奥比良縦走 武奈ヶ岳→蛇谷ヶ峰 西南稜は赤いお花が満開


- GPS
- 07:33
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,462m
- 下り
- 1,481m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:27
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(実際は8:50着) \1000 交通系カード使用可。 臨時便も出てバス2台がほぼ満員。 並んだ順に2台のバスに順番で着席させ、全席が埋まったところで 立ち席の人たちを乗車させる方式。 30分前に並んで2台目に座ることができた。 復路:くつき温泉てんくうの無料送迎バス(17:15発、これが送迎バスの最終便)で 朽木学校前バス停へ。 江若バス 朽木高校行き 朽木学校前17:42発→安曇川駅18:19着 \740 交通系カード使用不可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所なし。 道標がしっかりしているので道迷いの心配はない。 全体を通して階段等がなくて歩きやすいが、蛇谷ヶ峰からの下山路のみ階段が続く。 |
その他周辺情報 | くつき温泉てんくう \600 |
写真
感想
梅雨入りしたものの爽やかな日が続いてますねぇ。比良に通っているとはいえ、なぜか武奈ヶ岳〜蛇谷ヶ峰の稜線をつないでいないので、日が長い時期ならではロングコースを選択。歩くのが早くないので、何とか明るいうちにくつき温泉に下山できればいいな、みたいな感覚でとりあえず行ってみよう!
ちょっとでも出発時間を早くするために、出町柳からの京都バスを利用。土曜日なのに人がいっぱいでビックリ。隣に並んでいたおじさま曰く、先週もこれくらい並んでいたとか。よく比良に行くようなのでお互いにいろんなルートのお話をして楽しい待ち時間を過ごすことができました。それにしても、早くから並んでいる人をまず座らせてから後に並んだ人を乗車させるという京都バスのシステムはGoodです。ちなみに臨時便は1台しか準備できないらしいので、どんなに多くの人が並んでいても、バスは定期便との計2台しか出ませんのでご注意を。
やっぱり武奈ヶ岳は超メインなので御殿山コースは人が多い。このコースは最初が急登なのでまずはゆっくり行かないと後でバテちゃうかもと思って、ペースを上げ過ぎないように歩いていたら、山と高原地図のコースタイムと変わらないペース。本当に明るいうちに蛇谷を越えて下山できるんだろうか?と不安になる。急登でストレスがかかったのか血糖値が予想外に急上昇。普通なら動くと血糖値が下がるし、昨夕は仕事の関係で少々アルコールを飲んだから糖新生が少々抑制されてるはずなので低血糖気味になると思っていたのに全く逆に推移。これも不安材料。
そうそう、これまで血糖測定は指先にプチっと針を刺して血液で測らないといけなかったけど、腕に装着したセンサーでピッと測れる血糖測定器(保険適用外なのでちょっとお金がかかる)をゲットしたので、血を出さなくても気軽に測定できるようになったんです。どんな時にどのように血糖が変化するか、低血糖になりそうかとかがすぐにわかるので、特に登山の時は非常に便利。今回も登山中の血糖変化をリアルタイムで見れたので、今後の血糖コントロールに活かせます。私のような1型糖尿病患者には大変役立つので早く保険適用にならないかなぁ。
話が完全に脱線してしまいましたが、本筋に戻します。
御殿山に近づくとお花が迎えてくれました。特に、御殿山から西南稜の下半分は、ヤマツツジのオレンジと、タニウツギのピンクと、ベニドウダンの真紅、の赤系統のお花が満開。赤い花の競演状態でした。西南稜は遠くから見ても、ヤマツツジのオレンジ色がちらほら見えてました。先が長いのに、ついついお花の写真を撮ってしまいます。予想以上にお花があったので元気づけられました。また、西南稜の上部は日影がないけど、涼風が吹いていたのでとっても気持ちよく歩けました。
