晴れてる山はどこだ?岩手山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,410m
- 下り
- 1,392m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料(台数は第一から第三まで駐車場があってのでかなりの数停められると思う) ポスト、トイレは登山口にあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂まで非常に良く整備された登山道です。 3合目から新道と旧道に分かれます(八合目で合流) 新道 基本樹林帯を歩きます。 眺望はたまに開ける展望ポイントからぐらいですが、歩きやすくシラネアオイ、サンカヨウなどの花が登山道脇にたくさん。緑と花がとても気持ちいいです。 旧道 ザレた岩場を比較的真っ直ぐに登ってゆく感じです。 眺望は抜群ですが火山特有の砂礫と岩で少し歩きにくいと感じるかも。 真っ直ぐな分急だと思います。 遮るものがないので思いっきり日が当たります。 花の植生は旧道と新道では共通するものもありますが比較的様相が違うのが面白いところ。 ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、イワカガミ等 八合目の水場は現状はとても豊富で冷たくて美味しい水がたくさん出ていた。 地元の方曰くこのぐらいしか雪が無いと真夏は枯れるかもと。 |
その他周辺情報 | 温泉は探せば多数。 特に八幡平方面には有名どころが。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|---|
備考 | 重量12キロ+薪でたぶん登りは14〜15キロぐらい |
感想
晴れてる山はどこだ?
梅雨に入ってから休みとお天気がなかなか噛み合いません。
連休の少ない日帰り族の自分にとっては大きな山や遠くの山はなかなか気合入れないと行けないんだよね。千葉に住み始めた昨年ぐらいから静岡よりは少し近くなった東北方面の山行計画のストックがたくさんあったので天気予報をみて、日本列島で晴れ間が広がってるのは沖縄と、北東北だけだったのでじゃあ行こうじゃないかと結構遠いとこだけど岩手山へ出発。
仕事→帰宅→シャワー浴びて荷物詰めて出発。
500キロちょいの距離をひたすら4号線を北上して9時半ごろ登山口の馬返しへ。
広い駐車場にはそこそこ車が停まっていました。
支度をして馬返しのキャンプ場は気持ち良さそうだなと思いながら登山口を出発。
緑の濃い気持ちいい樹林帯から歩き始めます。
八合目の小屋で使う薪の歩荷に協力をって書いてあったので少しだけですがザックのギアポケットやサイドにくくりつけて薪を歩荷します。
事前に知ってっりゃぁもうちょっと担げる準備してきたのに。
一合目、二合目・・・と指標があるので現在地はわかりやすいです。
新緑がとても綺麗でこの時間の登山開始にしてはそこまで暑くないかな?
快適です。
五合目ぐらいからところどころ視界が開ける場所が出てきて、盛岡の町並みや平野部が綺麗に見えます。向こうに見えるのは早池峰かな。
六合目の少し上の開けたところで一息。
優しい風が吹いていて気持ちいいです。
遅い出発だったので登る人は殆ど見かけず、下ってくる方とご挨拶したり少しおしゃべりしたりしながらのんびりと登りました。
登山道脇には自分の好きな花シラネアオイとか可愛いサンカヨウとかがいたるところに咲いていてテンションが上がります。
七合目から山頂がどーんと現れます。
いかにも火山って感じの山頂は迫力ありますね。
八合目の避難小屋で担いできた薪をおろし、少し休憩。
水がたくさん出てて、ごくごく飲みました。
冷たくて美味しかったなぁ。
(地元の方曰く今年は意外と雪が少ないから晩夏ぐらいには枯れちゃうんじゃないかって)
さて、山頂に向かいます。
岩手山は独立峰なので結構風が強いことが多いそうですがこの日はそよ風程度。
晴れてるし、風も弱いし、開山前だから人も少ない。
大当たりじゃないかな。
浅間とか富士山とかみたいな砂礫の道を登り火口へ。
ここから時計回りにお鉢を一週回ります。
山頂からの景色は素晴らしく、今日のもう一つの候補だった秋田駒、縦走路の延びる八幡平、その他東北の山々が綺麗に見えます。
貸切の山頂で少しのんびりして、お鉢の残り半分を歩きます。
火口の中も歩けるので下に下りてみると崩れちゃってるけど神社がありました。
この辺りは少し噴気も上がっています。
この山も生きてるんだね。
コマクサが咲いてるかと思ったけど残念ながらまだつぼみと言うかそれよりもうちょっと前の状態。7月以降かな。
不動平の避難小屋をちょっと覗いて、八合目避難小屋に戻ります。
簡単な食事をしてコーヒーを淹れ、休憩してる方とおしゃべりしながらのんびりと過ごします。この時期は日が長いので遅い出発、登頂でも焦らなくて良いですね。
とはいえ15時過ぎたからそろそろ下る準備しなきゃ。
下りは旧道を行く事にしました。
三合目から新道、旧道に分かれ七合目で合流するんだけど、個人的には新道は樹林帯を進むように歩きやすく整備された道、旧道は砂礫と岩の尾根を直登する感じで、旧道は景色は素晴らしいけど結構急で歩きにくい感じかね。
あと遮るものがないので直射日光や風なんかに晒されることになると思います。
面白いのはすぐ隣の尾根なのに咲いてる花なんかが全然違う事。
日が当たるところと樹林帯の差かな。
駐車場がずっと見えていてあそこまで下るんだ・・・・
と思いながらも意外と早く樹林帯までは戻れました。
新道と合流し、傾斜が緩やかになってきたら登山口に到着。
登山口の鬼又清水で頭からじゃぶじゃぶ水をかぶり今日の山歩きは終了。
お天気にも恵まれ豊富な高山植物あ花も楽しめ、遠くまで来た甲斐がありました。
さぁ、温泉入って長い道のりを帰るぞ。
盛岡で焼肉と冷麺を食べて栄養補給して500キロ超の道のりを帰ります。
翌朝自宅についてメーターを確認。
1137キロの旅でした。
仕事行く前にシャワー浴びて洗濯と荷物の片付け、山の余韻に浸るぐらいの余裕はあったけど下道日帰りはこのぐらいの距離が限界かな。
今回もとても良い山でした。
あっ、そうそう、最近虫除けの強いヤツが出たので試してみました。
虫多かったけど全く刺されず。
年中、半袖短パンの身としてはありがたいです。
しかし、1,137kとは、流石です😅
コメント頂いてたの気づかずかなりの遅リプになっちゃいました(ノ_<)
この時はかなり気合い入れて運転しました。
計画はずっと練ってあったので前日晴れそうだったからすぐに計画実行でしたよ。
花はとても良かったです。
コマクサ見るならもうちょっと後だったかな
とんでもないです、ありがとうございます。
最近のTLはお花が沢山アップされてるので、見てるだけでも楽しめますね~
最近、まめぴょんさんのホーム、富士山行ったことが無いので、登ろうかなぁ~って考えてます。もちろん、無雪期で(^^;)
富士山真夏のピークを避けて、マイカー規制が終わった頃が良いですよ。
植物は無いし登山道は変化がないけど遠望利けばどこもかしこも自分より下ですからね。
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