《フルコース》最高の花々とお天気の二王子岳

2011年06月06日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.4km
• 登り: 1,143m
• 下り: 1,132m

コースタイム

登山口
　8:30
　↓
神子石
　9:20
　↓
一王子神社
　10:00
　↓
独標(定高山)
　11:00
　↓
昼食　30分
　↓
山頂
　13:00
　13:30
　↓
3合目(水場に立ち寄る)
　↓
二王子神社の脇のキャンプ場
　16:30

天候

雨〜ガス〜曇り〜快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

南俣部落から山道を10分位、すれ違いが難しいので注意のこと。
神社の駐車場と手前に登山者用駐車場あり。

コース状況／危険箇所等

登山口手前にキャンプ場あり。
トイレ:有
登山ポスト:有

写真

6/6 8:23

二王子神社の脇の駐車場に
11台目でした。
平日なのにもはや10台も!

6/6 8:24

登山届のBoxに届け出しました☆

6/6 8:24

この雲行きだし
初の二王子岳だから
無理せず、行ける所まで行きましょう♪
そんなことを話しながら出発です。

6/6 8:36

さすが二王子神社の境内といった雰囲気漂う
裏境内?参道?です。
手入れのされた立派なスギ林です。
しばらく山からの川沿いを進みます。

6/6 8:50

一合目。
大きな立派な杉が目印です。
ここまではとてもよく整備された森林浴コース。

6/6 9:03

時々雨が当たったり、
シダの林が終わると
アマドコロ、ホウチャクソウ、マムシソウが
みられる。

6/6 9:21

ホウチャクソウ

6/6 9:23

2合目
神子石
石というより火山で噴火して飛んできた岩でしょ!
そんな大きな大きな石です。
(磐梯山の溶岩のようです。)

6/6 9:51

庭のように整備された小路を過ぎると
避難小屋が待っていました。

6/6 9:53

3合目の道標もこんなに大きな杉の木に掲げてあります。
水飲み場が1分ほどである。

6/6 9:55

木の裏側にあるタイムスケジュール。
写真ばかり撮っているから
こんなに早い時間は無理!
ガイドブックにある時間よりもずっと早い!

6/6 10:01

ウワミズザクラ

6/6 10:12

サンカヨウ

6/6 10:15

スミレも色とりどり
白、紫、黄色…

6/6 10:17

ツクバネソウ

6/6 10:21

オクチョウジザクラの花がまだ見頃です。

6/6 10:31

現れる道標が勇気づけてくれます。
雨にけぶるブナ林も美しい。

6/6 10:43

白いイワカガミ

6/6 10:46

残雪がところどころに出現します。
大きく踏み落ちた足跡を見ると
気持ちを引き絞めて、注意‼注意!

6/6 10:54

五合目
独標(994.4m)は、定高山

6/6 11:32

上ノ鴨池
モリアオガエルの卵らしきものあり??
(モリアオガエルの卵かどうかは、全く自信はない)

6/6 11:38

この辺には
イワウチワ、イワカガミが盛りです。

6/6 12:34

灌木帯で青空が見えてきました＼(^o^)/

6/6 12:36

シラネアオイ

6/6 12:39

雪原の向こう山の上に見えるオレンジ色
あれが、二王子岳の避難小屋。
目指す頂上です。

6/6 12:48

コヨウラクツツジ
三王子の石祠の入り口で守っていた。

6/6 12:53

手前からクロモジ、つつじ、オオカメノキ
足元に藪笹。

6/6 13:00

ミツバオウレン
群生でお花畑

6/6 13:00

九合目
奥の院を過ぎれば、もうすぐ山頂

6/6 13:08

二王子岳山頂:1420.3m
青春の鐘の前で

6/6 13:09

遠く飯豊連峰が恥ずかしそうに顔を見せてくれる。

6/6 13:45

足跡だけが頼りの帰り道。
天候も気がかり…。

6/6 13:47

マイヅルソウは季節が少し早い。

6/6 13:56

ここでは、カタクリが今最高のお花畑

6/6 14:02

綱伝いに登った油こぼし。
下山は、足の置き場に気を配って慎重!慎重‼

6/6 17:03

お腹が好きました。
二王子神社の脇のキャンプ場で
キャベツとウインナーを入れた
塩ラーメン!最高のご馳走だった*^^*

撮影機器：

EOS Kiss X2 CANON

感想

Masa3

初の二王子岳挑戦です。
私にとっては、遠すぎる、レベルの高すぎる構想論外の山だったのです。

「もっとたくさんの花々に会いたい!」そんな思いから少しレベルを上げていかないと
いつまでたっても同じ花たちとの繰り返しの出会いということが残念ながら、
少しずつ少しずつわかってきたのです。
『ゆっくり、前に進んでいればいつか辿り着ける。』
それを実感でき始めている今日この頃です。

積雪の山行、縦走と少しずつ挑戦していた今年の山行。
日帰りで1000mを超えるの高低差は、今回初めての未知なる挑戦だったわけです。
だから、今回の踏破と達成の喜びはひとしおです。