武奈ヶ岳はまだ11時過ぎというのに多くの人がランチしてました。これからどんどんと人が増えるんでしょうね。ここからさらに北に向かって進みますが、人にほとんど出会いません。細川越からちょっと登ったところにサラサドウダンが残っていたのがちょっと嬉しい。静かな登山道を登って釣瓶岳に到着。展望はあまりありませんが山頂を独り占めでランチ。ちょっとハエがいましたが、ディート30%含有の虫よけ剤(医薬品)を噴霧するとうるさくなくなりました。日陰で涼しくのんびりできました。
ここからイクワタ峠のちょっと先までは展望が良い道。日影が少ないけど涼風があったので気持ちいい。そのうち樹林帯歩きになったけど、木漏れ日があって暗い感じではない。地蔵峠付近が林道と交錯していて迷いやすいとの情報があったが、林道に入り込まないようにトラロープが張ってあったり、短い間隔で種々のテープがあるので、全然迷う心配なく歩ける。イクワタ峠から北側はトレランのレースがあったりするので、特に丁寧にテープ等がつけられているような気がする。ちなみに、イクワタ峠〜蛇谷ヶ峰は初めて歩くコース。このあたりは山と高原地図のコースタイムよりもちょっと短い時間で歩けてるので、何とかゴールまで行けそうという気になってきた。釣瓶岳付近で2名+1名にあった後は誰とも会わず、静かな山歩きです。静かといっても、鳥の声やハルゼミの声は時々聞こえてきます。
須川峠(ボボフタ峠)で最後の登りに備えて腹ごしらえ。プチっとインスリンも追加投与。最初は緩やかな登りだけど、西に方向転換すると最後の急登。さすがに疲れてきたので登るパワーが不足気味。登り切ったところで、血糖値もちょっと低くなってきたこともありちょっと補食してると、トレラン人たち6名が元気に走りすぎていきました。権現山から走ってきたとか。久々に人を見ました(笑)
さて、ゆるゆるとひと登り(半登り)で蛇谷ヶ峰の頂上に到着。予想よりも1時間も早く到着できました。蛇谷は雪の時期しかも天気が悪いときにしか来たことがないので、山頂からの展望は初めてだし、三角点もお初です。
ゆっくりしたいのですが、まだまだ下りが待ってますので、後ろ髪ひかれながら下山開始。ここまでの道中、階段がほとんどなかったので、最後の階段地獄が堪える。この階段地獄をコアジサイに励まされて下ります。釜ノ谷への下りの途中の崩壊した桟道は、雨や雨上がりで濡れているときは絶対に通りたくない!本日一番の危険箇所かと。最後にササユリ1輪に出会えてよかったです。
ついに、くつき温泉てんくうにゴール!まさか16時台に到着できるとは想定外です。
荷物も特に軽くするわけでもなく、いつもと変わらないくらいの10kg弱くらい担いで、本当に頑張って歩いたと自分を褒めてあげたい気分です。
送迎バスは17:15分発。その前は16:15分発。もうちょっと早ければ前のバスに乗って、朽木学校前発17:00の出町柳行の京都バスに乗れたのに残念。バスまでの時間が中途半端だったので(40分ほど)、お風呂に入ることができなかったこともちょっと残念。でも、送迎バスの最終便に間に合っただけでも十分に儲けもんです。
送迎バスの乗客は、トレランの6人衆と単独行のお兄さん。皆さん入浴してさっぱりされてました。私だけが汗臭い。。。。単独行のお兄さんは、出町柳からのバスできて、坊村から同じコースを歩いてきて15:15に到着したそうです。武奈ヶ岳からは誰にも会わなかったとのことで、さすがに歩くのが早いですね。
何とか奧比良縦走を達成できて大変充実した1日でした。
コメント
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いろんな赤いお花
6月になっても晴天が続き、いい山登りができてますね
だんだん早くなって、距離も伸びているのでは?
これから暑くなると思うので、
あまり無理せず、山楽しんでくださいね
ueharuさん、こんばんは
無理はできないけど、体が軽くなっていい感じで動けてます
梅雨入りしたとは思えない天候で、
ueharuさんも新天地で
新しいいろんなお山に挑戦しているようで何よりです
いいお山がありましたら、ぜひ例会で案内をお願いしますね
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