豊平川本流遡行 ＃至高の一滴を求めて

2017年06月18日(日) [日帰り]

• GPS: 07:33
• 距離: 14.2km
• 登り: 481m
• 下り: 477m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:30

8:30 スタート地点
8:45 8:45 入渓地点
9:40 9:50 755二股
11:40 11:40 1040滝
12:15 12:15 1128峰と小漁岳のコル
12:30 12:40 1128峰山頂
14:00 14:20 855二股の下（ラーメンタイム）
15:00 15:00 755二股
16:00 ゴール地点

天候

終日ピーカン。沢日和

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道230号線　札幌から定山渓トンネルを越えた先の林道を21キロ走る。往復ともに1時間20分かかった。これが核心部ともいえる。普通乗用車であるところのマイカーでは泣きが入りそうな箇所もあった。できればジ●ニーとかで来たいところ。
林道入り口にゲートがあるので石狩森林管理署に入林申請を。

コース状況／危険箇所等

札幌市内でありながら人里と隔絶されているため、アクシデントがあった場合いろいろ大変。1127峰山頂からは携帯通信可能（docomo）

その他周辺情報

定山渓温泉至近のため、温泉には事欠かない。

写真

6/18 8:02

駐車地点の橋の上から。

6/18 8:46

にゅう★けい

6/18 8:49

突然の人間の登場に鴨（？）のコッコが逃げ惑う。
後ろで母鳥が気をそらそうと羽で川面を叩く。
危害を加えるつもりはないのだけれど、この瞬間わたしは完全にファミリーの安全をおびやかす悪魔でしかない。
分かり合うって難しい。（いわんや人間同士をや）

6/18 8:50

河原には鹿の足跡がたくさん。幸い羆のそれは見つけられなかった。

6/18 8:51

6/18 8:54

スタートから30分で登場。
砂防ダムのような、でお馴染みの。
真ん中直登でシーズン初のシャワークライミング。3mくらいだけど。

6/18 8:57

なめる。

6/18 9:04

萌える。

6/18 9:07

ここからは、撮影者だけが盛り上がっている川の写真をお楽しみください。

6/18 9:30

好ましい。

6/18 9:39

清い。

6/18 10:10

エモい。

6/18 10:16

尊い。

6/18 11:07

標高上がってくるとところどころにシラネアオイ。

6/18 11:21

かろうじて残っていた雪渓。オマエも豊平川の一滴なのだね。

6/18 11:34

全然想定していなかったので突然の登場にたじろぐ。7〜8mくらい。

6/18 11:35

流芯右のクラックに手がかりを求める。シーズン一発目なので、かなりアガった。

6/18 11:45

最初の一滴としよう。

6/18 11:48

流れのある所で500mlいただく。冷たくて美味い。

6/18 11:56

コルへ詰める。かろうじて沢型が残るのがありがたい。

6/18 12:15

稜線に出る。分水嶺かつ市町村境界。つま先から向こうは千歳市。

6/18 12:23

漁岳。小漁岳は左の陰。

6/18 12:29

オコタンペブルー。

6/18 12:33

徳峻瞥とかホロホロのあたりだと思う。

6/18 12:34

羊蹄山と尻別岳。さすがにもう滑れなさそう。

6/18 14:08

下りのヤブ漕ぎを終えて、河原で調理タイム。

6/18 14:10

絶望。

6/18 14:11

人類の獲得した知恵、割り入れ。

6/18 15:27

帰りは写真が少ない

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

装備

個人装備

ツェルト(1) ロープ(8mm×20m) カラビナ(3) スリング(3) 沢靴 沢靴下 沢タイツ(1) 上着 防寒着 行動食 昼食 非常食 ガスストーブ ガスカートリッジ コッヘル

感想

taxi

「札幌の母なる川たる豊平川の、最初の一滴でサッポロ一番を食べる」
ちょっとどうかしちゃってるとしか思えない愛郷心あふれるコンセプトで今シーズンの沢はじめ。

小漁岳まで行こうとコルへ詰めたけど、ヤブ漕ぎが辛すぎてganさんの本に載っている1127峰までいってお茶を濁す。下りは南側を下降したが沢型にあたるまでの下りのヤブ漕ぎもなかなかしんどい。最近ゆるふわ沢登りばかりだったツケか。

とはいえ天気最高で、うわさのナメも文句ない素晴らしさ。良い沢はじめでした。


彼方からの手紙／スチャダラパー
https://www.youtube.com/watch?v=2Gu8JWRnOrE

川のはじまりを見に行くと言えばこれ。ジブン渋谷系世代なンで。

コメント

でぃお

はじめまして！
久しぶりにこの沢の、いや川の記録を見ました。
やはり素敵なところみたいで札幌市民沢屋としては行かねば！
と、毎年思いながら、林道が迷いそうで怖気づいています。
かなり迷いますでしょか？地形図見てたら行けそうですか？
てか林道も地形図どうりなんだろか…。

taxi

Re: はじめまして！
コメントありがとうございます。
わたしも初めてでしたが、ganさんの沢登り本を参照して、2万5千地形図にある程度あたりをつけて林道走ったらたどり着くことができましたよ。
出だしはいくつか同等の道幅で分岐があるので確認しましたが、中盤からは「明らかに車がはしれそうな道」は限られるのであまり悩みませんでした。GPSも併用しましたが、地形図を追っていった方がわかりやすかったです。
それよりなにより、道の状況があまり良くないので、「ここでスタックしたら…」とか「腹をこすらないか…」とかに神経がすり減りました。。。

札幌の母なる川の最初の一滴をぜひ訪れてください！