早池峰(東京から日帰り、ハヤチネウスユキソウはもう少し）

2017年06月28日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.0km
• 登り: 862m
• 下り: 844m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:54
• 休憩: 0:38
• 合計: 4:32

10:43 河原坊
10:56 10:56 小田越
11:17 11:17 御門口
12:01 12:01 御金蔵
12:17 12:17 天狗の滑り岩
12:29 12:30 剣ヶ峰分岐
12:35 12:35 門馬コース分岐
12:45 13:20 早池峰山頂避難小屋
13:32 13:32 剣ヶ峰分岐
13:54 13:54 御金蔵
14:44 14:46 小田越
15:15 15:15 河原坊
15:15 ゴール地点

上り
10：43　河原の坊
10：56　小田越
11：17　一合目　御門口
12：01　五合目　御金蔵
12：29　剣ヶ峰分岐　12：30
12：45　早池峰山　
下り
13：20　早池峰山
13：54　五合目　御金蔵
14：44　小田越　14：46　
15：15　河原の坊

上り（小田越から）
1：47
下り
1：22
河原の坊ー小田越
下り　0：29　

天候

晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

電車

行き
世田谷自宅　4：50
東京駅　6：04発やまびこ41号ー新花巻9：07着
レール＆レンタカー利用（乗車券2割引き、特急券1割引き）
　駅近くのコンビニによって出発、ナビ経路で登山口までコンビニなし、
河原の坊　10：45
帰り
河原の坊　15：15
　道の駅早池峰で山バッチ、（500円）
新花巻　16：30
はやぶさ108号　17：19発ー東京19：56着
世田谷自宅　20：50

その他周辺情報

道の駅早池峰　山バッチ、

写真

6/28 5:06

恵比寿から山手線、5：12発、

6/28 5:43

始発前の新幹線ホームは閑散

6/28 5:43

始発のやまびこ41号6：04発です。

6/28 9:17

新花巻メイン駅前、本当に何もない、タクシー乗り場と駐車場、飲食店は向かいに1軒あるのみ、コンビニすらありません、駅中の売店か車で400mほどのセブンイレブン利用するしかない？

