんつ〜かアメンボのようにゆ〜らゆら漂った毎日を過ごしちゃっているかしら。
時には自然任せで身を置くのもいいかもねって事かな〜。
南風が吹けば北に流れる。
雨が降ったら大地は潤う。
それが気持ちいいのよ。
詩人だね〜。
って言うのは嘘っぱちでただのグータラに拍車が掛かっただけの事よ。

さて本題よ。
今回もガッツリお山歩き禁止令が継続したままとなっているので大人しくウチのBEDの上で男子200m個人メドレーでもやっていようかと考えていた。
だけどお外を見てみるとやたらお天気がいい。
お天気がいいっつうのに室内BEDプールで泳いで何が楽しいねん？
まずスタートのバタフライで10mも泳いだつもりの地点で飽きている私。
「あ〜つまんね」と体をゴロリと仰向けになって背泳ぎにチェンジ。
ただ手をグルグルと回してみるものの傍から見たら息継ぎのできない溺れかかったアフリカの国の水泳選手ようになっている。
「やめたやめた、棄権でいいや」。
私はライバルの世界の萩野公介を追い越せやしないよ。
（勝手にライバル視かよ）
ちょっと水を得た魚になってみたい気分になった。
BEDの上で泳いでいたらまな板の上でバタバタする鯉と一緒じゃね〜かよ。
せっかくお天気がいいのでお外に出てみることに決めた。
起伏の強いお山登りがアカンっつうのなら観光めいたゆるゆるお花＆新緑散策にでも繰り出そう。
真っ先に思い浮かんだのが「兼六園＆卯辰山散策」。
兼六園のカキツバタが見ごろを迎えているっつう情報を得ているんだよね。
それに卯辰山花菖蒲園のアジサイや蓮の花なども気になってしょうがないし、モミジ坂の新緑も清々しい感じとなっているだろう。
だけどイマイチ本気MODEとなっていない自分にも気になっていた。
お花や緑はいいんだけれど外国人を含んだ人の多さには閉口しちゃうねん。
そうなんだよ、花を見に行くんだか人を見に行くんだかと分かんなくなっちゃうのよね。
自然に触れあるのならやっぱ静かなところがいいやね。
だがそれならば何処がいい？
「そうだ！まだ開幕前の白山白川郷ホワイトロードがいい！」。
「紅葉が美しいって事は新緑も美しいハズやで！」。
北陸の紅葉のメッカと言われている白山白川郷ホワイトロードはきっと新緑だって美しいに決まってんねん。
それに紅葉と違って新緑はハズレがないのも好都合だ。
今ならうるさい関西オバチャンもいないしトレンディカップルもいない。
それに残雪＆新緑ブナを見るんなら今が絶好の好機なハズや。
先週末楽しんだ医王山大池平のような感覚に雰囲気的には近いものがある。
ただ今回はブナ＆滝が付いた豪華版だゾ、ワクワクするじゃない。

ふっふっふ、狙い通り素敵なロケーションや趣豊かな雰囲気はドンピシャだった。
滝の雰囲気としては秋はサラサラとお淑やかなイメージがあり、春は雪解け直後とあって水量が豊富でゴーゴー流れ落ちる迫力に満ちたシーンが楽しめたわ。
秋は女性的雰囲気が漂っていますけれど春は全くもって真逆であり剛健な男性的イメージが印象的であった。
新緑も秋の斜面を華やかに演出するだけあってしっかりしたベースとなっており期待通りの美しさを披露してくれていた。
今日のチョイスはナイスだった。
そすていい収穫となった。
こんなのを見てしまったら今年の秋もまた楽しみでしかたないよ。

おしまい。

コメント

usavich

ホワイトロード
こんばんわ
またまたステキなところへ。
滝マニアではありませんが、雪解けの滝ってすごいですね。
姥ケ滝のしゃ〜っと広がった感じも。。。よいね（センスのない表現でごめんあそばせ）
アスファルト歩きならズックで行けそう。でも、ぶなの所は雪あるのかな？
怪しげな防空壕とトンネルもダッシュ で行けば秘境にいけるのね。
あ〜やっぱり怖いな。電話なったらどうしましょう

K-Miller

WHITE&GREEN
usavichさん、こんばんは。
ありがとうございます。

眠い目をコスコスしちゃってやっと完成したわ。

またまたステキなところでしょ。
でもね、アップが遅いから現在のロケーションは激変していると思うわよ。
おそらくカタクリは片栗粉になっているわ。
そうね、アスファルトはズックの方が楽ちんかもね。
ただ蛇谷園地内は普通の登山道と似た状況になっているので登山靴の方が断然安心よ。
あとね帰りの事を考えりゃチャリ持参もありかもと一瞬思ったけれど道にはガードレールがないから下手打ってコケたら谷までゴムなしバンジーとなっちゃうわね。
つう事はイコール帰れない人となっちゃうのでリスクが高いわ。

そうね、このコースで一番の鬼門はトンネル内かもしれないわ。
冗談抜きで後方から何か走ってきそうな雰囲気がムンムンとしてたもん。