倉戸山(自然教室 奥多摩登山塾 「道迷いスポットを巡る 」に参加)
- GPS
- 05:05
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 798m
- 下り
- 721m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:倉戸口バス停(青梅線 奥多摩駅まで約25分、390円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に急坂が多く、迷いやすい箇所も多いです 地図やGPS等を確認し、注意しながら歩く必要があります |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
タオル
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感想
普段の山行は単独が多いです。遭難しないために、よく歩かれているメジャーなコースにしか行かないようにしています。
奥多摩エリアにも「ここは絶対行かない」と決めているところがいくつかあるのですが、榧ノ木尾根はそのうちの一つでした。
絶対に行くことはないだろうなと思っていましたが、奥多摩ビジターセンターのイベントで榧ノ木尾根に行く企画を見つけ、「講師付きなら安心だろう!」と参加してみることにしました。運よく当選!
【講習の感想】
ざっくりですが今回の講習で印象に残ったポイントは以下の通りです。
事前に地図読み入門の本を一冊読んでから行ったのですが、本に書いてある内容を、実地で体験できたという感じです。
・国土地理院2万5000分の一地形図の登山道の表記は古いことがある。
→山と高原地図やインターネットの情報で最新のルートを確認。
(今回の例でいうと、女の湯バス停から倉戸山へのとりつきポイントの記載が古いです。正しくはバス停からほんの少し奥多摩駅方面にもどり、トンネル手前、右横からとりつきます。)
・国土地理院2万5000分の一地形図の登山道の表記は結構ざっくり。つづら折りの道が直登になっているなど。
→赤テープや踏み跡を要観察。
・尾根を下山する際は別の支尾根に引き込まれることがある。特に直進する方向に登山道ではない尾根があるときなど。
→事前に地形図から支尾根が出ているところをチェック。チェックした個所から辿るルートの傾斜が想定と合っているか確認。変だなと思ったらGPSで現在地確認。
・幅広の尾根は地形上の目印が乏しく道がわかりづらい。
→赤テープを要観察。ルートの傾斜が想定と合っているか確認。変だなと思ったらGPSで現在地確認。
・踏み跡がわかりづらいシーズンがある。
→落葉や積雪の時期には自信のないルートには行かない。
最近はスマートフォンのGPSが気軽に使えるので、地形と照らし合わせながらこまめに現在地の確認をしようと思います。
【ルートの感想】
女の湯から倉戸山へのコースはとても急でしたが、新緑のきれいな広葉樹と針葉樹林のミックスで奥多摩らしさを感じました。
榧ノ木尾根は道迷いのイメージがあり暗くて怖い感じなのかと思っていましたが、なだらかな幅広の尾根で歩いていて気持ちよかったです。(今日は連れて行ってもらっているので今でも一人で行けるとは思いませんが。。。)
倉戸山から倉戸口のコースは女の湯からのコースほどではありませんが、それなりに急で、狭いトラバース道もあります。トラバース道ではない普通の斜面で一回滑ってお尻をついてしまいました。
今後もメジャーなルートに行くことが多くなると思われますが、詳しい方と行く機会があれば積極的に挑戦してステップアップしていきたいと思います。
本日は奥多摩ビジターセンターで開催された『自然教室 奥多摩登山塾 「道迷いスポットを巡る 」』に参加しました。
講習会に参加するのは今回が初です。
今までの登山ではヤマレコMAP等のアプリで他の方が歩いた軌跡を追いながら歩いていました。
今回、初めて国土地理院の地形図を観ながら歩きました。
ビジターセンターの方が国土地理院の地形図で現在地を教えてくれたので、
地形図の見方に慣れていない私でもわかりやすかったです。
今回、初めて地形図を観ながら歩いてみて、
・地形図には記載されていない道がある
(女の湯バス停からのルートは旧道が記載されている)
・等高線は10m間隔のため、10m未満の窪みは記載されていない
など、地形図の読み方にも注意する必要があることに気づきました。
地図を読むにしても、山に登る前にコース状況を把握しておく等、事前の準備が必要ですね。
講習のほうはビジターセンターの方が現在地についてや道迷いのスポット等、丁寧に解説して頂き、わかりやすかったです。
偶々、遭難を経験された方もいらっしゃっていて、その際のお話を聞けたので、貴重な体験ができました。
ちなみに、今回の講習会は定員20名のところ、40名以上の応募があったみたいです。
新聞等で宣伝していなくてもこの人数、思ったより競争率が高いですねー。
秋に読図講座が開催される予定なので、参加してみようと思います。
■覚書
・去年、倉戸山付近で道迷い9人(8割は下山途中)
・女の湯バス停から倉戸山の道では4人(1人は登り、3人は下山)。
ガイド本では下山で使用していることもあるが、下山時は使用しないほうが良い。
・110番すると、警察に位置情報が送られる。警察から指示がない限り、電波が届く地点で動かない方が安全。
・遭難した際は上を目指す
・倉戸山周辺に貼られてるピンクのテープは水道局が貼ったテープ。登山用のテープではない。
・赤のテープが登山用のテープ。こちらを目印として活用するが、頼りきらずに地図、コンパス、GPSも活用する
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