6/28 10:39

河原の坊登山口駐車場、50台ほどか、平日のみ利用可、この時点でまだ3割ほど。

6/28 10:40

向かいに休憩所、左はトイレです。

6/28 10:42

6/28 10:42

タクシーとバスがいる？ここから小田越まで乗せるのかな？

6/28 10:43

タクシーはもったいないので当然歩くことに、現在河原坊コースは閉鎖中です。

6/28 10:43

河原坊コースはロープで閉鎖、詳しく崩壊部の写真で説明してあります。

6/28 10:43

写真を見た限りでは復旧には数年かかるのではと感じます。

6/28 10:49

舗装路の道にも花が多く、気持ちよい。これはタニウツギ

6/28 10:56

10分ほど登ったところで地元の人に「乗ってくか？」と声をかけていただき、お言葉に甘えてしまった。

6/28 10:56

20分ほど時間短縮させていただき、ありがとうございました。東北の人はあったかい。

6/28 10:56

山頂はガスっている模様、

6/28 10:56

小田越には駐車場はありませんが峠を越え下り初めに5台ほどのスペースがあります、今日も満車でした。素直に歩きましょう。

6/28 10:57

反対の薬師岳はすっきり見えます。植生が全く違う不思議さ。

6/28 10:57

木道からスタート。

6/28 10:59

と思ったらすぐに終わり、樹林帯、

6/28 10:59

名物？クマよけ一斗缶、4，5所にあり。

6/28 11:00

こちらは年季が入っている。何匹かは追い返した実績ありか？

6/28 11:08

三里塚？どこからか

6/28 11:08

マイヅルソウ

6/28 11:09

携帯トイレ用ブース、

6/28 11:13

アカヤシオかな

6/28 11:14

反対側の薬師岳は緑の山、本当はあちらも行きたいところだね

6/28 11:16

20分ほどで樹林帯も終わり、展望が一気に開ける。
こちらは蛇紋岩の岩山です。

6/28 11:16

ここからはさえぎるものなしの登りが続く。

6/28 11:16

樹林帯を終え振り返れば小田越の登山口がだいぶ下に

6/28 11:16

東は三陸海岸、宮古方面なのかな、

6/28 11:17

特徴ある岩山ですね

6/28 11:17

一合目御門口

6/28 11:17

とにかく蛇紋岩は滑りやすい、

6/28 11:20

ミヤマハンショウツル

6/28 11:20

ナナカマド

6/28 11:22

ミヤマヤブキショウマ

6/28 11:22

ミヤマオダマキ、好きな花でうれしいがすごく沢山咲いてます。

6/28 11:22

なんともかわいい花です

6/28 11:23

ミヤマキンポウゲ？

6/28 11:23

コメツガの新芽

6/28 11:23

ここのコメツガは大きくは育たないのだろう

6/28 11:24

何度も撮ったお気に入りちゃん

6/28 11:24

グラデーションがきれい、花によって微妙に色が違う、それとない自己主張

6/28 11:24

これも多かったキバナノコマノツメ

6/28 11:25

これも多い、ミヤマシオガマ

6/28 11:26

6/28 11:26

登山道の右に左に花、はな、花、なのできょろきょろしながら登りタイムは上がらず、

6/28 11:27

ミヤマキンバイと薬師岳、

6/28 11:28

ミヤマオダマキ、つぼみは色が濃く、ハンショウツルと見間違える。

6/28 11:29

固有種、ピンクの花、ナンブトラノオ登場。

6/28 11:31

樹林帯を抜けここまで撮影に大忙し

6/28 11:31

あちらの花は全く違うという、この距離でね、

6/28 11:31

花巻方面

6/28 11:31

三陸方面、山の名前は全く分からず、

6/28 11:32

1500m超えでこの風景、

6/28 11:32

アルプスの3000m近くのよう

6/28 11:33

ミヤマシオガマ、ミヤマキンバイ、キバナノコマノツメが多い斜面

6/28 11:34

ハヤチネウスユキソウ、もう少しで開花

6/28 11:34

こっちももうちょっと、苞葉に白い綿毛が特徴的、

6/28 11:35

ミヤマキンバイは見ごろ、

6/28 11:37

20名ほどの団体さんもいた

6/28 11:37

6/28 11:38

孤高のミヤマハンショウヅル、咲いているのを撮れた、

6/28 11:38

ナンブヤブキショウマ

6/28 11:39

ナンブトラノオはかわいいピンク、虎の尾と似てるか？

6/28 11:40

ミヤマシオガマと終わりかけのチングルマ、

6/28 11:41

ハヤチネの名をもらったスターはあと1wくらいかな

6/28 11:41

主役、
花は見えてる

6/28 11:42

これは開花といってもいいのでは

6/28 11:42

ミヤマアズマギク

6/28 11:43

登山道両脇は高山植物の花壇のようです。

6/28 11:43

したばかり見ていたらいつの間にか青空が

6/28 11:43

まだまだ蛇紋岩ロードは続くね

6/28 11:45

6/28 11:45

6/28 11:45

なかなかの岩場が続くように見えますが見た目ほどではありません

6/28 11:46

山頂部は東西に長い尾根になってます

6/28 11:46

ちょっと平らな部分も、一休み

6/28 11:47

そして花壇と階段は続く

6/28 11:48

薬師の山頂を抜いた模様

6/28 11:48

氷河のモレーンのようですが、この山は蛇紋岩が侵食されてできた地形です。

6/28 11:49

こんだけ目立つ花は当然虫を呼ぶためだ、

6/28 11:50

みんな精一杯こっちのお店に、こっちが美味しいよ、とアピール。

6/28 11:50

6/28 11:56

6/28 12:00

ガスってきたー

6/28 12:00

五合目、

6/28 12:01

6/28 12:01

五合目の御金蔵

6/28 12:01

イワウメ

6/28 12:02

五合目から上部に見られます

6/28 12:02

五合目を抜けるといったん一面緑のハイマツ地帯

6/28 12:09

再び岩場になるとナンブイヌナズナ登場、

6/28 12:10

これでもかとたくさん咲いていてビックリ

6/28 12:10

密集バージョン

