水引入道 南屏風岳
- GPS
- 07:33
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,201m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ジャンボリーコースは上部残雪あり。反対側の登山道を目視して進んでください。 大日向に上がる直前の大きな雪渓は斜度があるトラバース。雪が固いときは注意必要。 水引平上部の残雪はまもなく消えそう。他は夏道です。 |
写真
感想
毎年恒例、初夏の南蔵王稜線歩き。
今年は時期がちょっと悩ましい。4月の降雪で雪解けが遅いけど、全部の花が遅いわけでもない。初夏の南蔵王を代表する花はハクサンイチゲとユキワリコザクラ。稜線の岩場近くに群生するので、日当りのいい場所では例年並みに咲いているのでは。6月に入れば多くの登山者が訪れる場所、少し早めに行ってゆっくりと花を観賞したい。
駐車場には10数台の車があって、混雑を避けるために、水引入道周りで稜線に上がることに。深い森の登山道は日が遮られ、心地よい初夏の匂いに包まれる。花を探しながらゆっくり上る。マイヅルソウはもう少しかな。1300を過ぎると時折残雪を踏むようになり、最後の雪渓トラバースで大きく空が広がる。この雪渓あと1週間は残るでしょう。
大日向からは花の道。ミヤマキンバイとハクサンイチゲの競演が始まっていた。イワウメは葉がでそろっているが花芽はまだ。水引入道を超えると、地味ながらコイワカガミとミツバオウレンの登山道となる。水引平の残雪は消えたが、花はまだまだ。屏風の壁にとりついて、厳しい急登をこなし息を切らせて稜線に飛び出した。すぐ隣のコガ沢上空で消防ヘリが何度も旋回している。沢中で遭難があったらしい。登山者か山菜取りか。
朝日と飯豊、月山がくっきりと見える縦走路を緩やかに登り、南屏風岳へ。ミネザクラがひっそりと、でも驚くほどたくさん花をつけている。山頂のミネズオウは、ほんの少しだけど開花が始まった。来週はかわいく咲きそろうのでは。不忘山との鞍部、細尾根の稜線が南蔵王の花の名所。すぐにユキワリコザクラが迎えてくれて、あとはハクサンイチゲとミヤマキンバイとコザクラの道となって、不忘山頂まで続いている。ユキワリコザクラは今がピークかな。ハクサンイチゲは花芽がたくさん。あと一週間後が満開でしょう。
のんびり歩き、不忘の頂で少し休憩。さらに花の道は続き、カエル岩の下のザレ場まで途切れることがない。滑りやすい急坂を降りて、長い花の旅が終わる。いつも美しくそして少し厳しい初夏の南蔵王周回路である。
こんばんは。ご無沙汰しております。
昨日はとても天気が良く大展望の一日だったようですね。
私は職場からハッキリと見える南蔵王の稜線を指をくわえて眺めておりました。
高嶺の花が気になっておりましたので、写真がとてもありがたかったです。
38番と39番の写真は並んで見るとパノラマ写真の様で素晴らしいですね。
南蔵王は毎年訪れたい場所の一つですが、スキー場へ下る粘土質の長い道がどうにも苦手です。
EaglesDesさん、こんばんは。お勤めは仙台方面ですか。
私も今年旧職場から頼まれてまた働いていました。職場からは栗駒と焼石が見えますよ 月曜はお休みなので、定番ですが、南蔵王へ。
花は来週末がベストでは。いろいろ咲きそろうと思います。お天気もよさそうですので、訪問なさってくださいね。
ここの泥濘の道は相変わらずです 綱渡りしながらそろそろ歩きました。硯石コースだと泥濘がなくてとてもいい道ですよ。カエル岩で合流します。出発点の標高が100m位下がりますが、上部の展望もよくとても歩きやすいですよ。
不忘山もお花の時期が来ましたね。
お花情報ありがとうございます。
私はあの泥濘とわかっていても登りたくなる山です。
日曜日に行ければ行ってみます。
宮城NO1の花の回廊ですので、週末は晴れたら結構人が入りそうですね
高嶺の花はカエル岩直下からですので、juanさんにも硯石コースをお勧めします。下部は走れますよ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する