平標山と和田小屋

2017年07月01日(土) 〜 2017年07月02日(日)

• GPS: 06:38
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,101m
• 下り: 1,092m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:13
• 休憩: 1:26
• 合計: 6:39

6:44 平標登山口駐車場
6:49 6:51 平標登山口
7:43 7:57 松手山コース送電鉄塔
8:44 8:44 松手山
9:46 9:46 一ノ肩
10:14 10:31 平標山
10:58 11:50 平標山の家
12:26 12:27 平元新道登山口
13:21 13:21 平標登山口
13:23 ゴール地点

人気の平標山、やはり素晴らしい。
ヤマレコ山行記録は花の写真が中心で登山道の状況がイマイチわかっておらず、松手山ルートの急登や長い長い階段で体力をかなり消耗してしまいました。
ブユが大量にいる想定で全身完全防備にしたこともあり、ゴアテックスレインジャケット、パンツの内側からビッショリになり、山頂手前の稜線では寒くて寒くて。
帰路の平標山の家の避難小屋に助けられ気分です。

天候

雨時々強く降る
稜線の風強く吹く

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平標山登山口駐車場を利用。
悪天候のためか、朝5時の到着時点で2台目でした。

コース状況／危険箇所等

よく整備されていて階段が各所にありましたが、結構きつい傾斜のため体力を消耗しました。
雪の影響なのか壊れた階段や、崩れかけた巻き道もありました。注意して歩けば大丈夫なレベルです。
強い雨が降れば当然ながら、登山道は沢と化します。勾配があるところは流れ落ち、勾配が緩むと水溜りになります。

その他周辺情報

下山後、翌日は苗場山に登るため和田小屋に宿泊しました。
プリンスグループの山小屋で快適です。マイカーで行ける山小屋(笑)

写真

7/1 5:00

登山口駐車場に到着。

7/1 5:52

先行車は1台だけでした。まぁ、こんな天気ですからねぇ。

朝5時に駐車場に到着しましたが、新潟県、長野県は雷注意報発令中。しかも長野県栄村に落雷の記録あり、しばらく様子を見ることにしました。

7/1 6:17

あれ、群馬県の女子高生が((((；゜Д゜)))))))

7/1 6:53

往路は松手山経由を選択。

7/1 6:55

林道から右に入ります。

7/1 6:55

標識は多く、迷うことはありません。

7/1 6:56

いきなりこの階段ですか...

7/1 7:11

ヤマツツジが盛りでした。

7/1 7:16

時々視界がひらけますが、天気悪し。

7/1 7:17

稜線に出て、気持ち良く歩きます。雨ですが。

7/1 7:25

花の名前は調査中。
あちこちで咲いていました。

7/1 7:47

鉄塔に到達。一時的に雨があがって小休止。
女子高生の先発隊が追いついてきました。

7/1 8:09

時々、岩が埋まった道になります。

7/1 8:13

いま歩いてきた巻き道を振り返って撮影。水平な道ではありません。慎重に歩きます。

ブユが飛びまくってます！ランダムに撮影した写真にもバッチリ。
この後、防虫ネットを被りました。

7/1 8:18

タニウツギでしょうか。

7/1 8:34

アカモノ。

7/1 8:34

マイヅルソウ。

7/1 8:35

この一帯は両側にアカモノが満開。

7/1 8:37

マイヅルソウも負けていません。

7/1 8:38

花の名前は調査中。
ツマトリソウに似ていますが、花弁の枚数が違います。

7/1 8:41

真っ赤ですが、これもサラサドウダンなのか。ベニサラサドウダンですかねぇ。

7/1 8:41

ベニサラサドウダンですかねぇ。

7/1 8:44

ハクサンシャクナゲもありました。

7/1 8:49

松手山にようやく到達。

7/1 8:51

気持ち良く歩ける稜線のルート。しかし目的地はまだまだ先。

7/1 8:52

花の名前は調査中。

7/1 8:53

葉の形からすると、ミヤマキンバイ？

7/1 8:53

サラサドウダン。
ベニサラサドウダン。
どっち？

7/1 8:54

うーん、わからん。

7/1 8:58

イワカガミ。八ヶ岳で見たのより淡いピンク色。

7/1 8:59

満開のハクサンシャクナゲ。

7/1 9:08

ゴゼンタチバナ。

7/1 9:17

まだまだ〜
女子高生達は、もうあんなとこまで...