6/28 12:13

6/28 12:14

ばらけたバージョンも

6/28 12:15

どちらもいいね

6/28 12:16

ハヤチネウスユキソウ、ナンブイヌナズナの固有種コラボ。

6/28 12:17

名所？天狗の滑り岩のハシゴ、

6/28 12:18

トリックアートのようで実は思ったほど斜度はありません。

6/28 12:19

下は単線

6/28 12:19

上は複線になってます

6/28 12:20

6/28 12:26

チシマアマナはあんまりなかったな

6/28 12:28

ミヤマキンバイは下から上まですごいことに

6/28 12:28

ハシゴを抜けると稜線は間近

6/28 12:29

剣ヶ峰分岐が見えた、

6/28 12:29

6/28 12:29

剣ヶ峰分岐です、のこり400m

6/28 12:29

6/28 12:29

6/28 12:31

6/28 12:32

ミネザクラ

6/28 12:32

6/28 12:33

雪渓もわずかに残る

6/28 12:33

山頂部のわずかな稜線を楽しむ

6/28 12:34

雪渓の溶けたところから一番に顔を出すのはショウジョウバカマ

6/28 12:34

6/28 12:35

北からの登山道門馬分岐です

6/28 12:35

北部、山並みが幾重にも続く

6/28 12:36

ミネザクラ

6/28 12:36

コバイケイソウは高原野菜のよう

6/28 12:36

北面は南面ほど岩々してないのね

6/28 12:36

避難小屋のある山頂はもうすぐ

6/28 12:37

ミツバオウレンとイワカガミの仲良しセット

6/28 12:37

名前も知らないが緑の山並みが美しい

6/28 12:37

最後にわずかの登り

6/28 12:37

6/28 12:38

6/28 12:38

6/28 12:38

山頂部にもういっちょ雪渓、あるものを冷やすのに最適！

6/28 12:38

6/28 12:39

ちょっと湿ったところが好きな二人

6/28 12:39

6/28 12:40

ミネザクラは終わりだね

6/28 12:40

6/28 12:41

ナイスなところに雪、山頂までちょっともらっていく

6/28 12:41

おおーチングルマがいい感じ

6/28 12:43

縄張りだと言わんばかりに群生

6/28 12:43

6/28 12:45

山頂到着

6/28 12:46

地元の方とお互い撮り合い、最高です。

6/28 12:48

小さい祠、それに比べ剣がいっぱい、ここに写っているだけで10本はある、信仰の歴史が感じられる。

6/28 12:49

6/28 12:49

6/28 12:49

6/28 12:50

サラダチキンのスモークと雪で冷やした例のもの

6/28 12:59

山頂はミヤマキンバイが咲き誇る、イワベンケイも混じっているか

6/28 13:10

6/28 13:10

よーく見れば十合目と彫ってある、古い山頂石柱ですね。もうすぐ岩と同化し自然に帰りそうですね。

6/28 13:11

6/28 13:11

観音様

6/28 13:12

6/28 13:13

6/28 13:16

一等三角点、早池峰は百名山、花の百名山、新花の百名山、一等三角点山、北上山地最高峰、と結構なタイトルホルダーです。

6/28 13:16

早池峰なのか早池峰山なのか、どちらにしても早池峰といういい名前をいただきましたね。

6/28 13:17

6/28 13:18

岩頭にも剣

6/28 13:18

名残惜しいが帰京もあるし、雲も取れないので下山することに

6/28 13:18

6/28 13:19

なるほど単独で咲いているのを見ればナズナか

6/28 13:19

小広い山頂

6/28 13:19

6/28 13:20

山頂避難小屋

6/28 13:20

携帯専用トイレ

6/28 13:20

避難小屋内部はきれいです

6/28 13:21

携帯トイレは一つ400円です

6/28 13:21

携帯トイレ使用法です。あの高山植物帯では○○○はできませんよね、これだけ厳格なのはこの山位では？もっと広めたほうがいいのだろうけど、ちなみに携帯トイレブースがないところでも使えるのかな？

6/28 13:23

6/28 13:24

6/28 13:24

6/28 13:25

6/28 13:26

6/28 13:30

6/28 13:32

剣ヶ峰分岐を曲がれば下りだね

6/28 13:35

あっという間に八合目

6/28 13:35

あんな蛇紋岩の岩間にウスユキソウが

6/28 13:35

蛇紋岩好きなのね、ここが落ち着くのかな

6/28 13:37

6/28 13:37

6/28 13:44

ホソバイワベンケイももうちょっと

6/28 13:52

6/28 13:52

6/28 13:52

6/28 13:54

五合目、御金蔵

6/28 13:55

6/28 13:57

6/28 13:58

ハイマツの松ぼっくり

6/28 14:04

下界は晴れてる模様

6/28 14:07

ミヤマオダマキつぼみは濃い青、咲くと淡い青、変化も楽しめる

6/28 14:08

どれもあと少し

6/28 14:09

6/28 14:09

6/28 14:09

右下には車を停めた河原の坊が見える

6/28 14:09

6/28 14:10

三陸海岸の海も見える

6/28 14:10

6/28 14:10

6/28 14:14

下りは滑るので注意

6/28 14:14

6/28 14:14

6/28 14:14

6/28 14:15

よく踏まれた黒光りは要注意、

6/28 14:25

一合目まで下った

6/28 14:25

ナナカマドと薬師岳

6/28 14:26

6/28 14:26

6/28 14:26

6/28 14:26

6/28 14:27

この黒光りに気を付ける、

6/28 14:33

ナイスなイス

6/28 14:34

天然木を削っただけ

6/28 14:37

木道が見えたらもうちょっと

6/28 14:44

小田越到着、ゴール手前200mでご老人が動けないと話が聞こえた、登った時に降りて行った団体さんのよう、大勢で対応してました。大丈夫だったでしょうがもう少しでゴールだったのに残念でしょうね。

