スパトレイル2017(四万〜草津 72km)★無念のDNF


- GPS
- 07:49
- 距離
- 46.4km
- 登り
- 2,125m
- 下り
- 1,779m
コースタイム
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
行きは「中之条駅前」下車、帰りは「草津温泉BT」より乗車。 前日に「中之条中学校」で受付&ブリーフィングを済ませ、四万温泉などで宿泊する必要があります。 スタートは「四万温泉桐の木平駐車場」、ゴールは「草津国際スキー場」です。 |
写真
感想
5月の彩の国100kmに続き、またもやDNFしてしまいました(T_T) スパトレイルはホスピタリティが高いことで有名なレースだったので、ゆっくりでいいから笑顔で走り切ろう!と前々から楽しみにしていましたが、途中から胃腸トラブルによりパフォーマンスがガタ落ちになり、辛いだけで楽しめなくなりました…おそらくハンガーノックと脱水がダブルで来たのかと。顔がむくみ、意識がもうろうとしていました。
今思うと、大会の準備や応援をしてくださった大会スタッフやボランティアの方々に申し訳ない気持ちになります。
5月の失敗もあり、万全の体制で臨んだはずの今大会、何がダメだったか冷静に分析して次に生かす必要があると強く反省。そういうわけで今回なぜ胃腸トラブルが起きたのか、自分なりに調べてみました(お忙しい方は読まなくて結構です)
まず、トレランやマラソンの胃腸トラブルについてネット検索したところ、それに関する記載のあるブログは多数ありましたが、専門家が書いているわけではないのでいまいちピンときませんでした。次にAmazonで書籍を検索。すると「RUN+TRAILVol.18 2016年 06 月号」のテーマが「強胃」ということでヒット。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01E7KC7DQ/joeblack0a-22/ref=nosim/%22%20name=%22amazletlink%22%20target=%22_blank
まさに私が求めていた内容。早速kindle版で購入して読んでみました。科学的に分析しており腑に落ちましたので、参考までに内容を簡単に列挙します↓
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・ロングレースなどで胃腸トラブルで途中棄権する選手は案外多い。
・しかし、いまのところそのメカニズムの多くが医学的に解明されていない。
・症状には個人差があり、発症しやすい人、しにくい人がいる。
・本誌では、取材を通してその原因を引き起こしている可能性があるものを9つ挙げている。
(1)急性出血性胃炎…運動などのストレスにより胃酸過多になり胃を傷つける
(2)逆流性食道炎…逆流を防ぐ弁が上下動の運動により不調になる
(3)脱水…脱水が進むと胃腸への血流が減ってしまい機能が低下する
(4)血流低下…運動中は血流は肺と筋肉に集中。消化能力が低下する
(5)内臓疲労…筋肉以上に回復に時間がかかるため、連戦などで胃腸は疲労が残りやすい
(6)圧迫性胃腸障害…フォームにに問題があり、胃腸を圧迫してしまう
(7)上下左右の振動…トレイルでは胃腸が揺さぶられやすい
(8)着地衝撃…下りのフォームに問題があり、腹部に衝撃を受けてしまう
(9)ロキソニン服用…副作用で胃腸障害を引き起こす
・医者でありランナーでもある小野木氏の経験によると、ランニング中の胃腸トラブルの90%が(1)急性出血性胃炎とのこと。よって、トラブルを回避するには胃酸の分泌を防ぐことが大事。心配な人はH2ブロッカー(ガスター10など)やPPI(プロトンポンプインフィビター)などを前日夜から服用するのがよい。
・下りでの着地衝撃のボディブローを軽減するには、斜面に対して体の軸を垂直にした走りを心がけるのが大事。
・トップアスリートを支えるべスパ斎藤氏によると、レース中に発生した胃腸トラブルがレース中に回復することはあり得ないとのこと。よって、スタート地点の健康度合がとても大事。事前に自分の肉体的なこと(発汗量や必要塩分量)や内臓の健康度、体に貯めたエネルギーが十分かどうかなどを把握して気を使うべき。
これ以外にもためになる記事が掲載されてますので、同じ悩みをお持ちの方はぜひ読まれてみてください。
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