7/1 9:21

ミヤマカラマツ？

7/1 9:37

ヨツバシオガマ？

7/1 9:38

あと少しか？

7/1 9:38

花の名前は調査中。
奥の方の
. .
W
みたいな模様がおもしろい！

2017.7.10
オノエランでしょうか？

7/1 9:41

ヨツバシオガマ？

7/1 9:56

山頂の手前でハクサンイチゲか見られました。今回見たかった花の一つ。

7/1 9:56

かわいいなぁ〜

7/1 9:58

ちょっとしたお花畑になってました。

7/1 10:04

花の名前は調査中。

2017.7.10追記
オノエランでしょうか。

7/1 10:14

お花畑から約20分歩いて、ようやく山頂に到着です。
横殴りの雨で、長くはいられませんでした。

7/1 10:15

遠くに残雪が。

7/1 10:27

仙ノ倉山まで往復する計画でしたが出発を遅らせたのでお花畑まで。

7/1 10:28

ハクサンイチゲが満開でした。

7/1 10:29

かわいいですね〜

7/1 10:30

チングルマの花びらが落ちたあとかな。

7/1 10:30

花の名前は調査中。

7/1 10:30

広い広いお花畑でした。
晴天で見たいな〜

7/1 10:32

三姉妹。

7/1 10:35

山頂に戻って来ました。

7/1 10:35

平標山の家方面に向かいます。

7/1 10:40

木道の多い道です。激しく降った雨が流れています。

7/1 10:53

仙ノ倉山方面に面白い形の残雪。

7/1 10:54

こんな道が続きます。かなりの勾配。逆回りだったら厳しかったかも。

7/1 10:57

サラサドウダン？

7/1 11:01

ゴゼンタチバナ。

7/1 11:03

花の名前は調査中。

7/1 11:04

マイヅルソウが密集。

7/1 11:05

白い線香花火のようです。

7/1 11:05

平標山の家に到達。
土砂降り強風のなか、ありがたい存在。

7/1 11:12

避難小屋を使わせていただきました。
ありがたや。

7/1 11:12

お湯を沸かしてインスタントコーヒーを飲み、体を温めます。

7/1 11:13

窓越しに残雪。

7/1 11:56

行動食を摂り、トイレ（有料）をお借りして再出発。

7/1 11:56

平標山登山口駐車場方面に。

7/1 11:56

女子高生の本隊が到着。お疲れさま〜

7/1 11:59

傾斜のきつい道は沢になってました。

7/1 11:59

靴の中が濡れてきた...

7/1 12:08

落ち葉の積もった階段は沢ではありません。

7/1 12:25

花の名前は調査中。

7/1 12:32

林道と合流。

7/1 12:47

延々と歩きます。

7/1 13:01

ゲートを横から通過。

7/1 13:07

橋の先で林道とお別れ。

7/1 13:07

暗い道を。

7/1 13:09

横には少し増水気味の川が。

7/1 13:13

岩だらけの道も混じります。

7/1 13:24

ギンリョウソウを見つけました。

7/1 13:24

登山口駐車場に無事到着。パックライナーの中身以外は全身びっしょり。

7/1 13:39

駐車場は帰りに600円お支払いしました。

7/1 15:25

駐車場を出てすぐ、マイカーのインパネに三個の警告灯が点灯点滅。かぐらスキー場の駐車場でエンジンを切ったら、2度とかからなくなりました。昨年1月と同じ症状、妙に落ち着いて色々手配しました。

予定通り、和田小屋に宿泊。混雑時以外はグループごとにカーテンで仕切られた部屋をあてがわれます。掛け布団はダウンでした。

雷清水の間。
本当は明日通過するはずだったのに...

豪華な夕食。

これまた豪華な朝食。
二食付きで8,000円。

7/2 6:29

日曜日の朝。苗場山登山は諦めましたが、食後に周辺を散歩してきました。
雨が止んで濃い霧が出てきました。

7/2 6:30

和田小屋の全容。

7/2 6:32

登山口はすぐそこ。

7/2 6:46

5分ほど歩いて、偶然！

7/2 6:46

サンカヨウが見たくて苗場山に来たので、登らなくても見られて超ラッキー！

7/2 6:47

散った花弁がガラスの破片のよう。

7/2 6:48

うっとり。

7/2 6:51

登山道から少し離れたところに一群の花。
花のつき方と葉っぱの具合から、ハクサンイチゲではないような。
チョウノスケソウか、チングルマか。

7/2 6:52

マイヅルソウの蕾を初めて見ました。

7/2 6:54

花の名前は調査中。

7/2 7:01

小さな小さなスミレでした。

7/2 7:01

ニッコウキスゲが一輪咲いていましたよ。

7/2 7:17

マイヅルソウ。

7/2 7:18

マイヅルソウのお花畑。

7/2 7:24

和田小屋の横っちょに。
ノビネチドリ。

7/2 9:56

車はキャリアカーに乗せられ、持ち主と一緒に自宅付近のディーラーへ。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-620 オリンパス

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 熊除け鈴

感想

show696

マイカーのトラブルで大幅に計画変更を強いられ、2日目に予定していた苗場山登山は中止としました。
けれど日帰りではつまらないので、和田小屋に泊まって翌朝に帰ることにしたのですが、悔しさを紛らわせるため登山口からゲレンデを少し歩いていたら、幸運にもサンカヨウに巡り会えて癒されました。
好天の日にまた来たいです。