先日山であった友人に、「二王子はまだまだだよ!道もないし、雪でザクザク!」と言われ、山開き二週間待った甲斐のあったアクセスです。
「だんだんお天気が良くなってきたから、始めてだったら頑張って頂上まで行ったらいいですよ!
さっきまでだったら、引き返すように勧めるけど…。」と途中で出会った方に頂いた言葉は勇気百倍!にしてくれます。
また途中、ずっと会っていなかった飯豊を歩くご夫婦と久々の再会も心はずむ元気の素でした。

和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」を頂上で歌ったなんて人に言えやしない…。
同行の親しい人たちだけが知るあほな私の一面です(^^ゞ
(追記:ここでアルコールを補給したのは私以外の2人ということも記しておこう)。

雨〜曇り〜晴天とお天気のフルコース。
靄のかかる中の杉木立、雨雫をたたえる花モミジ、残雪を渡る涼やかな風、
ブルースカイに浮かぶ緑の頂上、うっすら雲の漂う飯豊連峰。
さらに、さらにマンサク〜サクラ〜タムシバ〜ホオノキ〜オオカメノキ〜ツツジ等々の木々の花、
カタクリ〜ミツバオウレン〜イワカガミ〜イワウチワ〜シラネアオイ〜サンカヨウ〜マイヅルソウ〜ホウチャクソウ〜サワハコベ〜ミヤマカタバミ等々、
早春から初夏にかけてまでの山野草たちとの出会いは、《フルコース》にふさわしい山行だったのです。
つまり、お天気・花々の《フルコース》の山行だったのです。
実際、150枚近い写真を撮りましたので、登りにかかった時間はタイムオーバー。
しかし、ガスった信仰の山の中での森林浴、山頂付近でのブルースカイ。雰囲気ある写真もうれしいお土産です。


それに、下山したらまたお腹が空いていて…。
キャンプ場でキャベツとウインナー入りのラーメンが早い夕食にしてはこの上ないご馳走‼美味しかったのなんのって‼(*^^*)

帰りに、ここから15分ほどの「百花の里　城山温泉」
http://onsen.bbshin.net/kaetsu/shiroyama.html
でゆっくりと汗を流して、帰宅したのでした。　

*・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*

今回は、仲のいいK2ちゃんが同行してくれました。連れ合い君は、写真で遅い私を待っててくれる彼女に大感謝!
私は、ずっと女子のおしゃべりでいつもになくおしゃべりに花が咲いて小鳥たちの鳴き声に耳を傾けることなく、長い女子タイムを満喫できました。
最後まで頑張れたのは、きっとK2ちゃんのお陰です。楽しい山行をありがとう☆

コメント

ukysz_2

こんばんは
はじめまして、Masa3さん。
つい一か月事の前ですが、二王子に登った記憶と照らし合わせながら記録を拝見しました。

雨でしたが上に上がるにつれ徐々に天候に向かい何よりです。
最後は焦らし飯豊連峰でしたか。。。
少し残念でしたね
でもあの鐘を鳴らしながら和田アキ子の歌を披露したとは！
次は是非動画でupおねがいします


二王子は花も綺麗な山と聞いていたのですが見事に映ってますね。
また違う時期に訪れたいと思いました

Masa3

コメ、ありがとうございます☆
ukkysuzさん、
実は、ukkysuzさんの二王子で予習してから行ったのです。
今、再度読み返してみたら恐ろしいです。

＞和田アキ子の歌を披露したとは！
潜在意識にあったのですね
「ここで歌え!」と頭の後ろで誰かが叫んでいました
でも、気持ちよかったですよ!!
私は、鐘ならなかったんです 何度か挑戦したんですけれど…。
同行のK2ちゃんは、1度打っただけで鳴ったから凄い‼

頂上付近は、ヒメサユリが蕾をたくさんつけていました。
是非、お母様のご実家の使くでしたら、また新潟にもお越しください<(_ _)>
5時間半もかけて、関東からお疲れ様でした。

pippi

Masa3さん、こんばんは！
私の方のレコにコメント有難うございました

初の日帰りの標高差1,000m超え、おめでとうございます！
私も1,000m超えをした時は、嬉しかったです。そしてちょっぴり自信がつきました。

たくさんの が咲いていましたね。
そしてどのお写真も凄く綺麗です
綺麗なお花、知人との再会、友達との楽しいお喋り、野外での美味しい食事・・・・
充実されてましたね。
こういう事があるから はやめられません

1,000m超えで行けるお山の範囲も広がると思うので、これからもレコを楽しみにしております

Masa3

Pippiさん、いらっしゃいませ<(_ _)>
わざわざコメにいらしてくださったのですね

＞初の日帰りの標高差1,000m超え、おめでとうございます！
わかっていただけてうれしいです。ヤマレコの方たちって、凄い方ばっかりで・・・(^^ゞ
そう、自信が付くとか、もっともっとと欲が出るなんて私くらいかと思っていました。

＞こういう事があるから
そうなんですね
もう里山は暑くて、そろそろ県外遠征したくなってきています

温かいお言葉の数々 これからもよろしくです<(_ _)>