6/28 14:44

6/28 14:45

薬師に登る方は見ませんでした。

6/28 14:45

6/28 14:45

右の路肩にはその団体さんのものとみられる車が数台停車中。

6/28 14:54

舗装路わきの花、不明

6/28 14:54

ミヤマキンポウゲ

6/28 14:55

舗装路の下りは嫌い、期待はしてないが、帰りは上りのようにはいかず。

6/28 14:57

6/28 15:02

こんな道を歩く

6/28 15:04

スダヤクシュ

6/28 15:15

復旧することはあるのだろうか？

6/28 15:16

6/28 15:19

駐車場に咲いていたヤマオダマキ

6/28 15:44

車で20分ほど下った道の駅はやちね、ここで山バッチ売ってます

6/28 15:44

登った早池峰方面は雲の中だ、ふもとはよく晴れていた

6/28 16:39

新花巻駅、駅レンタカーは軒下のプレハブ、満タン返しですが最寄りのスタンドまでまさかの6kmあります。往復15分ほど、遠い！ガス代は1000円ちょうどでした。

6/28 16:55

駅中の唯一の食堂兼お弁当販売、お弁当は10種類以上の写真がありますが売られているのは海鮮の銀河SL弁当か幕の内の2種類。

6/28 17:11

どこにも行くところはないので駅中の売店でお土産物色して

6/28 17:11

直近のはやての指定席を購入して帰ることに、（はやては全席指定、自由席だと1時間後になる）

6/28 17:13

山頂は雲だったが駅からは快晴の空が広がっていた

6/28 17:13

6/28 17:14

新花巻のホーム

6/28 17:14

6/28 17:17

はやて入線、いくつになっても電車好き

6/28 17:19

ネーミングはロマン銀河鉄道SL弁当だが、、、

6/28 17:20

中身は海鮮ちらし寿司のよう、いくらやとびこが輝く星かな？意味不明だがなかなか味はよろしい。ロング缶を飲み終えたら、銀河の夢でも見ようかな。

6/28 17:45

どこまでも整然と続く田んぼ、美しいと感じるようになったのは大人になってからだ。

6/28 18:09

子供のころは単調でおんなじ田んぼが続く風景がつまらなく嫌いだったが、今では世界に誇れる美しい日本の風景と思う。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

Xperia Z3 SO-01G SONY

感想

reopapa

大都会の中心東京駅を出発し新幹線で3時間ほどで新花巻駅に降り立つ。
駅は新幹線開業と同時にできた。周囲にはのどかな田園風景が広がる。
ふるさと東北にもやってきた初夏の緑の風が心地よい。
しかし駅前にはコンビニすらない。聞けば駅から400m先にあるのが唯一のコンビニという。ここに都会の便利さは必要ないのかもしれない。
駅からはレンタカーに乗り換えアップダウンの快適な田園ドライブだ。
手入れの行き届いた田んぼでは農家の皆さんがあぜ道に同じような軽トラをとめ夫婦で農作業に励んでいた。
子供のころは単調で変化のない田んぼの風景が嫌いだったが、今では見方も変わり世界に誇れる日本の美しい風景と感じる。その世界一の米作りを成し遂げた裏には軽トラ夫婦の真面目によく働く生活があればこそと思う。
最近の糖質ダイエットなど目もくれずおいしいお米をいつまでもおいしく食べたいと願うばかりだ。
本論の山の話に
早池峰は蛇紋岩の山で関東の至仏山とよく似ている。
その特異な土の性質で独特の植生を生み出している。低いところから高山植物帯で固有種も多い。
花の開花時期がずれるため何度でも訪れたくなるのはよくわかる。
展望では尾瀬を眺望する至仏山には引けを取るかもしれないが花の種類の多さ、お花畑の広がりは圧倒的と思う。
東京から新幹線利用だと余裕だったが近くにあればなあと感じてしまう。
高校まで仙台にいたがいまさらながら登っておけばと後悔した。